春夏秋冬

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今度は漢文が関門となるか

2021年11月26日 | 日記

最初の指導教官は「サンスクリット」がご専門、その次は「文献学」がご専門、これが最後と決めての現在は「漢文」です。

思えば高校のころの漢文は成績といえば中の上程度で、どちらかといえば苦手なほう。

それでもなんとか漢文を得手にしたいものだと思って、過去にこの本を購入してありました。

きのうの深夜、Facebookの画面をずっと下にスクロールしていくと、M先生の講座がアップされていたので見始めました。

見るというより聞く感じ。

音声しか出てこないので。

3時間もあったのでまだ半分しか聞いていませんが、この途中に「加地伸行」という名前と「講談社学術文庫」というのが耳に残り、アマゾンで検索してみると、「論語」がどうもそれらしい。

それで中古の文庫本を送料込み360円程度でクリックしました。

そのあとで、どうもこの名前には記憶があるぞ、と上記の「漢文法基礎」に気づいたのです。

当時は中古など買ったことがなく、定価で購入していましたが、ほんとにつまらなくて本棚から格下げし、どこへしまったものやら・・・

何回も古書店に売却したものの中に混じっていないといいんだけど、と不安にかられながら心当たりの場所を必死に探してついに発見。

また最初から読み直すつもりですが、なんとか少しでも読めるようにしないと、もしかして先生と面談の機会を得たときにテストされるかもしれないから。

修論を書くどころか、それ以前にサンスクリットや漢文をかじって、それからおもむろに課題を考案するという段取りなので、この先非常に長くて険しい道のりです。

先生の配信中の講義を聞いていると、漢文がいかに若者から嫌われているか、高野山大学でも必須でなくなってサンスクリットとの選択科目になっているという。

そのあたりのニュアンスは、坂口安吾の「勉強記」のようでおもしろい。

 

上のほうの本「漢文法の基礎」、もしこれを読んで本当に基礎が理解できたならあっぱれと褒めちぎりましょう!

 

 

 

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高野山大学大学院通信教育課程Facebook

2021年11月25日 | 高野山大学

Facebookというのはよく意味がわからなくてどこへも参加を遠慮していたんですが、事務局へ提出する書類をダウンロードする必要が今後とも発生する可能性大なので、やむを得ず申請して入室許可をいただきました。

まださっと目を通しただけですが、1学年に20~25人程度入学しているとして、およそ4分の3程度の方がすでに参加されているようでした。

スクーリングでご一緒した方で、お名前を記憶している方が数名、先生のお名前もありましたね。

今後とも一言も発せずに静かに見守るのみですが、書式がダウンロードできるのは助かります。

 

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卒塔婆の裏に書かれている梵字

2021年11月23日 | 日記

曹洞宗での十三回忌、七回忌の法事に参列したのですが、ご住職から渡された卒塔婆の表側上部には「アヴァラカキャ」が書かれており、それは「地水火風空」なのでわかりますが、裏側の「バン」については不思議な感じがします。

バンはもともと大日如来の種子であるので、大日如来を曹洞宗でも受容されているのかどうか。

般若心経とか卒塔婆というのは一部の宗派では使われていないということですが、「墓地散歩」して卒塔婆の文字を拝見してみるのも勉強になるかなと思いました。

バンの形も、きれいな字体のもあれば、caに見えるとがった形のもあったりします。

 

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相性

2021年11月20日 | ZOOM

個性たっぷりの諸先生方の授業をZOOMで堪能しています。

片っ端から申し込んでみて試した結果。

難解で落ちこぼれているのはわかっていても、先生の熱意とやさしさを感じ取ることができるのが、「サンスクリット初級」の尾園先生、「サンスクリット中級」の友成先生、「大乗起信論を読む」の橘川先生、「チベット仏教入門」の西沢先生。

O先生とT先生はパーフェクト!

K先生とN先生は時々指名してきて対話を引き出そうとされるので緊張させられますが、内容はいい。

今日は「仏典とインドの古典を読む」の授業で、なぜかログインに失敗し何度やってもうまく行かず、ようやく40分過ぎたころにログインできて残りの授業を受けたのですが、ここはどうしてもついていけないと感じました。

サンスクリットを相当理解している人でないと無理です。

有料(4回で1000円)講座でしたが、途中で退室し、以降も参加をとりやめようと思います。

前年度の「スッタニパータ」のときと同様の無力感に打ちのめされましたねー。

 

 

 

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古書売却

2021年11月17日 | 読書

本棚にあると息が詰まってくるような書物を売却することにしました。

とっさの思いつきで選んだので、あとから後悔するかもしれないけれど、すっきり!

