あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

松本のワイナリーへ

2008-04-30 23:53:59 | 日々のこと


これ、どこだと思います?

なんとワインになるぶどう畑なのですよ。

たんぽぽがいっぱい咲いていました。

今回の松本行きにはいくつかの目的がありました。

ひとつは松本市美術館で草間彌生の作品を見ること。

もうひとつはジェレ・ブランシュさんでおいしいワインと楽しいチーズを頂いてくることでした。

今回の松本行きはわたしの食の師匠であるbleu et rougeさんに誘われて、行くことになったのです。

ワインはそんなにふだん飲まないのでこれはいい機会。

そんな流れで松本のワイナリーのぶどう畑にお邪魔してきましたよ。



まずはkidoワイナリーさんへ。

前日にジェレ・ブランシュさんで頂いた白ワインがとても美味しかった~。

そういえば、ぶどう畑って実際に自分の目で見るの初めてですね。


結構、低い位置に木がワイヤーに結ばれててちょっと痛そう。

なかなか日常でお目にかかれない光景です。



こんな風に品種毎に看板があってブロックに分かれています。

この色使い、なかなかシンプルでよいですね。こういう看板がかっこわるいとがっかりしちゃいますもん。



支柱の先にはこんな風にワインの瓶が逆さにささっててました。

青空が緑の瓶に透けて見える様は気持ちいいものです。

ワインを直売してたものの大人気で10くらいはある銘柄のうち2種類だけしか残ってませんでした。

赤と白がそれぞれ1種類あったのですが、試飲して美味しいなと思った白ワインに決めました。

さて、夕方まではまだ時間があったので、この近くの五一ワインさんへはしご。


こちらでもしこたま試飲して、もう気分はへべれけ。

ぶどうジュースもあってこちらも絶品でした。

赤ぶどうのワインがちょっと変わった味でいいなあと思い、購入しちゃいました。

やばい!京都から運んできた暁斎展の図録とワイン2本、さらに牧場で購入したチーズで荷物が倍増。

でもうれしい悲鳴です。なかなかこれだけのもの手に入りませんからね。

五一ワインさんのほうの畑も見学してきました。

なんと芽が出てきてました。


ぶどうってこんな芽だったんですね~。

初めて見るものに素直に感動。

なんだか小学生のような気持ちになりました。

大人の遠足、もりだくさんで大満足!
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絵画の冒険者 暁斎 Kyosai-近代へ架ける橋-(京都国立博物館)

