あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

杉浦邦恵展 color works(鎌倉画廊)

2007-03-31 20:03:31 | アート系
えー、記事のタイトルまんまですが、鎌倉に行ってきました。

といっても今回は全くのノープラン。

さて、サントリー美術館は六本木ミッドタウンのオープンで混んでそうだし、東博はさくらを見たひとが帰りにダ・ヴィンチを見に寄ってるんではないかと思うとちょいとげんなり。

今は春休み。

人出が見込まれるところは出来るだけ迂回したいな~。出来れば東京からちょっと離れてみたいなあ。。。

なんて思って、ぴあのARTページを見てて気になる作品を発見。

あ、これにしよ!

場所は、えーと。。。鎌倉画廊。。。鎌倉ですか!

アクセスを見てみると大船駅からバスとあるのであの鎌倉に間違いありませんね。

ということで行ってきましたよ、リアルに「いざ鎌倉!」。

大船駅からバスに揺られてほんとに山の中。

こんなところに画廊があるんだろうか。。。。

天気は悪くて見栄えはいまひとつでしたが桜が咲き誇っててなかなか壮観です。

バス亭の横に地図があったのであたりをつけて、バスの来た道を少し戻ります。

すると曲がり角にこんな看板が。


この方向で間違いないですね。

ずんずん進んでくとポイントとなる箇所で同じ看板が方向を導いてくれます。

この先にもあるのかなあというところで立派な緑の門に「鎌倉画廊」のプレートが。(メインの画像がこのプレートです)

左手に下ったところに銀色の建物がありました。

入るなりいきなり「ピンポーン」。

こんな山の中に画廊があることがびっくりでした。

しかも、入口から入ったフロアの他に地下にも広々とした展示スペースがありました。

杉浦邦恵さんのプロフィールを見ると1967年からニューヨーク在住となっています。初めての個展を開いてからもう40年近くにもなるキャリアのお方。

今回、なんで行こうかと思ったかというと、その作品の手法なのです。

写真紙に被写体を直接置き、光をあてて像を結ばせる「フォトグラム」なる手法を使って作成されているのです。

こういう手法ってマン・レイの写真が有名ですが、あちらはモノクロです。

ところが杉浦さんの作品は見事なカラーなのです。

写真では出ないトーンが面白い。

今回、一番気に入ったのは「gerbera 4times」。


他の作品はどれも想像の範囲内の発色だったのですが、これだけはちょっと飛んでました。

タイトルにあるように写ってるのはガーベラなんでしょう。

この花の中央の発色が花火の発光するかの如く、白い光を放っているのです。

その周りの色も花火、もしくはスペクトラムみたい。キレイ。

これだけ同じようなイメージが氾濫してるのに唯一絶対のオリジナルです。

見たことに無いものに出会える。こんなにうれしいことはありません。

鎌倉まで来た甲斐がありました。

さて、受付に気になるものが並んでいました。


今回の個展と同じタイトルの作品集。しかし、ただの図録ではないのです。

中身は正味10ページくらい。で、3000円。高いなと一瞬思いました。

でも、エディションNoの入ったプリントがついててこの価格なのです。

このプリントがついてきました。


受付のおねえさん曰く、「こうやって飾るといいですよ」。

後ろには額装された作品がありました。限定500とのことです。

ちゃんと冊子の後ろのページにエディションが入っています。


この価格で作家さんの作品が入手出来る機会を作ってくれた鎌倉画廊さん、ありがとう!!

画廊ではカタログでもあったら御の字という状況でこういう方針をとられてるということが素直にうれしかったのです。

過去の展示の時にも同じ形態の作品集が置かれてて拝見しました。これにトライしてくれる作家さんも偉い!

