さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

美濃白川・道の駅温泉

2014年11月25日 | 温泉巡り

   

 国道41号線を走り美濃白川の「道の駅温泉」に行って来ました!

国道沿いの飛水峡は紅葉がいい感じでした!

美濃白川ふるさと館 ピアチェーレ     

「ピアチェーレ」とはイタリア語で "はじめまして" の意味だそうです

洋館風の建物は予想と異なってちょっとビックリ!  

天然温泉 「美濃白川 道の駅温泉」

玄関・フロントは明るく清潔感がありました!

露天風呂に壷湯もあるアルカリ性単純温泉はいい温度の湯で

くつろげて身も心も落ち着きます!    

併設のレストランで洒落たビーフカレーをいただきました!  

   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三大文殊の「安倍文殊院」

2014年11月24日 | 巡拝日記

   

日本三大文殊霊場の一つ「安倍文殊院」を訪ねて来ました!

 「安倍文殊院」・「京都天橋立の切戸文殊」・「山形の亀岡文殊」

三霊場が日本三大文殊と云われています

安倍文殊院は大化元年(西暦645年)に安倍一族の発祥の地であるこの地に

大化の改新で左大臣となった安倍倉悌麻呂(あべのくらはしまろ)によって

創建された我が国最古に属する寺院と云われています

 安倍文殊院 本堂

 獅子に乗った本尊・文殊菩薩像は快慶の作で総高7mもあり日本最大の騎獅像です

本尊に向かって右側の善財童子像、優填王像、左側の須菩堤像、維摩居士像の

渡海文殊菩薩群像の五像は全て国宝で見応えがありました!

文殊菩薩は左手に慈悲、慈愛を象徴する蓮花を持ち、右手には思いがけずに

降りかかる魔を立ち切る「降摩の利剣」を持っています

文殊池の金閣浮御堂 

"天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出し月かも"

この地の出身者、安倍仲麻呂が詠んだ歌碑 

 平安時代の陰陽師、安倍晴明の出生の寺でもあり、日本の占いの祖とされる

晴明公に関わる様々な遺跡が数多くありました

文殊院西古墳はおよそ1370年前、西暦645年頃に築造されたもので

古墳内部の石材は築造当時のまま現存しているそうです! 

国宝の渡海文殊菩薩群像や寺宝を拝観し、ゆったりとした時間が

お茶をいただきつつ静かに流れていきました! 

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眼病封じの「壷阪寺」

2014年11月23日 | 巡拝日記

   

眼病の霊験があらたかで浄瑠璃の「壷阪霊験記」で

知られる壷阪寺に行ってきました!

奈良の山郷を走って壷阪の山を目指します!

通称、壷阪寺の正式寺号 「壷阪山 南法華寺」 

壷阪寺の創建は大宝3年(703年)に壷阪の山で修行していた

奈良・元興寺の弁基上人が愛用の水晶の壷を庵に納めて

感得した像を刻んで祀ったのが始まりと伝わっています

「壷阪霊験記」

今から300年以上昔、座頭の沢市と女房のお里は貧しいながらも仲睦まじく沢市は

盲目ゆえに琴三味線を教え、お里は内職でつつましく暮らしていた。

そんな折、お里は明け七つの午前四時に毎夜、床を抜け出して沢市の目が

治るようにと三年間も壷阪寺の観音様に朝詣でを続けていた。

沢市は毎夜、家を出て行くお里を疑い、後に自分のために朝詣でをしている

ことを知って、お里を疑った事を恥じ自分を責めて谷に身を投げてしまった。

お里は非常な現実に遭遇し、沢市を追って自らも身を投げてしまった。

二人のせつない夫婦愛が観音様の霊験により奇跡を起こし、

沢市・お里は助かり、沢市の目が開眼したという物語です。

壷阪寺 礼堂

本尊 十一面千手観音菩薩像

多宝塔

「壷阪大仏」 大釈迦如来石像

三重塔

八角円堂からの眺望

遠くに奈良盆地を一望

霊験あらたかとされる本尊・十一面千手観音菩薩像をすぐ間近で

ゆったりとして拝顔、参拝が出来ました!

    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本最初の厄除け霊場「岡寺」

2014年11月22日 | 巡拝日記

   

創建1300余年、日本最初の厄除け霊場「岡寺」に参拝して来ました!

岡寺の正式名称 「東光山 龍蓋寺」 (りゅうがいじ)

 

創建は西暦663年、草壁皇子が住んでいた岡宮を仏教道場に改め、法相界の祖と

云われる義淵(ぎえん)僧正によって開かれたのが始まりと伝わっています 

本尊の如意輪観音像は日本最大、最古の塑造で造られた観音像で

その姿は仰ぎ見るほどの大きさに驚きます! 

 540余年ぶりに再建された三重宝塔

樹齢5OO年を超えるサツキの古木に出会えました!     

 鮮やかに色付いたモミジの紅葉が見られました!   

 境内では石庭や草花、歌碑などに目を向け楽しめます!

 境内の高台から望む明日香の山里風景

 団体で訪れる参拝客の帰りを待ち、静けさの戻った境内をゆっくりと散策し

数年前に参拝した頃の自分を思い起こさせてくれた霊場巡りでした

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多くの逸話が残る「久米寺」

2014年11月21日 | 巡拝日記

     大和三山の一つ、畝傍山(うねびやま)の東南麓にあって

いろいろな逸話が残っている久米寺に行って来ました!

久米寺は推古天皇や聖徳太子の弟、更には弘法大師とか、久米仙人らが

深く関わったお寺として広く知られています

久米寺 本堂

現在の建物は江戸時代に再建されたものです

境内に咲く紫陽花、ツツジが見事な花の寺としても広く知られています  

久米寺は聖徳太子の弟にあたる来目皇子(くめのおうじ)が眼病を患い

薬師如来に祈願して平癒したことに感謝し堂宇を建立、推古天皇

勅願もあって創建されたと伝わっています

更に、若き日の弘法大師が久米寺の宝塔内で大日経を感得した

ことから「真言宗発祥の地」とされています

多宝塔

京都、仁和寺より1659年に移築された塔は桃山形式の美しい姿で

内部に大日如来坐像をご本尊にしています

本堂横には金色に輝く大日如来像が一際、映えて見えました

その奥には五体の石仏も並んで祀られていました  

久米仙人は吉野の龍門寺で修行に励み、飛行術を体得したそうです

ある日、体得した術を使い飛行中に川で洗濯をしている娘さんの"ふくらはぎ"に

見惚れてしまって法力を失い地上に落下してしまったそうです。

   

ユーモラスでおちょっこちょいな仙人は後にその娘と結婚して

幸せに暮らしていた時、聖武天皇の大仏殿建立の際に体得した仙術をもって

大木、巨石を境内に運び込んで東大寺の創建に関わったそうです

そしてこの功を認めた聖武天皇が久米寺の土地を仙人に

与えたという面白い逸話が残っています    

太子堂前のモミジが鮮やかに色づいていた光景が

とても印象に残る参拝でした!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする