東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

ポケモンGOに想うこと

2016-07-31 00:40:01 | 学習・塾に関する中身
 いやはや、恐ろしいくらいのスピードで浸透していますね。

 私の教室でお勉強を頑張る生徒には「ダウンロードしたら、この教室辞めてね」と言っています。
 
 たかがそれくらいでとは思いませんよ。

 「ゲームを禁止すれば、得られなくなるものもたくさんある」。ある意味正論でしょうね。でもね、それは様々な経験を積んできた大人には言えることでしょうが、これから経験を積んでいく過程の子供たちに通じるとはどうしても思えません。

 確かに、このゲームアプリに起因する事件・自己の大半は「当事者のモラルの欠如」から起こっているんです。だからテレビでよくコメンテーターが言っている、ゲームアプリ事態に問題はなくて、ゲームをしている人間の意識の問題だという論調は理解できます。

 だからこそ、モラルのなんたるや、意識のなんたるやという側面が十分に育っていない子供の間は、モラルや意識の必要なゲームアプリは制限せざるを得ないという結論に、私は至りました。

 以前のブログで「禁止するよりも、自制して制限する方が難しい」と書きましたが、こと、このゲームアプリに関してはやはり制限が必要なレベルではないかと感じています。

 室内で完結する、1回あたり30分程度で済ませることができるゲームが子供には向いていると思います。

 それにしても、私は義務教育を終了するまでは、スマホって必要なのかな?と考えてしまいます。子供たちとの連絡をとることはキッズ携帯でできますからね。でもスマホを買い与えても、上手にルールを決めて付き合っている生徒もいますから、「スマホを持つ」ということを頭ごなしに否定する時代ではなくなってきたんでしょうね。スマホとの向き合い方も、指導する中身に含まれてきているのかもしれませんね。

 ゲームそのものを否定する気はないのですが、やはり否定したくなるゲームほど子供たちの心をわしづかみにするんですよね。指導する側にとっては頭の痛い問題です!
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子供のためを想う先生を見て

2016-07-25 00:17:24 | 日記
 幼稚園の先生をテレビで扱っていました。立川の「ふじようちえん」でした。

 園長先生を追いかける番組でしたが、とにかく目線が「子供を伸ばすために」なんですよ。

 待機児童を減らすために保育園にも力を入れておられます。

 でもね、こうして子供たちが成長していく中で何が大切かを一生懸命考えて、設備を整え、人材を育成して、小学校へ送り出しても、その小学校が全く矜持も何もないものであったならば、何年もかけて子供たちに伝えてきたいろいろなことが無駄になるじゃないですか(無駄になるとは限りませんが、どうも無駄になる可能性が高いような気がします)

 せっかく素晴らしい幼児教育の場所を親御様が確保されても、その後もきちんと吟味しないと、せっかくの幼児期の体験が水泡に帰してしまうと思うんですよね。

 教育というのは、「どのような人間がどのような想いをもってするかだと想う」と、私が尊敬するある先生が言っていました。そのとおりだと思います。もっといえば、「その先生を信頼してお子様を預けること」ができる先生で、そして「いつでも疑問や不安に思ったことをぶつけること」ができる先生が携わるべきだと思います。

 教育とは「おしえはぐくむ」ことです。「無」の状態の子供に「知」を教えて、人として育てていくのです。

 「医は仁術」という言葉がりますが、「教育こそ仁術」だと私は思います。

 もちろん無償では難しいですが…。

 だからこそ、他の教室から生徒を引き抜いたり、雇用される身でありながら、退職時にその勤務先の生徒を引き抜いていったりするような先生には、「教務(おしえるしごと)」はできても「教育(おしえはぐくむ)」ことはできないと想うのです。

 教育は一朝一夕にできることではありません。それこそ成人するまで、いや成人してもさらに教育は必要な時があります。だから教育には「かかりつけの先生」が必要だと常々考えています。その教育ができる先生こそが「かかりつけ先生」に相応しいと思います。

 この園長先生は、できればかかりつけ先生であってほしいと感じました。一見しっかりしているように見えても、先に書いたような極悪な内面を持つ指導者もいますので、親御様におかれましては、ぜひともそういう指導者を見抜く目を持っていただきたいと思います。
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夏休みチャレンジ実施中!

2016-07-23 08:57:28 | そろばんに関する中身
 夏休みチャレンジとは、各学年に応じた古文・銘文を暗誦する学習イベントです。

 6年生は「日本国憲法前文」。まあなかなか大変な課題です。でこれを瓢箪山教場も、石切教場もそれぞれ1名が早くもクリアしちゃいました!

