春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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三番叟

2021年06月30日 | 日記

能の演目「翁」の中の狂言「三番叟」は、老体の神があらわれて天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祝祷する神事的な内容であるといわれるが、つぎのような歌詞がある。

翁  とうとうたらりたらりら。たらりあがりいららりどう。
地  ちりやたらりたらりら。たらりあがりららりどう

とうとうたらり…は何語か?というところで、河口慧海の「サンスクリット語」説による陀羅尼歌「サンバ・ソウ」の歌詞であるという説。

 

「トプトウ(収穫は)タラリ(輝き)タラリ・ラ(輝いて)、タラリ(輝きは)ア(ああ)ガララ(いずれも同じに)リトウ(寿ぎあれや)、ツエ・リン・ヤッ(寿命は長く健やかに)タラリ(輝き)タラリラ(輝いて)、タラリ(輝きは)ア(ああ)ガレララ(いずれも同じに)リトウ(寿ぎあれや)」

これを見ると、まさにこれはサンスクリットに間違いないでしょう。

サンスクリットを漢字に音写すると、スヴァーハーがソハカになってしまうくらいなので、それに比べればはるかにそっくりだと思う。

今、チベット密教のレポートに取り掛かろうとしているところなので、河口慧海の「チベット旅行記」を読み始めています。

河口慧海 チベット旅行記 (aozora.gr.jp)

私は古書で購入して読んでいる途中。

この方は黄檗宗の僧侶らしい。

当時鎖国されていたチベットに入るため(漢文の経典のもとになるサンスクリット経典を得るのが目的か)、手前のインドでチベット語を学ぶために借りた家にチベット人の一家を同居させて、生きた語学を習得している。

現地の会話に不自由ないところまで何年もかけて命がけで入国するという、数ページしかまだ読んでいないけれど、すごい人ですねえ。

仏青の先生が紹介してくれた本 ↓

坂口安吾 勉強記 (aozora.gr.jp)

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今日の予定

2021年06月26日 | 日記

午後1時~2時半   サンスクリット中級

午後3時~4時半   大乗起信論

昨晩はハイブリッド方式(オンラインと対面の同時進行)で、「浄土教」の講義がありました。

ZOOMは何度も受講してきていますが、ハイブリッドは初めてで、基本的にはZOOMの画面と変わりません。

一つだけ今後の課題になりそうなのは、最後に対面での質問者があったとき、その音声が拾えなかったこと。

チャットで「聞こえない」と伝えている人もいました。

先生がかいつまんで質問者の内容を話されても、微妙なニュアンスは理解できないので、これはやはり問題点です。

ZOOMのメンバーは30人以上いました。

かなりの人数です。

これに対面が10人以上いると思います。

質疑応答があり、阿彌陀佛が浄土信仰の対象のほとんどになっているようだけれど、観音その他の浄土が扱われないのはなぜか、というような質問だったと思う。

そうか、どうせあの世があるなら地獄より極楽浄土のほうがいいに決まっているけど、行き先を阿弥陀さんに限定されるのはたしかに好みの問題もあるなあ。

みんな同じところへ行くのはつまらないし、かといって親しい人と別々になるのも寂しいし、そういう執着にとらわれていること自体煩悩のかたまりなので、やはりここは色即是空といくべきか。

「大乗起信論を受講して」

どうにもこうにも漢文が苦手で、読み下しを聞いているとたちどころに思考回路がもやもやとしてしまう。

今日のお話の中で印象的だったのは、AがBである、と結論しているとき、Bという言葉(文)には二面性があって、その前の言葉を受けている部分とそのつぎに出てくる言葉を暗示している部分の両方が含まれていて、いわばグラデーション効果があるという(すべて自分が聞き取った解釈による)。

そういう表現方法が「大乗起信論」のあちこちにあるらしい。

もし自分が文章を書くとしたら、そんなふうに展開させられたらいいと思った次第です。

 

 

 

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チベットの密教と文化(31026)

2021年06月24日 | 日記

本年度はまず「般若心経秘鍵」をやろうと張り切っていましたが、途中で「大乗仏教思想入門」にかえ、これの履修届が出してなかったことから「チベットの密教と文化」へ方向転換。

