春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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桜が咲いた

2024年03月30日 | 日記

桜の花、きのうまでは全部つぼみだったのに、突然わっと咲きました。

ソメイヨシノではなくて、牧野富太郎が命名したという「仙台屋桜」という種類です。

花びらがおおきめでピンク色が少し濃い。

アネモネ。

ネギ坊主も袋を破りました。

きのうの悪天候はいったい何なんだ!

カーポートの下で傘をさして車を待っていたら、強風にあおられて傘の骨が2本折れたんです。

台風のあとみたいにきょうは暑いです。

きのうは稚児舞楽の練習の第1回目に出席して、1年ぶりに音を出してみたら、ほんとうにまずいことになっている。

一瞬、音量豊かに出るもののすぐにばったりスカスカになり、長続きしません。

昔からある横に亀裂の入った蘆舌は、音がひょろひょろでかぼそくて貧相ですが、音程だけはあっているのでやむをえずそれでしのぎました。

たぶん、振り付けに夢中になっている舞の指導者のほうにはそれほど聞こえていないとは思うのですが、ばれたかなあ。

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またまた清見寺

2024年03月28日 | 日記

この看板が見たかったんです。

20年ほど前にこれを見て、山下清らしい表現で、東海道線が門前を走っていることや、興津埠頭が埋め立てられていることの批判をしていておもしろいと思ったのですが。

きょうまた帰省客を連れて見学に行ったとき、入場料を払って中にいるお坊さんにこの看板の存在を聞いたところ、壊れてしまったので取り除いたとのこと。

中にありますよ、とすぐに取り出して見せてくれました。

真ん中辺で割れています。

それを寄せて並べて写真撮影。

興津埠頭が昔のままの海岸ならば、坐漁荘の名前のとおり、海水浴や釣りなどできて日本有数の観光名所になっていたでしょう。

コンテナ基地ができたところで鈴与さんが儲かるだけで一般人にはまったく経済効果はありません。

ただしここは津波が来たら大変困る地形なので、住むことはできなさそうです。

気候は温暖で、その昔、旧国1を走るトラックがこのあたりで車中泊したとか。

 

 

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興津清見寺 五百羅漢

2024年03月22日 | 日記

興津の清見寺は江戸時代に朝鮮通信使が宿泊所としていた由緒ある寺で、境内の一部に東海道線が通っています。

つねづね東海道線が海岸に近いところにあるので津波が心配だと思っていましたが、この場所に関する限り、海抜が5mくらいはありそうなので意外でした。

昔見学に来たときには山下清のことが書かれたパネルがあって、「こんなところに電車を通してお寺もさぞ迷惑だろう」というような意味の言葉があったと記憶していたけれど、今回は見つかりませんでした。

お寺の左のほうにある五百羅漢は2年前の大雨のときに被害にあったということですが、現在はふつうに観ることができます。

ここから興津埠頭のほうに探査船「ちきゅう」が見えます。

お寺の下に東海道線と旧国1がありますが、そのむこうに「ちきゅう」が見える。

清見寺の駐車場の右隣に「魚格」さんがあって、揚げはんぺんが名物。

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新しいキーボード

2024年03月20日 | 日記

ずっしり重いキーボードです。

今まで使っていたのも問題はなかったけれど、昨年暮れにドスパラでモニターを買ったときに懸賞に応募して当選したものが届いたのです。

だいたい配置はふつうなんですが、ファンクションキーが違っているみたい。

カタカナに変換するのってどうするのかな。

マニュアルがついていないのでどこかからダウンロードするしかないでしょう。

キータッチはなかなかのもので安定感があり静かで気に入りました。

マウスのほうは使いこなせそうもないので従来の1500円の安物で十分です。

 

 

 

 

 

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蘆舌

2024年03月16日 | 日記

篳篥は蘆舌の状態のよしあしですべてが決まる、と思っています。

1年ぶりに篳篥をセットして、おそるおそる蘆舌をお茶に浸して音を出してみると、なんとまあ奇跡的に音が出るではないですか。

これならいつでも参入できる!とまずは一安心。

ところが翌日になって吹いてみてもスカスカで全然音になっていません。

その次の日も同じ。

美濃紙を巻き替えてもだめ。

それで原因を考えてみるに、蘆舌にかぶせる帽子を外しておいたからではないかと思い、今度はしっかりかぶせておいてから次の日にそれをとってお茶に浸して吹いたところ、音が出ました。

