春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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オンライン忘年会

2021年12月25日 | ZOOM

午後4時よりZOOMによるオンライン忘年会が「大乗起信論」の先生のお声がけにより実現しました。

ほとんど飲食はせずお話をする会でしたが、2時間以上もご一緒しているとそれぞれのお人柄や経歴などもわかり、理解が深まります。

参加させていただいてよかったと思います。

このオンライン飲み会のためにコロナ以来2年ぶりに軽くお化粧して、上半身だけ「いい服」に着替え、アクセサリーなどちょっとして。

このせいかスマホの顔認証が✘になって、撮影し直し。

そういうおまけもありました。

ZOOMは無料分が40分だとか。

実際にはそれを越えても続けていられるという話でしたが、2時間を過ぎたあたりから少々雑音が入りはじめ、2時間40分のところでお開きになりました。

 

 

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近くの景色

2021年12月20日 | 日記

窓から見る公園の樹木剪定後の姿

夕方の散歩時、この上のほうから港に停泊中の地球観測船「ちきゅう」を確認。

スマホの望遠が少し効いているようで。

ごまちゃん、昼間は暖かいところで寝ています。

中村元『ブッダ最後の旅』岩波ワイド版を購入しました。

この先生はよほど偉い人らしくて、東大仏青の諸先生方が全員、中村先生・・・と尊敬の心のこもった呼びかけをしているのです。

NHK日曜日夜の「赤毛のアン」を原作にした海外ドラマを見ています。

先週は、赤ちゃんを産んだばかりの黒人女性メアリーが敗血症で死ぬのを予感して、別れて暮らすもう成人している息子に手紙を書いたり、町から職場の女友達が会いに来てくれたり、とことん別れを惜しんでいました。

こんなふうに残された時間がわかって命を全うする姿に感動してしまった。

きのうの印象的なシーンは、原住民のインディアンの少女が、高度な教育を受けさせてあげるというふれこみで施設に預けられるところ。

きちんと勉強させてくれて、身なりをよくして、というよい意味ではなく、インディアンの持っていた名前を否定されてクリスチャンの洗礼名をつけられ、英語を強制され、言うことをきかないと修道女のこわいおばさんが少女の手を押さえつけ、同じく怖い神父さんが棒でその手をたたいて折檻する。

これってまるでウィグル自治区のあれと同じですよねえ。

ああ恐ろしや。

 

 

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チベット仏教入門

2021年12月18日 | ZOOM

午前中、サンスクリット初級

うーん、私の場合、初級のまえに「入門」というコースを設けてもらいたい。

できれば小学生に教えるような内容で。

難しいけど先生のお人柄がすごくいいので大好きな授業です。

午後、チベット仏教入門

今回初めてチャットで挙手して指名をいただきました。

問題は、仏法僧(三宝)のうちどれを重要と考えるか。

「仏」のところで20名中5名が挙手。

「法」では多数上がっていたようですが、私が一番最初に指名されました。

これって幸運なことで、あとへいくほど意見が出尽くして言葉がなくなってしまうのです。

私の答えは「自灯明法灯明」、ゆえに法です。

このキーワードはなんと2年前に前谷先生と面談した際に先生から提案(修論のテーマなど)されたものです。

そのときは「ふーん」と聞き流していたけど、まさかいまごろ役に立つなんて。

先生からは理由が思い出せないのですが、そのほかに「引導作法」という自筆のサインをもらっています。

いったいどういう経過でそんな言葉を先生に書かれたんだろう???

意味不明ですが、お守りがわりに持っています。

さらにサンスクリットの難しさを強調されていましたが、現在私はサンスクリットを2コース受講し、「引導」を渡されないように仏教書もあちこち斜めに読みまくっています。

なぜかM先生の予言通り進んでいるような気がしてならない。

きょうのZOOMで「自灯明法灯明」と答えるところまでは簡単でしたが、ではそれがどういうものかと聞かれると「不勉強でよくわかりません」と答え、つぎの発表者に回した。

なにごともあっさりと控えめがよろしいのでは・・・・・・

このあと何人もこのキーワードを言う人がいて、私は一番先に指名されてほんとによかったと胸をなでおろしています。

「僧」を上げる人はいませんでした。

今回は2021年最後の授業だったのですが、チャットに加わることができてうれしかったです。

いつもは当てられないように、ひっそりと息を潜めているばかり。

来年ははたしてどうなるかな。

 

