あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

さかざきちはる展2012 PART2ブックパレード(有隣堂アトレ目黒店)

2012-05-31 23:19:27 | かわいいもの
というわけで月曜からスタートしたさかざきちはる展2012 PART2ブックパレードに行ってきました。

PART1はペンギンパレード。PART2ではペンギン以外のキャラクターや絵本に登場する動物のイラストなどを展示、販売します。

(関連記事:さかざきちはる展2012 PART1ペンギンパレード(有隣堂アトレ目黒店)

というわけで気になる今回の原画を見てきましたよ~。全部で9点ありました。

女子ゴコロが2点。
ペンギンさん、うさこ、パンダちゃんの 女子ゴコロ (オレンジページムック)
坂崎 千春
オレンジページ


「なかよし」はペンギンさん、うさこ、パンダちゃんの並んだポーズ。

「女子会」は3人(羽?、頭?)でお食事。


そして、クウネルくんの原画が3点。
クウネルがゆく (クウネルの本)
坂崎 千春
マガジンハウス


「富士山」クウネルくんが富士山でやっほー!

「フラダンス」こういうスタイルも似合いますね。そういえばペンギンくんのフラダンスも以前にありました!

「うたたね」これが一番しっくりきますね。

色は黒のみ。たんにクウネルくんがよこにごろんとしてるだけ。でも、それがいい。


あと、カクカクシカジカが2点。
イラストのこと、キャラクターデザインのこと。
坂崎 千春
ビー・エヌ・エヌ新社


「タンポポ」たんぽぽと一緒ってのは思い浮かばなかったなあ。

絵としてはこれが一番好きですね。

「タンバリン」カクカクシカジカってやっぱりCMで動いてるのでこういう音ものは合っていますね。

うーむ、いずれはカクカクシカジカの原画も欲しいなあ。。。。(願望)


そして、うさぎのビンゴが2点。
うわのそら
坂崎 千春
角川書店(角川グループパブリッシング)


「ビンゴとてんちゃん」にゃんこのてんちゃんと一緒。

「ビンゴ先生」ええ、もちろんお髭がありますよ!

というわけでどれも素敵な原画でした。

守備範囲がペンギンくんで手一杯。なかなかここまで手が届きませんねえ。

宝くじとか当たったらいいな~。
コメント (2)
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チーバくん!どらやき

2012-05-30 23:22:49 | かわいいもの

先日、千葉駅で見かけたチーバくん!どらやき。

Suicaペンギンでおなじみのさかざきちはるさんデザインのチーバくん。

千葉県PRマスコットキャラクターとして定着してきたかと思います。

かなり大きなサイズのポップが素敵ですね。

やっぱり、チーバくんにはこの水色のバックが似合います。

以前にチーバくんカレーをみつけたのに引き続いての千葉駅です。
(関連記事:チーバくんがいっぱい!!


まずはこちらが5個入り。こちらは箱入り。


3個入りはパッケージが違います。

実物はまだ食べてないのでまた次回、訪れた際に試してみたいと思います。

千葉虎屋という和菓子屋さんが作っててネットでも購入出来るようですね。
http://www.c-toraya.jp/SHOP/415422/692242/list.html


おまけ。

JRを後にして次に向かった千葉都市モノレールのドアの案内のイラスト。

レッサーパンダの風太くん??

おさるさんのイラストに比べるとなんか妙なタッチ。。。
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京都細見美術館展Part2 琳派・若冲と雅の世界(そごう美術館)

2012-05-29 21:27:44 | アート系


京都細見美術館展Part2 琳派・若冲と雅の世界に行ってきました。

普段なら京都へ行かなくては見られないものが今回はどーんとまとめて見られてしまう嬉しい機会。

3月に見たPart1からようやくって感じです。ほんと待ち遠しかったのです。
(関連記事:京都 細見美術館展 Part1 都の遊び・王朝の美 -美を愛でる、京を知る-(そごう美術館)



