東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

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2017-07-23 00:48:36 | 日記
 瓢箪山の教室は昭和町にあります。縄手北小学校・縄手北中学校の校区にあります。

 私は石切東小学校・石切中学校を卒業しましたので、瓢箪山にはある程度の土地勘があります。

 小学生の頃は、瓢箪山にある大衆散髪屋さんを利用していたこともありましたからね。

 で、以前の賃貸の狭い教室で授業していた頃から、今の教室へと移って通算17年と半年になりました。

 この間、結構な数の習い事のお教室や学習塾がなくなりました。

 個人のお教室では、先生の引退に伴う閉鎖もありましたが、基本的には営業不振が原因のようです。

 おかげさまで当教場は、保護者の皆様のご支援を賜り、本日に至るまで指導を続けることができています。

 で、今改めて教室の周りを見渡してみたときに、私が指導してきた生徒を安心してご案内できる教育機関がないということに気づきました。

 塾という存在はいったい何なのでしょうか?

 成績だけ伸ばせばいいのか?  名門高校に合格させればいいのか?  本質を無視してでもみかけの成績さえ伸ばせばいいのか?
 人間としての成長を犠牲にしてでも成績を伸ばすのか?  個性には目を瞑ってただお勉強を詰め込めばいいのか?

 私は全てを否定します。学力の伸長ももちろん大事ですが、人間としても同時に成長して欲しいと願っています。

 生徒たちと共に悩み、共に考え、共に歩んでいきたいと考えています。

 こう考えて周りを見渡したときに、子供たちのことを本気で考えている発信に出会っていないなあと思いました。

 「生徒が集まればこちらのもの!」という考えが透けて見えるんですよ。

 1週間の試験対策で、数回の無料授業で、夏期講習の割り増しで、ワンコインで、過去問と予想問題のプリントで…。

 本当に子供たちを、子供たちの未来を「伸ばす」ことはできるのでしょうか?

 子供たちの「未来」までを考えた指導は本当になされているのでしょうか? 

 こう考えたときにやりきれない気持ちになりました。

 周りを見渡してみたときに、どうやら私は四面楚歌の状態のような気がしてきました。

 でも、夕方にとてもうれしいラインが入りました。

 私は今猛烈に悩んでいます。預かることを決めたはいいが、本当に生徒を最後まで伸ばせるのか…。

 そんな悩みを吐き出した、私の尊敬する先生が、私を気にかけていていただいたことに感謝です。

 周りに、一筋だけでも明るい光があることを再確認しました。

 私の明かりはゆらゆらと揺れて頼りなくなっていましたが、燃料を補給してもう1度明るくしようと褌を締めなおします。

 周りの漆黒の暗闇に飲み込まれてしまわないように!

 先生、ありがとうございました!!
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (匿名)
2017-07-23 12:09:54
それはどちらの何の先生ですか?
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お返事 (そろばんの先生)
2017-07-23 15:34:08
 このブログをお読みいただいている皆様には、どなたを指すかはお分かりいただけていると思います。

 特に何があったとかではないですよ。先方はこんな風には感じていないと思います。

 しんどい時ってそんなもんではないですか?
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