「格安スマホにして困ったこと」

イオンモバイルなんですが、アマゾンでパスワードを忘れてしまい、ログインに立ち往生。

なぜかというと、最終段階で「承諾」をケータイのショートメールに送ってくるのですが、イオンモバイルにはショートメールがついていないので最後の部分で中断してしまうのです。

近いうちにショートメールが使えるようになるようなことがどこかに表示されていたような気がするけど、現況その機能が使えません。

困った、困ったとなんども挑戦してやっとパスワードがヒットし、やれやれといったところ。

 

「スマホの電話番号」

私のケータイの番号(末尾31)はそのままスマホへ移動させてあって送受信できますが、事情があってかけるときはもうひとつのスマホ(末尾50)からになる場合もあります。よろしくね!

上の事情があって当分の間ショートメールでは連絡がつきません。

 

 

阿字観用に描いた絵ですが、字の形は高野山風にしてあります。

ちょっとインパクトが弱いので修正したいなあ。

これ専用の台は仏画の先生が手作りしてくれました。

大日如来も先生の手作りです。

木を彫って作られていますが、上から金のスプレーがかかっているので材質はわかりません。

毎日この仏像を見ていれば智拳印の結び方はばっちりです。

 

 

 

 

 

 

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近現代仏教入門

2021年12月17日 | ZOOM

きょうの先生の特色は講義中に「東京大学、東大仏青、駒場」という3点セットの用語が頻繁に語られることで、なんだかなあとは思っています。

内容はさいわい日本語がすべてなのでその点わかりやすい。

しかしいくらわかるからと言っても、ではなにか質問は?と名指しで問われるとおそらくどぎまぎして何も言えないでしょう。

それなのに質問タイムを設けて、進行担当の職員からミュートを解除させるというので大変緊張が走りました。

そうなるとおちおち聞いていられない。

でもうれしいことに、担当者様はその時間になったら無言でチャットというか画面のど真ん中に「ミュート解除を希望しますか、ミュートのままにしますか」というような選択画面を出してくれたのだ。

もう、神技!

おかげで「ミュートのままで」をタッチして最後まで安心して授業を受けることができました。

他の授業でもそうしてくれるといいんだけど。

 

『デカルトはそんなこといってない』

翻訳ものの本ですが、これまたじつに文章がわかりにくい。

たったひとつ少し興味を持てたのは、うしろのほうにある「森の中で迷ったとき」のことについて書かれているところ。

方策が見つからなかったら、そこで立ち止まらずにひたすら一直線に歩いていけば必ず森を抜けることができる、というような意味です。

おそらく悩んでいるときにはあれこれ迷走しないで最初に思ったことを実行していけばなんとかなる、というようなことでしょう。

しかし、そういう抽象的なことでなく、本当に森で迷ったとしたら、やたら勝手に動き回って体力を消耗するより、救助を待っほうがいいんじゃないの?

森の中をただ一直線に進めば谷や河にぶつかって進めないでしょ。

森でなくゴビ砂漠の入り口だったらどうするの。

引き返せば命が助かるのに、進めば砂漠の反対側へ出るまでに干上がってしまう。

などと妄想してしまうので、やはり哲学は好きではありません。

 

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秋葉神社の例大祭

2021年12月15日 | 日記

 

 

秋葉神社といっても総本山ではなくて分家みたいなところなんですが、それなりに大きなイベントで、季節感満載。

それが今年は天候がおかしくて、薄着で歩いても暑いくらい。

いつもだとダウンコートにくるまって寒いのなんの。

この2日間だけ発売される地元の和菓子屋(栗田)さんの「秋葉羊羹」というのがあります。

このデザインがかの有名な追分羊かんに瓜二つで、よくデザインの盗用とかいわれないなあと思うけど、もしかして栗田のほうが古いのかもしれない。

追分羊かんはどんどん値上がりして今では1200円くらいしますが、栗田の秋葉羊羹は今年も700円で助かります。

味はまろやかでどちらかというとういろう(外郎)に近い。

年寄りにはこのほうが食べやすいし、年に1度ということで大人気、今日も長い行列ができています。

私は10本買いました。

それを3箇所くらいに郵便局からオレンジといっしょに発送してプレゼントし、あとは自宅用。

この暖かさ、異常です!