■祈りの美

☆蝶鳥下絵法華経断簡

とても小さいのだけど蝶と鳥と草とがかわいらしい。

経文以外の上下に描かれているだけではなく、ちゃんとお経のエリアにも描かれてる。

これ便箋にしてくれたら絶対に買うのになあ。


☆六観音像

もともとはタイトルのとおり6点組みだったのが、馬頭観音のみ損失されてしまい5点が現存している。

今回はその中から二点。

まずは十一面観音。

この顔がカラーで肌色がきれい。表情がみな微妙に違ってる。

如意輪観音はあんまりエロくない。でも、この宇宙に通じてるかの感覚は素晴らしい。手に載せてる三角の法具がなんかそんなスペーシーな感じを醸し出してる。

どちらも鎌倉時代の彩色なのに状態がとてもよい。

他の三点は聖観音、千手観音、准胝観音。

レインボーの聖観音が見てみたい。

鎌倉以前の作例が少なく貴重とのこと。納得。



■王朝の雅と源氏絵

☆土佐光吉『源氏物語図色紙「初音」』  

小さいのだけど細い金の線がなんとも美しい。

満開の白い梅とは裏腹に源氏から目をそらす切なさが画面から出ている。


☆藤の衣物語絵巻

ネームがやたらと多い。

表情がマンガ的なのはよく見るけどここまで活字がマンガみたく入り混んでるのは初めてみました。

これTシャツにしたらいいと思うなあ。



■華麗なる琳派

☆忍草下絵和歌巻断簡

本阿弥光悦 書
俵屋宗達 下絵

忍草は檜などの草を版木がわりに使ったのだそう。

このフォルムのまんまなところはそういうことか!

でも、金泥銀泥だから実際の草のイメージとはかけ離れてて違いすぎる。

見てて飽きないんですよね。


山陰やさらても

庭にあとも

なし

春そ来にける

雪の村消

藤原有家



新古今和歌集 第十六 雑歌上

最後の行「雪の村消」のところだけ太くなってるのが気になりました。


☆俵屋宗達「双犬図」

白いワンコが黒いワンコにヘッドロック!

あっ、うそ。前脚を首に回してはいますが。

この目が線を引いただけのシンプルなものなのだけどなんともかわいい。

黒いワンコの墨滲みの描写も味わい深い。


☆尾形光琳「宇治橋図団扇」

金地に斜めにかかる茶の橋。そのすぐよこに銀で描いた渦二つ。

今見ても斬新すぎる。

このバランスがかなり無茶。でも、ばっちりきまっちゃってヤバイです。


☆中村芳中「朝顔図」

まん丸な朝顔の花。葉のほどよいたらしこみ。

画面全体のリズムがなんとなくかわいらしい。


☆酒井抱一「青面金剛像」

黒い背景にカラフルな金剛と夜叉と鬼。

ポーズもそれぞれにバランスがとれている。

描表装がまた素敵。これもちゃんと解説を読んで気づいてはっとしちゃう。


☆酒井抱一「扇面貼交屏風」

なんと18枚もの扇面が貼られていてバラエティに富んだ内容。

上から描いたナマズ。茅葺屋根の茶色に少し入った緑。石灯籠の後ろに隠れるかのような鹿。後脚で顔をかく白ウサギ。

そして一番気になったのが葉の上に乗った朱塗りの盃。

この下は流水??

解釈にとても悩みました。どういう配置なんでしょうね。


☆四季草花虫図屏風  琳派(作者不詳)

六曲一双。右隻は金バック、左隻は銀バック。

酸化して黒ずんだ銀箔がなんともよい味わい。

そして細密に描写された昆虫が美しい。

バッタの体の細い線など丁寧で立体感が見事。

左隻のラスト、雪の降り積む草木も素敵!