まえの2つの科目のためにずいぶん本を揃えてしまいましたが、今度の「チベット・・・」は比較的参考文献の数が少なく、3つとも地元の図書館にありました。

映像資料の「キャラバン」はさすがに図書館にないようですが、かわりに「チベット死者の書」ではダメですかね。

これなら持っているのです。

ダライ・ラマのDVDも附属しています。

仏青のZOOMで「チベット仏教入門」というのが毎月第3土曜日にあり、参考になるのではないかと思う。

 

まったく読みにくくておもしろくなくて困ってしまう本( 柿沼隆『龍樹根本中頌を読む』春秋社)の中に、少しだけ理解できるところがありました。

「人を殺す」ことについて、

殺したことがない、という人には2種類あって、

たまたま殺人をしたことがない、あるいは「不殺生戒」のために殺人をすることがない、この2種です。

そうすると、殺す人にも2種類あるわけで、

たまたま殺してしまった人、あるいは意図的に殺した人。

インド人とはずいぶん哲学的な思考回路なんですねえ。

決断を迫られるとき、この調子で、Aであるか、Bであるか、AでもBでもあるか、AでもBでもないか、とじっくり考えてから言葉を発すれば、後期高齢者になっても他人に迷惑をかけず妄言をはかずにおだやかに過ごせるかもしれない。

 

インドといえば、テレビドラマの「ポロス」でのインド人の特徴は、正義感、客人のもてなし(敵が入り込んできた場合でも、当人が自分は客であるといえば客として丁重に扱う)など。

こんなにお人好しでいいのだろうかと思うくらい無防備な感じですが他人を陥れるということがまるでないようでした。

韓国ドラマでは「左利きの妻」を見ています。

定番のキーワード(孤児院育ち、DNA鑑定、交通事故、記憶喪失、整形、財閥など)のオンパレード。昔はこれに加えて白血病がありましたね。

あと、会話はほとんど絶叫に近いこと。がなり立てます。

ほんとにバカバカしいと思いつつ、ほかに見るものがないので無理して見ています。

中国ドラマ(時代劇)はそれなりにおもしろい。

特徴は、陰謀と裏切りの連続でとにかく全員がかたっぱしから腹黒い。

この国では出されたお茶を飲むのも命がけ。他人の言葉を真に受けるのは愚の骨頂。

「如意」を観ていてほんとうに気分が悪くなりました。

ドラマはフィクションの部分がほとんどですが、歴史的事実関係を確かめていくと、中国の歴史をかなり理解できるようになります。

 

 

 

 

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履修届提出なし

2021年06月23日 | 高野山大学

 

 

テキストを全部揃えて、さあ読書開始!

念の為大学に履修届を出してあるかどうか、もっとも基本の事項をメールで問い合わせ。

すると、すぐに調べてくれて、履修届(大乗仏教思想入門)がこれに限って提出されていないことが判明。

むなしく退散するしかない。

もうじきアマゾンから4冊届く予定だが、がっくり。

しかたがないので、「チベットの密教と文化」に変更します。

https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/tutorials.html

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蓮の花が開く

2021年06月22日 | 日記

夏至の翌日に開花が始まった。

 

32004 仏教用論Ⅲ(大乗仏教思想入門) 室寺義仁

これだけを今年は取り組むことにしようと思っている。

 

A テキスト 高崎直道『仏教入門』東京大学出版会

B 入門書     柿沼隆『龍樹根本中頌を読む』春秋社

C 入門書  長尾雅人『大乗仏典15世親論集』中公文庫

D 入門書  梶山雄一『大乗仏典14龍樹論集』中公文庫

E 主要参考文献  平川彰『インド仏教史』上下 春秋社

F 主要参考文献  奈良康明『仏典から見た仏教世界』俊成出版社

G 主要参考文献  水野弘元『仏教要語の基礎知識』春秋社

H 主要参考文献  中村元『華厳経・楞伽経』東京書籍

I 主要参考文献  梶山雄一『仏教の思想3空の論理(中観)』角川ソフィア文庫

J 主要参考文献  服部正明『仏教の思想4認識と超越(唯識)』角川ソフィア文庫

使用するテキストだけで10冊以上もある!

Aは支給されている。

B、F、H は県立図書館から借りる。

E 上下 は市立図書館から借りる。

C、D、I、J はアマゾンで注文(合計6380円)・・・この出費は痛い!