露店の数は年々減少し、40年前の半分くらいか。

コロナのこともあるし、まるで静かです。

明日の夜は火渡りというのがあるのですが、ここへ来ていまだに一度も見物したことがありません。

 

「スマホの設定のその後」

やる気の無さが顕著でありまして、きょうもどこかへログインするのにパスワードが不明、認証番号が送られてくるのだけど何度やってもうまくいかない。

よく見れば6ではなくて0だったり。

Kindleを苦労して取り込みましたが、タブレットじゃないのでとても実用にはならないですね。

とにかく自分用にタブレットが2つ、スマホが1つという状況になりました。

全部の充電やアプリの管理など、どこがどうなっているのかこんがらかってどうしようもない。

画面のみやすさから言えばスマホはタブレットの比ではありません。

きのう初めて友達から電話があって、開通したのが確認できました。

DOCOMOの家族間無料が使えなくなってしまって、ますます疎遠になりそうです。

 

「図書館から借りた本」

羽毛田義人『空海』

『デカルトはそんなこといってない』

↑ うーん、読みにくいなあ

 

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ブラッドオレンジを収穫しました

2021年12月14日 | 日記

まさか年内に収穫することになるとは思わなかったけど、これが気候変動のなす技か。

これはきのう取った分で、きょうのと合わせると全部で30kg、個数にして100個ほどになりました。

大きいのもあれば小さいのもあります。

味はそれなりに美味しくて、メジロが飛んでくるわけです。

高いところにある実をとるのにいままではハシゴの類を使って大変だったけど、きょうは木に登ることができるとわかっておもしろい。

けっこう丈夫な木で、ふたまたに別れたところから上に登ることができたのです。

その昔、実家の父が柿の木から落ちて大腿骨骨折をやり長期入院したから私もあまり調子づいて油断しないようにしなければ。

偶然、うちの門のあたりに来た人には少しずつおすそ分けしています。

あとは遠くに住む家族に小さなダンボールで配送して。

樹齢23年の果樹ですが、はじめの10年ほどは病害虫に襲われ、つくづく無農薬では生きていけないと納得。

木が丈夫に育ってからも最低限の手入れはしないと駄目です。

同じように手入れしていても天候次第でまるで不作の年もありました。

まさに一期一会。

 

「スマホ奮闘記」

ガラケーからスマホに切り替えたところです。

10月にはiPadminiを2から6に替えたばかりで、あまり必要性を感じていなかったんだけど、なにしろガラケーが古すぎて絶命寸前だったので。

新しいものを手にしたときほぼパニックになります。

アップルは素晴らしい。

フリーダイヤルでいつでも懇切丁寧に教えてくれる。

「ご安心ください。必ず解決するまで・・・」とか電話のむこうで言ってくれるし。

それに比べてアンドロイドのひどいことと言ったら。

いちいち口にするのもはばかられるのでさておいて、はじめてアンドロイド系の機種を手にして困り果てていました。

高い料金を払って、DOCOMOやソフトバンクで契約すればそういう問題は生じないでしょうが、月額使用料を1000円以下で済ませようとする貧民にとって、自力で解読することの困難なことといったら。

口内炎ができ、歯がうずくようになっても耐え抜き、なんとか一歩ずつ進んでいます。

さきほどは言語設定でヒンディー語を追加し、音声入力で、「ブッダbudda」と言いますと、ヒンディー語であのデーヴァナーガリー文字とbuddhaがきれいに表示されました。

ダにはdaとdhaがあるので、その違いも表現してくれるのはうれしい。

これはガラケーにはとてもできない技です。

LINEには手こずっていますが、ネットによれば電話番号で認識するので1箇所でしか使えない、というようなことです。

しかしiPadminiからスマホへは移行というよりコピーが可能で、どちらでもLINEを使えています。

ただし、履歴はコピーが失敗してまっさらになり、iPadminiのほうは履歴自体は残るけどトークの写真だけ残して文字は表示不能になっています。

LINEについてはグループなど消えてしまったものもあり、一から出直しですかね。

電話帳は引き継げたみたいです。

メールに関しては圧倒的にiPadminiのほうがいい。

画面が広くてデスクトップから入力するのと変わらない。

いろいろ実験していますが、今度デスクトップを買い換えるときはアップルを真剣に検討しようと思います。

 

 

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「仏教世界を歩く」など

2021年12月11日 | ZOOM

囲碁クラブに少しだけ顔を出してすぐに帰宅し、「仏教世界を歩く」を受講。

戯論(けろん)→言語的多元性、言葉によるラベリング

涅槃であれ輪廻であれ、実体視すること(戯論)により、他との区別が生まれる。しかし、空性にもとづけばそうした実体視や区別は成り立たず、「生死即涅槃(煩悩即菩提)」である。←よくわからない