蘆舌の素材は蘆(葦)なので毎日閉じたり開いたりさせているとはやくいたむのではないかと思って、帽子を外してみたんですが、やっぱり手順はしっかり守らないとだめですねえ。

新品の蘆舌もひとつだけまだ保管してありますが、こちらは削っていないのですぐに使えません。

なんとかこれを使えるようにできないだろうか。

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とくら、梶原山、一本松

2024年03月15日 | 日記

瀬名のかなり奥まったところにある蕎麦屋「とくら」へ行きました。

なにを注文していいかわからないので、名前は忘れましたが、五種ほどトッピングがある冷たい蕎麦にしました。

天ぷらの海老はかなり大きくて食べ応えがあり、手前にある四角い白いのはおもちの天ぷらでおもしろい。

1人前1150円です。

この店の名は**さんのブログでよく登場していて、ぜひ一度どんなに美味しいかと興味津々でした。

実感として、美味しいし、価格のバランスがよく、店内は想像していた以上になかなか凝った造りで、また行きたいお店です。

あまり街中にあるよりは遠いけれどかえって落ち着いていていいね。

「梶原山」

ここまできたのだから梶原山公園まで行ってみようかということになり、車でのぼっていったのですが、なんとまあ道の細いことといったら、とても車どうしですれ違うことなどできないのでドキドキものです。

のぼりながら「二度と来ないぞ」と思いつつ。

おりるときだってブレーキが焼けるのではないかと緊張しました。

農道より狭いんじゃないの?

桜のシーズンには車が渋滞して恐ろしいことになりそう。

駐車場までたどりつき、そこから徒歩で上ります。

けっこう距離がある。

梶原景時はこんなところまで逃げてきて自刃したのか。

さて、この梶原山公園は見晴らしがよく、海と富士山がよく見えます。

ここから左手に30分ほど山道を行くと、一本松公園があります。

梶原山も一本松も同じような富士山の風景ですが、どちらかひとつと言われたら一本松のほうがいいかも。

梶原山は史跡があるからべつの価値がありますが。

ぽっかり青空に浮かぶ富士山は、山原の測候所から眺めるのとほぼ同じ。

山原のほうが車道が整備されています。

こぶしの花が見ごろです。

私はかつてこの一本松公園までは行ったことがあり、そのときは大内観音の桜見をしてその横にある山道をのぼってここへたどり着くのですが、てっぺんに行くと駐車場の看板があって車で来れるんだとがっかりしました。

大内観音は清水区で唯一の高野山真言宗の寺で、ふだんは無住です。

桜のトンネルが山の中腹まで続いていて、そこにお寺があります。

それは頂上までの3分の1くらいのところにあるので、そこからがんばって山道を行くのに相当体力が必要で、1回は登頂に成功しましたが、そのあと2回は失敗して引き返しています。

この頂上の公園が整備されているといっても、駐車場はすぐそばにあるわけではなく、道路も日本平有料道路並みを連想すると大間違い。

ほんとに想像を絶する狭い道です。

公園と駐車場の間の距離もけっして近くはなく、梶原山と一本松の距離もアップダウンありの徒歩で30分以上かかります。

きょうは晴れていて風もなく、汗ばむ陽気でした。

桜の木もたくさんあるみたいだけど、ここは車では無理でしょう。

参考までに駐車場の隅にあるトイレですが、衛生的にきれいとか汚いとかではなく、女子用は和式で、水を流す力が非常に弱いので注意が必要です。

3秒ちょろちょろと水が出るくらいでは役に立たないので、トイレの隅にあるペットボトルの水を使うことになります。

それもそんなにきれいなものとは思えないのに、手を洗う場所がまったくない。

つまり水がひけていない状態です。

かつての四国雲辺寺を思い出しました。

あの恐怖のトイレ(広い空間の真ん中に落とし込むようなところが切り込んであって、落ちれば地獄)にも参ったけれど、それでも手を洗う水道はあった。

大内観音にはあの標高でも上水道がちゃんとひけていて、水を飲むこともできます。

水がないということは要注意。

 