Gはいずれまた。

こんなにたくさんテキストを使用している科目がほかにあったかしら?

設題1では「空」について、設題2ではヴァスバンドゥの「唯識」について

なんだか難しすぎて、これだけで1年かかりそう。

だけどもたもた1年もかかっていたのでは締め切りに間に合わないので、実質遅くとも11月ごろまでに提出して、年内に戻してもらって、年明けに最終試験問題をやるという計画案です。

なんでこれかというと、東大仏青の講義でひんぱんに出てくるのがこの分野なので、なにかヒントが得られるかもと期待しているのです。

 

 

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高崎直道『仏教入門』

2021年06月21日 | 日記

高崎直道『仏教入門』

すごく読みやすくてこの本はいいな、と思った。

いったいいつ購入したんだろう???と不思議だったけど、調べてみると、科目コード32004「仏教要論Ⅲ(大乗仏教思想入門)」室寺義仁、という講座のテキストだった。

道理で買った記憶がないのに手元にあるわけだ。

たしか2019年4月のときに全体の7割くらいの講座にエントリーしてあって、ダンボール1箱のテキストが高野山から送られてきて、その中の1冊。

昔(半世紀前)の記憶では大学で使うテキストを支給されたことはなく、全部自腹で購入していたのに、通信教育独特のシステムなのかテキスト代が請求されないのです。

ただし1回目だけなので、今年などはもらう本はゼロでコピーの印刷物が封筒に入って送られてきただけ。

今後はひたすら虚しく年間10万円の授業料を払うことになりそうです。

東大仏青の講義もオンラインで受講しているので、東京大学出版会の本は親しみやすくなってきた。

ほとんど空海とか密教とかに触れていません。

アビダルマ、唯識、如来蔵・・・・・独特の用語がよく出てきますね。

特定の宗教に偏らないように気を使われているのかどうかわかりませんが。

 

 

 

 

 

 

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雨上がりの庭

2021年06月20日 | 日記

シロヒメアサザ

葉は睡蓮のような切込みのある形。

柿の木にのぼったクレマチス

今日も不安げなごまちゃん

いつまでもつぼみでいてほしい蓮

NHKEテレで「佐喜眞美術館」丸木夫妻の特集を見て。

テレビの解説を聞きながら絵を見るとリアルさが伝わってよく理解できる。

普天間基地内に作られたという佐喜眞美術館にも一度行ってみたいと思った。

 

ガマ(洞窟)の中での集団自決。

そういう地獄図とは及びもないが、もっと身近な困りごとにおいても、釈迦牟尼が悟りを開くときに邪魔してくるマーラたちの声のようなものに屈して修論を諦めるのはまだまだ早いかと連想してしまう。

佐喜眞美術館では三部作として、地獄図のほかにひとつだけ全員が無事に出て生き延びたというガマの絵があった。

 

 

 

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赤いカーネーション

2021年06月19日 | 日記

好きな花のカラーには少々こだわりがありまして、カーネーションは赤、マーガレット、かすみ草、カサブランカは白、矢車草は青、などと。

種を無作為に蒔いて発芽させるので何が出るかはお楽しみ。

昨年10月に10種類の種を同時に蒔いて、最後に花を咲かせたのが赤いカーネーションでした。

きのうは水生植物の「シロヒメアサザ」というのを碁敵から分けてもらった。

昨年12月にもかなり大量にいただいたのに全滅させてしまい申し訳なく思っていたのだけれど、あれは季節が悪かったから今ならだいじょうぶでしょう、ということで少しもらってきてトクサが半分を占めている大きな鉢に浮かべておいた。

梅雨時だからうまくいくかもね。

もとの場所にはめだかが泳いでいたので、もしかしてタマゴがくっついているといいな。

別の碁敵からもらった富貴蘭は今年も咲きそうだ。

柿の木のほうはこの程度だが、槇の木も見てこなくては。

いちじくというのは無花果というだけあって、ほんとに花が咲かないみたいです。

蓮は15年くらい植えっぱなし。

なかなか生命力が強い。

天然記念物「柴犬」

 

