アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2012-02-09 09:15:07 | 絵本
「ふしぎなしろねずみ」(4分半)
チャン・チョルムン:文
ユン・ミスク:絵
かみやにじ:訳
岩波書店:発行
2009.6第1刷(1500円)

韓国には、「隠してあるものは、ねずみが守ってくれる」ということばがあります。
また「ねずみ年生まれの人は、一生食べることに困らない」ということわざもあります。
ねずみは、せっせと食べ物を集めてくると、それをどこかにためこんでおく習性があるので、このようなことばが生まれたのしょう。
韓国のねずみは、こそこそ盗みをはたらく困ったイメージばかりではないのです。
「ふしぎなしろねずみ」は、韓国の昔話では、それほど有名な話ではありませんが、「魂ねずみ(たまねずみ)」という題で語られてきました。
(訳者あとがきより)