今後もがんばって頂きたいものですね。


鎌倉画廊(日・月休み)
神奈川県鎌倉市鎌倉山4-8-33

アクセス:大船駅東口を出て右にある京急のバス乗り場で4番のバスに乗ってください。(間違って左に行くと別のバス会社の乗り場になるので注意!)「鎌倉山」というバス亭で降りて、徒歩3分。降りたところに地図があるのでそれを見てだいたいの場所が分かります。あとは前述の青い看板を追っかけてくと鎌倉画廊に行き着きます。ちなみに鎌倉山までのバスの運賃は210円です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出番待ち

2007-03-30 22:21:14 | ロモ魚眼/LC-A
ちょっと前にロモで撮ったペコちゃん。

この時はまだ、お店には例の張り紙があり中はずっと暗いままでした。

愛らしいキャラクターには何の罪もないのにね。

無邪気に舌を出して微笑むペコちゃんはずっと変わらないっていうのに。

たぶん、例の事件が起きてなかったら、お店の中で出番待ちのペコちゃんにカメラを向けていたかどうかは怪しいところです。

そう思うとよかったようなそうでないようなへんてこな気持ちになってしまう。
さあ、今度はお店の外に出られて楽しそうなペコちゃんに会いに行こう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新幹線ガール

2007-03-29 21:29:55 | 
書店でふと目にとまってなんとなく手に取ってみました。

「22歳、職場のトップに!!」「新幹線パーサーという仕事!」

帯にはこんなコピー。

なんとなく面白そう。。。

すぐにレジへ向かっていました。

22歳の女性アルバイトが新幹線のパーサーになりワゴン販売でトップに。そして正社員に。

このひと、ものすごくまっすぐです。

文章を読んでいても、特に奇をてらうことなく基本に忠実に業務を遂行することで成績を上げているのです。

あと、引っ越しが多かったことで新幹線が大好きというのがいいいですね。

好きなことを仕事にして、最大限努力してそれが結果に結びついている。

そういうまっとうなところがひしひしと伝わってくるのです。

そうそう帯に書かれてたワゴン販売でトップというくだり。

なんでも、普通のパーサーの平均販売の3倍も売り上げたとのこと。

筆者の徳渕さんはお客さんはどうしたら喜んでくれるだろうという想像があって動いてるのが素晴らしい。

サービスを仕事にするひとはこうあって欲しいなと思います。

そして、読み終わってみるとこう感じるのです。

さあ、また明日のお仕事を頑張ろうと。

そんな素直な気持ちになれる清々しい本でした。

新幹線ガール

メディアファクトリー

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チーズのスイッチ

2007-03-28 22:31:22 | 日々のこと
どうしたわけか、無性にチーズが食べたくなることがあるのです。

ときどき密かにチーズスイッチが入るみたいです。

昨日、ちょいとスナック菓子のチーズ味なんてものを食べてしまったらもうだめでした。

チーズを欲してしまうのです!お昼はパンだったのですが、やはりチーズの入ってるのを食べてしまいました。

さて、この写真は夕ごはんのグラタンです。珍しくコンビニで買ってきました。

やはりあつあつのチーズは食欲が出てきます。

願わくば、昼間っからチーズでワインなど楽しみたいところです。

でも、週末まではまだまだあるので、別のチーズを補給しておきたいところです。

これって熱病みたいなもんで2~3食、集中して食べるとこのチーズ欠乏症は収まるんですよね~。
なんでなんでしょうねえ。自分でもそうなる理由が分からないのです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

R25×PASMOのコラボ広告(ロボットくんがいっぱい!)

2007-03-27 10:21:11 | 気になる看板/広告
R25×PASMOの広告なんてものを見つけました。

R25を置いてあるスタンドがPASMO仕様になってて、ロボットくんがたくさん描かれています。

これまで見たことのない表情がいっぱいです。

結婚式で泣いてます!でも、通勤はいつもの表情です。


合コンでは目がに!お花見はふつうに笑顔。


デートのこの目はペンギンくんも同じ表情がありました。温泉はなんと鼻提灯。君、ロボットだよね?


映画の驚いた表情はネタ切れでしょうか?グルメは充たされた感じの表情ですね。


プロフィール(http://www.pasmo.co.jp/pasmo/character.html)にあった通り、ロボットくんは急いでると電車に変身!


そして、バスにも変身!


とまあ、今回R25のゆるゆるキャラとコラボした広告。


おそらくこれも期間限定で無くなってしまうんですよね~。

そう思うとこうやって丁寧に画像を残しておきたいなあと思うのです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Suicaニュースなんてものが出てました!

2007-03-26 12:18:02 | Suicaなペンギンくん
先日、JRの駅で発見した「Suicaニュース」なるペーパー。

3/18のSuica・PASMO相互利用に伴っていろんなパンフレットを目撃してたので、おそらくそういう内容のものだろうと思ってました。

内容はどうであれ、緑をバックにSuicaなペンギンくんが登場しているので、ひとまず持ち帰ってきたのです。

2つ折りで3/18からのSuicaの利用についての説明とSuicaの利用出来る路線図、そして表面にはなんとうれしいことが!