☆鈴木基一「朴に尾長鳥図」

朴の葉のたらしこみがお見事。

これでもかってくらい。

でも、尾長鳥はシンプルで表情も冷静。ざわついた葉の描写と比べるとかなりストイックで対照的。


☆鈴木守一「業平東下り図」

描表装がこれでもかというくらいに過剰な構成。たまりませんね。

上から桜、椛、杜若、タンポポ、ツクシとてんこ盛り。

あっ、もちろん業平もよいですよ。色キレイですし。



■若冲の魅惑

☆ 伊藤若冲「風竹図」

フォルムと筆さばきの楽しさ。

筆致が速いのがよくわかる。

そして、この竹の前に描かれてる岩がもう謎なフォルム。

地面よりもてっぺんのほうがでっかく明らかにおかしい。



☆伊藤若冲「瓢箪・牡丹図」

瓢箪のこのフォルムがなんとも愉快。

本体にちょろっと出てる弦が元気があって可愛らしい。

牡丹は墨のコントラストが面白い。

葉はこれでもかというくらいに濃いい黒。花は灰色の生っぽい滲みが美しい。

蝶の線がかなり速いスピードで描いたのがわかる。


☆伊藤若冲「雪中雄鶏図」

署名が景和。かなり初期の作品。

この細密な描写はやはり敵なしですね。

雪の描写は後年のものには及ばないもののそれでもあのべっとり感はお見事。

右の竹の楔状に絡むように描かれてるのが気になりました。


☆伊藤若冲「鶏図押絵貼屏風」

おかしみとバラエティ。正面から描いた顔とかもうオリジナルの鶏とはまるで別ですもん。

尻尾のひゅっとしたスピードとカーブが心地よい。

ひよこもやっぱりかわいい。

鶏たちの崩し方が変幻自在。

普通、六曲一双で12枚、鶏見たら飽きるはずだけど、まるで飽きない!!


☆伊藤若冲「菊花図押絵貼屏風」

こちらも菊のバリエーションが面白かったです。

まるで種類の違うものを描いてる。

まん丸のものからとんがったのまで。

にしても、枝の曲がり方の歪なバランスの美しいこと。かなりアクロバティック。

明らかにおかしいのだけど画面にして見た時に実にいい。


☆若演「遊鶏図押絵貼屏風」

『増訂古画備考』に「若冲の子なるか」とある。

↑キャプションにはこのように書かれてました。

以前に東博でみたプライスコレクションで、若演の「芭蕉図」を見たことを思い出しました。

こちらには伊藤若演となってましたがどうなんでしょう?門弟のひとりだとは思うのですが。

さて、こちらの鶏は若冲とは違う!

若冲にある生っぽさが薄くもうちょっと洗練されててデザイン的。

びっくりしたのは一番最後の面。

なんと弦に鶏が横向きに脚で捕まってる!

うわー、これは若冲はやらないですよね。

思わず笑ってしまいました。

でも、なかなかよい出来で素直に好きですね。



■かざりの意匠

釘隠しと引戸

が点数とバラエティに富んだ内容。

中でも夕顔文釘隠が圧巻。

釘隠しは横幅27センチと最大クラス。

ってか本来の役割の「隠す」ためのものから、それ自体が「飾り」として主張するように転換しちゃってるのが面白い。

この他に能装束や茶釜なども。


ともう満足しきりの内容でした。

惜しむらくは暗めの照明。そしてリストを出していないところ。

図録にありますというので済ませるのではなく、それをコピーして置いておけばいいのになあと思ってしまいます。

内容が文句つけられないレベルですごいだけに残念です。

7/16まで。
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SDカードとメモリースティックPRO Duoを見てて

2012-05-28 23:10:53 | 日々のこと


SDカードとメモリースティックPRO Duo。

左のSDカードだったらコンビニでも手に入る。

もっともmicroSDにアダプターってこともあるだろうけども。

かたや、メモリースティックPRO Duo。

もともとの規格のメモリースティックから小さくなってSDカードよりも小さいサイズ。

で、こちらはSONYの提唱してきた規格。

なんとなくベータを想起しちゃいます。

もちろんSDがVHSみたいなもん。

最近はSONYのデジカメでさえSDカードが使えてしまうし。。。

もっと微妙なのは富士フィルムとオリンパスの開発したxDピクチャーカード。

こちらはさらに見かけることが少なくなってしまった。

なんだかこちらはビデオテープどころかVHDみたいだ。

LDにまるで歯がたたずに早々に消えてしまったフォーマット。

これからも何がしかの新しい商品が登場する時にはまたこういったシェア争いがあり、勝者と敗者とになってしまうんだろうな。

今回はなんとなく。特にオチもなく。
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福田平八郎と日本画モダン 前期展示(山種美術館)

