東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

そろばんは2級合格程度でいいという大きな勘違い

2016-06-27 14:31:05 | そろばんに関する中身
 を、チラシで、そしてホームページで堂々と行っているそろばん教室があります。

 自由な時間に行けて、週2回で、1回50分程度で、特に宿題もなく、併設している学習軸への導入程度の考えならば、それで十分なのでしょう。

 私はこれまでそろばんで400名以上、学習塾で(雇われ講師も含めて)150名以上の子供たちを見てきました。

 そして間違いなく言えること。それは「そろばん、特に暗算の級位と学力には高い相関関係がある」ということです。

 これまでの高校合格を五木の模擬試験の偏差値を基準に考えてみますと、

 珠算・暗算ともに1級合格している生徒は、合格校の最低偏差値が59

 珠算・暗算ともに2級合格以上の生徒は、合格校の最低偏差値が51

 珠算・暗算ともに3級以上合格の生徒は、合格校の最低偏差値が42

 ね。歴然と出ているでしょ。高校名を出さないのは、生徒が特定されることが嫌だからです。

 そろばん、特に暗算の能力を伸ばすことは、そのまま学力を伸ばすことにもつながります。

 「そろばんなんて小学生の習い事」と思っている方には、絶対にわかっていただけないこの力。これからも私の生徒たちには、その素晴らしさをどんどんと発揮してもらいたいと思います。

 そして、上記のそろばん教室(全国チェーンなんですよね…。情けない)には、もう少しそろばんの持つ本質をお勉強してほしいと切に願います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石切教場、過ごしやすくなりました。

2016-06-26 08:46:42 | 日記
 これまでずっと心苦しかった待合スペースの環境を3年かけてゆっくりと改善してきました。

 前先生から引き継いだ時点では、物置・ごみ置き場となりかけていましたが、毎年少しずつごみを処分し、掃除をして、本を置き、スペースを占拠していたロッカーなど邪魔者を処分し、机を置いてと。

 そして火曜日にエアコンを設置しました。設置業者さんには無理をお願いして、コンクリート二か所に穴をあけてもらい、破格のお値段で設置していただきました。

 これで、熱中症の心配もなく、安心して待ってもらうことができます。待つ間に宿題をすることも可能です。過ごしやすくなった待合室。ぜひ利用してくださいね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は日商検定試験日です

2016-06-26 08:43:55 | そろばんに関する中身
 本日は日商検定試験日です。瓢箪山・石切の教室を合わせて1級4名・2級3名・3級8名が挑戦します。

 全員合格!となってほしいものですね。

 練習での様子は真剣そのものでした。最後の練習日に少しお話をしてから練習開始しましたが、それまで一度も合格点を出していなかった生徒も

 合格点に届いてくれました。

 さあ、いよいよ本番です。全員が良い結果でありますように!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気持ち悪くないのかな…

2016-06-17 00:21:25 | 学習・塾に関する中身
 今日は、自分の指導力のなさに愕然としました。

 社会を教えているときに、答えは書いているけれど、問題の中の言葉をわからないままにしていたことに気づきました。

 授業を止めて、懇々と諭しました。分からない言葉をスルーして答えだけが合ったところで、それは分かったことにならないと。

 これまでずっと伝え続けてきたことが、全くできていなかったことに愕然としました。

 さらに少し時間をとって、分からない言葉を分かる状態にしなさいと伝えてみましたが、その言葉を調べて終わりでした。

 孫引き(意味を調べて、さらにわからない言葉に出会えば、その言葉も調べていくことです)をしないんですよね…。

 叱りました。もうね、小学生の時からずっと伝えてきたのに、こんな基礎基本をスルーしていたのかと思うと悔しくてなりません。

 彼らは、分からない言葉をわからないままにしておくことが、気持ち悪くないんですよね。たぶん。

 そこまでする時間がないのではなくて、そこまでする必要を感じていないのかもしれません。

 そんなめんどくさいことをするよりも、目の前の課題をこなすことに必死になっているのかもしれません。

 でもね、そんなめんどくさいことがきちんとできないことには、基礎基本は身につきません。

 そろばんの時間に、「そろばんや漢字の指導を通して伝え続けてきたことが出来ていなかった」ということが、残念で仕方がありません。

 改めて伝えました。今日のこの瞬間をきっかけに、分からないままスルーすることを気持ち悪いと感じてほしい!

 そして私は、この基本的なことを伝えることができていない自分の未熟さに気づいたからには、明日からしっかりと伝えなおさねばならない!

 そう心に決めました。

 明日からは、今まで以上に言葉の意味に、問題の意味を深く理解することに、時間を割いていこうと思います。

 高校・大学と進んでいくなかで、他人に頼らずとも、自ら学ぶことができるようになってもらうために!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検定試験を終えて

2016-06-11 18:28:21 | そろばんに関する中身
 金曜日から合格発表が始まっています。今回の検定試験はほぼ全員が合格となりました。

 みなさんよく頑張ったと思います。

 さて、検定試験の前はすべての通常授業を中止して、検定の練習に集中してもらいます。そしてペケの問題をすべて丸にしてもらうやり直しを目標に指導しています。

 この「できるまでする」という検定指導は、中学以降の学習の姿勢を育てるためにすごく大事だと思います。

 というわけで、木曜日・金曜日それぞれ最後のクラスには6年生がたくさんいますので、そんなお話をしておきました。

 複数の生徒が中学以降の心配をしています。塾にはいつからいけばいいか? どこの塾にいけばいいか? どれくらいしんどいものなのか?

 不安は尽きないようです。そしてその不安に対してひとつずつ解説しながらお話をしました。

 検定試験の頑張りと同じようにお勉強をすればいいよ。と言うとほとんどの生徒がなるほどと納得していました。

そうなんです。検定試験の練習指導は、実は学習習慣の基本の確立につながるものなんですね。ここをしっかりと理解できた生徒は、お勉強の基礎基本の礎を作り始めていることになります。

 その結果は今お勉強を頑張る中学生が証明を始めてくれています。中学生のお勉強の結果は何回か書いていますのでここでは省きます。

 そろばんがどれほどのもんじゃ!と思っている方がおられましたら、ぜひそろばん学習者の結果を見てほしいものです。特にそろばん・あんざん1級以上の所持者はなかなかびっくりするレベルですよ!

 今回検定試験を受験した皆さんも、受験しなかったみなさんも、一つでも上の級を目指してどんどん挑戦してくださいね!

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする