奈良県橿原市に2300種類ものバラが
優雅に咲き競う「花寺」に行って来ました!
通称「おふさ観音」
正式名を「高野山真言宗 別格本山 観音寺」といい
「花まんだらの寺」として知られています
庶民の寺「おふさ観音」は町の人たちの手によって建てられ、
守られてきた庶民信仰の篤いお寺です
境内では春秋にバラが咲き誇り、夏には風鈴の音が響きわたります!
この時期にこれだけの種類と量のバラには驚きました!
慶安3年(1650年)の春、朝早くに、ここで暮らす「おふさ」という娘が
近くの鯉ケ淵と呼ばれる池のそばを歩いていると・・・・
白い亀の背中に乗った観音様が目の前に現れたそうです
おふさは池のそばに小さなお堂を建て観音様を大切にお祀りしたそうです
その観音様は色々な願い事を叶えて下さるとして、村人たちに厚く信仰され
「おふさ観音」と呼ばれるようになったと伝わっています
時の権力者や特別な地位の人が建立したのではなく、この地の人たちの手に
よって建てられ、守られてきた庶民信仰のお寺です