2012-05-27 22:54:34 | アート系

山種美術館で昨日からスタートした「福田平八郎と日本画モダン」に行ってきました。

日本画モダンとは今回の展覧会にあたり、監修者の山下裕二先生が出品作品を特徴づけるフレーズとして生み出した造語なのだそう。

琳派へのオマージュ、主題の再解釈、大胆なトリミング・斬新なアングル、構図の妙、風景のデザイン化の5つのポイントに分類されます。

おそらくこの「日本画モダン」という言葉は今後も使われてくのではないでしょうか。そうするとこの展覧会を見られたことはちょっと自慢出来るのではないかなあと。

今回は2章だて。


-1章- 福田平八郎

☆「青柿」

唯一のお弟子さんだった正井和行の言葉がキャプションにあったとおり。

一枚の葉を色彩分割で描くというのはそれまでの日本画に見たことがないのだとか。

なるほど、色を変えて描かれる葉はなんとも鮮やか。

青と緑が眼に心地よい。


☆「鯉」

ぬぼおとした表情がよい。

重ねられた静かな面持ちのブルーの岩絵の具は日本画ばりばりなんですが、線に漂うある種の緩さというか軽味が他とは違うものとしてそこにある。


☆「桃と女」

今回転じされている平八郎の作品では一番古いもの。

なんと雅号は九州。

出身地が大分ということで付けたとのこと。

さて、それはさておき、なんとも雰囲気がある絵。

おんな2人の表情が面白い。交わす目線。

なんとなくちょっと性的な雰囲気が出ちゃってる。桃はやっぱり、、、だし。

葉のバナナのような反りのあるフォルムはファロス的。

しかも桃には袋がかけられている。

実際にどこまで意図してたかは分かりませんね。



☆「漣」(さざなみ)

今回、一番衝撃度が高かった作品。

銀バックに青い線が横にてろてろと漂ってる。

このミニマムな構成が無駄が無くかつぎりぎりで必要充分で構成される美しさ。

もう日本画という領域すら超えてしまってる。

銀箔を発注したのだが、表具屋が勘違いして金箔で用意してしまったので、その上から銀箔を貼ったところ、むしろこちらのほうがよかったとのこと。

この横に実際に金箔の上から貼ったのと比較してるのが資料として展示されていました。これは分かりやすくてよいですね。


このほかにも、筍、鮎を描いたのが3点、色鉛筆で描いたスケッチも。

※なお、チラシやポスターを飾る「雨」は6/26からの後期展示で登場します。



-2章- 日本画モダン

琳派へのオマージュ、主題の再解釈、大胆なトリミング・斬新なアングル、構図の妙、風景のデザイン化の5つのポイントに分類して展示されていました。


琳派へのオマージュ
大胆な意匠化や装飾性で知られる琳派の造詣と親近性の強い作品を紹介する



☆俵屋宗達[絵]、本阿弥光悦[書]「四季草花下絵和歌短冊帖」
(全18面のうち「千羽鶴」「浜松」「薄に桔梗」)

「波に垂柳」「桜花」「桜」「卯の花」「夕顔」「藤」「躑躅」「月に松山」
「薄に桔梗」「萩」「団菊」「朝顔」「椿」「浜松」「枯柳」「千羽鶴」

全18面のうち第1面「波に梅」、第18面「野草」はスペースの都合で展示出来なかったとのこと。うむむ残念。

てっきり近世の日本画家で来ると思ってたのでこれは嬉しい誤算。

酸化して黒ずんだ銀がしぶい。この16枚は何度も行き来してじっくりと見てきました。

和歌は新古今和歌集から。ちゃんと詠み人知らずの歌もあるのが素晴らしい。


☆加山又造「涛と鶴」(小下絵)

ロビーに飾られた陶板の作品の下絵。

大きさが小さいと全体が一目で見ることが出来てスケール感が異なるし、印象も違ってくる。

やはり異様でよいです。エッヂの立ち具合が琳派をより過激にした感じでかっこいい。


主題の再解釈
西洋絵画の主題表現を思い切って取り込んだ作例


☆川端龍子「真珠」

大事なところを隠すその場所にパール。

この女性の目の中の点、乳首の点、パールの点の5点が妙に気になりました。

西洋絵画モチーフなんですが日本画に持ってきてしまってる違和が面白い。

左隻の横たわる女性の胸に手を持ってくポーズと背景の渦潮がなんとも。。。


大胆なトリミング・斬新なアングル
構図の妙
画面構成や構図におけるモダンな感覚に注目


○大胆なトリミング・斬新なアングル

☆川端龍子「月光」

タイトルにある月はおまけで画面いっぱいに描かれているのは寺院の門か?