2008-04-29 23:29:00 | アート系
土曜日に京都国立博物館へ行ってきました。

絵画の冒険者 暁斎 Kyosai-近代へ架ける橋-

なんかすんごいタイトルです。今回も京都に見に来てくださいってことですからね、これは行かなくちゃなりません。

巡回がないのをいいことに京都へ行く口実にしちゃってるなあ。

このあと、細見美術館へ行きさらに松本に15時に入るという無謀なスケジュール。

まあ、それはいつものこととして、今回ちょいと懸念してることがありました。

東京国立博物館のパスポートで見られる特別展6回の枠をすべて使ってしまってたのです。

これがあればチケットを買わずにすぐに列に並べるというメリットがあるのです。

昨年の狩野永徳展は活用しましたからね。

ということでチケットを駅で探してみました。


ちゃんと観光案内所みたいなところで販売されてました。

チケットを手に入れてほっとしたのもつかのま。

すぐさま、京博へと急ぎます。

タクシーの乗り込んですぐにつきました。


この間来たのは若冲小特集の時でした。あの時は金曜日の夜で真っ暗でした。

このれんがの建物も印象がぜんぜん違って見えますね。

開場前に既に列が出来てました。でも日曜美術館の放送前でよかったです。

後だと絶対に混みますもんね。

会場に入ると予想通り、最初の部屋がごった返してました。

まずはスルーして、次の部屋から見ることに。

暁斎ってやはり幅が広いなあと思いました。

ものすごく絵としてきちんとした技量をもちつつも、作品によっては面白さを優先させてしまってたりして見てて楽しいんですよね。

決して応挙の描くわんこのようなかわいさはないのだけど、カエルの絵はどれもユーモアがあって楽しめる。

今回も放屁合戦には笑わせてもらいました。このばかばかしさをげらげら笑えるところって昔のひとも今のひとも共感出来るところですよね。

昔をすごく身近に感じられるのが素直にうれしい。

かと思えば、鐘馗の絵なんて気合い入りまくりで張りつめた美しさがあるんですよね。

暁斎は2月に成田山でたくさんの作品を見てきました。
<関連記事:天才絵師 河鍋暁斎(成田山霊光館)酔うて候~河鍋暁斎と幕末明治の書画会(成田山書道美術館)

今回の展示でも2月に見たものがありましたが、やはり今回見たものについて書くことにします。

一番、長い時間とどまって鑑賞したのが幽霊図。
 
右左ともに同じ「幽霊図」なるタイトル。

暁斎って積層的に描くんですよね。

着物の布の折り重なる感じは至極合点がいくのですが、皮膚の描写まで同じ感じにすることで幽霊のひと成らざるものの恐ろしさが上手く表現出来てるなあと思いました。

右は男の幽霊が女の首をくわえて漂ってる。

かっと見開いた目が忘れられませんね。立ち上る白い煙のような描写がはかなさを感じさせてくれます。


そして左も同じく幽霊図。なんと初公開とのこと。

こちらも魅入ってしまいました。

なんていうんでしょうね。すごく気味の悪い絵なんだけれどもじっくりと見てしまう。気が立ち上ってるとでもいうんでしょうか。

怒りの表情が瞳を捉えてなかなか離してくれません。

あと見てて気づいたこと。下あごがあるのにさらにその上にもう一つ下の歯がある!

これ、なんなんでしょうね。。。すごく気になります。お酒飲んで酔っぱらって描くタイプの絵ではないと思うんですよね。


先日、NHKで放映されたETV特集「画家 松井冬子」。

実はオンタイムで見れなくて木曜に見たばかり。

自分の描く絵にインスピレーションを与えてくれるものというような話のくだりで出てきたのが、九相図と河鍋暁斎と聞いて納得でした。

松井さんの描く幽霊画のトーンって暁斎とつながってますよね。松井さんのほうがすごく計算をたてて作成してるかなって感じがしました。

ひとが死んでから骨でなってくまでの過程を描いた九相図。

今回、暁斎の描いた九相図もあってこちらもつながってるなあと。

にしてもこんな気持ちの悪いものなのに目をじっと向けて見てしまうのは何なんでしょうね?

さて、幽霊図ばかりが暁斎ではありません。

これはこれでおかしい作品。

「地獄太夫と一休」

メインビジュアルでやたらと使用されていた骸骨。

実は京博の前に看板でよく見てあぜんとしてしまったのです。

この、三味線を弾く骸骨に。

ロック系のTシャツに描かれるであろうビジュアルイメージが100年以上も前に描かれているんですからね。

三味線をエレキギターに取り替えても違和感ないでしょ?

酒飲みでしかもこういう突飛なことをさらりとやってのける暁斎。

実際の人物像が気になりますね~。ほんと、どんなひとだったんでしょう。

さて、この日は松本まで行くスケジュールですが迷うことなく図録を購入。

やっぱり、重かった~。

5/11まで。
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草間彌生常設展示 魂のおきどころ(松本市美術館)

2008-04-28 23:43:30 | アート系


京都で京都国立博物館での「暁斎展」、細見美術館での「江戸絵画の夢と光―若冲・北斎とともに―」を見た後に新幹線と特急を乗り継いで松本へ。

時間はちょうど15時。

ぎりぎりだったのでタクシーで松本市美術館へ。

やはり、お目当ては草間彌生常設展示。

のっけからこんなすんごい作品がお出迎え!

