![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/00/667b64f94d6c709ffbad259ce36dace6.jpg)
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そうそう
シアトルの水族館のことで
まだ二つお伝えしたいことがありました。
ここの2階に広々としたカフェテリアがあります。
窓の外にはこんな素敵な風景が見えて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/70/17d659fcd304d7dfb1be8730d730e6a5.jpg)
カウンターの向こうの女の人たちも
キッチンで働く男の人たちも
みんなとてもにこやかで
みんなとても感じがいいのです。
それなのに
フロアーには1組の親子連れと
遠くでひとり本を読む人だけ
いつまでいたって
誰も急かしに来やしません。
この日私がカウンターから運んできたのは
クラムチャウダーとオニオンリングとスプライト
たっぷりのケチャップとたっぷりのマスタードとマヨネーズ
という思いっきりのアメリカン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/97/1e7bd952461e4624e2a91b010de95767.jpg)
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ここに上がるエレベーターは
向こう側が開けばラボラトリーで
こちら側が開けばカフェテリアです。
ラボ側を開けることができるのは
首から下げたIDをかざせる人たちだけ
エレベーターで
栗色の髪を無造作にポニーテールに束ねた
化粧気のない輝く肌の
真っ赤な長靴を履いた美しい女性と一緒になりました。
手には大きなバケツを持っています。
「何が入っているのですか?」
「どうぞご覧くださいな。ほら、きれいなヒトデと蟹でしょう?」
「生きているんですか?」
「ええ、もちろんですとも。」
と、海水の中で揺れる「Sea anemone」(磯巾着)のような華やかな笑顔で答えてから、バケツと共に向こう側のドアから下りて行きました。開いた扉の向こうに見えたのは、たくさんの水槽とたくさんの大きなバケツ、その間できびきびと働く長靴姿の若者たち。
若い海洋学者たちでしょうか。
お世話係りの人たちでしょうか。
どちらにしても
彼らがあんなにきらきら輝いて見えたのは
きっと好きな仕事をしているからなのでしょう。
面白いことに
何を相手にしていようが
バケツの中の海の生物だろうが
厨房の中のフライパンだろうが
机の上のコンピューターだろうが
好きなことを仕事にしている人たちは
なぜかみな、同じようにきらきらしています。
ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!
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