この梁の直線の連なる様が圧巻。画面みっしりです。


☆奥村土牛「北山杉」

幹の線の這う具合がよい感じ。

かなり意図的で実景ではないところがよいなあと。


○構図の妙

☆前田青邨「鶺鴒」

波の質感描写が素晴らしい。

海の青、波頭の白。その上を翼をピーんと伸ばした鶺鴒が飛んでく。


☆牧進「寒庭聖雪」

画面の下にちょこっと描かれたスズメ。

上方へは白く開かれているもののそこには意匠化された雪の結晶が。

この構成はちょっと面白い。雪のバックの白は地の白ではなくちゃんと描かれているのがポイント。


風景のデザイン化
自然本来の表情を残しながら、抽象性を高めることで自然美の新たな表現をめざした作品を取り上げる

☆山田申吾「宙」(おおぞら)

超広角のレンズで見たような地平線の草が歪んで見える。

雲の色味の多さがキレイ。


☆正井和行「庭」

平八郎のただ一人のお弟子さんとのことで納得。

着眼点がおかしい。ストイック。

水平線に少し斜めに入る幾重にも続く線。その向こうに山と月。

もう日本画に見えない。もう一点並んで展示されている「流水」もおかしい。


やはりここに来ると作品とじっくりと向き合えます。至福の時間。

さて、後期も楽しみです。

前期展示:5/26(土)~6/24(日)
後期展示:6/26(火)~7/22(日)

↓こんな嬉しいお知らせも

半券割引サービスのお知らせ(2012年05月26日)
【特別展】生誕120年 福田平八郎と日本画モダン」展の前期(5/26~6/24)にご来館された方は、本展チケットの半券を後期展(6/26~7/22)にお持ちになると後期展は一般1000円、学生700円になります。是非ご活用ください。
(半券一枚につきお一人様一回限り)


他にはこんな企画も。

「福田平八郎と日本画モダン」展の関連企画 フォトコンテスト開催のお知らせ
http://www.yamatane-museum.jp/2012/05/photocontest.html.html

東山魁夷/福田平八郎 アート・ギャラリー・ジャパン/20世紀日本の美術 ジャケット版 (8) (アート・ギャラリー・ジャパン) (アート・ギャラリー・ジャパン 20世紀日本の美術)
クリエーター情報なし
集英社
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無題35

2012-05-26 21:50:11 | あおひー写真


ディスプレイに並ぶ商品。

なんて書くと素敵なブランドとかイメージしちゃいそうだけども、これは商店に並ぶ日用品とか。

スーパー未満の個人商店って感じ。

蛍光色のキレイなのは実は値札を書いた紙。
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日光!行っこう!キャンペーン中吊り

2012-05-25 23:26:55 | Suicaなペンギンくん

というわけで久々にペンギンくんの中吊りです。


日光といえば、やはり三猿ですよねー。


なんとペンギンくんが東照宮を想像してるー!


でも、プレゼントがちょいと微妙。

また、新しいポスターと中吊りに期待です!
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guardian三幅対

2012-05-24 22:36:40 | あおひー写真

本当は横に3枚並べたかった。


というわけでこのタイトル。


道守る人々。

今日も感謝してその前を通りすぎることとしよう。

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書けてなかった最近の展覧会など

2012-05-23 23:14:53 | アート系
奥絵師・木挽町狩野家(板橋区美術館)

所蔵品だけでここまでよい内容。しかも無料。

一部の屏風は畳の上に上がってガラスケースとか無しに直接見られてしまうという他ではちょっとあり得ないこと。

目黒区美術館は区の財政難を理由に原爆展を中止したというが、かたや無料の展示もありってことで。



国展(国立新美術館)

知人の画家・森本恭代さんが出していることで案内を頂いて見に行っていた。

うーん、点数は多いけど。

なんて思ってて見つけた森本さんの作品が明らかに他の作品とは違ったトーンでとてもよいと思いました。

なんと、会友賞を受賞されていて納得でした。



新屋 進展「Inside of the Japan/Nippon's Mind」(ガルリアッシュ)

オープニングに行ってきたものの大盛況で作家さんのお話を伺うことが出来ませんでした。

写真としてストレートでばっちり撮れているのでノイズ加工しなくてもいいのではとか思ってみたり。ほんと個人的な好みの問題なんですが。



イ・ブル展「私からあなたへ、私たちだけに」(森美術館)

うーむ。

見てたときはあるていどふむふむとなったものの後で思いかえしてみると印象に残ってるものが少ないかなあと。

あ、でも、断食芸人はちょっとすごいなあと思いました。



MAMプロジェクト 016 ホー・ツーニェン(森美術館)