十四無記  ・・・ ブッダは哲学的な諸問題に関して沈黙を守り、いずれの見解も述べることはなかった

ブッダの説法 ・・・ブッダは、どこにおいても、誰に対しても、いかなる法も説かれなかった(戯論寂滅)          

でも説法したのでは?・・・衆生たちの志向に応じて、ブッダから自然と言葉が発せられる(実際に言葉にはしていないが天鼓のように聞く人には聞こえるらしい)

まったく何を言っているのかよくわからんのですが、如是我聞とはこのことを言うんですかね。

ブッダは菩提樹の下で悟りを開いてから一言も説法をせず、生涯沈黙を守ったとか(それはないと思うけど)。

先生の解説を聞いているだけではそれが龍樹の説なのかどうかもわからないですが、四句分別のようなああでもないこうでもない、というのは苦手なのでもう考えるのはやめました。

ところで、iPadminiでZOOMを受講しているとき、画面右上にモバイルのアンテナマークが出ているので、Wi-Fiにしてあるはずなのになぜ?と思って途中で設定を何度か確認し、困っていたのですが、じつはこれは先生がオンエアしているものの画像だったのです。

先生がパソコンでその画面を出し、iPadペンシルで書き込みしながら授業をされていたんですねえ。

思い込むと現実か映像かごっちゃになって混乱します。

「サンスクリット中級」

初級と中級と同時受講していますが、まったくどちらのほうも落ちこぼれています。

初級の生徒さんの中にすごく熱心な女性がいて、はたからみてもすごいと思えるのですが、そのかたは中級を受講していません。

つまり初級をとことんマスターする勢いなんですねえ。

私のようなふわふわした人間は何をやっても駄目なんだなあ。

でもこれが私だから。

「大乗起信論を読む」

先生がユニークで、人の話をしっかり聞いてくれる(私は一言も発しないが)。

人間味あふれる熱血先生です。

 

 

 

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オレンジの収穫

2021年12月10日 | 日記

庭のブラッドオレンジは来年2月を収穫時期と予定していたけど、鳥が突き始めたのでもうそろそろ食べられるかなと少しずつ味見することに。

ブラッドという以上、果皮が赤くならないと意味がないのですが、食味は十分満足のいくものでした。

ざっと100個くらい成っています。

これで当分スーパーで柑橘類を買う必要はないです。

道路の向こう側は公園。

午後2時頃の日当たりを悪くしていた樹木の剪定が大々的に行われ、すっきりしました。

もともと茶畑だったのに、ほっておけばトトロの森になってしまうからね。

 

 

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ついにスマホデビュー

2021年12月09日 | 日記

DOCOMOのガラケーで、1000円の無料通話がついて1ヶ月1300円というのを愛用してきましたが、突如やめることになりました。

20年以上ガラケーだったのですが、やめるときはあっけないものですねえ。

MNPというナンバーを発行してもらって(電話で片付く)、イオンモバイルのネットサイトで機種を選び、端末の決済が完了したのち電話番号を移す手続きをとりました。

あとは送られてくるのを待つだけ。

ちょっとめんどくさいけど、店舗へ行くよりかんたんでした。

ガラケーのままだと困ったことがあります。

インターネットでログインするときに、確認メールがケータイに送られてくることがありますが、ケータイのiモードではインターネットにつながる文字列が入っているとブロックする設定にしてあるので、確認ができない。

ガラケーが古いのでバッテリーが弱く、突然切れてしまう、など。

いまのうちにスマホに切り替えないと、この先つるべ落としに理解力が弱まっていくでしょ、それが不安。

夫婦二人で1ヶ月2600円の通信費だったものを、スマホでそれ以下にしようというのだから大変です。

ひとりは1ギガ(780円)とかけ放題10分(850円)、もうひとりは1ギガ(780円)のみで受信専用、これであわせて2410円です。

ライン通話というのもあるし、これでたぶん間に合うでしょう。

私はこれにiPadの1ギガ480円が加わります。

家族間無料ができなくなったので、こちらはライン電話にします。

 

 

 

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木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)宇野浩二

