春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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初級サンスクリット授業7回目

2021年07月31日 | ZOOM

尾園先生の初級サンスクリットは、少しあとから当日の板書をGoogle Driveで配信してくださるので助かります。

その板書にあたる部分はワードで入力するところを画面で見ることができるので、ノートを作る過程を知ることもでき参考になります。

東大系に多い早口ではなく、静かにゆっくり語られるのも特徴で、惹き込まれるのはまちがいないですが、なにしろ私自身の頭の中が「空」なのでどうなることやら。

 

「大乗起信論」もZOOMで受講中ですが、これもじわじわとハマってくる内容です。

とにかくさっぱりわからない。

途中ウトウトするとどこまで進んだのかわからず、先の方を探しまくってようやくたった数行しか進んでいないのに気づくとか。

橘川先生は授業の終わり頃にひとりずつ指名して、なにか質問は?と問われるので、その時間が緊張します。

テキストは岩波文庫の『大乗起信論』(宇井伯寿・高崎直道)ですが、これだけ見ても絶対何がなんだかわからない。

そこで高崎直道『大乗起信論を読む』(岩波セミナーブックス)と竹村牧男の『大乗起信論を読む』(春秋社)をそれぞれ図書館から借りて読むことにしました。

岩波のほうはおもしろいと思います。

購入したいのはやまやまですが、定価が1900円なのに中古価格で5000円以上もするので難しい。

市立図書館に聞いたところ、つぎに予約者がいなければ続けて借りることができるというので、がんばって借り続けます。

その本の中に作者が平川彰『大乗起信論』(大蔵出版)がわかりやすい、と薦めているので、これは早速「日本の古本屋」に昨日注文したのですが、もうレターパックで我が家に届きました。

どこがわかりやすいのか、ぎっしり字が詰まっていていますねえ。

チベット仏教の西沢先生もおっしゃられているのですが、チベットでは大乗仏教を20年学んでから密教に入る、ということです。

教える師匠がいて、勉学に励む仲間がいて、環境の整ったところで僧侶になっていても20年ですよ。

私が密教をわかるわけがないじゃないですか。

まして大乗仏教がなんたるかもわかっていません。

そういう反省から時間的余裕もないのに『大乗起信論』など読もうとしているわけです。

 

 

 

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蟷螂

2021年07月30日 | 日記

ベランダで洗濯物を干していると、左の耳あたりがサワサワとするので、ヤブ蚊がくっついているのかと思って払いのけるとそれは蟷螂でした。

ヤブ蚊とゴキブリはにっくき敵なのでやっつけますが、蟷螂はどちらかというと好きなほうです。

相手もそう思うのか、カメラに向かって近づいてきます。

もう20年ほど前になりますが、某版画教室に通ったときの先生の作品(ハガキ大)をチャリティーで購入。

15000円!(←7000円訂正)寄付しました。

この一句、「子蟷螂はや斗魂の鎌立り」という言葉が気に入って。

この先生は鏡文字がすらすらと描けます。

版画で鍛えられているのでしょう。

それほど年齢が高くはなかったのですが、もうなくなられました。

 

 

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せみの出発点

2021年07月28日 | 日記

庭のやまももの木の根本にぽっかり黒い穴がたくさんあります。

これはせみが地中から脱出したときの穴だと思われますが、入るときはどうやって入ったの?

というか、穴は夏まで気が付かなかったので、出るときに開けたのでしょうが、この硬い地面をこじあけるなんてすごい力ですねえ。

コロナ感染者数が爆発的に上がっています。

今日は東京で3000人を超えたということですが、静岡でも100人を突破しました。

全国的には1万人を超える日も近いでしょう。

これからすれば昨年夏の数など全然たいしたことなくて、新幹線は1車両に数人しか乗っていなくて、秋のスクーリングのときもGOTOキャンペーンを使って高野山の前日に京都智積院へ泊まったりとずいぶん優雅に過ごしてしまいました。

JR東海のジパングに年会費を払っていますが、使うこともありません。

脱退の時期を探っています。

早く若い人にワクチンを摂取してあげて、感染のピークが収まってくれるといいですね。

 