 

 

 

 

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なつかしい写真

2024年03月14日 | ごまちゃん

ごまちゃんがなくなる前の1年間、ほんとによくお世話をしました。

安楽死を勧める人もいたくらいです。

そういえば、前にいた柴犬のちょびの記録を見ても、あのころ同じことを言われていたみたい。

でもとことん面倒をみてちゃんと看取ったおかげで悔いがありません。

やっぱり寿命は大切です。

きょうもこんこんさんのところで在りし日のごまちゃんを思い出しました。

 

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十巻章 

2024年03月13日 | ZOOM

ZOOMで竹村牧男先生「十巻章」の補講がありました。

しばらくぶりに聞いていると、やはりこの先生は立派な方ですね。

ほぼ同年齢なのに、言葉が豊富でつぎつぎによどみなく音声明瞭に話されて、空海の著作をここまではっきり教えてくださるのはほかにないのではないかと思います。

高野山のレポートはもう単位を必要以上に取得済みでやる気はほとんどないけれど、この授業のあとならもう一つくらい挑戦してもいいかも。

午後1時からはじまり、前回授業を忘れてしまって欠席しているので、さてテキストのどこを話されているのかわからない。

30分くらい経ってようやく見つかりました。

そういうレベルの生徒だから・・・

これで今期は終了で、東大仏青は新学期が5月から始まり、その前に4月1日から東京外語大のサンスクリット会話がスタートします。

「修論」

3月末くらいまでに「計画表」の3回目提出ができなかったらちょっと先行きが怪しいと思っているのですが、もう半ばまで来てしまい、かんじんなところで足踏み状態。

このあと春休みに入るとまた人の往来が激しくなり、稚児舞楽のこともあり、なにかと忙しい。

金山穆韶という人が昭和13年に発表した論文の解読を試みているのですが、ほとんど古文みたいなもので、読みにくいことといったら。

昔の人はよくこんな難しい文章を読みこなせたものだと恐れ入ります。

 

 

 

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東大仏青2024年度講座申し込み完了

2024年03月11日 | ZOOM

本日の午後12時から受付開始。

早速、7科目を申し込み、年会費と合わせて42000円を送金完了。

今年の方針として、

サンスクリット初級はいままで左藤先生の素晴らしい講義内容がテキストとして残されているのでそれを復習することにし、代わりに東京外語大のサンスクリット会話をやります。

こちらはビデオオンの状態で参加するという珍しい?形式で、毎週月曜日の夜にきちんとやるそうなので、忘れにくいかと思います。

東大仏青のほうはサンスクリット中級にしました。

先生は当初からずっと友成先生のまま、これも珍しいかも。

私が最初に教わったのは2021年春からで、2022年も続け、2023年は休み、今年からまた復活するということです。

当時からずっと、なんだかおもしろい表現だなあ、と感じていたくらいなもので、じつは内容はほとんどついていけませんでした。

あれからだいぶ初歩を勉強したから、少しはわかるようになっているかもしれないという期待をもって。

 

チベット仏教の西沢先生のお名前が見えなくてすごく残念ですが、かわりに小谷先生のチベット語初級が数回実施されます。

少し西沢先生も休養されて、またぜひお会いしたいです。

 

加藤弘二郎先生の授業が5回あります。私のリクエスト!が通ったのかな。

すごくわかりやすい。

 

橘川先生はもともと真言宗系らしいので、そういう先生が話す唯識はどこかで空海ともつながっているのではないかと思っています。

それで未知なるなにかが天から降ってくることを願って。

 

これで新学期からの授業料はすべて納入済み。

東大仏青42000円+外語大25000円=67000円になったかな。

蛇足ながら私の1か月の年金受給額と同じくらい。

しかし、これでたっぷり半年以上遊べるので、安いものです。

もし対面だったら、莫大な交通費(静岡ー東京)がかかるし、年齢的に身体機能が追いつかないので無理でしょう。

最初のころは静岡というだけで珍しがられていましたが、このごろはずいぶん遠方から参加されるかたも増えており、これが新時代の傾向になるのは間違いないでしょう。

 

