春夏秋冬

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法隆寺からお知らせが届いた

2022年05月31日 | 日記

第72回法隆寺夏期大学開催要項が届きました。

実施は毎年決まっていて7月26日から29日までの4日間です。

過去は先着順700人くらいだったのでほぼ初日に申し込んでいつも参加することができたけど、今年は抽選で300人、往復はがきでの申込みとなっています。

初日、ドレンジャー(金堂五重塔放水)訓練のあと、2時間かけてお坊さんの案内でお寺の中をめぐりますが、今年はそのうち収蔵庫と大宝蔵殿の見学はありません、と書いてあります。

そのふたつの場所がどこをさしているのかよくわからないけど、多分焼失壁画の保存してあるところと、平成にできたきれいな玉虫厨子があるところではないだろうか。

ということは、絵殿舎利殿と夢殿救世観音、西円堂などはあるということか。

こういう空いているときの夏期大学を経験するのも一興かと思うけど、おおぜいいるからこそおもしろいという気もするし、そのあと高野山大学のスクーリングがすぐに続いているので、両方行こうとすると1週間は家を空けることになり、留守が心配。

残念ですが今年は高野山のみにして、法隆寺は来年ゆっくり出かけて10回表彰を楽しんでこようと思う。

 

「東大仏青第316回公開講座の案内」

中西俊英氏

『華厳経』解釈の展開をたどる

令和4年7月30日(土)14:00-15:30

ZOOMによるオンライン形式

聴講無料、事前予約

公開講座はすべて出席してきましたが、残念ながらこの時間、高野山大学のスクーリングを予定しているので申し込むことができません。

ちょうど同じく東大仏青の講師をされている竹村牧男先生の授業(密教学特殊研究Ⅱ)と重なっています。

プログラムを見ると第3講に石井公成(聖徳太子と中国南朝仏教)、第6講に興福寺貫主森谷英俊(維摩経入門)というのがあり、それはおもしろそう。

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きのうの3科目

2022年05月29日 | ZOOM

ZOOM、午前中は「仏教世界を歩く」、午後は「サンスクリット中級」と「大乗起信論」。

仏世は「色蘊」について。

色とは五根、五境(とらえられる対象)、無表(行為をしたあとに残るセンセイ力)である、とメモが残っているけどなんのことやら。

色=もの、という単純なとらえかたではまずいということか。

講座の主なテキストは「五蘊論」らしいので、このあと受想行識が順番に出てくるものと思われます。

 

サンスクリットは相変わらず最初から落ちこぼれていてよくわからず、音楽鑑賞に近いかもしれない。

わからないけれどもデーヴァナーガリー文字だけは読み書きできるようにしたいので般若心経はこのごろこちらで書いています。

今日の一偈に出てきた「チャータカ鳥」というのは、雨の水を空中で受け取って飲む鳥のことだそうです。

 

大乗起信論、先生のお顔はマスクの上半分しかわからないですが、目がぱっちりしていて大きい。

当方は眼瞼下垂というのだろうか、年ごとに視野が上下で狭くなっているようだ。

それはともかく、先生が新しい試みとして大乗起信論の超現代語訳を画面にアップしてくれたのだが、これがとてもわかりやすい。

かつてないわかりやすさで、もしこの調子で最後まで執筆してくれれば今度こそこの難解な書物が理解できるというもの。

しかし、これは将来的には出版されるべき内容であって、講座のテキストとしてGoogle Driveにアップしたりするのはいかがなものかと心配になる。

それでもこのように、私にもわかるように解説してくださるのは有り難いです。

 

紫陽花が大きくなり過ぎて困ります。

枝を切ってそのへんの地面にさせば確実に新しい株が増えるし。

この「古代紫」もタキイで高かったのですが、増やすのはかんたん。

 

この青い花はブルースター(オキシペタラム)といいます。

これはネットで探して購入した5株のうちのひとつ。

花後に種ができるのですが、いつもはそのままほったらかしておいたけれど、去年初めて種を蒔いてそのうち1つだけ育って花が咲きました。

スギゴケも倍くらいに増えました。

 