 

 

 

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オリンピック

2021年07月26日 | 日記

オリンピックを開催するにあたって、是か非かとオオモメでしたが、蓋を開けてみればさすがオリンピック。

同日金メダルの阿部兄妹、中国を破って卓球金メダルの静岡県人ペア、すごいではないですか。

色即是空をあてはめては変かもしれませんが、昨日という時間、明日という時間はあるようでいてないようなもの、現在でさえも一瞬で消え去る時間なので、つまりどこにも実体がない「空」なんですねえ。

金メダルの彼らにとって、生きる力を存分に発揮できるオリンピックという場を得られて幸運でした。

そういう機会を奪っていいはずがありません。

伊藤選手のあの眼光の鋭さ、集中力、こどもたちには見習ってもらいたいです。

 

井筒俊彦『イスラーム哲学の原像』岩波新書が届きました。

仏青の先生が薦める「おもしろい本」だそうですが、どこがおもしろいのかこれから挑戦します。

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昨夜のオリンピック開会式

2021年07月24日 | 日記

午後8時から始まった開会式は12時になってようやく終わりました。

長過ぎます。

過去の映像がパシャパシャと際限なくテレビ画面に映るのは頭痛がしました。

あれを現地のスクリーンで流しているんでしょうかね。

世相が暗いのは百も承知ですが、そういうときだからこそ華やかでうっとりするようなパフォーマンスができなかったものか。

聖子&バッハのスピーチの長さ(あわせて20分)ときたら、もうあれで血圧が上がってしまいました。

小学生など含めて深夜まで待機させているのもどうかと思うけど、そのすべてを見なければならない選手たちはあれで体力を消耗して今後の試合に差し支えるのではないでしょうか。

天皇陛下の開会宣言はすっきりしていて感動しましたが、お言葉が始まってから隣の菅さんが立ち上がったのはいかがなものか。

どこかの国なら一発アウトだと思うのですが。

一つ一つの演目に連携性を感じないので、あれでは突如どこかの部分を切り取っても全然困らないでしょう。

そういう意味では無難だったかも。

とにかく12時まで見ていて本当に疲れました。

おかげで今朝は頭痛がしています。

天皇陛下は4,5時間もお疲れのことと思いますが、どうぞお元気になられますように。

オリンピック反対という人も多いでしょうが、世の中の価値判断はどれが正しいとか標準だとかいうものはないので、ここまできた以上、コロナ感染拡大を少しでも阻止できるようにひとりひとりが最善を尽くすしかなさそうです。

競技が終わったあと、どれだけ医療体制が逼迫するか、当分関東圏との往来は難しくなりそうです。

 

「ZOOM」

頭痛がしてちょっと吐き気。つまり熱中症の予感あり。

昼食はとらず、薬を飲む。

しばらくして効果があり、なんとか授業を受けることができた。

午後1時からはサンスクリット中級、午後3時からは大乗起信論。

サンスクリットはあいかわらず難しくて、さてこの90分の中から1個でも何かを習得しなければと思う。

大乗起信論の先生は授業の最後にひとりずつ名指しで質問の有無を問われるので、それが緊張の瞬間。

きょうは先生が、これはおもしろい、と本を紹介された。

『イスラーム哲学の原像』井筒俊彦

先生のいう「おもしろい」のと、私の思っている「おもしろい」がどれだけ共通しているか、読んでみることにした。

 

 

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今日の人出

2021年07月22日 | 日記

世間は連休だそうで、ちょっと車で出かけてみたら他県ナンバーがたくさんあって、ドリームプラザの駐車場は長蛇の列でした。

夏休みにこどもたちがどこかへ連れて行けと騒いでいるのでしょう。

うっかり連休に気が付かなくて出かけてしまったので、すごすごと為すすべもなく帰ってきました。

「刺し子のマスク」

今度の刺し子マスクシリーズは「柿の花」「格子」という名前がついています。

刺し子の図案は印刷されているのでただチクチクと縫うだけ。

刺したあと、パーツをカットしてから水洗いして図案の線を消し、裏芯をアイロンで貼ることになっています。

私は刺したあと、パーツの輪郭をぐしぬい(糸しつけ)して切り取らず、長方形のまま洗って線を消してから裏芯をアイロンで貼って、最後にカットしました。

この接着芯、ちょっとでも高温に当てるとそれ自体が溶けてしまいます。

こういう手芸のようなものはコミュニケーションに役立つようで、病院の待合室で手作業していると、女性が隣に座ってきて私の手元にかぶさるくらい熱心にのぞきこみ、話しかけてきます。

