気ままに菓子作り

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大涌谷の地質と植物観察会

2012-09-27 23:22:15 | グリーン

9月26日(水)今年初めて箱根の観察会に参加いたしました
天気は快晴、桃源台まで来る途中富士山が大きくくっきり見えました
今回湖尻から姥子を通って大涌谷へ抜ける自然探勝路を歩きました
地質はあまり興味がなかったのですが、植物の植生を知るには
欠かせないということで、少しお勉強をしようかという思いで参加しました
ところが今回植物の先生がお休みでした。
でもそれを埋められる植物グループのスタッフの皆様と
地質学が専門の笠間学芸員の案内で楽しい1日でした
幸運なことに24日に箱根町を含む1市3町の火山地域が
日本ジオパークに認定されたという
観光の起爆剤として箱根の火山地域への期待が大きい
先生から箱根の地形の成り立ちについて説明を受ける
約3000年前の爆発により神山の斜面が崩壊し
大涌谷が出来き、早川の上流がせき止められ芦ノ湖が出来たということ・・・
参加者はスタッフを入れて36名

 

 林の中を歩くがシロヨメナ、ノコンギク、ヒメジソ テンニンソウ、 シュンブンソウ、タマアジサイと
 たくさんの植物が足元に現れる

  

         ノコンギク                                         ヒメジソ(イヌコウジュとの違いは?)

  

       テリハノノイバラ                                            ツリガネニンジン


                      
 
                     箱根では珍しいホソエカエデ 葉柄が赤みを帯びる
                                      画像はサルナシでした 
                     エノキグサの雄花と雌花のの様子を観察
            神奈川県環境保全センターの敷地に群生していたマツムシソウ
            アカタテハが吸蜜に来てました
  
         

        
 
   

          シロバナイナモリソウ                                    サンカクヅル(別名行者の水)
                                                      ブドウの実のようで食べられる
                                                      別名が面白く調べたら蔓を切ると樹液が出て
                                                      それを飲んだらしい
     

   レークアリーナの屋根越しに見た冠が岳                          姥子へ上がる途中で見たミドリヒョウモン
   3000年ほど前に神山が崩れた溶岩ドームが
   冠が岳を取り囲むような馬てい形のカルデラを形成
    

          オトコエシ                                               ツルニンジン
     

           ツチアケビ                              金太郎岩
                                           神山の溶岩は粘り気があり分厚く大きなかたまりとして残ったところ
                                           節理(割れ目)の種類を教えていただきました
     

     キントキヒゴダイ                              姥子のロープエーの駅から少し登ったところに
                                              舟見岩で昼食
                                              岩といっても草木に覆われていてここから
                                              芦ノ湖を通る船を見張った
     
 
      オミナエシ(他の植物が巻き付いていた)              ヤマラッキョウ

    
     
         秀明舘前の看板                                      弘法の硯石
                                                        水の流れで穴が掘られる

    

 姥子から大涌谷までかなりの上り                          流れ山の地形 1枚の溶岩流   
 ブナ林と流れ山と書いた標識を進む
 ミズナラとヒメシャラが多い
 オオウラジロというバラ科の樹木を見る
 実を拾う     リンゴの原種だそうです                   やっと大涌谷に到着

   


              
  大涌谷は水蒸気爆発による火砕流と火山の堆積物により作られた
  噴煙や硫黄を見ることが出来る
  大涌谷観光センターの前で解散し我々はロープウエーで車の置いてある桃源台に降り帰宅
  帰ってから翌日出かけるおやつにマフィン40個用意し疲れた

              

                     大量だったのでクオカのお手軽なマフィン用の粉を使い抹茶入りとココア入りの2種類


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