どうでもいいような単行本やコミックだけではかっこうがつかないので、全集ものの新品同様なのと、研究者しか見向きもしないようなもの、加えてこれならある程度価値がありそうだと思える中村元の仏教辞典(定価が6万円くらいの)など。

卒業もしていないのに仏教語辞典を売り払うのは罰当たりなんですが、この辞書、本当に知りたいことは深くは載っておらず、ほぼ概要をさらっと書いてあるだけなので、肝心な役にたたないのです。

これがいちばん高くて1万3千円になりました。

その他のものをひっくるめてなんと2万円で売れました。

おそらく買ったときの金額は相当な額になるでしょうが、きれいに忘れて水に流すことにします。

本棚が軽くなってすっきりしたなあ。

これにこりてもうなるべく本を買うのはやめようと思います(いつもそんなことばかり)。

この他に、最終目標が達成されたら処分したいものがたくさんあります。

密教関係の本は市場での需要は皆無だと思われるので、どうしましょう。

売却のために探し当ててたどりついたO書店の倉庫。

倉庫というより・・・・・・・・・

 

「ZOOM」

最近は緊張感が欠如しているため、夜の「東アジアの現代仏教」があることはわかっていましたが、18時半からだと思い込んでいて、それまでゲームをやって時間つぶし。

さてギリギリセーフでログインしたら、もうとっくに授業が始まっている。

18時開始のミスでした。

そういうわけで、この回はあっという間に終わってしまいました。

 

 

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東アジアの現代仏教

2021年11月16日 | 日記

仏青のスケジュールを確認したところ、明日、水曜日の夜、「東アジアの現代仏教」という講座があって、これは有料なのですでに受講料を払ってあるのですが、10月20日に第1回めがあったのを忘れていました。

もうきれいさっぱり頭から抜けていたようで、全4回のうち最初のベトナム分を忘れてしまい、明日は台湾、12月は中国、1月は韓国となっています。

なんで10月を見落としていたのか、というとおそらく手元に新しいiPad miniが届いていたころなので、夢中になってしまったんでしょう。

今、はがしてあった10月のカレンダーを見ると、そもそも記入してありませんでした。

この調子ではお先真っ暗。

毎日が日曜日なので緊張感がなく、だらだらし過ぎ。

 

 

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ZOOM

2021年11月13日 | ZOOM

だいぶ気温が下がってきて冷える。

日当たりのよくない部屋にいるので、一日中パソコンに向かっていると風邪ひきそう。

午前中、「仏教世界を歩く」

戯論(けろん、実体視して語る)ということば、原語はプラパンチャ、「展開、拡大、多様、多元性」~何らかのはじまりがあり、それが発動し、拡大していけば、多様で多元的なものが展開していく

空性→戯論の滅→分別の滅→業・煩悩の滅→解脱

聞いている最中はなんとかわかったつもりなのに、終わると何がなんだかわからない。

「サンスクリット中級」

今日は一段と脳細胞が休眠しているとみえて、ますますついていけなくなりそう。

あとで録音で聞き直してなんとかしなければ。

「大乗起信論を読む」

マイペースでゆったりと話される先生なので、心が落ち着く。

今日は三本立てで受講し、その結果、iPadmini6の不調が完全に直っていることを確認できた!

これまでは90分の授業の最後のほうで異音が発生し、音声が聞き取れなくなっていた。

カスタマーセンターの指示に従って、再起動のほか、ZOOMをいったん削除してインストールし直したり、OSのバージョンアップを確認したりといろいろやってみた結果です。

アップルはこういう窓口があるので助かります。

いっそパソコンもアップルに替えてしまおうかなあ。

ブラッドオレンジが黄色くなってきました。

来年2月ごろまで樹上完熟させると赤みを帯びたオレンジになります。

オキシペタラムブルースター

アリッサムサクサティレ

春に花が咲いて、暑い夏を越し、やがて冬が来るいまごろ青々とした葉の姿になっているのがうれしい。

平成20年に愛知県の徳川美術館へこの国宝「源氏物語絵巻」を見に行ったことがあります。

あのときは切り離した状態。

それを絵巻に戻したんですねえ。

同時開催で雅楽の演奏がありました。

そのときはまだ篳篥を習っていなかったので雅楽はまったく知らなかったけれど、熱田神宮の雅楽部の方々により、「青海波」の舞を見ることができたのです。

青海波といえば源氏物語で光源氏と頭の中将が舞った演目。

それなりのイメージがあったのですが、このときは演者がだいぶどっしりとした体格で、額に汗していたのがちょっと気になりました。

 

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再々出発

2021年11月12日 | 日記

高野山大学通信課程に在籍すること5年目、

正科生になってからは3年目、

1年目は初めての体験でワクワクしっぱなし、思い出が煮詰まっています。

2年目は裏年でしたが、1点豪華主義で、これも印象的。

3年目は正科生となって緊張の1年間、最初の修論の指導教官がM先生で、それから事情があって別のM先生に替わり、そしてなにも進展のないまま2年近く経過し(この間両部曼荼羅、悉曇十八章など自主活動)本日ついに3人めのM先生に担任を替わっていただくことが内定しました!