合計300名に当たる!読者プレゼントとのこと。


今時では珍しくWEBではなくって官製はがきでの応募。

A賞はオリジナルペンギンハンドタオル(100名様)。B賞はペンギン貯金箱(200名様)。

B賞の貯金箱はすでにキオスクやNEWDAYSのペンギン百貨コーナーで販売されているもののようですが、A賞のオリジナルというのが気になりますね。

しかも、わざわざ画像の下に(イメージ)と断りを入れてある。

これでまたレアなのだったら手に入らないんだろうなあ~。

後でそんな目を見るのは嫌なので年賀はがきの余りが残ってるので応募してみようと思います

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルゼンチンババアを観て来ました

2007-03-25 21:59:58 | DVDとか映画
以前に前売りチケットを購入したアルゼンチンババアを観て来ました。
(参考記事:アルゼンチンババアの前売チケット(奈良美智缶バッヂ付き)

あらすじはチラシに書いてある文章が完結で分かり易いので以下に引用してみました。

「大好きだった母が死んだ。その日に、父が姿を消した。半年後、父はアルゼンチンババアの屋敷で見つかった。」

主要なキャストは父に役所広司。その娘を堀北真希。そしてアルゼンチンババアに鈴木京香。

役所さんはやはり上手いです。あのダメダメで壊れたところとかはやはりこの人でよかったなあと。

堀北真希はとにかくひたむきに動いてる姿に打たれるんですよね。この映画に限らず。

鈴木京香さんはがんばっていたが正直、タンゴはもっと堂々と踊って欲しかったなあ。ああいうのってそういう開き直りで望むと存在としてのリアリティーが増すのですが。

さて、前半は正直しんどかったです。

というのはこれは後半、どどどっと傾れ込んでく為の仕掛けも込めてなんです。

あえて、セリフにしないで映像だけで見せていたところが後半できちんと語られるところはすごくほっとします。特にお母さんが死ぬ時に娘の考えてたこと。

アルゼンチンババアと暮らし、家に戻ろうとしない父。

前半は全く、妻の死について語らない。不自然なくらいに。

それがラスト近くで言葉となって吐き出され、ようやく父と娘は以前よりも深い絆を得る。新たな家族を迎えて。

細かいところでツッコミ入れたくなるところはいろいろあるのですが、何のかんのといいつつも見終わってから心に残るものがあるのです。

見終わった後に、やはりこれはよしもとばななさんの作品なんだなあと思いました。

命に向かう描写がなんとなくなんだけど、そういうふうに感じました。

とか言って、原作を読んでいないのでどこまで脚本で膨らまされたのかは分からないのですが。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動物絵画の100年 1751-1850(府中市美術館)

2007-03-24 12:12:50 | アート系
そう言えば交通量調査のバイトで行ったことがあるなあ。

それくらいしか府中のイメージってなかったのです。

チラシを見て行こうと決めた「動物絵画の100年 1751-1850」を見に府中市美術館に行ってきました。

駅から道順を確認して歩くといい運動になりました。

府中の森公園の奥にその建物はそびえていました。

今回の展示はチラシからして内容の充実が想像出来てたので、期待を込めて館内へ。

受付で600円払い展示会場へ。

期待どおりの内容で閉館ぎりぎりまでねばってじっくりと鑑賞することが出来ました。おかがで常設展示は一切見れませんでしたけど、満足出来たので問題なし。

今回ツボだったのは蘆雪と応挙、そして若冲でした。

「鷲・熊図」長澤蘆雪

通常こういうモチーフって龍虎だと思うのです。それを鷲と熊に置き換えたような作品。とにかく惹かれたのは鷲のかっこよさ。文句あっかっていう表情。デフォルメ入ってて骨太な感じでバランスがいい。よく見ると険しいかと思ってたその表情も口元がちょっとだけ微笑んでるようにも見えるのです。
これに対して熊のほうは表情はどことなくかわいいものの、爪はやはり獰猛な生き物であることを感じさせてくれます。
両者とも目線の先はお互いを見ていますね。