「幻の華」

高さ10メートルを越えるチューリップ、圧巻です。

草間さんのシンプルなデザインはこういう大きな作品になってもイメージがブレないのって強いですよね。

この日は肌寒かったのですが、雨に写り込む巨大な華はキレイでした。

ちょうど東京で見逃してたアンカー展が開催中でしたのでまずはこちらを見ました。

それから、草間さんの展示へ。特別展よりもむしろこっちの常設展のほうが主目的。

3部屋のスペースを潤沢に使った内容の濃い展示でした。

↓こんな感じです。


最初の部屋には初期の作品。

やはり強烈ですね。地味でも鮮烈な印象が残ります。

そして隣の部屋がめちゃめちゃよかった!

「Infinity Mirrored Room ー信濃の灯」

中は6角形の鏡ばりの部屋。

その中央にやはり鏡ばりの6角柱。そのなかの1面だけに除き窓があるのです。

中には無数の電球の光が鏡に写って無限に広がってるのです。

上の図版の右上の、黄色と赤と緑の光がそう。この光がまたたいてる。

でも、電球の熱で顔が熱い(笑)

あと、今回のメインの目的である「愛はとこしえ」のシリーズの実物が見られたのがうれしかったなあ。


愛はとこしえ [OPXTWE]

以前に見た映画「≒草間彌生~わたし大好き~」をオリジナルが見てみたくなったのが今回のきっかけになりました。

このシリーズは近作です。ここ3年くらいで制作されたシリーズ。

しかも100号という大作。アクリルマーカーの黒でひたすらに描いててグラデーションとかはないんですが、その線とイメージの組み合わせの楽しくて自由なこと。

50点のうち今回展示されていたものは以下の10点。

夜明けの波
愛の終わり
河の流れ
きのう見た夢
女たちのつどい
夜のさざなみ
早春の芽生え
女の園(メモの字「園」が微妙、違ってたらすみません)
愛はとこしえ
花咲けるニューヨーク

いやあこれで50点並んでみたら壮観だろうなあ。いつか一挙公開してもらいたいですね。

展示を十二分に楽しんだあと、こんなのを発見!

草間さんバージョンのコーラの自動販売機。


サインも入っています。


一番上のこの缶は非売品。

いやこの缶だけでも商品になると思うんですけどねえ。売ってくれないかなあ。


ベンチも水玉。

やっぱり来てよかった~。

5/11までは常設展示室ABCを使用した特集展示です。

通常は展示室Aのみらしいので今がチャンスですよ~。
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牧場はいいなあ~

2008-04-27 23:56:27 | 日々のこと


牧場へ行ってきました。

昨日の美術三昧から一転、アウトドアに繰り出しました。

なんか久しぶりです、こういうの。

羊が実際にメエ~メエ~鳴くのを実際に聞くと、やっぱりこうだよなあとか妙にうれしかったりする。

当たり前だと頭の中で思ってたこともしばらく体験してないと、実際にはどうだったっけ?てなふうになってたりするもんです。

あと牛にも会ってきました。


あれ?

羊はあれだけ鳴いてたので、牛はぜんぜんモーと鳴かない。

実は昔、父の実家で肉牛を飼育してたことがあって、その牛たちはやたらとでかい声でモーモーと鳴いてた記憶があるのです。

やっぱ、乳牛は違うんでしょうかね。

みんな静かでした。

でも、近寄ると興味もってこっちに顔を突き出してくれる。

うーむ、面白いなあ~。

しばし、童心に帰りカメラを向けて楽しむ。

このあとは実際の牧場に出てみました。


ほんとならこのあたりに牛と羊が勝手に散歩しに行って戻ってくるなんて流れだそう。

でも、まだ雪が残ってる関係で地面がびちゃびちゃしてて、まだ牧場には出してもらえないそう。

ちょっと残念。

このみどりを駆ける羊と牛の姿が見てみたかったなあ。



定番ですが、やはりこれでしょう。

牧場の牛乳って間違いなく美味しい。

常温なのに暖めた牛乳の香りをさらに強くしたような感じ。

ほのかに甘くて、幸せ気分。
たまにこういうところに足を運ぶのもよいものですなあ
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京都~松本でご満悦