これは運命です。

きっかけは色々ありますが、今夏の中間発表をZOOMで視聴し、講評する先生方の声が入るのですが、その中でガシッと心に響く先生の言葉があったのが最大理由です。

そのM先生は今思えば入学試験のときの面接官でしたねえ。

間違いないです。

あのとき、「漢文が理解できるかどうか」というような問があり、こちらは合格したい一心なので、「漢文は得意です」などと真っ赤ないつわりを臆面もなく言ってしまったのだ。

そのときの先生だと思う。

因果はめぐる。

それについては次回、直接先生にお会いしたときにお詫びしよう。

あらためて修士論文研究計画書に取り掛からなければならない。

これは最初の一歩のところなので振り出しに戻った形となったのだが、自分が望んだことなのでそれほど気落ちしていません。

ですが、諸先輩方、いいお知恵があったらぜひご伝授のほどお願いします。

学生でいるのも悪くないので、このままずるずると引っ張っていってもいいのですが、さすがにそろそろ折り返さないとお先真っ暗。

この停滞した時間を東大仏青の講座は見事に埋めてくれています。

密教がまるっきりわからないのはそれ以前に大乗仏教が理解できていないからと知り、

サンスクリットがほんの少しだけわかるようになり、

チベットが身近に感じられ、

仏教世界がなんとなく立体的に感じられるようになりました。

そろそろ本題に戻らないといけませんねえ。

 

 

 

 

 

 

 

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晴れて風が強い

2021年11月11日 | 日記

魚河岸の岸壁から。

風がものすごく強くて歩くのが大変なくらい。

おかげで富士山には雲がありません。

海のそばのマリナートで片平先生(書道)の遺作展があったのででかけました。

お嫁さんが受付にいらっしゃっていて、晩年のご様子など語ってくれましたが、帰りがけにどれかひとつお持ちくださいと言われたのでこの横断バッグを選びました。

静岡では小学校1年生が入学のときにもらうものです。

片平先生はお習字の塾をされていたのでそのとき販売していたそうで、このほか習字道具入れのバッグとか墨汁、ご自分が使った筆、表装まではしていないけれど裏打ちした書、など準備されていました。

うちは家族全員書道はまるで駄目で、見込みなし。

私はかろうじて梵字をなんとか勉強したのですが、もし書道で草書などやっていればいまごろ源氏物語青表紙本などがすらすら読めたんでしょうかねえ。

 

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iPad mini6でフリック入力

2021年11月07日 | 日記

フリック入力がなんであるのかも知らなかったけれど、挑戦してみました。

「設定」画面から「キーボード」を選んで、キーボードに「日本語-かな」というのを追加して、さらに下のほうに「フリック・・・」という文言のあるところにチェックを入れます。これが前提。

メモのところでキーボードを表示して、左にある地球儀のようなマークを長押しして、ひらがな入力モードに切り替えます。

つぎに右下にあるキーボードマークを長押しすると、「固定解除、分割、フローティング」という3項目が出てくるのでフローティングで手を放します。

これでスマホのようなフリック入力画面が出てきました。

さてこれをもとに戻したいときはフリック入力の画面の適当なところで二本の指を広げると簡単にキーボードに戻ります。

設定が完了していれば、標準のキーボード画面を二本指で縮めるとすぐにフリック入力になり、反対に広げればもとに戻りました。

iPad mini6では以上の方法でできますが、iPad mini2のほうはもう少し手間がかかり、右下キーボードマークのところを長押ししたときに「フローティング」が出てこず、固定と固定解除になるので二本指であっさりとはいかないようです。

私はフリック入力など真っ平御免なほうなので、必要はなかったのですが、知っていることが一つできただけすごくうれしい。

 

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「サンスクリット初級」「発菩提心について」「チベット仏教入門」

2021年11月06日 | ZOOM

午前10時半~12時

「サンスクリット初級」

時間が過ぎてもなかなかつながらない。焦って仏青にメールを送ってSOSを出したりしたのだが、これはただもうみっともない間違いで、「サンスクリット中級」と勘違いしてパスコードを入力していたのだ。ああ情けなや。

初級の先生は物静かに板書を充実して説明してくれるので、だいたい流れに沿って内容はほぼ理解できている。

ただし、これを記憶したり、応用したりするのは別の能力なのでやはりつねに頭の中がリセットされてしまう私には難しいの一言。

午後1時~2時半

「発菩提心について」

私自身、菩提心すら芽生えていないのではないかと思われ、まずはここからですね。

午後3時~4時半

「チベット仏教入門」

これで3,4回目になりますが、iPad miniを起動してZOOMで授業を受けていると、80分ほど経過したころに突然ノイズが入り始め、人間の声が入っているときだけ雑音がし、沈黙しているときは雑音も入りません。