「コロナワクチン」

土曜日の午前11時頃、ふだんはこんな時間に郵便配達はないのですが、ようやくワクチン接種票が届きました。

10時半からZOOMで初級サンスクリットを受講中のこと。

先生のお話は録音モードにして、すぐにインターネットでサイトへログインしました。

(ZOOMとして録画モードにすると画面上に「録画中」のマークが発生して他の方に迷惑をかけるので、別途録音機を用意してありますが、TASCAM DR-05という機械は使い方がよくわからず録音したところにすぐたどりつくことができなくて困っています)

するとかかりつけ医院は知っているところすべてまったく公開されておらず、枠が表示されていません。

そこで内科のかかりつけへ電話を直接かけたのですが、すらすらと予約が進み、7月中旬に1回目、その3週間後の8月初旬に2回めが取れ、注意事項など電話で教えてもらって、あっという間に予約は完了。

主人のときはネットで同じ病院を選ぶことができ、6月2日に1回目を済ませ、来週2回めで完了予定です。

静岡市の場合、このときは予約画面がまともに機能していたのですが、その後大混乱して2週間ほど停止しています。

いちばんの書き入れ時で全国ではどんどん接種が進んでいるときにです。

6月はじめ、接種券のある75才以上で困っている人に予約方法を相談されたとき、***病院へ直接電話してみるといいですよ、と教えてあげたら、その後かかりつけでなくてもちゃんと取れたということでした。

今回はそのときの経験を踏まえてパソコン腕自慢の私がネットで予約せずに電話を使うなんて恥ずかしいと思いつつ、この画面(病院名の選択肢がまるでない)では手も足も出ないと即座に諦めて電話(コールセンターではありません)に踏み切ることになったわけです。

たぶん集団接種会場ならばもっと早く打てるんでしょうけれどね。

身近な個人病院はネット上で取ることは現段階では不可能(サイトへ接続できても枠が表示されない)です。

コールセンターへつながったとしてもおそらく集団接種会場しか取れないでしょう。

案内には直接病院へ電話をしないように書かれていますが、おそらく有名無実だと思う。

7月中に2回めを済ますというところまではできないですが、これでなんとか8月の帰省客には対応できそうです。

5分程度授業を抜け出し、ワクチンの手配をしてから戻りました。

ZOOMでなければ不可能な技で、こんなときもZOOMの有り難さを感じました。

 

「チベット仏教入門」

4月に開講し、5月は休講、6月のきょうは2回めの授業となります。

チベット仏教というより禅宗のお話が多かったような。

なんでチベット⇒禅宗となるのかよくわかりませんが。

おわりごろ、質疑応答があったのですが、ちょっとおもしろかったのは、

先生が「輪廻すると思うか」という問いに対して、受講生が「あると思う」と答えると、

それでは盆祭で祖先の霊を呼ぶのと矛盾しているではないか、という話。

輪廻して他のだれかや動物や草木などに生まれ変わっているとしたら、魂を呼びたくてもできないでしょう。

妙に納得してしまう。

 

 

 

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近代仏教入門

2021年06月18日 | ZOOM

本日の講義(ZOOM)の中で「文献学」という用語が飛び出してびっくり。

講義中には、仏教学=文献学、という位置づけで使用されていたのですが、私は大学院院長による面談の際に、修論=文献学である、と言われました。

文献学では、書かれていないものは語らない、というのが定義らしい。

仏教学が文献学化していったのは40~50年代のことで、それまでは別のとらえかたもしていたそうですが、現在では違うことをやろとすると抵抗感があり、正面切ってやろうとすると色々工夫が必要であるそうです。

この40~50年というのが1940~1950年なのか、昭和40~50年なのか不明というところが我ながらおそろしい。

あまりにも無知ぶりで聞きたくても聞けない。

文献学に該当するものでなければ仏教学でない、つまり修論ではありえないということになります。

いまだ修論のネタが天から降ってくるのを待っている私としては、独創的なアイディアはまったく意味のないもので、考えるだけ無駄。

本棚に積んであるわけのわからない仏教書の中にしか見つからないということなのか。

 

ある人の質問で、医療関係者が仏教と医療の倫理とを結びつけて研究している例があるかどうかを先生に尋ねていました。

仏教と倫理とは対立するところがあって実例があったら教えてほしいくらいだと言われた、その理由はなにか。

仏教は対機説法から始まって答えがひとつではないのに対し、倫理とはみんなで決めるルールにしたがってひとつであるということから。

 