「仏像の台座」

大日如来の台座が数段に分かれていて、それらをつなぎ合わせている短い芯棒のようなパーツが折れてしまったのですが、専門家に直していただきました。

これで一安心です。

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「サンスクリット初級」と「チベット仏教入門」

2022年05月21日 | ZOOM

サンスクリット初級はこれで3人めの先生になりました。

1年目はコロナの影響で開始が半年遅れ、2回対面のあとオンラインに切り替わったのですが、対面があったので先生の実際のお姿は拝見しています。

あのとき生徒は15人くらいだったような。

世間一般のカルチャースクールと違って、あまり友達になれるような人もいなくて、つまらなかった。

この年、サンスクリットはさっぱりわかりませんでした。

2年目はおだやかな話し方で、綿密なノート作りをしながら教えてくれる超優秀な家庭教師という雰囲気の先生で、いい先生でした。

今年は現役の東大生ではないかと思うような若い先生で、対面と同時並行の授業のためずっとマスクをされていて、ちょっと話が聞き取りにくい。

教室に何人いるのかわかりませんが、オンラインのほうは20人程度です。

いままでとまったく異なる視点から教科書にとらわれない解説により、今回初めて発音の仕組みと文字の並び順、絶対語末の規則とサンディとの関連など、根本から教えてくださいました。

これはすごいことだと思う。

願わくば、この調子でどんなにペースが遅くなっても徹底的に「わかる」ように教えてほしい。

 

チベット仏教入門は昨年に続いて同じ先生です。

ZOOMだけでの授業です。

つくづく西沢先生は立派な方だと思います。

空海十喩詩(水月)にある「如如不動にして人の爲に説き、兼ねて如来大悲の衣を着る」とはまさに先生のこと。

私のような理解能力に乏しいものにもわかるように仏教とは何かということを話してくださる。

この講座は月1回通年になりました。

 

 

 

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唐招提寺団扇まき

2022年05月20日 | 日記

 

(うちわの画像は唐招提寺ホームページから)

この「うちわ」、ぜひ欲しいです。

刷毛書体の梵字教室にいたときの友人から教えてもらい、うちわに書かれている梵字は烏蒭沙摩明王の真言とわかりました。

2019年1月の自分のブログから転載:

画像は唐招提寺の団扇巻きに書かれている梵字ですが、これは横向きに読みます。

川勝政太郎『梵字講話』に解答がありました。

頭に「オーン」があって、

次の1行は、

P.100 「真言」の部№156  千手観音小咒 「オン。バザラダラマ キリーク」

次の2,3,4行は、

P.112 「真言」の部№195  烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)解穢真言

                   「シュリマリ。ママリマリ。シュシュリ。ソワーカー」

となっています。

シュリ=吉祥、マリ=保持、マ=幸福、シュ=華麗、ソワーカー=薩婆訶

吉祥保持、幸福保持保持、華麗吉祥、薩婆訶

烏蒭沙摩明王は便所の神様といわれているのにその真言は実に華麗な内容です。

 

中級サンスクリットで習った詩


pustakasthāpitā vidyā parahastagataṁ dhanam/
deśāntaragataḥ putraḥ nāmamātram upācaret//

本に留められた知識、他人の手中の財産、外国にいる息子は名前のみ役立つだろう

 

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ベランダの修繕

2022年05月19日 | 日記

2階のベランダは手すりが鉄骨で床がコンクリートになっていて、昔はここにプランターを置いて植物を栽培したこともあります。

これが絶対にやってはいけないこと。

底のほうの鉄骨部分が腐食してしまい、危険なレベルになったので、本日より業者が入って修繕を開始しています。

手すりの角に取り付けてあったアマチュア無線のアンテナを外しました。

もともと10年以上前に免許の更新をストップしてあるのでアンテナはそのときに撤去しなくてはいけなかったのですが、ついめんどくさくてそのままほったらかし。

現在の年齢を考えるとほんとにこれがギリギリでした。

 

「鷹の爪」

ご近所と立ち話をしていたとき、私は鷹の爪の苗を買ってきて栽培しているのですが、うちで採れた種からかんたんに発芽して育つと聞き、それでは試してみようかと思って早速5個ほどのさやの中から種を取り出しました。

もちろん素手です。

それを庭にばら撒いてからごくふつうに洗剤で手を洗い、しばらくして少し大きく息を吸うと咳き込むようになり、そのうち目をこすったわけでもないのに目がヒリヒリして涙が出るようになり、これが鷹の爪のせいだとすぐにわかりました。

たった5個解体しただけなのにこの有様。

着衣にも付着している可能性があるので着替えたり、お湯で徹底的に手を洗ったり。

もうこれに懲りて素手での作業はやめ、種を取り出すのはハサミでカットして接触を減らすようにしようと思います。

 

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鶯の声

2022年05月18日 | ZOOM

ひさしぶりによく晴れた日。

道路を隔てた公園の林から鶯の声がよく響いてきます。

 