2008-04-26 23:42:37 | 日々のこと
あおひーは今、松本に来ています。

今日は充実した一日でした。

朝一で京都国立博物館へいき、河鍋暁斎展を見て来ました。

後できちんと記事にしますが行った甲斐がありました。

成田山の展示とあまり代わり映えしないんじゃないかという不安もあったのですが、杞憂に終わりました。

ボリュームのある内容でした。

その後、タクシーで細見美術館へ。

江戸絵画の夢と光 ―若冲・北斎とともに―なる展示でしたから、これは行かないわけにはいきません。

そして、その後松本へ。

今回の目的は松本市美術館で草間彌生さんの展示と美味しいチーズと楽しいお酒のジュレ・ブランシュさんに行くのが目的だったのです。

草間さんの新作シリーズ「愛はとこしえ」を堪能して来ました。

あと、新宿で見逃してたアンカー展も見て来ました。

そして、ジュレ・ブランシュへ。

ワインもチーズも本当に美味しかった~。

というわけで大満足な1日でした。
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おかげさまで3周年!

2008-04-25 21:59:40 | 日々のこと
みなさまありがとうございます!

当ブログ「あお!ひー」は本日で3周年を迎えることが出来ました。

早かったなあ~。

始めた当初は3年も続くとは思ってませんでしたからね。

美術、Suicaなペンギンくん、かわいいもの、季織亭、写真などなどこれだけブレのある(笑)ページ。

まだまだいろんなことに興味が尽きないので続けてく予定です。

ここ3年でいろいろな変化がありました。

仕事では出向先が2回かわりました。

ブログとリアルの両方で繋がりをもてるひとに仲良くしてもらってることは有り難いですね。

あと、物がやたらと増えました。

ペンギンくんグッズはボリュームとしては実はそれほどでもないんですよ。

でも、さかざきちはるさんのイラストはプリント、原画あわせて10枚を突破しました。ポスターも2枚。

あと、奈良美智さんのポスターはでっかいのが2枚増えました。

一番重なるのは美術関連の書籍。

時に図録ですね。

もともと、本は制限しないで読みたけりゃ買うっていう主義だったので多かったのですが、さらに増えてていずれはヤバいなあという感じ。

あと、カメラも増えました。

ロモフィッシュアイ、ロモLC-Aというフィルムのカメラが2台。さらにデジカメはソニーT9、リコーGX100。さらにデジタル一眼はPENTAXのK100D。

そしてここ最近はトイデジカメのGenieIII、VQ1005。

3年で7台も増えてる。物欲街道まっしぐら。

あと、昔はそんなには行ってなかった旅行ですね。

ほんとここ3年はいろんなところに出かけました。

愛知万博、弘前でのAtoZやら京都での若冲、永徳、暁斎(これからです、近々に行く予定)、四国のこんぴらさんの書院、限定Suicaで新潟(←あれれ、美術じゃないぞ!)。

こんな感じで4年目も突き進んでいこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします
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KitKatバナナなペンギンくん

2008-04-24 23:04:34 | Suicaなペンギンくん


先日、ミヅマアートギャラリーに行った際に通りかかった恵比寿駅のキオスク、もといNEWDAYSにて。

店員さんががんばって書いたと思われるSuicaなペンギンくん。

なんかJRの商品でもないのにえらい気合いの入れようでペンギンくんへの愛情が伝わってきますね~。

もちろん、さかざきちはるさんのオリジナルの絵柄には敵わないんですが、こういうの見ると和んでしまいます。
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冒険王・横尾忠則(世田谷美術館)

2008-04-23 20:36:32 | アート系


世田谷美術館にて始まったばかりの、「冒険王・横尾忠則」に行ってきました。

西村画廊での「横尾忠則 温泉主義」、SCAI THE BATHHOUSEで連続で開催された「横尾忠則の壺」「横尾忠則のふたつめの壺」と立て続け。

ほんと精力的に活動されていますね。

東京都現代美術館での個展「横尾忠則 森羅万象」から6年。
(もうそんなに経ってたとは驚きです!)