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蓮のつぼみ

2021年06月16日 | 日記

いつのまにか蓮のつぼみがありました。

アボカドの樹の下に隠れて。

つぼみのうちが形よく、開き始めると3日で終わってしまう。

たらの繁殖力の強いことといったら。

10年くらい前に浜松の先輩から苗木をいただいて、毎年若葉を食用にして楽しみましたが、もとの木は刈り込みすぎて枯れてしまいました。

こぼれた種から発芽してもうこんなになって。

スギゴケ。

「接種券が来ない」

静岡市では6月2日に入所者職員全員(33人)がワクチン接種を1回行った介護施設で、6月9日に職員が1人コロナにかかり、クラスターが発生したという。

1回接種しただけではダメだということですかね。

オリンピックで人流が増える前に2回とも接種したくても、静岡市はなぜか75才以下には接種券を送ってこない。

現在どれくらい個別接種の病院の枠が埋まってしまっているかをチェックしたくても、接種券番号がないとログインできない仕組みになっている。

75才以上で10日前に病院へ個別接種を頼んだ人が7月7日の予約になっているのだから、もう諦めてみなさまお先にどうぞ・・・

うちは家族が来週2回めを打つので、ひとりだけでも安心できればそれでいい。

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県知事選不在者投票

2021年06月15日 | 日記

昨日夜ネットで予約した県立図書館の本(貝葉梵文般若心経)がもう受け取れるという図書館からの電話があったので、早速行動開始。

図書館のあと、県知事選不在者投票のために区役所へ行った。

平日というのに恐るべき駐車場の渋滞。

しかしここは勝手知ったる裏口というか第3駐車場に行けばすんなり入れるのだ。

庁舎内も大行列ができていて、きのうから始まったワクチン予約のための行列がそのままついでに不在者投票へとつながっているらしい。

私もコロナワクチンの予約をしたいのに、まだ接種票がうちに来ないのでどうしようもない。

不在者投票はディズニーランド並の大行列だったが、それでも回転は早いので20分待ちくらいで済んだ。

昼食は地下の職員食堂でランチ。

ここで500円のネギトロ定食を食べたのですが、量が多くてまだ胸焼けしています。

この庁舎、移転問題で揺れている。

骨組みはしっかりしていて問題ないと思えるのに、なぜか老朽化を主張して、桜ヶ丘病院と組んで移転新築したいと言っている。

清水駅の海側に庁舎を建て、現在の庁舎の跡地に桜ヶ丘病院を持ってくる計画だったが、市民がこぞって反対し、現在では駅の海側に桜ヶ丘病院、庁舎は建て替えを中止、というところまでになっている。

この「駅の海側」という場所は津波がきたらまっさきに水没する場所です。

ふだんからこのあたりを車で通るときは、海に並行して道路があるので一目散で駆け抜けるようにしているんですがこんなところに病院を作ってだいじょうぶですかね。

「新作マスク」

阿字なんですが、判別できるでしょうか。

リバティの端切れでアップリケしてみました。

 

 

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新番組にがっかり

2021年06月13日 | 日記

BSプレミアム午後9時からの中国ドラマ「コウラン伝」が終わって、つぎなる新番組は韓流時代劇青春物でどうしようもない内容だった。

コウランもどうかと思っていたけど、それでもある程度は史実(秦の始皇帝の母)を踏んでいるが、韓流のほうはまったくのファンタジーでとても見ていられなかった。

それで終わりから10分くらい前に切り上げてNHKEテレの映画「ラ・ボエーム」を見ることに。

これはさすがに原作がしっかりして見ごたえがあった。

ミミ役はそれらしいほっそりした美女で、昔のオペラ歌手の体型とは違っている。

最後のシーンで、ミミが自分の手が冷たいと訴えたので、ムゼッタがマフを取りに行ってミミにつけてあげるのだが、いくら手を温めてもノースリーブというのはいかがなものでしょうか。

結核で余命幾ばくもないというのに恋人たちが顔をくっつけて大声で歌ったりキスシーンなどあると、感染拡大が心配になる。

余分な想像を働かせてしまうけれど、オペラはこのように映画化しているととてもわかりやすくていいと思った。

 

