第72回法隆寺夏期大学開催要項が届きました。
実施は毎年決まっていて7月26日から29日までの4日間です。
過去は先着順700人くらいだったのでほぼ初日に申し込んでいつも参加することができたけど、今年は抽選で300人、往復はがきでの申込みとなっています。
初日、ドレンジャー(金堂五重塔放水)訓練のあと、2時間かけてお坊さんの案内でお寺の中をめぐりますが、今年はそのうち収蔵庫と大宝蔵殿の見学はありません、と書いてあります。
そのふたつの場所がどこをさしているのかよくわからないけど、多分焼失壁画の保存してあるところと、平成にできたきれいな玉虫厨子があるところではないだろうか。
ということは、絵殿舎利殿と夢殿救世観音、西円堂などはあるということか。
こういう空いているときの夏期大学を経験するのも一興かと思うけど、おおぜいいるからこそおもしろいという気もするし、そのあと高野山大学のスクーリングがすぐに続いているので、両方行こうとすると1週間は家を空けることになり、留守が心配。
残念ですが今年は高野山のみにして、法隆寺は来年ゆっくり出かけて10回表彰を楽しんでこようと思う。
「東大仏青第316回公開講座の案内」
中西俊英氏
『華厳経』解釈の展開をたどる
令和4年7月30日(土)14:00-15:30
ZOOMによるオンライン形式
聴講無料、事前予約
公開講座はすべて出席してきましたが、残念ながらこの時間、高野山大学のスクーリングを予定しているので申し込むことができません。
ちょうど同じく東大仏青の講師をされている竹村牧男先生の授業(密教学特殊研究Ⅱ)と重なっています。
プログラムを見ると第3講に石井公成(聖徳太子と中国南朝仏教)、第6講に興福寺貫主森谷英俊(維摩経入門)というのがあり、それはおもしろそう。