タティングレースのときの反応も相当なものでしたよ。

 

「ブルーベリージャム」

26cmのフライパンに、3回くらいに分けて収穫して冷凍しておいたブルーベリーをまとめて入れてジャム作り。

いちごのときと違って、ただ砂糖を入れただけですが、まずまずの美味しさになりました。

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研究発表会

2021年07月19日 | 高野山大学

先程届いたHigyoによると、

8月5日研究発表会の出場者は午前中5名、午後6名の合計11名です。

そのうち

2014年入学の方2名

2015年 〃 1名

2017年 〃 1名

2018年 〃 2名

2019年 〃 3名

2020年 〃 2名

私は2019年入学なので、その年に注目すると、たぶん去年までに提出された方が数名あり、今年と合わせて学年全体の4分の1ほどが修士号のゴールが見えている状態。

2020年で発表される方のうち1名は存じ上げている。

今年の発表会は正科生に限りライブ配信を受講できるらしいので、いそいで通信教育室に希望を出しておきました。

なにしろこの中間発表にたどり着くだけでも至難の業で、私としてはここへ進めるだけでもう十分なのであります。

ですが、さすが仏教系の大学、釈迦の対機説法というだけあって、こちらにその気根がないと見抜くと大学側は一切何も指導らしい様子は見せてくれません。

唯一の希望は、先達がいかにしてテーマを決め、目的のためにどのように文献を引用されているか、そのお手本を知ることです。

もしZoomで発表会の様子を知ることができればおおいに参考になると思いますし、コロナ禍での不自由と不利益を補ってくれるものとおおいに期待しています。

「追伸」

Zoom参加希望のメールを送ったところ、10分もたたないうちにIDとパスコードが送られてきました。

この会だけは万難を排して高野山まで行かなければならないと悲愴な覚悟をしていただけに感無量です。

もしこれが実現して出演者のみなさんの成果を垣間見ることができればどれだけ今後の参考になることでしょうか。

 

 

 

 

 

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朝から暑いです

2021年07月19日 | 日記

寝苦しくて寝付けなく、朝は朝日にあぶられて目がさめ、この蒸し暑さ如何ともし難いです。

この1ヶ月くらい腰痛に悩まされ、背筋を伸ばすときがとくに痛い。

その痛さが若干軽くなってきたと思ったら、現在は左側の股関節の上あたりに痛みが残っていて、立ち仕事を20分くらい続けていると左ひざのところまで痛くなって作業が困難になる。

運動不足が原因だとは思うけれど、この暑いのに外歩きなどできないし、家にいても熱中症になりそうなくらい蒸し暑い。

そろそろ杖が必要かなと思って、4年前に四国遍路をしたときの金剛杖を思い出した。

1週間ずっと酷使してきた金剛杖なんですが、当時カバーをかけて使っていたので、はがせばすごくきれいな状態のまま。

ただし、足元の部分は3cmくらいささくれているので、その分をのこぎりでカットしました。

これで室内を歩くときの杖にします。

 

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梅干し

2021年07月17日 | 日記

東海地方梅雨明けはまだですが、待ちきれなくて晴天を見計らい本日より天日干しを開始することにしました。

(晴天3日続きを見越して梅雨明け宣言前に開始したつもりが、お昼のニュースで東海地方は今日梅雨明けしたそうです)