あの時は点数も多く見応え十分だった覚えがあります

さて、今回はどうなんだろうと期待に胸ふくらませ、いざ2階の入口へ。

<プロローグ>想像の冒険 ルソー

「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」で見たシリーズ。

でも、あの時よりも増えてますね。

ルソーのオリジナルの図版を横に並べてて比較出来るのが楽しい。

「ルソーのY字路」
なんと、ルソーの「椅子製造工場」と「牧場」をミックスしててなおかつ、横尾さんのY字路になってるという作品。2度おいしいですね。

「正確な寸法で描かれたルソー像」
「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」で見た「私自身、肖像=風景」をずらしてて面白い。

「私自身、肖像=風景」では港でルソーが巨大に描かれてるのですが、「正確な寸法で描かれたルソー像」はびっくりするくらいちっちゃい。

でも、筆とパレットは大きなまま宙に浮いてしまってるという、なかなかひとを食ってる作品です。

このコーナー、かなり好きです。

基本的には昔に見た作品が多いのでこれまで未見のものについて書きますね。


○冒険の時代 横尾忠則1960-1970年代の仕事

このコーナー、すごく密度が濃かったです。

昔に広告として描かれたイラストレーションなのですが、その点数とクオリティが尋常ではありません。

特に「うろつき夜太」の挿絵の描き込みが素晴らしかった。

肌の表面に存在しないはずの線を描けてて、劇画をさらにリアルにした感じ。

今回、初公開のものもあるということ。

こういう切り口で一部屋見られたのは価値がありました。


○想像の冒険 コラージュ

点数が多かったのでてっきり過去のものが中心かと思ってました。

とんでもない、2001年以降の近作がそのほとんど。

どれもシャープで鈍ってないんですよね。

見てはっとする感じ、やはり感覚の成せる技。


○戦士の休息

いいでしょ?このタイトル。

このコーナーは温泉の絵画が多かったです。

以前に西村画廊で見てタイトル失念と書いたエイリアンの登場する作品は「山中温泉ー美しい星」でした。

これが分かってかなりすっきり。宇宙、エイリアン、温泉というイメージの直結があり得なくていい感じ。

ラストのほうは先日の西村画廊とSCAI THE BATHHOUSEでの作品が連続して見られます。(もちろん、途中でこれらの近作は紛れ込んではいるのだけども)

こちらはついこの間なので特に新しい感想はなし。また、時間を空けてから見ると新しい発見があるかもしれませんが。

ボリュームが半端でなかったです。1時間半くらいかけてじっくりと見てきました。それでももっと時間かけて見られるなあというくらい。

見終わって大満足な気分でショップへ。

ところが図録が4月末発売でまだ出来上がってませんでした。

ということで予約だけしてきました。

あと久々にガチャガチャで魔除猫。

白いのは持ってなかったのでよしということで。

あと、こちらはニューグッズ。


魔除猫だけどもなんとこちらはケータイストラップ。

もちろんガチャガチャと同様に中身は分かりません。

開けてみると、赤の大仏猫!


ということで久々に新しく携帯にくっつけてみました。

やはり趣きがあってよし。

6/15まで。
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氷の世界 in 西麻布

2008-04-22 06:45:11 | 日々のこと

いつかは訪れたいなと思ってた、ABSOLUTE ICEBAR TOKYOに行ってきました。

もう春なのに極寒の世界がそこには広がっていました。

まずは受付で防寒用のケープを着込みます。


着ないと死んじゃう~!!

ちなみにこのケープ、袖のところに紐があってそこに手袋がぶら下がっています。

冷凍庫そのものみたいな扉を開けるとそこは氷の世界。

井上陽水も筋肉少女帯もびっくり。

いきなりこんなカラフルなディスプレイ。


実はこれ、ここで飲めるカクテルなのです。

どれもウォッカベースのカクテル。

しかも、こんな氷のグラスで出してくれるのです。


口を付けたところが徐々に溶けてくんですよね。

日曜の夜ってこともあって、お客さんが少なかったです。

平日だともっと混雑するのかな?

