春夏秋冬

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梅干し

2021年07月17日 | 日記

東海地方梅雨明けはまだですが、待ちきれなくて晴天を見計らい本日より天日干しを開始することにしました。

(晴天3日続きを見越して梅雨明け宣言前に開始したつもりが、お昼のニュースで東海地方は今日梅雨明けしたそうです)

梅は小田原の十郎梅5kg(生梅)と塩1kgでかめに漬け込み、順調に梅酢が上がって問題なし。

去年は白カビが発生しててんやわんやでした。

かめは味噌を作るときに取り寄せた大きなもので、大中小いずれもそんなに値段が変わらないのでつい一番大きいの(20kg用)を買ったのですが、おかげで困っています。

これです。常滑焼の久松というところの製品ですが、どうも廃業したみたいなので絶版ものですね。

重いのなんの、これを洗ったり乾かしたり大変です。

体力の限界が近づいているのでいつも今年で最後と思いながら出し入れしています。

梅酢は捨ててしまわないほうがいいと思うので、焼酎のボトルに保存することにしました。

どうせ使い道がみつからなくて捨てることになるだろうけど。

生梅で5kgといっても梅酢の量をみると残ったのは多くないですねえ。

ザルと干し野菜カゴの両方に拡げました。

このベランダは夏は午後になると素足で歩けないくらい熱くなります。

しばらくこの状態で干しましたが、新しい梅布に梅がくっついて破れるところがあちこち出てきました。

布を新しくするのもあまりいいことないですね。

手入れを簡単にするため、例年通り1つのザルにまとめました。

 

「チベット仏教入門」

午後3時から。

河口慧海の「チベット探検記」を読んだあとで、映画の「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を見ると、なんだかおかしいところがありますねえ。

河口慧海の時代にはチベット人はお風呂に入らないし大変不衛生な生活をしているというのに、映画ではまるでヨーロッパの田舎みたいなしゃれた室内に主人公たちが住み、沐浴もしている。

日本人だったら中国人や蒙古人のふりをして潜入することが可能かもしれないけれど、金髪の白人が現地の女性に西洋のスーツを仕立ててもらったり。

そんなのありかな。

さて、授業のほうですが、この前出された宿題を3人の生徒さんが解答したらしく、その方々を画面に呼び出して禅問答が開始されました。

よかった~、なにも提出してなくて。

私の知識と思考回路ではとてもついていけません。

忘れないうちに模範解答をこちらへメモ。

坐禅をするのは所作ではなく、心を打つこと。

結跏趺坐するだけでは坐禅ではない。

何らかの方便をもって内なる自らの仏性に気づかせるため、坐禅は有効である。

牛車のたとえは、車は人間の身体(色)そのもの、牛は人間の心(受想行識)を表す。

牛車が進むのは此岸から彼岸へ(成仏)の喩え。

ほかにもちらほらと書き留めたのだが、スクリーンショットを確認してからにします。

 

 

せみの抜け殻が全部で10個ほどありました。

もし帰省できれば(昨年はゼロ)こどもらが水鉄砲で撃ち落としたいという希望なのでとっておいたのですが、いつのまにかほとんどなくなっていました。

せみはようやくなきはじめています。

金剛界種子曼荼羅の最初の作品を描きかけているところの写真がありました。

いったん軸装で仕上げてありましたが、飾ってくれるというところがあって先方の希望で額装がいいということなので、現在仕立直しを依頼してあります。

この写真を見ると、金剛界のほうは成身会から始まって順にひとますずつ描いていったようです。

胎蔵のほうはもう描いてしまったけれど、もう一度描くとしたら種子からではなく枠の部分(建物にあたる)から描くべきだったと反省。

このころはまだ金泥の扱いがよろしくなくて(いまでもだめですが)、金の出ていないところがあちこちにあります。

これを上からなぞって金を濃くしたいと思っても、はじいてしまって全然うまくいきません。

どうしたらいいのかなあ。

 

 

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