「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

海猿を見てまいりました。  年取ると涙腺が弱くなるね。

2006年05月14日 23時05分49秒 | 文化論
 土曜日に「海猿」を見に行ってきました。

 娘さんも僕も「千と千尋の神隠し」以来の映画です。

 前回は娘さん飽きちゃって途中で出てきてしまいました。空調が暑すぎたのと、カオナシが恐すぎたせいかと思いましたがもう忘れました。

 今回は小学校5年生ながら「海猿」に挑戦です。

 静岡東宝に1時間前に行き、券を購入して12:55分の開演を待ちます。カミさんは義弟の所へ行って山から出てきている義母とお買い物するため映画館前で別れました。
 娘と二人で静岡市内を歩くのは初めてですね。

 雨が強く降る中で、ウチの娘さんめざとく常磐公園脇にある「別雷神社」の祭礼の張り紙を見つけまして、

 谷島屋で漫画買ってモスバーガー食べた後に江戸屋に寄って、少し時間があるので行ってみようということになって出かけてみました。

 

 こういう外観なのですが、当日は雨が災いしたらしく、テントが張ってあるのみで人気がなく寂しいものでした。

 でもまあせっかくだからということでお参りさせて頂きました。

 で、20分前に映画館内部に突入、ホントはロビーのベンチでマンガを読んでいれば寒くないのではないかという計算でしたが、さすが土曜日でして、既に入場待ちの行列でした。
 かずさんは試写会マニアだからこういうことはないのだろうなと思って時間を過ごしているうちに入場ゲートオープンです。

 僕は後ろの人が僕のシートに足をかけたり衝撃を与えられるのが嫌いですから、中央を横に走る通路のすぐ前の部分というか前半分の一番後ろの所が良かったのですが、娘が何も意識せずにのこのこ前を歩いているのでその手の席は全部取られれてしまいました。

 まあそれでもまん中頃なんですけどね。トイレが近いので出口付近にしました。そうするとやや非常灯の影響を受けますね。

 娘は他の映画の予告編が8分もあるのに驚いていましたし、音の迫力にも驚いていました。
 あんまり圧倒的ですと、気持ち悪くなる人がいるようですが今回の娘さんは大丈夫でした。

 いい加減映画の話をしろ?

 泣きました、といってもあなたがこの映画をみて泣くとは限りません。最近の僕は何かというと泣きます。

 あんまり当てに出来ません。でも他の席からもすすり泣きが聞こえてきましたから、相当の数の人が泣いていたと思います。

 そのころウチの娘さんは「格好いいなあ~」と思っていたそうです。

 迫力はすごくありますし、フェリーの駐車場の車と大きな鎖が人間に遅い掛かってくる場面なのでは、考えても見なかった事態だったので、ドキドキしました。

 見ている人達は主人公なんだから助かるのだろうという先入観をもって見るわけですが、道場人物らと同じような絶望の淵に何度も叩き落とされます。そしてそれでも希望を捨てずなんとか生き残ろうとする、そして公務員である自分の責務を果たしながらねばり強く可能性を探る姿がよかったですね。

 リミットオブラブというタイトルでなくでも良かったのではないかという疑問が残りますが、そんな点を差し引いても映画館で見るべき映画だと思いました。

 ちなみに今回だれも尻を見せていません、不思議なことに。

 そして今日テレビで放映された「鉄腕ダッシュ」で、呉の海上保安大学校を取材していたが、現実はもっと厳しそうな訓練をしている様子がみれた。

 今年、海保の希望者が増えたそうだが、キムタクの「グッとラック」の後飛行機の整備士になりたい人が急増したようだが大丈夫かいなと思うのです。
 確かに出会いは大切だけどさ。
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憧れるもの  先生の持っている赤ペン

2006年05月14日 22時20分29秒 | 人々


 小学校の時に先生がテストの採点をしているのを見るのが好きだった。色も良かったし、シュッ シュッという音も好きだった。赤いインキが入っていて、なくなるとキャップを外してスポイト状になっている部分でインクを吸い上げていた。ところでインク?インキ?どっちなんだろう??

 まあそれはおいといて、最近ウチの娘もそのように思っているらしく、色々な文具屋さんを捜し回っているらしいが見つからない。

 ついでにもう一つ憧れているものがあって、

 

 というこれは伸びるボールペンですね。これも一度は持ってみたい代物ですね。

 赤い採点ペンのほうはhttp://www.rakuten.co.jp/rockmont/434880/563491/563499/で見つけたんですけど、伸びるボールペンをネット上で探しきれませんです。もう少し頑張ってみます。

デイアフタートゥモロー カイシデンのレポートより

2006年05月14日 21時51分52秒 | 書評
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより (1)

角川書店

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 ガンダムって一体何処まで行くんだろうって思う作品です。

 主人公はカイ・シデンです。

 ガンダムでは完全な脇役でシリーズでは1回だけ主役を務めました。

 ゼータでは反政府的ジャーナリストとして渋めに行動してまして、少しkになる存在なのですが、その辺りにスポットを当ててくれているので、読みたくなってしまいました。

 ゼータに出てくる登場人物と次々に接触して、1年戦争の意味を問い、殺人を犯さざるを得なかった青春に意味を持たせるために理想とかけ離れた歪んだ現状と一匹狼的に挑んでいく姿が描かれています。

 大変シビアですからご注意をお願いします。