Takさんからお誘いがあって行ってきました、山口晃展。
ところが集合時間を勘違いしてて、15時を夕方5時だと思っててすでに皆さん見終えたくらいのところ。
うーむ、暑さで頭がうだっていた模様。
わたしは一人で鑑賞し、後で皆さんと合流することに。ほんと申し訳ない!
さて、それでも閉館まで一時間くらいあったので集中して鑑賞してきました。
まずは、今回の新作「続・無残ノ助」。
これは見応えがありました。
続き物になっていて、半紙に描かれた小さなものから、大きなサイズで描かれたものまでで組みになっています。
ところが、これ初日の今日の時点でまだ、出来てない箇所がいくつもあって飛び飛びになってました。
それでも、なかなかに贅沢な内容でした。
各絵にセリフやト書きがあって、巨大活劇マンガになってます。
でも、マンガと呼ぶにはグレードの高い作品です。
巨大な武者型のロボットが出てくるのですが、「半永久機関(ゼンマイ式)」とか描かれてて笑ってしまいました。
これ、全部完成した暁にはでっかいサイズの作品集とかにならないうですかね。ちゃんとストーリーとして読んでみたいなと思いました。
山口作品は描き込みが細かかったり、こういう文章が入ってくるのでちゃんと鑑賞するとそれなりに時間がかかります。
ですが、この読み解きで作品と対峙するのが楽しいのですよね。
わくわくして楽しみにしてるマンガのページをめくる楽しみに近いように思います。
特に三越のポスターとか。
三越といえば伊勢丹と合併したらどうなるんだろう。。。とか余計なことが頭をよぎってしまいました。
伊勢丹のポスターも山口さんのになればいいのか!
展示は3Fと2Fで4室使ってるので見応え充分です。
「続・無残ノ助」の完成も気になるし、図録もまだ出来てないのでもう一度訪れたいものです。
これ、今回のチラシです。
この絵柄でB3ポスターが200円で販売されていたので購入しました。
フレームのほうが高くなるけど飾りたくなりますね。我が家のポスター、微妙に和風のがあるのでこの絵柄は違和感ないですね。
ああ、壁が足りない!
しかし、まさか区の美術館でこういった展示が開催されるとは思いもよりませんでした。
他の区でも今回の展示が刺激になって、うちもやってやる!ってなってくれるとうれしいですね~。大いに期待しちゃいますよ。
展示は9/17まで。