なるべくなら払いたくないものは税金と振込手数料。

それでゆうちょダイレクトをしばしば利用しています。

おおぜいの人がほぼ同時に送金を開始するとなると、私からの送金かどうかむこうに伝わっているかが心配になるので、ねんのため仏青にメールを送りました。

じぱんぐクラブの年会費もゆうちょダイレクトで送り、備考欄に会員№とか記入したのですが、ちゃんと手元に新しい手帳が届いているので無事に送金ができているということです。

 

 

 

 

 

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興津清見寺

2024年03月07日 | 日記

 

興津は車で走行しながらいつも「津波がきたらどうしよう」と心配しながら通過しているところです。

この清見寺は臨済宗の由緒ある寺院で、江戸時代に朝鮮通信使がここを宿泊所として文化交流をしていたらしい。五百羅漢とかもありますよ。

気候が温暖なところから明治の政治家たちの別荘もあります。

手前に旧国道1号線が片側一車線で通っていて、その上のほうに東海道本線が寺内を横切っており、清見寺のある場所はこれだけ海抜があるので津波はたぶんだいじょうぶでしょう。

しかしこの左右の場所は津波が来たら絶対危ない。

手前の駐車場は清見寺のものですが、左側にある魚格さんに買い物するときにはそこへとめさせてもらえます。

魚屋がどんどん消えていく中で魚格さんは昔ながらの風格があり、午前11時ごろに行くとその時々の煮魚などがあって、楽しみです。名物は「出口の揚げはんぺん(140円)」。

興津の図書館に行くときには必ずこちらへ寄って、昼食の分と夕食の分の総菜を買ってくるのです。

 

 

 

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Norton 増やした&市立図書館のシステム

2024年03月06日 | 日記

2階のパソコンでWord文書を作成していたら、突然「保存」の画面が出てきて、消しても消しても出てくるし、再起動させても出てくる。

これは新手のウィルスかもしれないと思って、このパソコンにもセキュリティソフトを追加することを思いつき、Nortonへ問い合わせてみると、

先月購入したNorton360の価格は最初の1年目が4780円(税込)で、2年目の自動継続からは8000円弱までアップする。

1台分だけ有効。

それをデラックスに変更すると、3台まで使用できて、3年分で14480円となり、1年分は4830円くらいになるので、先のプランよりかえって安い。

しかもこちらの自動継続は手続きの最後に、自動継続なしに変更してくれるという。

先に払った分はまだキャンセルができるというので、

いたれりつくせりなので、画面共有をしながら手続きを完了した。

3年ごとに解約してあらたに手続きすればだいたい年間5000円くらいの負担でセキュリティがまかなえることになる。

このときの担当者さんは最後にひとこと、私の今回のトラブルはウィルスとかではなくて、キーボードが壊れた可能性が高いと言っていました(😨)

「図書館」

静岡市立図書館のシステムが新しくなり、ちらっと見ただけなんですが、どうやら「閲覧履歴」というのが増えたらしいです。

これは画期的なことで、これがあるとボケまくりの私には非常に助かります。

いままでに同じ本を何度取り寄せてしまったことか。

ろくに読んでいなかった証拠ですが、それでも気分的にうちのめされてしまうので。

あと試してはないけれど、スマホでカードの代わりができるみたい。

 

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東大仏青2024年度前期・通年講座受講要領

2024年03月04日 | ZOOM

来年度の講座案内が届きました!

 

