ぜひ入手したいと思っていた「梵字搨鑑 阿吽の二巻(拓本篇・解説篇)」を中古サイトで見つけて購入しました。
実物は家元のお宅で拝見していました。
とにかく高くて、定価が48000円もします。
昭和48年発刊でその価格ではいかにも高い。
入手したものの発行年度はまだ確認していないので初版(表紙の生地が異なるかも)ではない可能性がありますが、開けてみてびっくり。
「十三仏供養号」という水書用紙が1セットと朴筆が1本ついています。
朴筆は未使用と思います。
水書も実際に使用した様子はありません。
本2巻も汚れや蔵書印などなく大変きれいです。
なんで水書までついているのか?????????
ほんとに謎です。
梵字書道を勉強していると第3課程(単純にテキストを新調した回数として)くらいで十三仏(卒塔婆含む)のシリーズに進むのですが、ちょうど私がこのあたりを通過して間もないところです。
朴筆は1本1080円です。
Lサイズだから一般的な太さで何本あっても重宝します。
筆は消耗品だから一度買えばそれで何年も使えるというものではありません。
ですから本2巻のほかに筆と十三仏供養号が附属しているだけでも買えば5000円するというもので、これらが送料込みで9800円で入手できたのだから、今年一番のお買い物だったみたいです。
同梱されていた「十三仏供養号」です。
まさかこんな立派なものが入っているとは思いませんでした。
朴筆だって、教室で買うときには袋に入っていません。
同じものが既にあるのですが、予備があれば安心できます。
これが求めていたものです。
梵字仏が織物の柄になっていて、柔らかい表紙です。
右側が拓本本、左側が解説書です。