2021年12月09日 | 読書

染川英輔『彩色胎蔵曼荼羅』大法輪閣

この本の後ろのほうに『木仏金仏石仏』という童話のことが書かれていて、おもしろそうなので国立国会図書館のところからダウンロードして印刷中。

全部で97枚あるので、2回に分けてダウンロードして印刷が終わるのに2時間くらいかかりそう。

まだ終わらない。

大正15年に出版されている。

まだ読んでいないけれど、地蔵菩薩に関連しているらしい。

言うことをよく聞いてくれるお地蔵さんと言うことを聞いてくれないお地蔵さんの2体を、旅の僧が村に置いていった。

はじめは「よく聞いてくれる方を選ぶけれど、あとには聞いてくれない方を選ぶ」と予言していったそうだ。

たしかに村人は恵まれていったが、そのうち妬み心など生じてどんどん不幸になり、愚かさに気づいて・・・・・・・・やがて村人は「願いを聞いてくれない地蔵さん」を拝むようになったといった内容らしい。

「フーテンの寅さん」の山田洋次監督がご推薦の「恐ろしい童話」だそうです。

神社では願い事をしてはいけない、とどこかで聞いたことがあります。

神様に注文するのではなく、自分はこういうふうに努力しました、と報告をする場所であるらしい。

『彩色胎蔵曼荼羅』大法輪閣ですが、定価が2万円くらいします。

これをおそらく半額くらいの中古で買ったはずですが、どこから見ても新品同様のきれいな本で、胎蔵曼荼羅の尊像図が全部載っていて、印契などを確認するにはこれ以上の本はないと思う。

ただこれには梵字の種子や、サンスクリットによる正式な名前などがないので照らし合わせなければならない。

そこで余白に手書きでつけてしまいたいと思うのですが、そんなことしたらまずいかなあ。

以前、やはりすごく高い梵字辞典に思いっきり落書きして、いまとなればそれさえなければ見やすかったのにと後悔している経験があるし、迷っています。

大東出版社『現代密教講座』全八巻を中古で持っています。

そのうち第四巻だけが必要だったのですが、ついでに全部揃えました。

発行年度が古いので全体に古びているけれど、中はすごくきれい・・・とか思っていたら、肝心の第四巻のところにあっちこっち朱書きが入っていました。

なんでまあ自分が必要としているところにだけそうなるかなあ、と残念に思う一方、この本の前の持ち主もここだけ必要にしていたのかと思ったりして。

この本は高野山大学のトーマスドライトライン教授の推薦図書です。

 

 

 

 

 

 

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見えているものと見えないもの

2021年12月07日 | 日記

ついに静岡県が全国1位になってしまいましたねー・

コロナの患者数、8人!

東京や沖縄を抜いて堂々の一番。

これだけ見ると静岡県が真っ赤な危険地域みたいに思えるでしょうが、発生したのは東部地区にある小学校のクラスターで、ほとんどが無症状だそうです。

発熱したり、咳が出ているこどもでもコロナの検査をするかといえば実態はそうではなく、当人が検査を希望しても(無料で)受けさせてもらえるはずがなく、かたや一人発生したからと周囲の全員を検査して無症状でも患者数としてアップしている。

日本がいま奇跡的にコロナ患者数が少ないからといって、それは衛生に気をつけたとかが原因ではなく、たまたま下火になっているだけでしょう。

このうねりは世界中で生じては滅する。

いつ自分にふりかかるかもしれないと思えば他国(他人)を非難したり同情したりするのはおかしい。

私の専攻は「密教学」ですが、聖書の言葉も少しは知っています。

「罪のない者だけが石を投げよ」ヨハネによる福音書

 

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「サンスクリット初級」、「チベット仏教入門」

2021年12月04日 | ZOOM

きのうは山梨と和歌山で震度5弱の地震がありました。

山梨のほうはうちから近いのですが、震度1だったのでまったく気が付きませんでした。

和歌山は御坊市が震源地ということですが、高野山は無事なんでしょうか。

 

きょうは午後1時からの授業がないので気が楽です。

 

午前中「サンスクリット初級」

もっと徹底的に幼稚園の子にもわかるようなテキストを作ってもらえないだろうか。

相変わらず右から左へ抜け、さっぱりわからない。

なんとなく掴めたことは、文章中にある単語がメチャクチャ変化していてその根源がわからないため、そのうちの3分の2くらい似ているのはミスプリではなく、みんな仲間だと思っておおらかに接すること。

母音交替だの脱落だのわけがわかりません。

 