梅は小田原の十郎梅5kg(生梅)と塩1kgでかめに漬け込み、順調に梅酢が上がって問題なし。

去年は白カビが発生しててんやわんやでした。

かめは味噌を作るときに取り寄せた大きなもので、大中小いずれもそんなに値段が変わらないのでつい一番大きいの(20kg用)を買ったのですが、おかげで困っています。

これです。常滑焼の久松というところの製品ですが、どうも廃業したみたいなので絶版ものですね。

重いのなんの、これを洗ったり乾かしたり大変です。

体力の限界が近づいているのでいつも今年で最後と思いながら出し入れしています。

梅酢は捨ててしまわないほうがいいと思うので、焼酎のボトルに保存することにしました。

どうせ使い道がみつからなくて捨てることになるだろうけど。

生梅で5kgといっても梅酢の量をみると残ったのは多くないですねえ。

ザルと干し野菜カゴの両方に拡げました。

このベランダは夏は午後になると素足で歩けないくらい熱くなります。

しばらくこの状態で干しましたが、新しい梅布に梅がくっついて破れるところがあちこち出てきました。

布を新しくするのもあまりいいことないですね。

手入れを簡単にするため、例年通り1つのザルにまとめました。

 

「チベット仏教入門」

午後3時から。

河口慧海の「チベット探検記」を読んだあとで、映画の「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を見ると、なんだかおかしいところがありますねえ。

河口慧海の時代にはチベット人はお風呂に入らないし大変不衛生な生活をしているというのに、映画ではまるでヨーロッパの田舎みたいなしゃれた室内に主人公たちが住み、沐浴もしている。

日本人だったら中国人や蒙古人のふりをして潜入することが可能かもしれないけれど、金髪の白人が現地の女性に西洋のスーツを仕立ててもらったり。

そんなのありかな。

さて、授業のほうですが、この前出された宿題を3人の生徒さんが解答したらしく、その方々を画面に呼び出して禅問答が開始されました。

よかった~、なにも提出してなくて。

私の知識と思考回路ではとてもついていけません。

忘れないうちに模範解答をこちらへメモ。

坐禅をするのは所作ではなく、心を打つこと。

結跏趺坐するだけでは坐禅ではない。

何らかの方便をもって内なる自らの仏性に気づかせるため、坐禅は有効である。

牛車のたとえは、車は人間の身体(色)そのもの、牛は人間の心(受想行識)を表す。

牛車が進むのは此岸から彼岸へ(成仏)の喩え。

ほかにもちらほらと書き留めたのだが、スクリーンショットを確認してからにします。

 

 

せみの抜け殻が全部で10個ほどありました。

もし帰省できれば(昨年はゼロ)こどもらが水鉄砲で撃ち落としたいという希望なのでとっておいたのですが、いつのまにかほとんどなくなっていました。

せみはようやくなきはじめています。

金剛界種子曼荼羅の最初の作品を描きかけているところの写真がありました。

いったん軸装で仕上げてありましたが、飾ってくれるというところがあって先方の希望で額装がいいということなので、現在仕立直しを依頼してあります。

この写真を見ると、金剛界のほうは成身会から始まって順にひとますずつ描いていったようです。

胎蔵のほうはもう描いてしまったけれど、もう一度描くとしたら種子からではなく枠の部分(建物にあたる)から描くべきだったと反省。

このころはまだ金泥の扱いがよろしくなくて(いまでもだめですが)、金の出ていないところがあちこちにあります。

これを上からなぞって金を濃くしたいと思っても、はじいてしまって全然うまくいきません。

どうしたらいいのかなあ。

 

 

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近代仏教入門

2021年07月16日 | ZOOM

オンライン授業「近代仏教入門」(一色先生)

おもに明治を中心に、大正8年の東大仏青誕生までの歴史について、パネルが29枚。

これを90分で一気にすすめ、最後はわずか5分オーバーで終了。

早口ですが日本語なのでついていけます。

東大仏青の講義の中では出てくる宗派がほとんど浄土真宗ですねえ。

あとは日蓮宗、浄土宗、曹洞宗など。

高野山真言宗から出発してまだそこにいる私としては少々物足りない気がします。

 