参りました。4面で囲われたスクリーンに投影される記憶の断片。

接続されるはずのないものがつながる。

ドリフの雷様のコントに出てきそうなボンバヘッドが叫ぶ様がもう笑いを超えてしかも作品中の大号令として機能してしまってる。

あのつなぎと音響のセンスは素敵。
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日光田母沢御用邸記念公園

2012-05-22 21:21:19 | 日々のこと

日光田母沢御用邸記念公園に行ってきました。

ほほう、こんな場所があるなんて知りませんでしたよ。

御用邸だったところですが解説を読んでびっくり。

仮皇居、東宮御所だったこともあるのだそう。

公園という名前ですがこの建物がメインです。


看板が渋めでよい感じ。


驚くのはこの建物の広さ。こんなふうに入り組んでいて部屋が106室もあるのだそう!これは案内の導線がなければ迷うこと間違いなし。


外観は純和風なれど、中には絨毯がひかれきらびやかな照明のある和洋折衷の部屋も。


この屋根の繋がる構造がなんとも不思議。


ほとんどが平屋。これは数少ない2階の部屋から。3階の部屋がひとつだけあるもののそちらは期間を限定して公開


向こう側に見えるお庭の景色がキレイ。


こんな部屋も。

御玉突所。そう、ビリヤードのお部屋。調度がいちいちかっこいい。


これ、何のボタンか分かりませんでした。でも、空調か何か??


謁見所。

天皇陛下がご滞在中、公式の謁見を行うお部屋で、御用邸で最も重要なお部屋です。


お庭から見た3階の御展望室のある部分。


この枝垂桜は樹齢400年!


「ここから先にはいけませぬ」の印、関守石。

この記事はこれにておしまい。
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緑の向こう

2012-05-21 22:06:02 | 日々のこと


木と木が繋がって見えてゲートのよう。

茶色のU字の向こうにはグリーン。

行ってみたくなるその向こう側へ。
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草間彌生「永遠の永遠の永遠」(埼玉県立近代美術館)

2012-05-20 09:51:39 | アート系

草間彌生「永遠の永遠の永遠」を見に、埼玉県立近代美術館へ行ってきました。

いつもの公園の入口の看板はインパクトありあり。

作家自身の姿が出てくることにちゃんと意味があるなあと。

そんじょそこらの若手が敵わない圧倒的な存在。


さて、のっけから美術館は草間カラーに支配されていました。

ガラスには赤玉が貼り付けられててこの場がいつもとは異なった雰囲気に。


ロビーの赤に白玉のオブジェにはおそらく草間さんが描いたであろうドローイングも。

けっこう、気がつかずにスルーしちゃうひとが多かったように思います。


明日咲く花

松本市美術館の庭のオブジェを思い出しました。

毒のあるかのようなこの色味がたまりません。


草間さんと撮影出来るコーナーも。


六本木アートナイトでは遠かったやよいちゃんもこんな近くに。


こうして見るとやはり大きいですね。

さて、前置きが長くなりました。

今回は意外にも近作がほとんど。

2009年から2011年にかけて描かれた「わが永遠の魂」が中心。

「愛はとこしえ」も50点のうち40点弱が展示されていました。

こちらは黒のマーカーペンで描かれていますが、わが永遠の魂のほうはアクリルでカラー。

でも描かれているエッセンスは、愛はとこしえからの続いているものが多いように思いました。

年齢的に考えてよくぞここまでの点数を制作出来たなと驚きました。

気になったものを何点か。


☆静かな朝のめざめ

青、黒、赤。

この黒の点というか隙間のフォルムの変遷の塊がちょっと他のとは異なっているなあと。

こういう思ってたのと違うのを見られると嬉しいですね。


☆果てしない人間の一生

描かれているモチーフは想定の内なのだけども、これは色違いがカラフル。

このシリーズ、わりと色数は抑えてるのが多いのですが、これは色数も多く楽しい構成。


☆星たちの消滅(銀)

銀ベースのバックに星と思しき点がいくつか。

この淋しさはなんだろう?

ここでは画面いっぱいにイメージが満ちてはおらず、かなりスカスカのところに丸がいくつか描かれている。


あと、この他に新作ポートレートが3点。

これは今回の展示の為に制作された草間自身の自画像。

銀色、水玉の肖像画。これはやっぱり草間さんにしか描けない。



☆チューリップに愛をこめて、永遠に祈る

白の空間に赤玉がいっぱい。くらくらしますね。

チューリップの彫刻は3点。

彫刻は撮影オッケーなのでみんな撮りまくっていました。


あと、常設展示のほうにも草間さんの初期の作品や最近のケータイの作品も展示されているのでこちらも是非!

