「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

出席番号哀歌  一番後ろはだーれだ?について考える

2006年05月30日 23時13分11秒 | 文化論
 うちの娘は明日、稲の当番なのでそうである。
ヒマワリだとか、朝顔とか、ウサギだとか色々当番があるが、そういう当番は今まで苦にしていない。
 でも今度の当番は気が進まないらしい。

 作業内容はともかく、メンバー4人のうち女の子は自分一人なのだそうで、それが嫌らしい。

 ウチの娘の後ろにはずらずらと女の子の名前が連なっているのに、娘の前後だけは女の子がいないらしい。

 ちなみにウチの娘の小学校の出席番号は苗字の五十音順ですね。

 ウチの名字はタ行なので僕もそうだったけど出席番号では中盤を占めてしまう。

 で、実に中途半端でつまらないのだが、そういうのは贅沢な悩みで、小学校から高等学校まで常に出席番号番号が1番の人や、最後の人もいるかと思う。

 例えば、全国の「あいかわ」さんはかなり1番の確率が高い。これより前に来る名字って何があるのだろう。

 「ああ~」となる名字なんてあるのだろうかと思う。

 気になるのは一番最後の人で、これはかなり種類があるのではないかと思う。

 「ワタナベ」姓は全国に名だたる大姓であるが、この字には異なる漢字が多くワタナベさんに確たるプライドがあるようで、違う漢字を書かれることを好まない。

 「そのナベじゃありません!」と強い調子で言われることが多い。

 しかし実際のところは苗字を登録する際に誤字で登録してそれがそのままになっているケースが多く、歴史的いわれは余り期待できない方も多いと聞く。

 しかしながら、こと出席番号となると「ワタナベ」さんは分が悪い。

 クラスのメンバーが発表される際にも半ばあきらめの感情が醸し出されている。

 だから例えば「綿貫(わたぬき)」さんと言う人がいると、なぜか「ワタナベ」さんは機嫌が良い。

 それに加え、静岡には藁科(わらしな)さんという「ワタナベ」さんにとっては女神のような存在が意外と沢山ある。

 じゃあその藁科さんはだれが救うのさ?

 そういわれてもねえ~。

 誰か後から入ってくる転校生以外で、藁科さんを救ってくれる人いませんか?