「蛙の相撲図」長澤蘆雪

参りました!
なんとシンプルで楽しいんでしょう。青みがかった墨でデフォルメされたかえるくんが2匹。がっぷり四つに組んで相撲をとってる。右下には行司と思しきかえるくん。軍配の代わりに持ってるのは笹の葉のよう。
筆の感じを見たところではかなりささっと勢いで描いたように思えるのですが実際はどうだったんでしょうね。


「時雨狗子図」円山応挙

(画像は部分)
なんてかわいいんでしょう!!子犬2匹が会話してるように見えます。左の白犬が「ねえねえ、どうしたの?」とかって話かけてませんか?
この表情がすごくかわしいし目の感じが人間ぽくて表情があります。
応挙の犬への愛が感じられますね。


「狗子図屏風」円山応挙

(画像は部分)
またまたわんこです。図録を見たら2曲1双だったのですが、展示されてたのは確か左半分だったと思います。
デフォルメされてはいるのですが、ちゃんと犬を見てないと描けないなあというポーズばかり。
後ろ足で鼻先をかく仕草などほんと犬っぽい。
でも、相変わらず表情があって楽しそうな感じが画面から伝わってきますね。
こんな屏風のある和室で眠ることが出来たらかなり楽しいでしょうね。
あさ、朦朧した意識で目を開けるとわんこがいっぱい!


「一笑図」長澤蘆雪

これ、やられちゃいました。すごく疑問なのは登場する人物達。ひとり坊主頭を除いて他はみんなボンバヘッド!
謎ですね、しかも筆でささっと描かれてて髪ぼうぼうの感じは出てる。
肝心の犬のほうで気になったのは右手前の黒と白の犬の描写。
うごき回ってる様がうまい筆のかすれでブレとして表現されている。しかも数匹いる犬の中でこの犬だけポイント的に使用してる。


「鉄砲洲富士遠望図」司馬江漢

司馬江漢の絵は初めて見たのですがびっくりしました。
江戸時代にこんな西洋画を描いてたひとがいたなんて。どうしても江戸時代の絵というとスーパーフラットな富士山が浮世絵がイメージ出来てしまうので、この絵の遠近法の奥に浮かぶ富士山というのはなんだか逆に違和感ありますね。
すごく新鮮でした。


伊藤若冲のこの3作。じっくりと見てきました。

「鶴図」
筆の動きに迷いがないんですよね。首の曲線潔し。くちばしの根元と目の先の間の黒いところ。この筆のシュッシュッとかすれた感じがたまりません。

「鯉図」
一目見てほれぼれしまちゃいますね。もうこのポーズといいきょろっとした目といい胸ぐらをぐいいとつかまれてしまいます。
筋目描が生きています。これを見てると邪道も何もあったものかという気になりますね。作品として結実させたら勝ちだと思います。

「親子鶏図」
以前にも見たような覚えがなくもないのですが記憶が不確かです。
にしてもこの親子のバランス、最高です。
尾っぽを天に掲げる雄鶏の勇壮なさま。後ろに控える母鶏と小さなひよこたち。
ひよこ二羽かとおもったら、後ろにもう一羽いましたね。このシンプルなかっわいさ大好きです。


「竹雀図屏風」円山応挙

(画像は部分)
これは最初、近くで見てた時にはあまり傑作だとは思わなかったのです。ですが、ひととおり舐めるようにして見た後に、離れて視界全体に入る状態で見て印象ががらっと変わりました。
願わくば、プライスコレクションの時の展示みたく光を変化させた状態で見たかったなあ。
竹林の描写で奥へ行くほうがだんだんと背景の白へ消えていくようになってるのが白い靄みたい。雀のお宿の場所は知らない。どこか人知れぬ里へと続いてるんではないか?そんな現像的な雰囲気を感じさせてくれるです。

とまあ、今回は大収穫でした。

ほんと書き切れないくらいです。

これで600円はかなり安いです。何なら常設展を見るのも理由のひとつにして後期の展示替えを見に行くのもアリだと思っています。

ひとつだけ残念だったのはこれだけのラインアップがありながらもポストカードの種類が少なかったこと。正直、欲しいと思ってたのが少なくてこれはがっかりでした。

まあ、入場料が600円なので仕方ないのかな。今回はそんなわけで久々に図録を買いました。

4/22まで。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンディ・ウォーホールの写ってるTシャツ

2007-03-23 20:45:15 | アート系
アンディ・ウォーホールと言えば、キャンベルスープ缶やマリリンモンローなどの作品が有名ですが、このTシャツは彼が被写体として撮られた作品をプリントしたもの。

