東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

偏差値の2

2017-09-11 09:30:25 | 学習・塾に関する中身
偏差値は母数が多いほど信頼性が増します。

だから、校内の試験より塾の模擬試験が、大阪であれば五木の模擬試験がより信頼性が高くなります。

そして、結構な数の塾さんが、塾内模試と、五木の模試を進路指導の判断基準に用いていると思います。

さて、この偏差値という指標は本当にあてになるのでしょうか?

私は参考にはもちろんしますが、進路指導においては私自身の感覚を一番重要視しています。

これまでの取り組みと、理解力や集中力、本人の進路希望と、性格、もちろん学力などを勘案して進路指導は行います。

このときに、「私の進路指導における基準を越えていないと受験させない」とか公言する指導者がいたりしますが、私から言わせれば「はあ?」でしかありません。

私は過去、いい意味で裏切られた生徒が何人もいます。秋の時点では恐らく届かないと感じた志望校に届いた生徒を何人も見てきました。

結局のところ、「私から受験に許可を出せない生徒は受験しないほうがよい」という指導者は

偏差値を鵜呑みに、そして不合格を塾から出すことが怖い指導者だ

と思います。

偏差値はあくまでも「物差し」です。

この夏休み、夏期講座の締めくくりとして模試を受けた方は多いでしょう。

私から言いたいことは

「模試の成績と偏差値は、今現在最低それだけとれるという意味だ。これから受験までで無限に伸びる可能性があるから、現状の偏差値は無視するくらいの気概で頑張って‼️」

です。
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