ワンドリンク付きの入場で3500円はやや高いかなあとも思ったけれど、これ自体が体験型アトラクションだと思えばなかなかに妥当だと思います。

季節がまた変わったら訪れてみたいですねえ。

夏とかは外が40度、中は0度とかだとちょっと落差が激しいかもしれません。

ABSOLUTE ICEBAR TOKYO
http://www.icebartokyo.com/
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桃色ショーウィンドウ

2008-04-21 06:44:10 | 日々のこと






桜は散りましたが、街はまだ色づいています。

トイデジカメVQ1005で撮って大正解!

もともとはもっとおとなしいピンクでした。

この過剰な色彩、かなり気に入ってます。

たまたま目に飛びこんできて、いいなと思ってシャッターを切りました。

やっぱりこういうのって直感勝負だなあと思いました。
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鴻池朋子展「隠れマウンテン&ザ・ロッジ」(ミヅマアートギャラリー)

2008-04-20 10:18:29 | アート系


ミヅマアートギャラリーで開催中の鴻池朋子展「隠れマウンテン&ザ・ロッジ」をみてきました。

このチラシのメインビジュアルの作品の実物がどうしても見たかったのです。

ビルに入ると階段のところから物語はスタートしていました。

<山の入口>なる一枚の紙が貼られてて、ここが自然と人間世界の境界であることが示されている。

さあ、階段をあがって2Fへ。

山よろしく「2合目」なるプレートもご愛嬌。

いつものミヅマの手前の部屋はこのチラシの作品だけがでっかくどーんと聳えたっていました。

山に顔。ヘタをするとすごくちゃちくなってしまいかねないところ。

しかし、印刷されたビジュアルですら伝わってくる気迫はオリジナルではそれ以上でした。

もっと横に広くなっていて、襖が4枚。実際に開くのだと思う(さすがに試してません。)。

顔が描かれてはいるもののそこのとを除けば、引きでとらえた山の風景です。

ところがくせ者なのが画面手間を横切る、草のような線。

ひらりと舞う姿は時に人のようにも見えて、なんだか岡本太郎ちっくだなあとも感じました。

さて、じっくりと眺め奥の部屋に行こうと向こう側へ足を進めてみたところ、またまたとんでもないのが控えていました。

なんとこの襖の裏側にも絵が描かれてたのです。

しかも、全然違うタイプ。

真っ暗な宇宙に浮かぶ、脳髄。

脳髄からスパークするように左右に放たれるクリスタルの如きもの。でも、それはキラキラとした水晶だけでなくって内蔵じみた器官と一体に形成されている。

チラシにあった下記の文章を思い起こす内容です。

「もしできることなら観客は誰でも作家のひたりを開いて、脳の中に入り込んで、その中の森を見てみたいものなんですよ。それができるならどんなに素晴らしいか。」

これは鴻池さんが何気なく観客から言われたひとことだそう。

まさにそのイメージですね。

今回、このふすま絵だけでお腹いっぱい。これだけで成立しちゃいますね。

でも、さらに作品はつづいていきます。

奥の部屋には細密なドローイングが4点。

「月 2008」「狐 2008」「筋男 2008」「翁 2008」

筋男が印象に残ったかな、この中だと。額の傷とじっと睨む目、ぱっつんな前髪。そして、外した能面。

あと、インクジェット出力の「ゆきんこ 2008」が展示されていました。

おんなのこの被ったフードが雪山になってます。よく見ると6本足のオオカミがいました。

さて、2階を後に山を、もとい階段を上っていきます。

「5合目」「7合目」のプレートを越えて、ついに5Fへ。

踊り場にはイントレで支えらた上に雪山での救急用の人体運搬そりが。

赤いロープでぐるぐる巻きにされた人体。

山頂はすぐそこ。でも、油断するなってこと?

