甲賀三大佛の三ヶ所目の大仏は薬師如来坐像です!
「福生山 櫟野寺」 (ふくしょうざん らくやじ)
イチイの木の「櫟」をらくと読む「櫟野寺」は本尊が十一面観音で
あることから「いちいの観音」とも呼ばれています
創建は西暦792年にこの地を訪れた最澄上人が十一面観音像を
安置したのが始まりと伝わる古寺です
比叡山開祖の伝教大師こと最澄上人がこの地を訪れたのは
根本中堂の用材を調達するためで甲賀に来た折に、霊夢を
感じたそうで櫟の生木に一刀三礼の下彫刻して
十一面観音像を安置されたそうです
「山門」に掛かる大提灯が映えて見えました!
梵鐘を見ながら本尊の十一面観音像や丈六の薬師如来像が
観られると思いつつ本堂を眺めると・・・・
なんと大きなクレーン車が屋根瓦を吊り上げていました!
本堂の改修工事中で最澄上人が彫られた観音像や三大佛の
丈六大仏は拝観中止とのことで啞然としました!
十楽寺、大池寺と巡ってこの櫟野寺で三体目の甲賀三大佛が
全て観られると思っていただけにガッカリです・・・・
先に巡った十楽寺、大池寺は櫟野寺と連携し拝観中止を
知らせて欲しかったです そうでなければ甲賀三大佛と
銘打っている意味が無く、更には三寺一体のポスターや
御影入散華は何のために作られたのか ???
不快な思いが残る甲賀三大佛巡りでした