今回は展示のラストに特設のショップがありかなりの盛況でした。

一階のいつものショップも大混雑。レジ待ちの列が出来ていました。

本日5/20が最終日!
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蕭白ショック 曾我蕭白と京の画家たち 後期展示(千葉市美術館)

2012-05-19 21:34:25 | アート系


「蕭白ショック 曾我蕭白と京の画家たちも」もついに明日で修了。

前期展示は見てたものの後期はぎりぎりでなんとか滑り込みセーフ!
(関連記事:蕭白ショック 曾我蕭白と京の画家たち 前期展示(千葉市美術館)

明日まででしたのでさすがに焦りました。

なんと109点のうち前期後期を通して展示されるのはわずか5点!
(右隻、左隻の入替は除く)

つまりそのほとんどが入れ替わるというもの。

なるほど半券を持っていくと半額の500円(一般料金1000円のところ)になるのは納得。


ということで今回も見ごたえ充分、大満足な内容でした。


☆月岡雪鼎「梅に美人図」

第一章の蕭白前史で一番気になった作品。

しなをつくる着物のポーズは一般的なのだけどもこの顔のフォルムがちょっと他の絵師とは違うのです。

なまじ、浮世絵で同じ顔オンパレードを見慣れてるだけにこういう個性的なのを見るとビビっときてしまいます。


☆曾我蕭白「鷹図押絵貼屛風」

細密で丁寧な描きこみに関心。

いろんな鳥を襲ってる鷹のポーズ集。

水に映る鷹もよろし。


☆曾我蕭白「鳥獣人物図押絵貼屛風」

猿がくもの巣に手を伸ばしてる。。。。。

おいおい、その右手は左手の3倍の長さって。。。。

君の手はシャア専用???

正面から描いたゆるゆるの馬、そしてゆるゆる雁も印象に残りました。


☆曾我蕭白「寒山拾得図」

寒山の白、拾得の黒。

やはりこのおどろおどろしい表情は蕭白ならでは。


☆曾我蕭白「波濤鷹鶴図屛風」

鷹に追われるの鶴の表情がなんとも人間っぽい。

本気で嫌がってるっていう感じに見えてなんともかわいそう。

でも、実際の鳥はこんな表情はしませんもんね。


☆曾我蕭白「群仙図屛風」

今回の展示の目玉ですね。

やはり何度見ても参りましたってなってしまう。

水墨によるモノトーンと彩色によるハイブリッド屏風。

明らかにおかしいのだけども絵としての技量が圧倒的に勝っている。

右隻の右から3枚目。仙人の衣が風にたなびく様のびりびりとした描写のオリジナリティったら。

あと、やはり波の描写にしびれます。根元はこれでもかとぶっといのが先に行くとどんどん分岐しててなんとも不思議なフォルム。

龍は波と同じトーン。

耳かきしてもらってる蝦蟇仙人の頭の上の蝦蟇蛙もよい。白いぶつぶつもあるのだけどこれはこれでかわいい。


☆曾我蕭白「群童遊戯図屛風」

以前に九州国立博物館で見てて再会できると嬉しくなる屏風。

背景の銀箔は酸化して黒ずんでしまってるけれども当時の曇りないシルバーだったらどんな風だったろうなと妄想するのが楽しいですね。

もう少し状態がよかったらいいのになあと思ってしまいます。


☆曾我蕭白「唐獅子図」

とにかくでかさに圧倒されますね。

縦横共に2メートルオーバーな画面は迫力あり。

あとやっぱりこの獅子の表情には笑ってしまう。

あと、髭の放射状に伸びる線が何気によかったりもする。


☆曾我蕭白「松に孔雀図襖」

色が鮮やかである孔雀をモノトーンで描いてる。

羽のふわふわ感、お見事!

あと、松の幹の描写に息を呑む。

墨で描いた黒の部分とその塗り残しである地の白が互いに模様として主張してる!!