ナット・フィンケルシュタインというひとの撮った写真だそう。

タイトルにこの写真家の名前を入れようかと思ったのですが、やっぱりアンディ・ウォーホールがかっこよく写ってるところでこういう題名にしてみました。

ちなみにこのTシャツは「Andy Double Tambourine」というタイトル。

このタンバリンがどことなく風神雷神の連鼓っぽいなあと。

にしても存在の発する妖しさがあっていいのです。



サイズ:XS、S、Mの3種類。価格は税込みで5,040円。アート系のTシャツってもっと高いのもあるのでこの値段なら文句なし。

いつも奈良美智さんのTシャツのことを取りあげることが多いのですが、こういうTシャツも好きですよ。

ちなみに購入したのはここ最近あまり行くことが出来てなかったlammfromm The Concept Store。

このお店に通ってからもう2年くらいになる。

自分にとって心地よい空間。

このお店でアートグッズに囲まれて過ごす時間はとても大切な時間です。

昨日は馴染みの店員さんともお話出来て楽しかったです。

やはり、楽しいところにはまめに行かなくてはダメみたい。ストレスの溜まりや酸い時こそ、気持ちのいい環境に身を投じるべきなんですよね。

今日も暖かく、そろそろTシャツの出番が近くなってきました。

このTシャツのデビューが楽しみです。


こちらで販売されています

lammfromm The Concept Store
ラムフロム・ザ・コンセプトストア
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
Tel.03-5454-0450
on-line store: http://store.lammfromm.jp/
on-line gallery: http://gallery.lammfromm.jp
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春間近

2007-03-22 22:27:50 | 日々のこと
温かな日差しを受けて、輝くみどり。

はっぱの向こう側は葉脈を通して透けてしまうほど。

子供のころは植物って生きているって実感が薄かったのですが、ここ何年かは頓にそう感じる機会が多いような気がします。

だんだんと春が迫ってる。

お花見出来る桜ももうすぐそこですね。

ピンクの花に惑うもいいのですが、新緑もまた捨て難いので載せてみました。
自然の織りなすデザインってやはりすごいなあ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅ナカ限定「Suicaで広がる。」キャンペーン

2007-03-21 22:10:52 | Suicaなペンギンくん
さあ、恒例のキャンペーンが始まりました。

今回は、駅ナカ限定「Suicaで広がる。」キャンペーン。

3/18にPASMOと相互利用が開始になった後なので、相当な応募があるのではないのでしょうか。

なんでも、3/18だけでSuicaが11万枚、PASMOが51万枚でたった1日で合わせて62万枚ものICカードが売れたとのことです。

駅ナカのお店でSuicaを使って100円以上の買い物をするとシールが貰えます。このシールの枚数に応じてコース毎に応募出来るシステムです。

さて、気になるペンギンくんグッズです。

A賞(6枚コース)ペンギントースター 500名様


なんと!ペンギンくんの顔の形るに焼き上がるという優れもの。

デザインは黒で、輪郭なしでいきなりペンギンくんの目と口が描かれてるもの。

普通に見た目がシンプルでかっこいい。

B賞(3枚コース)ペンギン湯ったりSPAセット 1,500名様


頭に白い泡が乗ってるペンギンくん。

写真ではタオルとバッグのみ写ってますが他にも入ってるんでしょうか。気になりますねえ。

C賞(2枚コース)ペンギンカードホルダー 5,000名様


これが一番実用的かもしれません。

でも、お仕事では指定のものしかダメなので使い道が微妙。。。

D賞(ケータイ限定、1枚コース) ペンギン待受 応募者全員

あれ?これまでは文字だけでなくって絵柄も公開されていたのに今回は活字のみ。どうしてんだろう。。。

さて、そんな訳で昨日今日でSuicaで買い物をして手元に4枚のシールが集まりました。



前回のキャンペーンはこのシールがオレンジでSuicaっぽくないなあと思ってたので、今回の黄緑復活はうれしいのです。

PASMOで私鉄の駅は桃色に染まってるので、JRは黄緑で対抗ってことで。

さて、毎回のパターンでまずはケータイ待受から応募です。

おお!前回のキャンペーンのIDとpassがまま使えるとのこと。

もっとも同意の確認とアンケート回答は必要なのでちょいとめんどくさいのですが。

さて、D賞に応募。

出て来たのはこれ!


