春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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しばらくお休みします

2022年11月28日 | 日記

高野山大学から修論の第一段階の提出物が戻ってきました。

もちろん最初からストレートに通過して草稿許可が出ることは期待していませんでしたが、これからじっくり内容を検討して先生の指摘されたところを直せるかどうか自己判断します。

ちらっと見る限り、基本的な論文作成の知識の欠如をなんとかしなくちゃならないということ、内容的には方向性のうち認められそうなところが十分の一程度はあるかなというところ。

すなわち、問題外のレベルがあとの9割あるということで。

修論はいわばお客さんの注文に合わせてきっちり仕立て上げる高級紳士服のようなものかと思う。

注文通りでなければ問題にされない。

自分勝手に好きなものを作って、さあこれを着てごらん、お代はちょうだいします、というのは通用しない。

修士という肩書を欲しければ、先様の意向に添った、型にはまっていなければならず、自由な随筆とは違うので大変に困る。

それにしても先生はこんなにレベルの低い学生に対して真面目に提出物に回答をしなければならないのだから大変な職業だと思う。

気の毒でもあります。

なんとか提出してから3週間程度でリターンしてきました。

年間10万円の授業料を支払っているので時々は提出物を出すように心がけます。

いろいろな家庭の事情というものも避けられないので、見通しは明るくないですが、来年の夏に竹村先生のスクーリングがあったらそれを受講してから進退をきめようと思います。

とにかく気分的にあれこれつぶやいている余裕がなくなっていて当面休養するつもりです。

ブログを完全に削除してしまうと自分の記憶が曖昧なところが永遠に忘却の彼方にいってしまうので、それもできず、中途半端にお休みします。

 

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また忘れてしまった

2022年11月17日 | ZOOM

健忘症対策として、その日予定があるときはふだん使わない装身具などをつけて違和感をもち、思い出せるようにしていました。

だからきのうの出来事のうちの一つはそれはそれで解決しているけれど、翌日の今日になって、もうひとつZOOMで竹村先生の『即身成仏義』を受講するのを忘れていたことに気がついてがっかり。

いつの時点でこの授業の存在を忘れてしまったのか。

どうしたらこういうミスを防げるのだろう。

手帳に書いたり、カレンダーに書き込んだりしてもそれを見なければどうしようもない。

さすがに土曜日だけはいつもびっしりとZOOMが入っていて、空欄のときのほうが珍しいのでそういうのは忘れにくい。

暇だとだめなんですねえ。

今週の土曜日は東大駒場祭があるためかZOOMがなくて、14:00からオンラインで蓑輪顕量・為末**の対談があるけれど、それはとくにどうという関心がないので忘れてもいいのですが、来週月曜日の田中公明マンダラと木曜日の大乗起信論だけは絶対に外せない。

犬に薬を飲ませなくちゃ、とか少し気を取られることがあるともう注意力はそちらに行ってしまい、大事なことを忘れてしまう。

頭の老化が確実に進んでいると思うので、これから先もっとひどくなる前にある程度の形を作っておかないと後悔することになるだろう。

きのうは森三樹三郎『老子.莊子』というのを読み始め、この本はすごくいいと思って栞をはさんで、さて続きを読もうとしても見当たらない。

本がどこかへ行ってしまった。

かくしてまた物探しの一日が始まった。

 

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仏教世界を歩く、中級サンスクリット、ワクチン5回め接種

2022年11月12日 | ZOOM

「仏教世界を歩く」は天台小止観が中心となっている授業です。

坐禅のときの結跏趺坐ってよほどすらっとした足の人でないとできませんね。

 

「中級サンスクリット」は相変わらず難しくてほとんどついていけませんが、後半最後のほうで仏典のサンスクリットをやってもらえるようになったのがうれしい。少しは理解できるかもと期待しています。

グーグルドライブのほうにテキストがアップされているのに印刷ができなくて困ってアンケートに書いたら、もうすぐに許可の返信がありました。

素早く対処してくれるところが素晴らしい。

 