コロナワクチン1回目接種のその後。

翌日は腕が痛かったですが、3日目にはもう完全にどこへ注射したのかもわからないほど痛みがなくなりました。

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ワクチン接種1回目その後

2021年07月14日 | 日記

きのうの午前11時頃にワクチン接種をやりました。

その後12時間くらい経ってもなんら変化がなく、本当にこれで接種されているのだろうかというくらいでしたが、さすがに夜中に多少の違和感を感じ、おもに注射したところより少し下がったところが痛くなり、寝苦しくて目がさめました。

午前3時頃からしかたがなく起きて読書してそれから寝直し。

見た目は腫れても熱をもってもいませんが、たしかに腕が上がりにくい。

微妙に体温が高いかも(ふだん36.0度→36.4度)。

 

ブルーベリーはすでに300gほど収穫して冷凍保存してありますが、もう1回集めてからまとめてジャムにします。

地植えにした苗木です。

素人ながら育てるコツをひとつ。

それは枝を刈らないこと。

自由に伸ばしておくと花がたくさん咲いて実が成ります。

実らせるにはもうひとつ昆虫の働きも重要ですね。

 

「大乗起信論」

さっぱりわからない『大乗起信論』ですが、県立図書館と市立図書館の両方から参考書を借りてきました。

いつ、だれが、なんの目的で著作し、結局何を言いたいのか、幼稚園のこどもにもわかるように説明してほしい。

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コロナワクチン接種1回目

2021年07月13日 | 日記

接種券が届いてからすぐに予約をとって4週間、やっとコロナワクチン接種1回目を済ませることができました。

かかりつけ医でふだんの診察室で先生と会話して、注射。

先生はいつも患者に触れることなかったので、長い年月、初めて私の腕にさわったんですよねえ。

注射は上手じゃないですか。

あれからもうじき2時間経つけど、絆創膏がなければほんとに注射したかどうかわからないくらい、まったく変化がありません。

上から抑えても痛くない。

静岡市が、市内の接種済みの高齢者施設でクラスターが出たとき、「1回目の接種後は免疫力が弱まるので・・・」とか素人がいい加減な感想を述べて、その根拠のなさに訂正謝罪するというお粗末な出来事がありました。

そんなこともあるので念の為まだ免疫力は高まるどころか逆に減っている可能性もなくなはないですが、これで少しは県外の家族で会うチャンスが増えたかも。

政府は7月までに全高齢者の接種と言っていますが、私は2回めが8月に入るのでカウントされませんね。

 

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蓮の花 また開花

2021年07月11日 | 日記

2番めの花は前よりもずっと背が高い。

午後、仏画の先生に来ていただいて、今後の段取りを決めた。

胎蔵曼荼羅(種子)はほぼ完成したので、表装をお願いすることにしました。

だいたいがんばって丁寧に描いたのですが、だんだんめんどくさくなって一部の模様など省いてしまったところがあり、そこを描き足していただくこと。

輪郭の四角い枠がよろよろしているのでもうちょっとまっすぐ太めに上書きしてもらうこと。

これをすでに完成している金剛界種子曼荼羅と一対になるようにしてもらうため、両方とも渡しました。

ここまでは想定内ですが、ひとつ難題があり。

第1号の金剛界種子曼荼羅を掛け軸にしてありますが、それを半年後くらいに完成する友人の新居の玄関に飾りたいという希望があり、新築祝いにプレゼントすることにしています。

これには材料費が10万円ほどかかっているのですが、それは私としてはなんのこだわりもなく手放すつもりだけれども、先方がどうしても「額装」でほしいという希望です。

先生の話だとこれに使ってある掛け軸の飾りのついた棒みたいなものが中国製でもう手に入らないものだそうで、それを再利用して今度の胎蔵曼荼羅にしたくてもサイズが合わないので無理だという。

うーん、もったいない。

曼荼羅の大きさが1mくらいあるため、額は特注になり、ふつうの店へ頼むと6万円くらいかかるところ、それを先生が製作されるのだが、木を誂えて、柿渋を塗り、裏に軽い素材の板を貼り、アクリル板で覆うという工程で制作費はどうやら3万円はかかるらしい。