☆曾我蕭白「松竹梅図襖」

梅の枝と花の細い線にスピードと緊張感を感じました。

地味だけどとても好きな作品。


☆曾我蕭白「楼閣山水図(月夜山水図)屛風」

これとても品があるなあと思いました。

一見、派手に見えるのだけどもそうではない。確かな美意識に裏打ちされている。

金泥で描かれた横線の霞と部分部分にアクセントとして使われた赤がなんともストイックに見えてくるのが不思議。


☆曾我蕭白「山水図押絵貼屛風」

山にかかる靄を山のほうの墨のにじみで表現してる手法が○。

靄のほうは地の白にのまま。


☆伊藤若冲「布袋図」

やはり若冲による人物のほとんどキャラ化されてる見本みたいな作品。

頭と肩の辺りの毛の描写が秀逸でした。


☆円山応挙「山水図」

応挙を名乗る前の仙嶺時代の作品。

潑墨(はつぼく)なる手法はまるでアクションペインティング!

黒一色だけどもこの筆致でばーんと攻めちゃうのは猛烈に反則です!

筆でしぶき飛び散る様が山に見える。

でも画面の大半はきっちりと描いてるという妙なバランス。



とかなり濃い内容です。

明日5/20まで!必見!!!
奇想の系譜 (ちくま学芸文庫)
辻 惟雄
筑摩書房
無頼の画家 曾我蕭白 (とんぼの本)
狩野 博幸,横尾 忠則
新潮社
もっと知りたい曾我蕭白―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
狩野 博幸
東京美術
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KATAGAMI Style 世界が愛した日本のデザイン(三菱一号館美術館)

2012-05-18 22:32:12 | アート系

昨日、三菱一号館美術館でKATAGAMI Styleを見てきました。

平日の夜間、しかも著名作家の目玉となる作品があるわけでもないのに結構な混雑。

見始めて納得!

これはちょっとあまりないアプローチ。

日本の型紙が海を渡り、19世紀の芸術に大きな影響を与えていたとは。

その流れを一気に見せてくれる。見事な切り口です。

さて、型紙についてはちらしに説明が載ってたので以下に引用してみました。

【型紙とは?】
江戸小紋やゆかたなどの着物の記事に柄や文様を染める工程で用いられる道具。美濃和紙を柿渋で加工した紙に、多彩な図柄が彫刻刀で彫り抜いてある。図柄の部分を防染糊で塞いで染色するため、図柄以外の部分の布が染まることになる。


この型紙の細かいことにびっくり!

花草、鳥などのものが多かったかな。小さいパターンを繰り返すものから大きな絵になってるものまで多彩な表現。

あと一番驚かされたのは型紙のみで鑑賞に堪えうるということ。

本来は着物を制作するための工程に使われるもののはずが、下手をするとその製品をも上回ってしまうクオリティ。

ほんと見惚れるのですよ。

エッセンスであり、かつ影であり、芯となるデザインの本質。

でも平面のデザインと比べるとこの切絵的な型紙は厚みもあってマテリアル感は高い。

美術は数あれどこういったものはちょっと他にないように思いました。

浮世絵は愛されてもその版木まで飾ろうということはあまりなさそう。もちろん資料としての価値はあるでしょうけれども。

そして、これらの型紙が多数海外で残ってて、相当に影響を及ぼしていることが分かります。

布のデザインはもちろんのこと、家具やガラス、食器まで。

ジャポニズムという言葉は知っていたし、そういう流れはなんとなくわかってはいたものの、ここまで明瞭に型紙からの影響が強いと示した展示にしたことに拍手。

いつもなら固有の作品名を書いてそれを感想としますが今回はそういうふうにしません。

だって有名無名問わずに素敵なものをたくさん見られましたからね。

あと型紙で杜若、菖蒲モチーフのがちらほら。

テキスタイル、ポスター、ガラスのランプなど、とにかく幅が広く点数も多いのですが決して見飽きないのです。


あと、ポイント高かったのはこの展覧会マップなるリーフレット。なんとカラーです。

こういう展示ではリストよりもこういったもののほうがその展示の本質がぱっと分かりやすいように思いました。

5/27まで。
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無題34

2012-05-17 23:09:43 | 日々のこと


駅の通路のポスターが貼られているはずのスペース。

ところがポスターはなくってフレームのみ。

ガードしてる透明のアクリルの撓みが写りこんだ景色をゆがませてく。

見る角度で無限に変わる表情はポスターよりもむしろ豊かなのかもしれません。
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