2010年7月23日公開予定
特別試写会(国際フォーラム ホールA)
7月15日。17:30開場、19:10舞台挨拶 上映19:30~22:00
友達に誘って貰った試写会。会場の警備がやたらと厳しくて、カメラも入っていたので主要俳優の挨拶があるのかと期待したらビンゴ!!渡辺謙さんがロスのプレミアからとんぼ返りで帰国し、成田から駆けつけての舞台挨拶がサプライズでありました。
挨拶内容はワイドショーで流れた通り。
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態=眠っている時に夢を通して潜在意識に侵入し、そのアイデアを盗み出すという犯罪分野のトップ・スペシャリスト。しかし彼はまた最愛の妻を失った国際指名手配犯でもあった。そんな彼にあるミッションの依頼が入る。これを果たすことが出来ればかつての幸せな人生を取り戻せるかもしれない。だがそれは「インセプション」と呼ばれる他人の潜在意識に入り込んである考えを“植えつける”という最高難度の仕事だった。彼はチームを集め、最高の技術と細心の注意を払って念入りに準備しこのミッションに取り掛かるが、予測していなかった展開が待ち受けていた…。
この「インセプション」の依頼人サイトー(斉藤=さいとうじゃなくてサイトーなのが面白い)役を渡辺謙が演じています。初めから終わりまでほぼ出ずっぱりで完全に準主役級。
しかしあの老けメイクはあんまりいただけなかったかも
冒頭からサイトーの屋敷や東京の風景が出てくるのですが、屋敷が城だったり、内装が中国風だったり、新幹線の車内が欧州風だったり(最近新幹線乗ってないので、あのような個室っぽい車両も存在するのだったら見当違いだけど)と、西洋人の日本観が未だにこの程度なんだと悲しいような可笑しいような、ちょっと複雑な気持ちにさせられます。
しかし、他のロケーションやセットは違和感なくその壮大さを楽しむことが出来ました。
コブは最愛の妻モル(マリオン・コティヤール)と行ったある「研究」の結果、現実認識を喪失した妻の自殺という過去を背負って苦しんでいます。それに気付いたアリアドネ(エレン・ペイジ)はコブの道標的役割を果たしていきます。
コブのチームのメンバーは他にアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)、イームス(トム・ハーディ)、ユスフ(ディリープ・ラオ)といった夢の街の設計人や夢に誘う薬の調合人、ターゲットの情報収集人など専門家が結集しています。
夢は第一層から第三層まであり、深度が上がるにつれ、現実の時間の何倍も長く感じられるという特徴があります。各層と更に虚無の層で同時進行するそれぞれの物語をしっかり頭の中で整理できないと、作品自体を楽しめなくなるので注意が必要だけど、次々降りかかる「追っ手」との戦いとミッションの結果を見届けるのに夢中で二時間半という長さは気になりませんでした。冒頭のシーンが終局に繋がる手法は従来からあるけれど、ラストのコマの示す世界は果たして・・・一緒に観た友人たちと「あれは止まるよね」と認識は一致したけど、観客の想像に任せる終わり方でした。
物語はミッションの成否の他に、コブとモルとの間の過去とその決別がテーマです。
夢の中の世界もセットを組んで撮影したものが殆どだそうで、無重力でのアクションや派手な爆発シーンなども迫力があって楽しめました。
実は予告で観た時は謙さん出てるから「観てもいいかな」程度の関心だったけれど、映画終了時の感想は「面白かった!観て良かった!!」になりました
特別試写会(国際フォーラム ホールA)
7月15日。17:30開場、19:10舞台挨拶 上映19:30~22:00
友達に誘って貰った試写会。会場の警備がやたらと厳しくて、カメラも入っていたので主要俳優の挨拶があるのかと期待したらビンゴ!!渡辺謙さんがロスのプレミアからとんぼ返りで帰国し、成田から駆けつけての舞台挨拶がサプライズでありました。
挨拶内容はワイドショーで流れた通り。
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態=眠っている時に夢を通して潜在意識に侵入し、そのアイデアを盗み出すという犯罪分野のトップ・スペシャリスト。しかし彼はまた最愛の妻を失った国際指名手配犯でもあった。そんな彼にあるミッションの依頼が入る。これを果たすことが出来ればかつての幸せな人生を取り戻せるかもしれない。だがそれは「インセプション」と呼ばれる他人の潜在意識に入り込んである考えを“植えつける”という最高難度の仕事だった。彼はチームを集め、最高の技術と細心の注意を払って念入りに準備しこのミッションに取り掛かるが、予測していなかった展開が待ち受けていた…。
この「インセプション」の依頼人サイトー(斉藤=さいとうじゃなくてサイトーなのが面白い)役を渡辺謙が演じています。初めから終わりまでほぼ出ずっぱりで完全に準主役級。
しかしあの老けメイクはあんまりいただけなかったかも
冒頭からサイトーの屋敷や東京の風景が出てくるのですが、屋敷が城だったり、内装が中国風だったり、新幹線の車内が欧州風だったり(最近新幹線乗ってないので、あのような個室っぽい車両も存在するのだったら見当違いだけど)と、西洋人の日本観が未だにこの程度なんだと悲しいような可笑しいような、ちょっと複雑な気持ちにさせられます。
しかし、他のロケーションやセットは違和感なくその壮大さを楽しむことが出来ました。
コブは最愛の妻モル(マリオン・コティヤール)と行ったある「研究」の結果、現実認識を喪失した妻の自殺という過去を背負って苦しんでいます。それに気付いたアリアドネ(エレン・ペイジ)はコブの道標的役割を果たしていきます。
コブのチームのメンバーは他にアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)、イームス(トム・ハーディ)、ユスフ(ディリープ・ラオ)といった夢の街の設計人や夢に誘う薬の調合人、ターゲットの情報収集人など専門家が結集しています。
夢は第一層から第三層まであり、深度が上がるにつれ、現実の時間の何倍も長く感じられるという特徴があります。各層と更に虚無の層で同時進行するそれぞれの物語をしっかり頭の中で整理できないと、作品自体を楽しめなくなるので注意が必要だけど、次々降りかかる「追っ手」との戦いとミッションの結果を見届けるのに夢中で二時間半という長さは気になりませんでした。冒頭のシーンが終局に繋がる手法は従来からあるけれど、ラストのコマの示す世界は果たして・・・一緒に観た友人たちと「あれは止まるよね」と認識は一致したけど、観客の想像に任せる終わり方でした。
物語はミッションの成否の他に、コブとモルとの間の過去とその決別がテーマです。
夢の中の世界もセットを組んで撮影したものが殆どだそうで、無重力でのアクションや派手な爆発シーンなども迫力があって楽しめました。
実は予告で観た時は謙さん出てるから「観てもいいかな」程度の関心だったけれど、映画終了時の感想は「面白かった!観て良かった!!」になりました