掛け軸のままもらってくれればありがたいのに、またまた3万円の出費か・・・・・・

額縁仕立てにする場合、絵のまわりに白い絹など貼るのが普通だそうですが、すでに掛け軸になっているので周囲に鮮やかな布が貼ってあるのをそのまま生かして切り取って仕上げるそうです。

ついでといってはなんですが、種子に金がうまくのらず不鮮明になっているところを継ぎ足してもらうようにお願いしました。

先生は、私が描いたものをそのまま生かしたほうがいい、とおっしゃるけれど、むしろ自分で描いたとは思えないほどキンキラキンにしてくださるように頼んでおきました。

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ひさびさの囲碁クラブ

2021年07月10日 | 日記

コロナ感染予防のため囲碁クラブは実質的に停止していましたが、今年度は本日からひっそりと再開しました。

公民館に行って気がついたこと。

公民館は新築して広いロビーの一角に事務室コーナーがあって、カウンター一つで隔てていたものが、天井までつくアクリル板でその上を仕切り、個室化していました。

感染予防というより職員のプライバシー保護の目的のほうが強いと見える。

クラブは全員に開催を告示しておらず、当番として3人だけ詰めて、万一新規加入希望者が現れた場合に備える(逃さない)ことが目的で。

男性(五段)と女性が私と友人の3人。

友人はまだ囲碁をできるというところまでいっていないので、この際、有段者に手ほどきしてもらっていまのうちに打てるようにしておいたらいいのでは、ということになっているのですが、今日の様子を見ていて感じたこと。

お釈迦様ではないですが、「対機説法」って大事かな。

囲碁を短期間に一気に理解してしまって、あとは機会があれば実戦し、本を読んで勉強するのがいいと思うんだけど、たいがい最初の段階で嫌気がさしてみんな止めてしまう。

きょうの指導を横から見ていて、ちょっと初歩的すぎる内容の講釈が多いので、実戦しながらいくつかポイントを拾ってそこだけを集中的に理解させたほうが効率的ではないかと思った。

つまり生徒のレベルにあわせて指導内容を工夫するということですかね。

思うのは簡単でも実行するのは難しい。

私の場合、なぜか十代のころから囲碁が打てていました。

大学生のとき囲碁クラブを見学してしばらく在籍したのですがじきにやめてしまって。

あとは自分で本を読んで理解につとめただけ。

20代前半のときに東京の日本棋院の夏期集中講座に参加したのですが、そのときもらった免状が9級(10級以下のコースだったので、それ以上、という意味で)でした。

それから塩漬け状態のまま何十年かたち、平成15年頃に緣あって、今の公民館にクラブを立ち上げ、ひとつの目安にと紙上認定で日本棋院の初段認定狀をいただきました。

初段ではありますが、実力は4級程度です。

でもちゃんと日本棋院の免状がある限り、初段といっても間違いではありません。

 

ZOOM

午後1時から中級サンスクリット。

なかなか難しくて手も足も出ない・・・・・・

午後3時から大乗起信論。

こちらも難しくてなにがなにやら・・・・・・

全部日本語なのにわからないってどうしてだろう???

最後のほうでひとりひとり名指しで「質問は?」と先生に聞かれるので、その緊張感たるやとんでもないものです。

このときだけミュートを解除しておそるおそる「ありがとうございます」と伝えるのみ。

 

 

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ブルーベリー収穫

2021年07月07日 | 日記

本日は200個ほど収穫しました。

計量するとちょうど200g,つまり1個1gというところですかね。

生で食べてみてもいいけど、このまま冷凍してあとから収穫したものと合わせてジャムにするのもいいかなと。

富貴蘭という植物は樹木(槇)の幹にくくりつけておくと数年でぴったりとはりくっつき、水やりも肥料もせずに毎年この時期に美しい花を咲かせ、よい香りもします。

こういう植物はおもしろい。

アボカドの木の下で蓮が咲きます。

チベット仏教の曼荼羅に蓮の花がたくさん描かれているけれど、チベットには絶対育たない植物ですよねー・・・

 

 

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