5Fの展示は意外にも標本箱に一枚一枚収められた、絵本原画「World of Wonder」。

観客を誘導するように会場の奥へと物語がひっぱってくれます。

やはりこういう細かい描き込みが必要な作品は圧倒されますね。

描かれてる散文もイメージを広げてくれる。

5階の受付では「隠れ山登山マップ」なるものが頂けます。


右にふすま絵にあった山に顔が出てますが、これはスタンプなのです。自分で押すのって実感があっていいんですよね。

ちゃんと、隠れ山登頂記念と入ってます。


今回は横にある屋上スペースも展示として使っていました。

なんと、八木良太さんとの共同制作「リングワンデルング」。

リングワンデルングとは、だだっぴろい高原や雪原などで、ガス(濃霧)や吹雪に巻かれたときに、方向を見失って周回運動(元の場所に戻ってくること)をすること。

つまりこういう場合にはテントで緊急露営をするということで、屋上にテントがひとつ。

寝転がって見上げた先には映像が流れています。

星。真っ黒な空に浮かぶ白い点。画面が迫ってくると、なんとこの点がドット「.」やピリオド「,」になってるんです。

星空を彷徨う最中、画面には文字が。フランス語?同時に訳された日本語の字幕が下に。

「とげはいったいなんの役にたつの?」そういった問答のようなリリック。

その合間にナイフがくるくると宙を回転して画面を横切ってく。

無限のイメージ。果てしなくどこまでも続いてく。

でも、それは隠された山のように内側に向かってなのかもしれない。

見た後に納得したのはリリックが「星の王子様」の王子の質問のみを抜き取ったものだということ。

さて、ついに山頂です。

かなり低い位置にある襖をくぐるとそこに山頂がありました。

この入り方、身を屈めないと入れないあたりが茶室ちっく。

山の頂上だけの造形。そしてその上に雲と霧のイメージな白い布状のものが集まっている。

中央には繭のような物体があって、よく見ると足が。やはり、こちらも人体でした。

チラシにあった「一番いいたいことは山に隠してある」。

この言葉のとおりだったんですね。

観客としてはそれが知りたくて、また通ってしまうのです。

想像してた以上に見所が多くてよかったです。

5/17まで。
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かわいい猫のラベルの焼酎

2008-04-19 08:54:47 | 美味しいたべもの


三軒茶屋にあるラーメン屋さん臥龍。

ここで何回か紹介したことのある、お酒も飲めるお店。

焼酎を飲みつつ、〆にラーメン。これに慣れてしまうとなかなか行くお店が限られてしまいます。

ということで、折を見ては臥龍には通ってたりするんです。

さて、ちょっと前に行った時の写真なので今はこのお酒があるかどうかは分かりませんが取り上げておこうと思います。

「竃猫」と書いて、「へっついねこ」と読みます。

由来は暖を求めて火の消えた竃に入ってしまう猫からついた名前だそう。

猫のイラストがゆるくって好き。

これはかわいいもの好きとしては頼まないわけには行きません。

で、飲んでみたら、予想と違っててびっくり。

芋(紫優+黄金千貫)の焼酎ですが、このかわいい顔に反してとてもがつんとくるんです。

柔らかいのを想像してたので、意外でしたね。

かわいいと思って近寄ってみたら、いきなり猫にひっかかれちゃった。そんな感じ。

あと、この日は面白い日本酒があったのでこちらも頂きました。


「ど辛」

ネーミングで笑いました。

「どS」って言葉が浸透したからこそのこの名前。

確かに辛口なんですが、すこーんと抜けたような感じ。

やはり、甘いとか辛いだけの指標はあてになりません。

あまり、飲んだことのない感じで面白いなあと思いました。
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消えちゃうの?Suicaなペンギンくんのイラストのついた自動販売機

2008-04-18 06:34:36 | Suicaなペンギンくん


最近、見かけるようになったFrom AQUAの新しいポスター。

ペンギンくんがブランコに乗っています。

あれ?

でも、JR東日本の自動販売機ってこう↓でしたよね?


