滋賀県の甲賀には丈六の大仏が三体
三ケ所に祀られ「甲賀三大佛」と称されています
「清浄山 二尊院 十楽寺」
西暦1486年に寂照法師によって創建された浄土宗の古寺です
「本堂」
「十楽寺」にはご本尊が二体(阿弥陀如来坐像と丈六阿弥陀如来)
あることから「二尊院」とも呼ばれています
「丈六の阿弥陀如来坐像」
甲賀の忍びの里で始まった「三大佛」のポスターが
二体目、三体目の大仏への興味が広がります
真横から見ると像の大きさが分かります
丈六とは・・・仏像の背丈の規準のことで立像の高さが
1丈6尺(約4.8m)ある仏像のことを云います これはお釈迦様の
身長が常人の倍の1丈6尺あったことから云われており坐像の場合
は半分の8尺の高さを持つ仏像のことです
ここ十楽寺は本尊の阿弥陀如来像の他に救世観音菩薩像や
十一面観世音菩薩像、摩耶夫人像などなど貴重な仏像が安置
されていてご住職の丁寧な説明に聞き入り、仏像には至近距離
に近づいての拝観が許される数少ないお寺の一つでした