「ぼくのたからもの」(5分)
カタリーナ・ヴァルクス:作
ふしみみさを:訳
クレヨンハウス:発行
2009.8初版(1500円)
バルの宝物は、貝殻。
池にもぐって集めたものです。
でもガールフレンドや友だちは、「どれもそっくり」と、見向きもしません。
バルはむきになって他の貝殻を探すけれど・・・。
「ぼくのたからもの」(5分)
鈴木まもる:作
アリス館:発行
2015.6初版(1400円)
ぼくの家にメジロが巣を作った。
鳥の巣も丸いし、お母さんのお腹も丸い。
これからどうなっていくのかな?
※同じタイトルの絵本を選んでみた。
外国の作家さんの絵本は、主人公たちが『鳥』。
貝殻を取りに池にもぐるので、泳げる鳥?
見た目分からないけどカモのような・・・。
何が自分にとって宝物なのか、教えてくれる絵本。
日本の作家さんの絵本の主役は、お母さんに赤ちゃんが生まれ、お兄ちゃんになった男の子。
窓の外の木に作られたメジロの巣から生まれて育つ小鳥たちと、生まれてきた妹の成長とを一緒に見られる幸せ。
どちらも『宝物』の形は違うけれど、何を宝物と例えるかは違っていいのでは?