ペンギンくんが飛んでます。

で、もう一度応募して別の画像が貰えると思いきや。。。。

既に応募されていますのメッセージが。

がーん。

なんと、今回のケータイ待受はこの一種類のようです。

これまで全6種類とかだったので、トーンダウンは否めません。

これは寂しいですね~。

仕方ないのでまずはC賞に応募です。

また、シールがたまったら他の賞にも応募してみます。
今度こそ当たって欲しいものです
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Suicaなペンギンくんの特大ぬいぐるみ!

2007-03-20 11:14:25 | Suicaなペンギンくん
Suicaなペンギンくんの特大ぬいぐるみが発売されるとのことでNEWDAYSへ行ってきました。

3/18には記念Suicaで並んだばかり。また、朝からJRの駅に行ってきました。

数量が少ないらしく決められたお店にしか並ばないとのこと。
(キオスクおすすめ商品情報:http://www.ej-kiosk.jregroup.ne.jp/cgi-bin/recommend.cgi)

上野駅の中央改札内のNEWDAYSへ行ってみました。

たしか9時すぎでした。

しかし、平日の朝から巨大なぬいぐるみをゲットしに来てるひとはさすがにいませんでした。ほっとひと安心。

何せ60センチと大きな商品です。ふつうに棚に陳列されてえいるとは思えない。

レジの奥かな?

そう思ってお店のレジのあたりを見てみるとビンゴ!

ありました。白のビニール袋に黄緑の紐。間違いありません。

この袋がいくつか並んでたのです。


一応、Suicaなペンギンくんグッズの棚も見ましたが特に巨大ぬいぐるみについては書いてなさげだったので、直接レジへ。

レジの上の袋を指差して、「ペンギンのぬいぐるみください」。

やった!!買えました!

これまであえてふつうのペンギンくんぬいぐるみには手を出してなかったので、この巨大ぬいぐるみが初なのです。

ぬいぐるみではないのですが、さかざきちはる展でかつて入手した革製のお人形があったので並べてみました。



おおー、やはり大きさが違うのはもちろん、顔も違いますね。

さかざき展のほうは原画に忠実に作られていて平面です。

やはり立体は難しい。

さて、この巨大ぬいぐるみは4800円。この小さな革製のお人形は5000円。
ほぼ同じ値段でこの違い。どちらも大切にしようと思います
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成17-18年度文化庁買上優秀美術作品披露展(日本芸術院会館)

2007-03-19 10:50:05 | アート系
VOCA展を出て、東博へ行こうかと思ってたのですがこの看板に気付いてしまいました。

上野の森美術館のすぐ隣の日本芸術院会館。

未だ、入ったことのない建物。

重厚な雰囲気と建物の名前からして一般のひとが中に入れるのかなあ?くらいに思ってたのです。

ところが、この看板を見ると入場無料となっています。

それよりもびっくりしたのは三瀬夏之介さんのお名前があったこと!

去年のMOTマニュアル以来、このひとの作品は見られる限りみたいなと思ってたのです。

以前にbunkamuraの小さなギャラリーで見て以来です、三瀬さんの作品を見るのは。

さあ、こうなれば見ない訳にはいきません。

しかし、知りませんでした。

文化庁が買い上げた作品を公開してるなんて。でも、税金で購入した以上は公開するのはごもっとも。

会場へは長い廊下をくねくねと曲がり到着です。

入口の横にこんな冊子が。



なんと図録が配布されてるのです。うれしい!!

これはほんと予想してなかったので手にとって小躍りしちゃいました。

ちゃんと作品が網羅されています。

さて、会場に入ってみるとかなりこじんまりとしたスペースでした。

やはり、どの作品も買い上げにふさわしいだけのクオリティです。

でも、いいなと思うのは自分として好きかどうかによってくるんですよね。

やはりこの中では三瀬夏之介さんの作品がいちばんとんがってました。

「日本の絵」三瀬夏之介


ね、ぶっとんでるでしょ?