なんと、最近この自動販売機の横のペンギンくんがポスターで隠されてしまってるのを見かけることが増えてきました。

もっとも、あのスペースは広告にはちょうどいい大きさなのでポスター貼るのは分かるんですが、やはりペンギンくん好きでもさかざきちはるさんのイラストのが好きなものとしてはちょっぴり残念なのです。

あと、2月にこんなニュースがあったこと、ご存知ですか?
http://www.cocacola.co.jp/corporate/news/news_000339.html

コカコーラの自動販売機にSuicaが付くようです。

それだけSuicaが普及してしまったということなのでしょう。

そうすると、JR東日本の駅の自動販売機の横に見られるペンギンくんは減っていくんでしょうね。

実際、最近新しい販売機だとそもそもあのイラストがなかったりしますからね。

非常に寂しい限りです。

というわけで絶滅しちゃうと困るのでこんなふうにペンギンくんのイラストのついてる自動販売機は撮るように心がけています。


こんな風景って日本だけですよね、きっと。

日常にかわいいキャラを!
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グダグダ残業フェーズ

2008-04-17 23:50:14 | 日々のこと
ここんとこ、ずっと定時に上がれたから久々に堪えました。

ご飯も食べずにやってると頭が段々ダメダメになってくるのが本当によく分かる。

だからみんなしてケアレスミス連発。

最初はもう腹が立ちイライラモード。

で、もう少しするとついにブチ切れて上司と言い合いに。

でも、一度切れてしまうと、お互いにそれ以上相手に無茶なことは言わない。

最後のほうは疲労も手伝って、ゆるい空気。

という訳でギリギリ終電に間に合いました~。

久しぶりに自分がサラリーマンだなあと実感です。

ああ、さすらいのひとになりたひ。
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本日発売!Perfumeの「GAME」を聴きました

2008-04-16 21:17:52 | おんがく
GAME(DVD付) 【初回限定盤】
Perfume,中田ヤスタカ
Tokuma Japan Communications =music=

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会社帰りに渋谷のタワレコに行って早速、買ってきました。

前作から1年8ヶ月空いて、待望の2ndアルバム。

曲は以下の全12曲。

01. ポリリズム
02. plastic smile
03. GAME
04. Baby cruising Love
05. チョコレイト・ディスコ
06. マカロニ
07. セラミックガール
08. Take me Take me
09. シークレットシークレット
10. Butterfly
11. Twinkle Snow Powdery Snow
12. Puppy love

通して聴いたのですが、やはりチャレンジしてますね。

今回は全曲を中田ヤスタカさんが作詞作曲しています。ほんと手抜いてなくって全力ですね。

特に後半の楽曲が意表を突かれたって感じです。

01、04、05、06、11は既に発表されている曲。ということで新しい曲を中心に。

「GAME」
容赦ない低音の嵐。タイトルにされたのも納得。
これもPerfume。でも、ゲームだからね。いろいろな表情のうちのひとつってことで。

「セラミックガール」
かなりのテンポで吐き出されてくリリック。畳み掛けてく感じが爽快。
でも、文法としてはこれまでの延長線上。

「Take me Take me」
やたらと日本的な美しさを感じるんですよね。音を過剰に詰め込まず、引き算して出来上がった必要最小限のこの音の広がり!フレーズの反復。

「シークレットシークレット」
Perfume自身が登場してるピノのCMで流れてる曲。イントロ後の冒頭のメロディーが印象的でせつない。

「Puppy love」
いきなりベースの音にびっくり。でも、中田さんて打ち込みで生のノリをうまく出せるひとだからどんな展開でも出来そう。
でも、間奏の歪んだシンバルの音、すごく変。でも、合ってるんだよなあ。


で、ひととおり聴いて、また頭にもどって「ポリリズム」を聴くとなんとなく日本的だなあと思うんですよ。「Take me Take me」で気がついたところが潜んでたみたいな。

やっぱり、すごいなあ。

これからもPerfumeから目が離せません!!

4月19日(土)25:35 NHK教育にてPerfume出演のトップランナーが再放送されます。


<余談>

通常版のジャケットはこうなっています。
GAME
Perfume,中田ヤスタカ
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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3人が引きで撮られててこちらもすごく好きですね。

で、このジャケットを見てふと脳裏をよぎったのがこちら↓
PERSPECTIVE
P-MODEL
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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青と緑と斜めのラインでちょっとだけ似てるなあと。

P-MODELは時期によってはテクノですがこのパースペクティブの時期は違っててかなりヘビーなサウンドです。

Pで始まるテクノなひとたち。しかも、同じ徳間ジャパンで2度びっくり。
コメント
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