夜中に凄い雷雨が続いて、観測史上平年の9月1ヶ月分を5時間で降ったとか。
ひどい雨というと昭和49年7月の七夕豪雨を思い出しますが、それに匹敵するような雨の音。
あのときの記憶が蘇りました。
午前3時ごろ嫌な予感がして玄関の外へ出ると、庭のところでごまちゃんが雨の中、突っ立っている。
びしょ濡れですよ。
雷の音が嫌いで、さぞ怖かったでしょう。
以前はゴマちゃんハウスの入り口を夜には閉じていたのですが、高齢化したせいか、夜中にトイレに行く意志を示すことがあり、開放してあったのです。
私が眠れたのは4時から6時くらいの2時間だけ。とても眠い。
朝起きて目にしたのは、家の前の土砂崩れです。
向かい側の公園の遊歩道のところに山の土が崩れてきて、フェンスを押して、電柱にもたれている。
この公園は大規模防災公園なんですよ!!!
もともとハザードマップに土砂崩れのマークがあることは知っていたけど、まさかほんとに崩れるとはねー。
夜中の雨は音が大きくて、土砂崩れなどまったく気づきませんでした。
あの雨があと数時間続いたら大災害になっていたでしょう。
新聞配達の人が、あちこちで道路が冠水していて配達が2時間遅れている、と話していました。
これからだんだん被害状況があきらかになるでしょう。
遊水地になっている防災公園の広場はこのとおり。
東名清水インター入り口付近。
通行止めになったのに気づかず、ロータリーを進んでしまって、はまりこんだ車たち。最後尾の乗用車は抜けましたが。
午後3時現在の様子
ただいま断水中。
断水に気がつくのが遅れたため、もうスーパーやドラッグストアの水、食料品は空っぽらしい。
水は備蓄が2リットルを6本、その他麦茶系を2ケースとかありますが、問題はトイレと洗濯、お風呂などで、もし数日続いたら大変なことになってしまう。
風呂の残り湯を15cmの深さくらいためてあるので、バケツに汲んでトイレに置きました。
もちろんウォシュレットとお風呂は使えません。
断水で土砂が流れ込んだ家は大変だろうとお察しします。
家の前の土砂崩れのところは警察も消防も市役所もまったく無視です。
せめて土のうくらい積んでくれないかなあ。
ところで市役所のホームページはまったく機能していないですね。
ニュースでもやっていないし。
情報がどこからも入ってこない。
ほんとに静岡市役所は役に立たず、まったく仕事をしていない。
この情報化時代に給水車の設置状況とか、興津川から取水ができなくなった理由とか、わかる範囲でタイムリーに情報公開すべきでしょう。
午後5時、公民館へ給水車が来ているらしいということで自転車に4リットルのタンクを3個積んで行ってきました。
まずびっくりしたのは車の大渋滞、これはもう自転車でないと無理です。
行列のほうはディズニーランドも真っ青なくらいくねくねとつながり、推定3時間待ちのようです。
納得がいかないのは、タンクローリーの蛇口が2つあって、それをド素人がたどたどしく自分で入れていること。
20リットルくらいの大きなタンクをいくつもかかえて待っている人もいれば、逆に小さなペットボトルをたくさん持ってきている人もいる。
おばあさんが自信なさげに水を入れようとしている。
テレビで見る、自衛隊の人などがテキパキと作業するとか、自治会の役員が手伝うとか、なにか方法はないものですかね。
10分ほど様子を見ていたけど、やはり時間と体力の無駄だから給水を諦めて帰宅しました。
24時間くらいは持ちこたえそうだし、ここから10kmくらい離れた葵区は全然断水していないそうなので、車でもらい水に行くことにします。
あちらは逆に停電が10時間ほどあったそうで、それはそれで大変そう。
台風一つでこれですよ。
もし東海地震だったらどれだけ悲惨なことになるか、よーくわかりました。
たとえ床が抜けようと水は3ケースほど準備し、お風呂はたっぷり湯を張って生活用水にする、レンチンだけで食べられるものを常備する・・・
そう言っているまに水が出ないかなあ。
もしかして数日続くとか。
給水車体験
行列に並ぶことからいったんは引き下がってきたものの、午後6時ごろから再びチャレンジし、3時間待ってようやく給水させてもらった。
4リットルのタンクを3本、水を入れると12kg。
行列の中にはいろいろな容器を持参する人がいて、中にはゴミ出し用のポリバケツ(水を入れたらどのくらい重いやら)、やかん、焼酎ビン、ビニール袋など千差万別。
まさかほんとに3時間も並ぶとは。これも防災訓練だと思って。
断水は1週間程度かかる予想、とか役所の人が言っているので、明日からは隣の区に車で行って水をもらってこようかな。
トイレの水が困るんです。
体を拭く使い捨てタオルのようなものが欲しくて、アマゾンで注文(すぐに届く)。
飲料水の備蓄が必要なのでおうちCOOPで6本入りを3ケース注文(今からだと来週配達)。
飲水は十分あるけれど、生活用水が足りない。
台風がひとつ来ただけでこの体たらく。
ご近所では床上浸水のところもあります。
浸水の心配はないけれど、土砂崩れがねーーー。