作品の中にこれでもか!とエネルギーが入ってる感じ。

ちいさな山のうしろにまた巨大な山、山。細部が積み重なって全体を構成してるのですが、曼荼羅のように一定方向でないベクトルが素晴らしい。カオスでもっと力強いのです。

日本画なんだけど他のひとが絶対に出来そうにない作風。

こういう作品が買い上げになっているということが正直うれしいですね。

さて、会場は奥にもうひと部屋ありました。

「風雲13号地」風間サチコ


高さ2メートル弱、横は4メートルの大作版画です。

描き込みの細かさが迫ってきます。

軍艦に東京タワーやビックサイト、フジテレビなどそうそうたる建物がありえない密度で舟の上に一塊になっています。しかも、背後は炎上しかかってる。。。

一度みたら忘れられなくなる作品でした。


さて、作品はいろんな作風のものがあるので、どれかしらハマるのではないかと思います。

会館の出口を出ると看板をみつめるカップル。

「知ってるひとがいないね」と。

ああ、もったいない!

なんで作品の概要みたいなのを外に展示して誘導しないのでしょう。
せっかく感性を刺激してくれる作品に出会えるってのにね
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

並んで買えました!Suica・PASMO相互利用記念Suica

2007-03-18 13:11:17 | Suicaなペンギンくん
ふー、寒かった~。

今朝、Suica・PASMO相互利用記念Suicaをゲットするのに並んできました。

そもそも、初めは記念PASMOが発売になるってことでそちらを買うつもりだったのですが、同時に記念Suicaも出るということが判明したのでペンギンくん大好きなものとしてはやはりSuicaを買うべきだなあと思いJRの駅に並んできました。

当初、渋谷に行こうかと思ってたのですが、やはり大きな駅だと行列もすごいんじゃないかと思って、敢えて吉祥寺駅に行ってみました。

昨日はお酒を飲んでたので、朝がつらかったです。

9時から発売開始だったのですが、ぎりぎりの時間でなんとか列に並ぶことが出来ました。

ううー、それにしてもこんなに並ぶんですな~。京王井の頭線の窓口にも記念PASMOの列が出来ていました。

並んでるひとのいろんな話に聞き耳をたてたところだと、吉祥寺駅で発売の記念Suicaは800枚とか1000枚とか。

ひとり5枚まで購入出来るので列の長さからすると微妙。。。。

周りのひともそわそわしています。

でも、なんとか一時間待って買うことが出来ました!ラッキー。

というのも、もうあとちょっとで終了というところでなんとか順番が回ってきたのです。

一応、発売時間に並んで買えたのでOKです。しかし、駅で並んだ1時間はほんと凍えました。

カードはもちろんうれしいのですが、台紙がいいのです。

PASMOだったらこんなペンギンくんの台紙は手に入らなかったはずなので、Suicaで正解でした。
<表>
<裏>
台紙はこんなふうにペラ紙の状態で渡されます。

台紙にカードを差して、3つ折りにすると出来上がり。でも、もったいなくってそのままで折ってません。

今回、このビジュアルが記念だなあと実感させてくれます。


ここに書かれてるとおり、Suicaって2001年に始まったんですよね。

もう5年以上経ってるんです。そんなことに気付かないくらい当たり前のものになったということです。

そして、今日から私鉄もバスも地下鉄もSuicaが使えるようになりました。やはり、こう順を追って書かれると感慨深いですね。

サービスする側の想いがすごく伝わってくるのです。

そして、このカット。


Suicaを差す切れ目の上にちょこんとペンギンくんの後ろ姿。

ここに絵がなくても成立するのにこのデザインを持ってくるあたりがうれしくなります。

そして、テレビでは今日から新しいペンギンくんのCMが始まっていました。

一瞬前のと同じかと思ったら違っててびっくり。

私鉄や地下鉄の駅のプレートを持ったペンギンくん。
新しい街にSuicaでこんにちわ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VOCA展2007(上野の森美術館)

2007-03-17 20:43:00 | アート系
VOCA展2007を見に上野の森美術館へ行ってきました。

VOCAとは何ぞや?