午後1時からZOOMで竹村牧男先生の「十巻章」がありました。

先生は若い頃からつい最近まで良寛さんのことをよく本に書かれているだけあって、なんとなくイメージが似ています。

そろそろ75分になりましたので今日はここまで、とか言われて終了しましたけど、90分のはずなのであれっと思いました。

たぶん勘違いされているのでしょう。

東大仏青にしては珍しくアビダルマとか禅とかいわず、空海の話が中心だったので聞き取りやすかったです。

やはり空海のことだけはそれなりに少しは勉強してあるのでわかりやすかったと思う。

 

アマチュア無線の機械(ツーメーター)が通電しないので(20年ぶりくらい)原因を確かめたところ、ヒューズが1箇所飛んでいました。

安定化電源と無線機をつなぐコードの途中にあるヒューズです。

それでわざわざ買いに行ってなんとかセットしてみたら、今度は通電した瞬間にパンッと音がして、無線機本体から煙が上がったではないですか。

これにて無線機は色即是空です。

外見は新品同様に見えるけれど、なにしろ購入したのが30年以上前ですし、時々使っていればともかくあまりにもほったらかしておいたので無理もありません。

置いてあった場所が北西側の出窓というのもまずかったかも。

湿気が来るんですよね。

ほかにもHFの無線機もあり、こちらはとっくにアンテナを撤去されてしまったので、邪魔な部屋の置物となっていますが、それこそ30年くらいまえに25万円で買ったものです。

バブルの頃はこういう高価なものをなんのためらいもなく次々によく買ってしまいました。

お金はあればあったなりに使うし、なければないなりに倹約するし、買ったものはみな色即是空となる運命。

印度の詩に、ヴィディヤーダナン、サルバダナプラダーナン(知なる富は一切の富のうちで最高のものである)というフレーズがあり、これは当人にとっては的を射る反面、貯えた富もあの世まで持っていくことはできず、子孫にとってはありがた迷惑なものかもしれません。

vidyādhanaṁ sarvadhanapradhānam

 

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静岡ホビーショー2022

2022年05月15日 | 日記

ホビーショー、コロナで3年ぶりの開催だというのでネットで入場券(無料)を予約してありました。

午前9時開場より少し前に現地へ到着したのですが、凄い行列ができていて、しかも予定していたイトーヨーカ堂の駐車場がまだオープンしていなくて、入場が不可能となり、現地撤収(このときは私一人です)。

その足で県立図書館へ回って本を返却。

華厳経とかやたら重くて車でなければとても借りられない。

行ったついでにまたわけのわからない経典類を借りてきたのだが、こんな本、よく公共の図書館に置いてあるものだといつもながら感心してしまう。

そのあとイオンの本屋へ行って予約してあった「古寺行こう」の「金閣寺」を買いました。

夏頃、「高野山」が出るらしく、10回くらい連続して購読したところで「無著世親菩薩」の図書カードをもらえる予定になっています。

家で昼食を済ませてからホビーショーに再チャレンジ(このときは二人で)。

今度はイトーヨーカドーもやっていたので車を楽にとめることができました。

しかも駐車場無料開放とやらでゲートも開きっぱなしでした。

ホビーショー、凄い人出です。

これで入場制限しているというんですが、呆れたもので。

会場内は人がいっぱい、バンダイのコーナーは入場ストップでは入れませんでした。

 

せっかく無理して出かけたのでなにか記念にと、HOゲージの車両(蒸気機関車)と平成3年モデルのパトカーのプラモデルを買いました。

女性向けのものはまったく置いてありません!

世の中にこんなたくさん若者がいるんだ、と少々驚きました。

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ZOOM大忙し

2022年05月14日 | ZOOM

午前9時~10時までは囲碁クラブへ出かけ、10時30分からはZOOMで「仏教世界を歩く」、午後1時から「サンスクリット中級」、午後3時から「大乗起信論」と3コマあって超多忙な1日でした。

サンスクリット中級はもはや3年越の受講になるのですが、さすがに3年目の人はほかにいないような・・・・・・・

先生が同じなんです。

大乗起信論の先生は今回から対面とZOOMのハイブリッドになり、装いが和服から白いワイシャツに変わりました。

背景もいままではご自宅の障子でしたが、今回は会館の教室。

授業の終わりにミュートを解除してお礼を言うのですが、その瞬間に私の名前をフルネームで呼ばれたのでびっくり仰天。

ほかの方は名字だけがほとんどなのに、私の場合名字が平凡なので名前まで呼ばれてしまいます。

この授業はどうやら毎年のように受講されているかたが多いようで、私にとってもいわば癒やし系の授業のように感じます。

 

