コロナ感染予防のため囲碁クラブは実質的に停止していましたが、今年度は本日からひっそりと再開しました。
公民館に行って気がついたこと。
公民館は新築して広いロビーの一角に事務室コーナーがあって、カウンター一つで隔てていたものが、天井までつくアクリル板でその上を仕切り、個室化していました。
感染予防というより職員のプライバシー保護の目的のほうが強いと見える。
クラブは全員に開催を告示しておらず、当番として3人だけ詰めて、万一新規加入希望者が現れた場合に備える(逃さない)ことが目的で。
男性(五段)と女性が私と友人の3人。
友人はまだ囲碁をできるというところまでいっていないので、この際、有段者に手ほどきしてもらっていまのうちに打てるようにしておいたらいいのでは、ということになっているのですが、今日の様子を見ていて感じたこと。
お釈迦様ではないですが、「対機説法」って大事かな。
囲碁を短期間に一気に理解してしまって、あとは機会があれば実戦し、本を読んで勉強するのがいいと思うんだけど、たいがい最初の段階で嫌気がさしてみんな止めてしまう。
きょうの指導を横から見ていて、ちょっと初歩的すぎる内容の講釈が多いので、実戦しながらいくつかポイントを拾ってそこだけを集中的に理解させたほうが効率的ではないかと思った。
つまり生徒のレベルにあわせて指導内容を工夫するということですかね。
思うのは簡単でも実行するのは難しい。
私の場合、なぜか十代のころから囲碁が打てていました。
大学生のとき囲碁クラブを見学してしばらく在籍したのですがじきにやめてしまって。
あとは自分で本を読んで理解につとめただけ。
20代前半のときに東京の日本棋院の夏期集中講座に参加したのですが、そのときもらった免状が9級(10級以下のコースだったので、それ以上、という意味で)でした。
それから塩漬け状態のまま何十年かたち、平成15年頃に緣あって、今の公民館にクラブを立ち上げ、ひとつの目安にと紙上認定で日本棋院の初段認定狀をいただきました。
初段ではありますが、実力は4級程度です。
でもちゃんと日本棋院の免状がある限り、初段といっても間違いではありません。
ZOOM
午後1時から中級サンスクリット。
なかなか難しくて手も足も出ない・・・・・・
午後3時から大乗起信論。
こちらも難しくてなにがなにやら・・・・・・
全部日本語なのにわからないってどうしてだろう???
最後のほうでひとりひとり名指しで「質問は?」と先生に聞かれるので、その緊張感たるやとんでもないものです。
このときだけミュートを解除しておそるおそる「ありがとうございます」と伝えるのみ。