「ヤマネのぼうやは ねむれない!?」(5分)
ザビーネ・ボールマン:文
ケルスティン・シェーネ:絵
若松宣子:訳
ひさかたチャイルド:発行
2021.11第1刷(1430円)
そろそろ冬ごもりの季節。
ヤマネのぼうやも眠る頃です。
「世界で一番長く眠るのがヤマネなの。
眠らないヤマネは、ヤマネじゃないわよ」って、ママは言うけれど、ヤマネのぼうやは眠れません。
そこへ、動物たちが次々にやってきて・・・。
最後のページで『ねぼすけヤマネのお話』というタイトルで、湊秋作氏が写真付きで解説されている。
ヤマネはドイツでは「ジーベンシュレーファー」と呼ばれ、意味は「よく眠るもの」。
ロシアでは「ソーニャ」と呼ばれ、意味は「ねぼすけ」。
日本では漢字で「冬眠する鼠」と書いて「冬眠鼠(やまね)」と読むらしい。
ちなみに…絵本の中のヤマネのぼうやは、とっても愛らしい。