やっとこさ、ネオテニー・ジャパンに行ってきました。
しかし、個人コレクションで日本現代美術を網羅してることに驚くしかありません。
この質と量ったら。
見所が多すぎるので、奈良美智さんだけでまずは書いてみたいと思います。
奈良さんの作品は全部で4点。
「Untitled」 1999 アクリル絵具、色鉛筆、プラスティック、板
↑これだとどんな作品か分からないですよね。
↓この表紙の絵なのです。
とにかく大きさにびっくり!天井いっぱいまであるのです。
おんなのこもでっかくて、雲の向こう。ある意味で仏様っぽいかも。
目を閉じた柔和な表情がそうかんじさせてくれるのかもしれません。あと、顔の肌色の塗りが幾重にもなってるのが分かります。これは実物でないと分からないところ。
で、キャプションにあった「プラスチック」に気づいてよくみるとありました。
小さな透明のプラスチックのケースが左右一箇所ずつ。
向かって左には「ここどこ?」って、たこさん。
右には「ここにいたの」って、こちらにもたこさん。
すごくちっちゃくて発見してうれしくなりました~。
「Candy Blue Night」 2001 アクリル絵具、綿布
昨年の札幌から始まったネオテニージャパン。その際にメインで使われてたのが記憶に残っているこの作品。
このシンプルな表現。でも、ぐっと迫ってくるのは何だろう。
このブルーのキャンディー、見てて思ったのですが、中に舌が入ってるような感じがしなくもない。
で、さらに近寄って見てみると、中にヒビというか亀裂が走ってるようにも見えるのです。
正解は分かりませんが気になるところです。
飴で舌を切ってたり、、、なんてのは深読みでしょうか。
「In the Deepest Puddle」 1995 アクリル絵具、カンヴァス
今回の奈良さんの作品の中では一番古く14年前の作品です。
この頃のほうが洗練されてなく生っぽい感じがしますね。
このカンヴァス、表面に綿布がランダムに貼られてて、おんなのこの包帯と呼応してるかのよう。
水の深みは如何ばかり?見えないところに隠れてる想いがあるような気がします。
こちらの表紙にも使われています。
「green mountain」 2003 アクリル絵具、色鉛筆、紙
これも表情がたまりません。2m四方くらいのボリューム。
おんなのこの髪のフォルムが緑の山。
つんのめった表情の言葉にならない感。これは鉛筆のタッチが強くて、他の作品とはまた少し印象が異なります。
画面の下にはこんな英文が書かれています。
Seems like that girl singin' this song Been don't it for a long time
is there anything she knows that she aint said
こちらはポストカードとかなかったので画像は下記からたどってください。
小山登美夫ギャラリーのページ↓に鹿児島での展示風景があり、奈良さんの作品4点が見られます。
http://tkgallery.exblog.jp/9165122/
うーむ、今日はこれが見られてすっごくうれしかったのですが、刺激が強すぎます。
トータルで一気に見るにはあのボリュームの3分の1でもいいくらい。
さあ、必ず再訪しますよ!
・ネオテニー・ジャパン その2(上野の森美術館)
・ネオテニー・ジャパン その3(上野の森美術館)
・ネオテニー・ジャパン その4(上野の森美術館)
しかし、個人コレクションで日本現代美術を網羅してることに驚くしかありません。
この質と量ったら。
見所が多すぎるので、奈良美智さんだけでまずは書いてみたいと思います。
奈良さんの作品は全部で4点。
「Untitled」 1999 アクリル絵具、色鉛筆、プラスティック、板
↑これだとどんな作品か分からないですよね。
↓この表紙の絵なのです。
UKIYO―YOSHITOMO NARA奈良 美智,後籐 繁雄,ホンマ タカシリトルモアこのアイテムの詳細を見る |
とにかく大きさにびっくり!天井いっぱいまであるのです。
おんなのこもでっかくて、雲の向こう。ある意味で仏様っぽいかも。
目を閉じた柔和な表情がそうかんじさせてくれるのかもしれません。あと、顔の肌色の塗りが幾重にもなってるのが分かります。これは実物でないと分からないところ。
で、キャプションにあった「プラスチック」に気づいてよくみるとありました。
小さな透明のプラスチックのケースが左右一箇所ずつ。
向かって左には「ここどこ?」って、たこさん。
右には「ここにいたの」って、こちらにもたこさん。
すごくちっちゃくて発見してうれしくなりました~。
「Candy Blue Night」 2001 アクリル絵具、綿布
昨年の札幌から始まったネオテニージャパン。その際にメインで使われてたのが記憶に残っているこの作品。
このシンプルな表現。でも、ぐっと迫ってくるのは何だろう。
このブルーのキャンディー、見てて思ったのですが、中に舌が入ってるような感じがしなくもない。
で、さらに近寄って見てみると、中にヒビというか亀裂が走ってるようにも見えるのです。
正解は分かりませんが気になるところです。
飴で舌を切ってたり、、、なんてのは深読みでしょうか。
「In the Deepest Puddle」 1995 アクリル絵具、カンヴァス
今回の奈良さんの作品の中では一番古く14年前の作品です。
この頃のほうが洗練されてなく生っぽい感じがしますね。
このカンヴァス、表面に綿布がランダムに貼られてて、おんなのこの包帯と呼応してるかのよう。
水の深みは如何ばかり?見えないところに隠れてる想いがあるような気がします。
こちらの表紙にも使われています。
深い深い水たまり (Straight Up Japanese Bad Asses)奈良 美智角川書店このアイテムの詳細を見る |
「green mountain」 2003 アクリル絵具、色鉛筆、紙
これも表情がたまりません。2m四方くらいのボリューム。
おんなのこの髪のフォルムが緑の山。
つんのめった表情の言葉にならない感。これは鉛筆のタッチが強くて、他の作品とはまた少し印象が異なります。
画面の下にはこんな英文が書かれています。
Seems like that girl singin' this song Been don't it for a long time
is there anything she knows that she aint said
こちらはポストカードとかなかったので画像は下記からたどってください。
小山登美夫ギャラリーのページ↓に鹿児島での展示風景があり、奈良さんの作品4点が見られます。
http://tkgallery.exblog.jp/9165122/
うーむ、今日はこれが見られてすっごくうれしかったのですが、刺激が強すぎます。
トータルで一気に見るにはあのボリュームの3分の1でもいいくらい。
さあ、必ず再訪しますよ!
・ネオテニー・ジャパン その2(上野の森美術館)
・ネオテニー・ジャパン その3(上野の森美術館)
・ネオテニー・ジャパン その4(上野の森美術館)
ネオテニー・ジャパン──高橋コレクション美術出版社このアイテムの詳細を見る |