さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

眼病封じの「壷阪寺」

2014年11月23日 | 巡拝日記

   

眼病の霊験があらたかで浄瑠璃の「壷阪霊験記」で

知られる壷阪寺に行ってきました!

奈良の山郷を走って壷阪の山を目指します!

通称、壷阪寺の正式寺号 「壷阪山 南法華寺」 

壷阪寺の創建は大宝3年(703年)に壷阪の山で修行していた

奈良・元興寺の弁基上人が愛用の水晶の壷を庵に納めて

感得した像を刻んで祀ったのが始まりと伝わっています

「壷阪霊験記」

今から300年以上昔、座頭の沢市と女房のお里は貧しいながらも仲睦まじく沢市は

盲目ゆえに琴三味線を教え、お里は内職でつつましく暮らしていた。

そんな折、お里は明け七つの午前四時に毎夜、床を抜け出して沢市の目が

治るようにと三年間も壷阪寺の観音様に朝詣でを続けていた。

沢市は毎夜、家を出て行くお里を疑い、後に自分のために朝詣でをしている

ことを知って、お里を疑った事を恥じ自分を責めて谷に身を投げてしまった。

お里は非常な現実に遭遇し、沢市を追って自らも身を投げてしまった。

二人のせつない夫婦愛が観音様の霊験により奇跡を起こし、

沢市・お里は助かり、沢市の目が開眼したという物語です。

壷阪寺 礼堂

本尊 十一面千手観音菩薩像

多宝塔

「壷阪大仏」 大釈迦如来石像

三重塔

八角円堂からの眺望

遠くに奈良盆地を一望

霊験あらたかとされる本尊・十一面千手観音菩薩像をすぐ間近で

ゆったりとして拝顔、参拝が出来ました!

    

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