「ワクチン5回め」

午後4時20分の予約で近くのかかりつけ医院へ行って接種してきました。

もうすでに感染してしまった人がたくさんいると思うのでさぞ空いているだろうと思ったら、すごい人数です。

流れ作業で一人のドクターが10分間で12人接種していましたよ。

1枠がそれくらいの人数で、20分刻みで次から次へとやるみたい。

私は左肩が強烈に痛いので、今回は右腕に打ってもらったのですが、そういう人は私ひとりだけでした。

さて、これから発熱準備。

いつも半端じゃない発熱(39度超)をしているのに、今回はさらに3ヶ月と2日しか間があいておらず、抗体がバリバリに残っているところへの接種だから悲惨だなあ。

 

(ここからは発熱中)

ワクチン接種後2日目

夜中からめまいふらつき、発熱(38.5度)、解熱剤を1回服用、いったん眠ってから検温すると解熱剤を飲んだのにかえって高くなり、39.1度、もう一度解熱剤を服用して様子見中。

その後

日曜日は一日中熱い雲の上を歩く感じで高熱が続く。24時間経ってもまだ39度を行ったり来たりするので、解熱剤を2錠(カロナール)あおって就寝。

月曜日未明、頭がすっきりするので熱を測ると36.9度、ただし口中で図ると37.1度となる。

ふだんは36.0度くらいが平熱で、37度になると頭がガンガンしたものだが、いったん39度を経験すると37度では「すっきりさわやか」な気分になるのが不思議(わけのわからない相対性理論)。

本日はごまちゃんの皮膚疾患を診てもらうために動物病院へ行かなければならないので、何が何でも治ったことにしようと思う。

 

 

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両界曼荼羅の源流・・・

2022年11月07日 | ZOOM

ZOOMが土曜日以外にあるとき、「うっかり忘れ」がこれで2回もあったので、このごろはもう朝から落ち着きません。

朝まで覚えていたのに、その後電話で話し込んだりしているうちに忘れてしまったり、テレビを見ていてそのままとか。

それで、朝から病院へ行く日は薬師如来の梵字のネックレスをかけ、ZOOMがあるときは阿字のネックレスをして、さらにふだん鬱陶しいと思っている指輪をつけたりして対策を取っています。

今日は午前中、朝一でごまちゃんを動物病院へ連れて行きました。

土曜日にブラッシングをしているときに気がついたのですが、しっぽの付け根のところに虫さされのような血痕(かさぶた)があり、周囲が直径3cmほどはげていました。

皮膚病は心配なので静岡のかかりつけ病院へ車で行くんだけれど、昔はうしろのシートにくつろいで乗っていたものなのに、このごろはおすわりができない上に横になってもくれなくて、ただ四足で踏ん張って立ち尽くしている。

そのため私がシートベルト代わりに支えてあげないところげてしまうのだ。

2年前だったか、私が後部座席でシートベルトをしていなかったので、違反きっぷを切られたこともありました。

病院へはフィラリアと八種混合と狂犬病の注射以外行くことはないです。

ひさしぶりに病気になったというか、さすが老犬(15歳)、要支援2という段階でしょう。

 

 

午後3時、田中公明先生の「両界曼荼羅の源流」という講義がある予定でしたが、前回に引き続きまた時間になっても先生が現れません。

前回は数分遅れて先生がやってきて、「階段のところまでは時間通りだったけど足が痛くて」と言われ、授業はちゃんとやってくれました。

今回は担当者が探しに行ったり、本人に連絡したところ、足が痛くて治療中で行けない、ということらしい。

これでは担当者さんがあちこちから責められてお気の毒です。

前もって毎回前日あたりに担当者が確認をするのがベストかもしれないけれど、なんといっても大の大人なんだから、自分の講義予定の時間に現場へ行けなければ自分で連絡すべきではないでしょうか。