 聞いている方は鳥肌ものです。まあよくもこんなに早く覚えたものだと感心してしまいます。本当にこの課題は途中であきらめる生徒もいますし、中にはこの課題が嫌でそろばんを辞めてしまう生徒も過去にはいました。

 この課題のクリアは、少しですが生徒を変えていきます。自信が付くことで状態が好転する生徒もいます。今回クリアした2名は潜在能力がすごいと感じています。恐らくお勉強でもいい線にいくと思います。どれくらいかって? 最低線が夕陽丘・清水谷クラスかな? と感じています。

 どうして高校受験の3年以上前にある程度見えてくるのか。それは「そろばん」の力量に由来していると断言できます。暗誦クリア後に伸びてくる生徒もいます。そしてそんな生徒はみるみる普段の物事への取り組み姿勢が変わっていきます。そしてそんな生徒は必ずそろばん・あんざんもまた、びっくりするくらい伸びてきます。

 それくらい、「そろばん・あんざん」の能力が下地にあるかないかが、その後の伸びにもまた多大な影響を与えることを、私は400名以上の教え子と接する中で経験的に学んできました。

 1~5年生は、概ね普段の物事に対する姿勢が良好な生徒ほど、チャレンジの挑戦もまた早くなっています。そして今その周りの様子に感化されて、変化しようとする生徒が複数見えてきているのはうれしいことです。

 この夏休み、そろばん教室のこんな小さなチャレンジが、子供たちの伸びるきっかけになってくれれば、指導者冥利に尽きますよね。

 さあ、みんながクリアしてくれるように、一人一人に応じて応援し続けるとしますか!
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サマータイム開始です

2016-07-22 11:24:41 | そろばんに関する中身
 って書くのが2日遅れちゃいました。

 7月21日の木曜日から、小学生のクラスは約2時間繰り上げての授業となります(瓢箪山教場のみです)

 石切教場も来年度からサマータイムを実施します。今年度は急に実施すると、予定が狂ってしまう場合もあるかと思いますので、来年度から実施にしました。

 さて、サマータイムの実施とともに、私の自由時間もグンと減ります。しかしながら、このブログの更新頻度はなるべく下がらないように頑張りたいと思います。

 が、大変なんですよ。だってもう書きたいことは書き尽くしてしまって、書くことがあまりないんですよね。

 それでも、日々子供たちと向き合う中で気づいたこと、気づかせてもらったことはなるべく書くようにしたいと思います。
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ちょっと懐かしくて

2016-07-21 20:30:16 | 日記
 いつもの中身とはうんと離れて。

 このブログの運営元「goo」さんでお題にちなんだブログを書こうというのを見つけました。

 テーマが「名作だと思うファミコンゲームは?」

 う~ん、40代にはどんぴしゃのテーマですね。

 まずは「ドラゴンクエスト」。これはのちのゲームに多大なる影響を与えたと思います。「ふっかつのじゅもん」では苦しみました。何度一回目に写し間違えて一回まえの状態からリスタートしたことか…。

 そして「マッピー」「ゼビウス」この2つは結構はまりましたね。

 さらには、「たけしの挑戦状」。もう本当に「なんじゃこりゃ!」の連続でした。

 そして個人的に一番はまったのが「ポートピア連続殺人事件」です。この後の殺人事件シリーズは全部やりました。

 そして、「スーパーマリオブラザーズ」ももちろんやりこみました。ワープを駆使してピーチ姫を助けるのに何分かかるかのタイムトライアルは燃えた思い出があります。

 でも、想い返してみると、ファミコンってテレビにつながないとできないので、そんなに長時間出来ないんですよね。だからせいぜい一日あたり1時間とかそんなレベルだったと思います。今のように暇さえあればスマホでゲームができるという感覚とはずいぶん違うと思います。

 今の子供たちをみていると「際限なくハマっていく」ように見えて仕方がありません。いい距離感を持ってつきあえた。ファミコンにはそんな思い出があります。

 子供たちに関わる仕事をしていて、「ポケモンgo」が日本に来るのは少し恐怖ですらあります。子供たちがハマりすぎないように、適度な距離感の取り方と、ゲーム以外の過ごし方をこれからも語りかけていかないといけない! とこのお題のおかげで気持ちを新たにしました。
コメント (2)
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