かつてはチベット族が暮らしていたという秘境で
現在は世界自然遺産の高地観光地「黄龍」に行って来ました!
「黄龍」(こうりゅう)は四川省北部、玉翠(ぎょくすい)山麓の渓谷に沿って
大小3000を超す湖沼が棚田状に連なる景勝地です
標高3200~3650mなので真冬の装備で入山します!
酸素ボンベ缶を持って往路をロープウェイで昇り、復路は徒歩で四時間半を
かけて連なった棚田状の湖沼を散策しながら下山します!
高山病に掛らない様にゆっくりと木道を進んで行きます!
「黄龍」は紀元前1万年もの昔に地上に現れたとされる古い地質の場所です
長い年月をかけて石灰分が溶け込んだ水が流れて水分中の石灰が
枯葉や枯れ枝に付着して水を堰き止め湖沼を造ったとされさています
白い石灰岩とエメラルドグリーンの池が連なる様は美しく神秘的です!
池の水は光によって色を変えていく不思議な景観です!
美しく連なる湖沼と色付いた紅葉を見ながらの散策は最高です!
でも・・・この人の多さには・・・ウンザリでした!
木道を塞いでの写真撮影、座り込んでの飲食、右左の通行ルールもなく、
物売りたちの大声での呼び込みとか・・・・
強いもの勝ち、多さが勝ち、と云ったような考えを無くして
相手を思いやる気持ちや公共マナーが整ったらこの国は凄い!
ウンザリする人ごみの中で
そんな事を思いながら四時間半の徒歩散策でした!