「ひかりにつつまれて」(2分)
かすや昌宏:絵
渡洋子:文
至光社:発行(1300円)
この絵本、もう忘れてしまいそうな長い時を、わたしの心の奥深くで答えをさがして未完のまま微かに息づいていました。
ことの始まりは、美しい小鳥の歌を聞いて、ふっと気づいたら何百年もたっていたという、中世ヨーロッパの古い話にふれた時からです。
なぜか、わたしは、いのちを響かせ、小鳥の歌を想い、いのちの不思議を考え、心の闇のなかの長い旅を忘れた頃、突然、直感し、どうしても絵本にしたくなりました。
(かすや昌宏氏あとがきより)
ひかりに つつまれました。
慈愛に満ちた ひかりでした
生まれ そして 生きること
すべてのことが
ひかりの中で ゆったりと
解けあっていました
ほんの少し
ひかりに つつまれているあいだに
300年もたっていた あの教会の人は
町の人々に やさしく
きっとこう言ったでしょう
「なぁんにも 心配は いらないよ」
(渡洋子氏あとがきより)
かすや昌宏:絵
渡洋子:文
至光社:発行(1300円)
この絵本、もう忘れてしまいそうな長い時を、わたしの心の奥深くで答えをさがして未完のまま微かに息づいていました。
ことの始まりは、美しい小鳥の歌を聞いて、ふっと気づいたら何百年もたっていたという、中世ヨーロッパの古い話にふれた時からです。
なぜか、わたしは、いのちを響かせ、小鳥の歌を想い、いのちの不思議を考え、心の闇のなかの長い旅を忘れた頃、突然、直感し、どうしても絵本にしたくなりました。
(かすや昌宏氏あとがきより)
ひかりに つつまれました。
慈愛に満ちた ひかりでした
生まれ そして 生きること
すべてのことが
ひかりの中で ゆったりと
解けあっていました
ほんの少し
ひかりに つつまれているあいだに
300年もたっていた あの教会の人は
町の人々に やさしく
きっとこう言ったでしょう
「なぁんにも 心配は いらないよ」
(渡洋子氏あとがきより)