チラシには「THE VISION OF CONTEPORARY ART 2007」と書かれてました。略称でVOCAってことのようです。

実は今回でもう14回目とのこと。

去年行こうと思ってたらいつの間にか終了してたので、今年は絶対に行こうと思っていました。

なんせ、町田久美さんの絵が見られるというだけで行く価値があります。

気合いを入れて行ってみたのですが、先日のダリ展の時の混雑がウソのように空いてました。

全体としてとても独創性があって必ず自分の好きな作品がみつかるなあという感じでした。

いやー、期待以上でしたよ。ほんと。

気になった作品のみ取りあげてみます。

のっけからすごいのに出会ったなと思ったら、これがVOCA賞の作品でした。

山本太郎「白梅点字ブロック図屏風」



二曲一双。銀箔が美しい。

バランスが絶妙で無駄のない構図。左の人物で見える箇所は杖と手と袖、そして足袋だけ。

点字ブロックの先にはT字で行き止まり。その上に白い花の咲く梅の木。

よおく見てみると、点字ブロックの右上の端と梅の木の間にひとひらだけ白い花びらが舞っています。

うーん、とんでもないもの見ちゃいました。この山本太郎さん、他にどんな作品があるのか気になってしまいます。

そんな作品を見たばかりだというのに今度は好きな作家さんの作品です。なんだか贅沢な気分です。

山口晃「木のもゆる」



相変わらずの作風です。この中央の幹の筆さばきのチカラのあること。

でも見てのとおり、中にはメカが描かれてるんです。

枝ぶりがすごくいいなと思って見てると、先のほうがあれっていう曲がり方に。

有機的な曲線なんだけど実際の枝にはない曲がり方。こういうひそかな悪意(とい言っていいのかな?うまい表現がみつからない。。。)、大好きです。

見てて、あれ?あれれとどっか別のところに引き込まれてく感じ。

あと妖しいのは梅の木に咲く花。

なんとなく揺らぐ炎のように描かれててちょっと不気味です。赤紫の空と合わせて幻想的な雰囲気がアップしています。

さて、同じ部屋を進んでくとありました、町田久美さんの作品「成分」。

今回、図録を買わなかったのでチラシの載ってるものは載せてますが、町田さんの作品のはなかったので想像してみてください。

顎から下の人物が右手を縦にして、その掌へ左手のスプーンを飲み込ませているというもの。

畳2枚くらいの大きさで見応え充分。

黒い線がきっちりと引かれてるのですが、かなり太い。これは描くのに相当時間がかかるはず。

しかし、スプーンが掌に飲み込まれる不気味。なんでしょうね、この感覚。

スプーンには白いものが入っています。掌の中もこんな成分なんでしょうか。

見ててやはり完成度が高いなと実感しました。

さて、次の部屋にはまた見たことのある作家さんの作品が。

樋口佳絵「耳触りな音」、「呼吸法」



ついこの間、西村画廊で初めて見てすごくはまった樋口さんの絵。

決して大好き!っていうのではなくって、いやだけどなんか惹き付けられるというポジションです。いや、ってことはやはりこれらの作品が好きってことなんでしょうね。

「耳触りな音」は顔が見えない作品だったのでびっくり。

あの特徴的な耳と小さい目が武器だと思ってたのですが、そういう要素なしでも成り立つのだなと納得です。

ひとつだけ転がる赤い靴が気になります。

「呼吸法」は樋口さんの真骨頂。

シャツとズボンの塗りのムラの出し方。居心地の悪い、背後の黄色と白の水平のとれてないライン。

左手前の白いのが布にも大人の顔にも見えるのです。

しかし、この少年の開いた口。せまってくるものがあります。決してリアルに写実的に描いた絵ではないのに。

あと、やられたなと思ったのは佐々木愛「Sleep」。

テーブルクロスのような白くて細かい柄の連続したものの一部を山の形にカットしてあるだけに見えたので、何故これが?という印象だったのです、初めは。

ところがキャプションを見るととんでもないことが判明。

こう書かれてありました。

「砂糖、卵白、レモン、バニラエッセンス、メッシュアクリルフレーム、、、」

あっ!!バニラの香り。

分かりました、このテーブルクロスの規制品に見えたパターンは砂糖とか卵白を混ぜてお菓子のようにひとつひとつ描かれたようです。

うわー、こういうことやるんだ。

いい悪いは別にしてとんでもない作品です。印象には残りました。今も書いててバニラの匂いを思い出したので意図は成功してると思います。

とまあこんな感じでかなり楽しめる内容でした。

下手に自分の感性に合わない展覧会に入ってしまったらもうアウトですが、たった500円でこれだけ楽しめるなら満足ってもんです。

3/30まで。上野の森美術館にて。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする