さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

甲賀三大佛巡り その①十楽寺

2017年11月12日 | 巡拝日記

     滋賀県の甲賀には丈六の大仏が三体

三ケ所に祀られ「甲賀三大佛」と称されています

「清浄山 二尊院 十楽寺」

西暦1486年に寂照法師によって創建された浄土宗の古寺です

「本堂」

「十楽寺」にはご本尊が二体(阿弥陀如来坐像と丈六阿弥陀如来)

あることから「二尊院」とも呼ばれています

 「丈六の阿弥陀如来坐像」

 甲賀の忍びの里で始まった「三大佛」のポスターが

二体目、三体目の大仏への興味が広がります

 真横から見ると像の大きさが分かります

 丈六とは・・・仏像の背丈の規準のことで立像の高さが

1丈6尺(約4.8m)ある仏像のことを云います これはお釈迦様の

身長が常人の倍の1丈6尺あったことから云われており坐像の場合

は半分の8尺の高さを持つ仏像のことです

ここ十楽寺は本尊の阿弥陀如来像の他に救世観音菩薩像や

十一面観世音菩薩像、摩耶夫人像などなど貴重な仏像が安置

されていてご住職の丁寧な説明に聞き入り、仏像には至近距離

に近づいての拝観が許される数少ないお寺の一つでした

   

 

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