アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2007-09-28 10:08:33 | 絵本
「しどうほうがく」(3分半)
もとしたいづみ:文
青山友美:絵
講談社:発行
2007.8第1刷(1200円)

狂言絵本。
「止導方角」について(あとがき説明より)
主人に命じられ、太郎冠者が伯父のところから借りてきた馬には、誰かが咳をすると暴れだすという癖がありました。馬を鎮めるために伯父から教えてもらった呪文は「寂蓮童子六万菩薩、しずまりたまえ止導方角。」(絵本では平易に「しずまりたまえ、しどうほうがく」としています。)威張り散らしている主人に、この呪文を使って、太郎冠者が日頃の仕返しをする展開が痛快です。最後には、落馬した主人にまたがって終わります。舞台では、馬の役は着ぐるみのようなものを着て面をかぶり、四つんばいで演じます。
(野村萬斎さんの太郎冠者役の写真あり)

絵が大きくてわかりやすいお話。