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ZOOM

2021年06月12日 | 日記

午後1時から中級サンスクリット、3時から大乗起信論。

「中級サンスクリット」のほうは相変わらずさっぱりわからないが、韻律を感じるということだけはできるのでいずれ花開くときも来るでしょう。

「大乗起信論」はさいわいなことに全編日本語で話されているので、これでわからないとすると内容が難しいということになるが、ほんとうに難しい。

どの先生も個性があるけれど、「大乗起信論」の先生は終わり頃に全員名指しで「なにか質問は?」とこられたのでびっくり仰天。

生まれてはじめて音声をミュートにして、ひとことだけお礼を言ってそそくさと逃げ出す。

だいたい「わからないところ」がわからないのだからどうしようもない。

とても堂々として風格のある先生です。

横山紘一『唯識の思想→唯識思想入門?』(レグルス文庫)という本を紹介された。

先生が以前、大学の授業で大量に使用したので、その後不要になった学生が市場に出しているはずだから中古で出ているでしょう、というユニークな紹介。

アマゾンで本体100円+送料254円というのを注文してみた。

本のタイトル(唯識思想入門)と出版社(講談社学術文庫)とが一致しなかったけど、レグルス文庫というのがキーワードになっていたのでこちらを選んだ。

私にも質問できる日が来るのかなあ。

指名されるとどっきりして緊張が走るので、これからはぼんやりうたた寝してはいられないと思った。

矢車草は青いのだけ残して引っこ抜いてしまった。

 

 

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やまもも

2021年06月11日 | 日記

うちにもヤマモモの木が2本あるけれど実がなる枝をどんどん剪定されてしまうので花も実もあったものではない。

公園の木はもうしっかり実をつけていますね。

「合歓の木」

象潟や雨に西施がねぶの花

最近、ウォーキングに目の前の公園を歩いています。

道路のむこうは大規模な防災公園となっています。

 

「読書」

県立図書館から借りてきた道元「正法眼蔵」の1巻を見ていて、なかなか譬喩がおもしろいと思った。

うちの実家は曹洞宗なので、法事のときなどに住職のお話を聞いてときどき「うまいことを言うなあ」と感心していましたが、こんなところから題材を探しているのかもしれない。

なかなか読みやすい本だったので、ブックオフオンラインで安くなっているのを見つけて全4巻+別巻の5冊組のところ、1と3と4の3冊のみ注文しました。2と別巻は在庫がなかった。

定価が1冊5000円以上しますが、中古3冊で2200円。図書館で借りてコピーするのは好きではないので、なるべく本そのものを置くことにしています。

「正法眼蔵」はおもしろいと思ったのに、それより前に「正法眼蔵随聞記」のほうを見たら、全編お説教臭くてとても読めません。

全部読まないうちに文句を言ってもはじまらないですが。

「まんだら」

先生のところへ出す本番のほうはすでに描き終え、いまは越前和紙(写経用)の大きい紙に金泥で胎蔵曼荼羅(種子)を描いています。

ろくに考えもしないですぐに描き始めてしまうので、そりゃもうメチャクチャですが、途中でやめてしまうわけにもいかず、このまま間違い探しの絵にしようと目的を変えまして。

なにしろ1枚1万円の紙なので、間違ったからといって捨てるわけにはいきません。

半分に切ってあるので5千円分かな。

いっそ障子紙に描けばよかったと後悔しています。

白い障子紙に黒い墨で描くのがいちばん経済的ですね。

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梅干し作り

2021年06月09日 | 日記

届いたのは昨日、その日のうちに洗ってへたをとり、20%の塩をまぶして漬け込み完了。

材料は小田原の農園から直送の十郎梅で、価格は1kgあたり600円、5kgなので3000円、送料が900円の合計3900円。

代金はゆうちょダイレクトで手数料無料。

ゆうちょで送金できるのは助かります。

送料が900円というのもなんでそんなに安く送れるのかまったく理解できない。

いまはゆうパックもクロネコもすごく高くて、まとまった量を1000円以下で送れるなんてほんとですかね。

樹上完熟タイプのをほしかったんだけど、あっという間に売り切れでした。

ちょっと青いけどしかたがないです。

農園から直送のほうがやはり新鮮で安いですね。

これで今年の手作業は最終段階になりました。

信州味噌、いちごジャム、鳥取らっきょう、小田原梅干し。

毎年、体力の限界を感じながらがんばっています。

きのう1時間くらい歩いたせいか、きょうはなんだか腰痛が軽くなったような気がします。

 

 

 

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