囲碁クラブに出たときに、スマホのテザリングをセットしてタブレットを使用し、そのまま切断するのを忘れて家に帰ってから90分授業を2つ受信してしまいました。

3つ目に入るときに気づいてWi-Fiに変更したのですが、だいたいこれで600メガくらい消費したみたいです。

1ヶ月で3ギガ使用できるので、べつに困ることはないですが、これからはしっかり気をつけないと。

ところで楽天モバイルが1ギガ以下は無料、というのをやめるみたいです。

ここも検討していたけどここにしなくてよかった。

ただより高いものはない、というのはこのことだね。

もし楽天モバイルにしていたら、またどこかに変えなくてはならなくてSIMカード代がまた3300円かかるところです。

まさかと思うけど、UQモバイルもそんなことにならないでしょうね。

去年はDOCOMOのガラケーが1ヶ月1300円(1000円無料通話)、タブレットはイオンモバイル1ギガで500円の合計1800円くらいでしたが、今年はUQモバイルに統一したので1700円くらいで3ギガ+かけ放題。

固定電話はありますがほとんどかけません。

通信代が安くなったのはスガさんのおかげかな。

 

 

 

 

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ヒノキのティッシュケース

2022年05月11日 | 日記

地元の匠から頂戴した檜のティッシュケースです。

象嵌細工までこなすような凄腕の名人なので、この箱もまるでからくりのようになっていて底の部分が開き、詰替え用のティッシュを入れることができます。

これからずっと大切に使わせていただきます。

昨年10月に公園でどんぐり拾いをしたとき、根を張って地面から盛り上がるようなかっこうをしたどんぐりを見つけ、それではこちら側を下にしておけば発芽するかなと思ってプランターに置いたら、このように芽が出て苗木の姿になりました。

どんぐりの木は大きくなってとても庭に植えられるようなものではありませんが、松だって盆栽になるんだから器を小さくすればそれなりに鑑賞できるかもしれないので育ててみます。

その後植木鉢に植え替えました。

左側のがどんぐりの実から発芽していたのでどんぐりだとわかるのですが、右側の大きいほうはそれまでずっとマンゴーが発芽したものだとばかり思い込んでいました。

葉の形を見て、これもどんぐりだという結論に達したわけです。

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朝刊の記事

2022年05月08日 | 日記

一地方紙の朝刊にこういう記事がありました。

高野山には大型家電量販店、ドラッグストアなどありませんが、バーもなかったんですね。

地方紙とはいえ、地元ではないので全国発信しているわけです。

万葉集に出てくる「あふちの花」、満開。

大瓢箪は種を10粒蒔いて、そのうち6本発芽しました。

 

GWは本日までなので、明日からは真面目に読書する予定です。

そろそろ重い腰を上げないといけないです。

東大仏青の竹村牧男先生の講座は対面のほうが満席というお知らせがあり、私はオンラインでの受講を希望しています。

竹村先生はインド仏教史がご専門だと思っていたら、良寛さんと道元のことを書いた本も執筆していました。

夏のスクーリングでは生の授業を受けられるのを楽しみにしています。

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新学期が始まりました

2022年05月07日 | ZOOM

ZOOMの新学期スタート。

本日は初級サンスクリットで、講師がまた新しくなり、3人め。

オンラインで参加している人の名前をざっと見たところ、今年も参加しているのは私以外に見当たらないので、みなさん初級を卒業して中級へ進まれたのではないかと思う。

自分でも呆れるほどのマイペースですが、それはそれで楽しい。

先生の個性が際立っておもしろい。

今日のところは文字の形とか発音についてでしたが、さすがにここまでは理解できる。

今度こそ初級を卒業できるようにがんばりたい・・・

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GWウィーク中の「さわやか」

2022年05月02日 | 日記

今日は5月2日(月)で「平日」かと思ったら、そういうわけにはいきません。

ハンバーグレストラン「さわやか」に午前10時50分に到着したのですが、特別に開店時刻が10時30分からになっていて、このときで20分待ちでした。

店内で待つのは3組程度で、あとは外の車の中で待つように言われます。

駐車場の係の人が「きのうは夜遅くまでいっぱいだったよ~」なんて言ってました。

ずらっと県外ナンバーの車がとまり、この人気は凄いものです。

コロナで不況だとか、この店は微塵もその心配がありません。

ネット販売とか全国展開などせずに、西部にある肉の加工場から生で2時間以内に届けられるところにしか出店しないというポリシーがいいのでしょうか。

東は御殿場アウトレットが端っこです。

ここのハンバーグはほとんど中が生なので、テーブルに届いてすぐに半分にカットし、鉄板の皿に押し付けて加熱します。

あまりにも生が気になる場合は鉄皿を取り替えてくれます。

自分でフォークとスプーンを使ってむきになって押し付けなんとか食べられるようになり、やはり時々食べたくなって通っています。

 

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