講座申し込み期間:2024年3月11日(月)~

オンライン講座の申込は公式ホームページからのみ

F1 サンスクリット初級(前期) 略

F2 サンスクリット中級(通年) 友成有紀先生 全15回 2万円 ZOOMのみ

F3 サンスクリット上級(通年) 略

F4 韓国語初級(前期) 対面のみ 略

F5 韓国語中級(前期) 対面のみ 略

F6 チベット語初級(前期) 小谷昴久先生 全7回 5,000円

B1 漢文仏典購読(通年) 竹村牧男先生 全9回 1,000円

B2 唯識思想入門(通年) 橘川智昭先生 全12回 2,000円

B3 仏教聖典を読む(前期) 加藤弘二郎先生 全5回 5,000円

B4 仏教世界を歩く(前期) 赤塚祐道先生 全5回 1,000円

B5~B8 省略

SP1 華厳思想入門(通年) 木村清孝先生 全5回 3,000円

SP2 省略

その他、年会費要

アンダーラインのあるところを申し込む予定です。

なんだか例年より講座の数が増えたような・・・

おや、韓国語もあるぞ、これもおもしろいかも、なんてよくみたら対面のみだったのでヤレヤレ。

F1のサンスクリット初級を今年もやってみてもよかったんですが、授業料の総額が膨れ上がってしまったので、やめます。

F2のサンスクリット中級は友成先生がおもしろいのでまた復帰します。昨年は休みましたが、その前2年間は参加していました。

F6チベット語はなんのためにやるかと言われれば言葉もないですが、あの文字の形を少しわかる程度で十分です。

B1竹村先生は空海の著作を取り上げてくださっているので受講します。

B2橘川先生はオンライン授業開始の初年度からずっと授業があって、この講座がないと落ち着きません。

B3加藤先生は、仏青にリクエストして実現しました(偶然かも)。じつにわかりやすくてためになります。

B4赤塚先生も密教を取り上げているので受講します。

SP1 華厳思想と唯識の関連を教えてもらえるのではないかという期待から。

以上、7科目と年会費の合計で42000円也。

どんな習い事をしても1か月に1万円くらいはかかるのだから、半年ないし通年の授業でこれくらいは楽勝かと。

じつは食費を削って捻出するつもり

全部オンラインですから、交通費不要、化粧いらず、時間に余裕、といいことだらけ。

プログラムを見て気が付いたのは、「チベット仏教入門」の西沢先生のお名前がなく、先生からはたくさん教えていただき感謝の気持ちでいっぱい、またぜひお会いしたいです。

「大乗」の田中公明先生もお名前がなかった。

以上、申し込み開始日にインターネットから手続きをし、同時にゆうちょダイレクトで送金します。

なまじ日程がゆるゆるしているとつい忘れてしまうので、滅茶苦茶詰め込んでおこうと思います。

 

 

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ごまちゃん初七日

2024年03月04日 | 日記

先週の月曜日はそれまでの雨が上がってよく晴れていて暖かかった。

ごまちゃんは1日ぐったりとして食を受け付けなくて立てなくて。

ちょっと危ないと思ったけれど、人間だってそうなってから長いことだってあるし、まさかと思いつつ、夜は一晩中見守ることにしていた。

そこからの数時間、彼はほんとうによく戦い、そして明け方息を引き取った。

仏教の十二因縁から思えば生老病死はしかたのないことで看取ることができただけでもよしとしなければならないのだが、あれから1週間、いつものおうちCOOPの配達員さんが今朝来てごまちゃんがいないことにすぐ気がついてポロポロと涙をながしてお悔やみを言ってくれた。

うちが言うのもなんですが、ごまちゃんは本当に愛されていたと思う。

彼は昨年末に配達区域の変更で新人に交代することになっていて、うちへはいったん来なくなっていたのに、その若い新人さんが仕事をすぐにやめてしまって、またうちの区域に一時的にせよ戻ってきてくれた。

それでごまちゃんの最後を知ってもらうことができたのだから、これも因縁といえるだろう。

不動明王真言(初七日) かーん

のうまくさんまんだばざらだんかん(十三仏一字咒)

→ふつうは

のうまくさんまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたらうんたらたかんまん

 

 

 

 

 

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記憶力減退 

2024年03月02日 | 日記

2月のチベット仏教入門のとき、最後に先生から指名されてドキッとして、前後のことはおろかすべて記憶から吹っ飛んでしまっています。

いま悩んでいるのは、そのとき苦し紛れに「唯識と**は同じものですか」というようなおろかな質問を私がして、先生が「違います。車の両輪のようなものです」と答えられた、その**がどうしても思い出せません。

もしかしたら「唯識」というほうも間違っていたかも。

これくらい頭がボケてきていて、パソコンで少し打ち込んでいるときに名前が思い出せない、というのはしょっちゅう。

このままの速度で劣化し続けると、タイムリミットは案外早いのかもしれない。

あと3年あるから、なんて呑気なことを言っていたら、修論は未完成のまま終わってしまうでしょう。

ごまちゃんがいなくなって、日常生活的に負担がぐっと減り、生活のリズムが崩れてバランスがおかしい。

まだ1週間も経っていないもの。

 

 

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