2260年余りの昔、中国の戦国時代に造られた古代の
水利工事跡の世界遺産を観てきました!
成都から北西に約60km離れた「都江堰」の町
「都江堰」 (とこうえん)は長江の上流にあって最大水量の岷江(みんこう)と
いう支川の中流に位置する古代の水利工事跡のことです
世界文化遺産を説明する案内板
「都江堰」は秦国の地方長官であった李冰(りひょう)が民衆を率いて水害を
無くすために造られた現役で今も機能している土木建築物です
川石を竹で包み、川の中に沈めて堰を作り、自然の力で流れ出る土砂を
堰き止めて堆積させ人口の小島を造る工法だそうです!
長い年月をかけて出来た小島は中洲のようになって
内江と外江に流れを分けることが出来るようになる
分かれた水量は灌漑用水とか産業用水に今も活用されて
2260年もの昔の技術力には驚くばかりです!
内江と外江を跨いで結ばれている吊り橋の安澗橋は
1803年に再建され、全長約500mもあって
地元産の木や竹で造られ別名「夫婦橋」と呼ばれています!