私はオンラインだから、あ~あ、ですんでしまうけど、会場へ向かった人も数人いるはずです。

かつての私がその口で、ものすごく無理をして新幹線で東京まで行ったんです。

それで講師のドタキャンがあったのではたまらない。

オンラインの人(16人)もそれなりに時間調整してがんばっているのであって、休講は致し方ないことでだれも不満はないですが、せめて前日までに、最悪でも当日、少なくとも時間になって現れないので担当者が大慌てで連絡をとろうとするのはやめてほしい。

 

 

 

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公開講座「空と教説」

2022年11月05日 | ZOOM

午前中、サンスクリット初級

午後3時~公開講座 「空と教説」新作慶明先生

 

「サンスクリット初級」

わかる!

完璧な資料が配布されているので(毎回1冊ずつまとめてある)、メモに追われることがなく、話をしっかり聞くことができます。

音声明瞭、笑顔がチャーミング、若さって素晴らしいと思いました。

アヴァクリーとアークリーの違いについて、という「余談」があったのですが、すごく参考になりました。

 

「空と教説」

「空」とはまことにもって理解し難いもので、今日は少しだけなんとなくわかったような気がしなくもないけれど、やっぱりわからない。

それでも最後のところで、

『中論頌』第13章第8偈「勝者(=仏)たちによって、空性はすべての見解を取り除く手段であると言われた。しかし、空性を見解(こだわり)して持つ者は、救いがたいとも言われた。」・・・空に執着してはいけない。

このような文章があったので、わからなくてもまあしかたがないかな。

推薦されている本の中で、『世界は「関係でできている」』というのがあり、早速カーリルで検索して市の図書館にあったので予約をしました。

 

 

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三人展

2022年11月01日 | 日記

由比の地持院というところで本日から「紅型、組紐、絵画」の三人展(女流)をやるというので、車で出かけました。

うちからはそれなりに離れているんだけれど、バイパスを突っ走ると15分で着いてしまう。

このお寺は臨済宗で、格式が高そうな立派な建造物です。

作者の三人は全員清水東高の同級生で御歳79歳。

開くと同時に入場したのでそれなりに諸先生方にも接することができましたが、そのうちどんどん人が増えてきて、よくもまあそう言ってはなんですが、このような地方の寺にこれだけの人が集まってくるものだと驚いてしまう。

ふだん案内状はいただいているけれど、実際に出かけたのはこれが初めてで、三人の中に道明の組紐というのがあったからです。

私が長唄をやっている叔母(100歳)から、少し前に、「生きているうちに形見分け」としてもらったのが法隆寺幡垂飾鈴が道明の組紐とセットになっているペンダント。

組紐の先生は、幡垂飾のことをご存じだなんて、とびっくりされていた。

法隆寺幡垂飾の複製品(本物を復刻した全体像)は現在一つしかなく、今はパリで展示されているという。

私のペンダントはかつてあるお客さんが特注で作ったもので非売品なんだそうです。

その客というのは長唄東音会だね。

鈴が鳴るものと鳴らないものがあるというけど、私のは鳴らないほう。

もっと詳しく聞きたかったけれど、なにしろ遠来の客がつぎつぎやってくるので今回はここまで。

到着時には駐車場も空いていましたが、出るころには満車状態で、電車を5つ乗り継いできました、とかいう県外の客もいました。

この生け花、ちょっとおもしろい。

横幅を広くしていて、こういうのは見たことがないです。

花器はよく見ると長い竹を使っていますが、水換えはどうするんだろう。

後ろの柱の板が一定の方向ではなくあちこちを向いているのがみそらしい。

絵画はよくわかりませんが、アクリルで描いているそうで、グッズ販売のところには木の小箱にアクリルで絵付けをしたものを置いてあります。

伝統工芸というとどうしても漆で描かれたものを連想しますが、現代は別の画材を使ってもいいんですね。

お寺の襖絵が40枚近くありますが、全部アクリルで30年前に描かれたものだそうです。

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