午後「チベット仏教入門」

先生が生徒に質問をしてくるので困ります。

AとBとあなたならどう思いますか、Aと思う人・・・という時点でうっかりチャットで挙手賛同をしようものならすぐに名指しでこちらの音声と画像をミュート解除にするように言われてしまう。

きょうは危ないところで挙手を取り下げて助かった。

その1問目以降、絶対にチャットで「賛同」をするのはやめることにした。

こうなったら横でパソコンを開いておいて、質問されている用語を大至急検索して、内容をつかんでおく必要があると思った。

できればある程度次回の項目を示していただかないと、とっさに返答できるものではないでしょう。

 

そんなわけで今日もやはりくたびれました。

 

1コマなくて余裕があったので、きのう届いた「指導教員変更願受理」のお返事の意味で修士論文質問書を作成しました。

それを添付ファイルで通信教育室へ送付したのですが、「送信済み」のところで確認するとなんだか書体が変わってしまって見苦しい。

それで同じものを印刷して封筒に入れ、郵送し直し。

先程バイクで突っ走って本局へ投函してきたのですが、さすがに寒かったなあ。

MM先生は直筆で書いてくださったのに、私はそうではなくて大変申し訳ないと思っています。

 

 

 

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『論語』

2021年12月01日 | 読書

加地伸行『論語』が届いたので少しめくってみました。

子曰、學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。

冒頭、学而第一、の部分です。

これをこのように読んでいます。

しいわく、まなびてつねにこれをならう。またよろこばしからずや。ともえんぽうよりきたるあり。またたのしからずや。ひと、しらずしていからず。またくんしならずや。

あれっ、「しのたまわく」じゃないの?

たしか学校ではそう習ったと思うのですが。

「時」を「とき」ではなくて「つね」と読ませるのもひとくせあるなあ。

・・・などと難クセつけているので一向に先へ進みません。

この文庫本、中古ですが多少めくった形跡のあるのは最初の数ページのみであとはまっさら。

「源氏物語」の須磨明石返りみたいなものでしょうか。

 

県立図書館の新刊コーナーに『松浦宮物語 雲隠六帖』という本があり、借りてきました。

まだあらすじを追っただけですが、『松浦宮物語』というのは藤原定家が作者だといわれているそうです。

ストーリーが奇想天外。

主人公の「弁」とよばれる光源氏に類した若者が、はじめ日本で皇女に恋をするが彼女は入内することになり、彼女を諦めて遣唐使を志願して唐へ渡る。

時の唐の皇帝に気に入られ側付きになり、唐土では女性に心乱さずに過ごしていた(つかのま)。

ある夜、楼で老人が弾く琴をきき、そのつてで華陽公主から琴の伝授される。

公主はやがて亡くなる。

この頃、皇帝は病気になり、弁に皇太子を託す遺言。

皇帝が亡くなると、その弟の燕王が謀反を起こし国が混乱するが、弁は后と皇太子を守りいったん落ち延びた後、都へ凱旋する。

弁は皇后に恋をしていたが、夢の中に簫を吹く女がたびたび現れてそれが皇后にそっくりだと気づく(どうやら同一人物らしい)。

弁は別れを惜みつつ日本へ戻る。

帰国後、昇進して、初瀬寺へ詣でるとご利益があって華陽公主(唐土でなくなって空中へ飛んでいった人)が現れる。

華陽公主とめでたく結ばれるのだが、鏡を見て皇后を思い出してため息をつく弁(このあたりは宇治十帖のラストに似ているか)。

以上、これから読み返すので間違いがあるかもしれないけれど、おおむねこんな感じ。

あくまで物語なので史実を追うことはできないが、「弄玉(秦の穆公の娘)」ということばが出てきました。

弄玉といえば、「梵字悉曇字母釈義幷・・」にある「弄玉難信暗剣夜光」を思い出します。

「雲隠六帖」はまったく納得できず、偽作であると思う。

光源氏が出家もどきをすることは疑わしいし、とくに宇治十帖の浮舟が還俗して三条の上になるなどはありえない。

浮舟は出家したままのほうがいい。

 

借りてきた『松浦宮物語 雲隠六帖』という本はごくふつうの大きさで中くらいの薄さなんだけど、価格が6600円もするのでびっくり。

これからは本は図書館でまず借りて読み、どうしても手元に置いて繰り返し読みたい本だけ選びぬかなければならない。

などといいつつ、ジーブスシリーズなど増やしています。

 

 

 

 

 

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