ついに2つ目が返却されてきた。
「弘法大師伝」
2単位分あるのだが、成績は例の「密教学概論」より評価が高くてほっとしている。
片っ端から「可」ではお先真っ暗ですものねえ。
何を書いてどう評価されたのか、怖くてのぞけないのだが、ちらっと見ると別紙に講評が書いてある。
本文に直接朱書きされていないので、重箱の隅をつつくような指摘はなく、全体的評価として別紙には「題意からそれている部分がある」、「小説(司馬遼太郎)を参考文献にすることはできない」といった批評はあるが、おおむね温かいご指導のように感じた。
櫻木潤先生です。
大失敗だったのは指摘されるまで気づかなかったのだが、レポートは横書きでなく、縦書きにしなくてはならないこと。
遵守してください、と書かれている。
ん?、縦書きって紙を横にして縦に書くのかな。
同じ失敗を悉曇梵字でやってしまっているのに、また繰り返すとはねえ。
そんなドジをやっても「良」をくださった先生には感謝の気持ちでいっぱい。
神様に見えます。