ほとんど聞き取れなくなります。

もしかしてmusicのときも長時間聴いているとそうなるかもしれないけれど、1時間以上も音楽を聴いている暇ないし。

万一本体が故障だとしたら修理になるでしょうが、これだけ個人的資料満載のものを出す気にはなれない。

困ったなあ。

 

先生がリモートだと生徒の顔が見えなくてすごくやりづらそう。

質問は?とさかんに問いかけられますがなかなか反応がありません。

私はというと絶対に指名されないように息を詰めてひっそりしています。

でも内心ちょっと質問したいこともあるんですよ。

たとえば、チベットではサムエの宗論のとき、中国仏教(禅仏教)とインド仏教と対比して優劣をたたかわせ、インド仏教を国敎として選んだわけですが、それではそのインド仏教というものは日本にあるのか、あるとすればどの宗派がそれなのかを知りたい。

鎌倉仏教はたぶん禅仏教なのではないかと思うのですが。

 

 

修復手順

・再起動

・ZOOMを削除してからapple storeでダウンロードし直す

・icloudでバックアップをとる

・「設定」画面でipad os 15.1を入れ直す

相談窓口では以上のように聞きましたが、半分は直接聞きながら操作し、残りはメモしてあとで自分でやり、その後困ったら、ケース番号を伝えて問い合わせをする、ということになりました。

うまく行ったかどうかは来週のZOOMで試してみないとわかりません。

 

 

 

 

 

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六十心より

2021年11月05日 | 日記

『大日経』に「六十心」というのがありました。

その中にこういうのがあります。

狸心(りしん)・・・・・狸や猫などは、射った獲物を捕るときに徐々に進んでゆくのにしたがう(狸や猫のように、そのときを窺ってはいるが、進んで積極的に修行することをしない→真言の実践者は時と場所をいつまでも考慮することなく、見聞にしたがって直ちに実践し、恩の恵みに報いなければならない。(猫の特徴を例えている)

狗心(くしん)・・・・・わすかばかりの善き事柄を得ても行いがたく、それ以上のすぐれたものを求めようとしない。(犬の特徴を例えている)

農夫心・・・・・農耕のことについてまず広く聞いてから後に求めるもの(すなわち作業)にしたがう(真言の実践者もまた、まず指導者について広く学んでから、後に実践しようとすれば、一生は学ぶだけで終わり、ついに実践修行のときをなくしてしまう。

等々

宮坂宥勝『密教経典』講談社学術文庫より

 

日本平夢テラスより。富士山は雲の中にすっぽり。

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ワオンポイントの取り扱い

2021年11月02日 | 日記

イオンやマックスバリュで買い物をするとき、キャンペーン中の商品(たとえばキリクリームチーズに+40ポイント)にWAON POINTのおまけがつくことがあります。

そういう場合おまけのWAON POINTはいったいどうなっているのだろう、と思っていました。

今日レジの女性に聞いたら、イオンウォレットかパソコンで操作しないと、もらったポイントは自動的にワオンに入って来ないんですって。

さあこれからが大変。

タブレットを新しくしたのでIDがわからない。

ID検索をすると10個も候補が出てきてどれがどれだかわからない。

0570へ電話して何百円もお金がかかるのは嫌だから、あまり好きではないチャットで相談することにしました。

このチャット、私は英文タイプを若い頃に習熟しているからいいようなものの、ふつう高齢者には無理でしょ。

私の場合はほぼゆっくりしゃべるのと同じ速さで入力できます。

指示される画面はそれまでにも自分でなんとかたどり着いた場所なんですが、要するに私は画面の全体を見ずに、スクロールすると出てくる下の方に項目があるのを見落としていたんです。

それでなんとか同じカードで新規のIDを取得することができ、ときめきポイントやらのワオンへの移行も完了しました。

1530ポイントもありましたねー。

ときめきポイントとしての時効になる前に処理できてよかったのですが、今度はワオンポイントとしての時効があるのかもしれず、ほんとにめんどくさくて使いにくい。

チャットの人に、「75歳になったら郵送(請求書など)無料になるので楽しみにしています」と言ったら、「それは1944年以前に生まれて、2019年以前にカードを作ったひとだけが該当している」、とピシャリ。

つまり私は待っていても郵送無料にはならないということです。

終戦の前後の生まれでこのようなところまで「差別」があるんですねえ。

これからは年をとっても、年寄のふりなどしていられないです。

 

 

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