飛騨路を走って古刹巡りを楽しんできました!
岐阜県高山市国府町鶴巣の山郷風景
西暦1863年に棟梁、西田伊三郎によって建てられた観音堂は
国府町と古川町との境にある安峰山の山中にあって優美な姿でした!
宝形造り、金属板葺きで桁行3.95m、梁間4.55mの堂は寺院建築の遺構として
貴重な存在で市の文化財になっています。
「安房山 清峯寺」 (せいほうじ)
白山信仰の祖、泰澄によって修験場として清峯寺と白山神社を
開創したのが始まりと伝わっています。
本尊は木乾漆の千手観音坐像を祀っています。
清峯寺本堂の隣りのお堂には円空が彫った聖観世音菩薩、十一面千手観世音菩薩、
龍頭観世音菩薩の等身大の三体が安置されています。
そのなかでも千手観音菩薩像(127cm)は円空最高傑作と云われています。
円空が彫った仏像は12万体とも云われており、その内の約五千体が
飛騨の地に残っているそうです。