22日は大覚寺で宸筆般若心經を拝観したあと、徒歩で仁和寺へ向かいました。
4km以上離れています。
駐車場係の男性に聞いても、すごく遠いよ、と問題にされませんでしたが、私は歩きました。
ゆっくり歩いたので1時間10分くらいかかったけど。
歩道は整備されていて、広沢池、紅葉やさざんかを眺めながら秋らしい道を歩くのはいいですよ~~~
大覚寺へ到着したのが9時20分で、拝観し終わって出てきたのが10時半、12時前には仁和寺へ到着。
台風で壊れた屋根。
金堂は御所から移築したもので美しい。
仁和寺では五大明王の特別公開があるというので、こちらも期待していました。
金堂の内陣の裏側の板戸に描かれているもので、ふーん、これがそうか、と思った程度ですみません。
はじめて公開したのだそうで。
紅葉が見頃です。
扁額にかかれている文字が、今作成中の中台八葉院の中心にある大日如来と同じものです。
重い荷物を抱えながらの見学は疲労困憊。
はやばやと2時には宿坊にチェックインして、くつろぎました。
一人部屋はひとつしかなく、場所は便利なところにあり、四畳半ですが床の間部分が別にあり、廊下からはキッチンのある四畳くらいの踏み込みスペースがあるので狭さを感じません。
鍵もあります。
お風呂は追い焚きではなく最初に沸かしたお湯をはって、あとは冷めていくということらしいので、4時半そうそうに入りましたが、とても広くていいお風呂。
エアコンもBSテレビもOKです。
朝は6時半から国宝金堂での勤行に参加できます。
真言宗のことなので、耳慣れた声明というか、よく響きます。
やはり本山だけのことはある。
朝食は大広間の食堂で指定された席で食べますが、充実した内容で満点です。
この朝食がついて7200円。
ものすごく静かな宿で、くつろげて、朝の勤行では本堂に上がることができ、一般客がだれもいない境内で紅葉を鑑賞し、宸殿の拝観券までもらえます。
桜のころにこの宿坊の予約が取れたら最高だと思います。