さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

中国の世界遺産「都江堰」

2014年11月06日 | 旅行

  2260年余りの昔、中国の戦国時代に造られた古代の

水利工事跡の世界遺産を観てきました!

成都から北西に約60km離れた「都江堰」の町

「都江堰」 (とこうえん)は長江の上流にあって最大水量の岷江(みんこう)と

いう支川の中流に位置する古代の水利工事跡のことです

世界文化遺産を説明する案内板

「都江堰」は秦国の地方長官であった李冰(りひょう)が民衆を率いて水害を

無くすために造られた現役で今も機能している土木建築物です

川石を竹で包み、川の中に沈めて堰を作り、自然の力で流れ出る土砂を

堰き止めて堆積させ人口の小島を造る工法だそうです! 

 長い年月をかけて出来た小島は中洲のようになって

内江と外江に流れを分けることが出来るようになる

分かれた水量は灌漑用水とか産業用水に今も活用されて

2260年もの昔の技術力には驚くばかりです!

 内江と外江を跨いで結ばれている吊り橋の安澗橋は

1803年に再建され、全長約500mもあって

地元産の木や竹で造られ別名「夫婦橋」と呼ばれています!

   

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