日本大正村で有名な岐阜県恵那市明智町に霊験あらたかな弥勒尊仏を
村人たちが守り続けて安置されている弥勒殿を訪ねて来ました!
明智町野志地域の静かな田園風景
明智鉄道 明智線の野志駅
ひっそりとした無人駅の近くに目指す弥勒殿があると聞いてきましたが・・・・・
国道 363号線沿いに立つ案内板
一ヶ月ほど前、この363号線を走っているのに案内板を見過ごしていて
弥勒殿にこの時は辿り着くことが出来ませんでした・・・・
ネットで検索しても、GISマップで探しても所在地の詳細は解かりませんでした。
市の指定する文化財ならば役所に聞けば何とかなるのではと思い
早速、恵那市役所に電話して伺ったところ、懇切丁寧に教えて下さいました!
弥勒尊仏を安置する弥勒殿
弥勒尊仏は日本立像三体の一つで像嵩が約1mの加羅木像で
天平年間の西暦729~749年の間に行基菩薩が彫り込んだと伝わっています。
弥勒尊仏は武運長久、耳病平癒に霊験あらたかな祈願仏として
病気平癒を願う参拝が後を絶たなかったそうです。
耳病平癒した折には満願御礼として手製のキリを月の数、12本を奉納する
奇妙な風習があって実際に三組のキリが奉納されていました!
弥勒殿には見事な彫刻も施されていました。
弥勒殿は住職が常時不在のお堂のようで野志地域の住民の方々によって
文化財を守り続けている様子でした。
耳病平癒に霊験あらたかとされる弥勒尊仏に参拝するにあたって所在確認を
恵那市役所で文化スポーツを担当されているNさんにお尋ねしたところ
ご親切に、ご丁寧に、迅速に数多くの資料をメールに添付して
提供をしてくださったことに感謝の想いでいっぱいです。
私が住居する各務原市役所の住民サービスも年々、良くなってきましたが
恵那市役所の素晴らしい対応には心嬉しく感動しました!