Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

話題になった三つの映画

2015-01-26 11:59:47 | 映画

「映画は好きですか?」と聞かれたら
「読書は好きですか?」と聞かれた時と同じように
ちょっとはにかみながら、小さな声で「「はい!」と答えるでしょう。

「はにかみながら」と言うのは
本当の映画好きや、本当の本好きというのが
どういうものかをなまじ知っているがために
私ごときが、堂々と「好きですよ!」などと言っていいものかと
迷うからです。

ですからもぞもぞと小さな声で言いますが(笑)
実は、映画も本もけっこう好きです。

とりわけワシントンDCにいる時は
歩いて5分もかからない所に大きなシネコンがありますから
気が向けばふらりと足を向けています。

アメリカの映画館は、日本にも増して
「trailer」(予告編)が長いものですから
たとえば、開演時間になってからゆっくり家を出たところで
十分に本編に間に合います。

昨年12月のワシントンDC暮らしの間にも随分見ました。
あの頃、良くも悪くも巷の話題に上っていた映画が3本ありました。

今、ここに新聞のクリッピングがあります。
「ワシントンポスト」や「シアトルタイムズ」、そして「エキスプレス」紙です。
たまたま気づいた時だけチョキチョキと切り抜いていただけですので
何もここにある記事の多さが、話題度の高さというわけではありませんが、、、、

ひとつは、日本でも話題になったことと思いますが
金正恩氏暗殺をパロディー化したコメディー「The Interview」です。


制作元のソニー・ピクチャーズがハッキングをされて
公開を見合わせる結論を出したところ
今度は、「脅しに屈するのか」と言う反論が巻き起こり
結局はアメリカの一部の劇場でクリスマスに公開されました。

ちょっとミーハー的に
公開日に駆け付けようかどうかと迷いましたが
劇場に爆弾でも仕掛けられたら、などと怖くなり
結局はあきらめたのでした(涙)。

二番目は、MLKこと
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の
人としての平等を求める運動と戦いを描いた映画「SELMA」です。


ついこの間まで、黒人であるというだけで選挙権もなく、
バスやレストランや学校も隔離されていたような
アメリカの影の部分の現実を、今一度知ることができました。

「マーチ」と呼ばれる自由のための行進の場面では
喉元に熱いものがこみあげるのを、止めることができませんでした。
この映画については、また明日、詳しく書いてみたいと思います。

そしてもうひとつが
これまた、どう表現してよいやら、ただただひたすら衝撃的で
とにかく明るくなる前に席を立って外に出なければと
エンドロールが流れる途中で扉を開けて
下を向いて早足で出口に向かいました。
あまりに重い映画でした。


夫などは
「メイ、どうしてわざわざ見に行くの?」
と止めましたけれど
やはり「あちら側からのこちら側」も見ておきたいという思いが強かったのです。

アンジェリーナ・ジョリーが監督をつとめた映画、「UNBROKEN」です。
これについてもまたあらためて書くつもりです。

「SELMA」も「UNBROKEN」も、日本公開はまだ未定のようですね。

今日の夕焼けです。



読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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