東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

生徒募集のお知らせ~2月27日現在~

2023-02-27 15:10:09 | そろばんに関する中身

 関西珠算瓢箪山教場・石切教場では新入生を募集中です。

 ※表記の学年はすべて4月~のものです(現在の学年の1つ上の学年です)

★瓢箪山教場
◎月・水・金コース
 小学1年生以下→合計5名
 小学2年〜3年生→合計4名
 小学4年生以上(17時30分〜のクラス限定)→2名です
◎火・木コース
 小学2年生〜4年生:すぐにご入学いただけるのは1名様のみです。 

 ⇒2名様のご入学がありましたので、3月中はご入学いただけません

4月以降は2名様にご入学いただけます。
※5年生は7月下旬(小学校の夏休み開始)で募集を停止します。
※お問い合わせを頂戴する学習塾は「そろばん在籍者限定」です。外部募集は行っておりません。

★石切教場

 ※2月26日までで1名様にご予約をいただき、1名様が体験前です
 小学1年生以下→合計4名⇒合計3名です
 小学2年生〜4年生→合計3名です。

 お問い合わせはお電話か、直接教室で承ります。よろしくお願い申し上げます。新しいご縁をいただけることを楽しみにお待ちしております。

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体験授業の一時停止について

2023-02-21 15:59:00 | そろばんに関する中身

 来る3月2日・3日と珠算・暗算検定試験、段位認定試験が施行されます。この指導期間となりますので、2月21日(火)~3月3日(金)まで、体験授業を一時停止させていただきます。


 なお、以前から告知しております。日曜・祝日の入学説明会は告知通りに実施いたします。


体験授業は3月6日(月)より再開いたします。

 入学のお問い合わせ・体験授業のご予約は随時受け付けております。また、1つ前の記事のとおり、日曜:祝日を利用した体験授業も実施しておりますので、入学をご検討、またご希望の方はこの機会をご利用ください。

★瓢箪山教場 お問い合わせ ℡09089376458(モリモト)

★石 切教場 お問い合わせ ℡09087567452(モリモト)

 ※発信者番号は通知してお問い合わせください。非通知のお電話はお取りしておりません。

 ※お問い合わせの際に、懇談・会議中・運転中などでお電話をお取りできない場合には、折り返しご連絡を差し上げます。

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私の考える教育について

2023-02-13 10:00:00 | 日記
 ちょっと長文化することを覚悟の上で書いていきたいと思います。

 さて、学力の決めてはなんでしょう? この問いに私は明確な答えは持ち合わせていません。幼少期の読み聞かせがいいとか、早期教育はあまりよくないとか、始めるのは早いほうがいいとか…。教育に携わる人の数だけ考え方があるんだと思います。

 私は学校教員を目指していましたが、いろいろな経験をする中、公教育では自分の望む教育はできないと考えるに至りました。それでも教育に携わりたかった私は、一番得意なそろばんで勝負しようと考えたのです。

 私はお勉強をする上で一番大切なことは「できるまでやること」だと思っています。そして「頑張ったらできた」という経験を幼少期にたくさんしておくことだと思っています。クサイ言い方ですが「努力をすることは格好悪いことではない」と体で理解しておくことだとも思っています。

 そろばん学習というものは、まさにこの考え方に最適なのです。全ての作業が人力ですから、結果は努力に正直です。そして努力の過程が取得級で客観的に評価できます。個人個人で努力に対する結果が出るスピードは異なるけれども必ず結果に結びつきます。
 そして、そろばん式暗算という強力な武器があります。これを鍛えることで脳内に変化が起こるのです。

 私は「あくまでそろばんのおまけとして」塾指導をしています。そしてその塾指導の生徒はそろばんを学習した生徒に限定しています。そろばん学習は小学生の間に始まります。お預かり当初から学習姿勢も正しく、学習習慣も生活習慣も完璧!なんて生徒は見たことがありません。これは保護者の皆様の躾が悪いというわけではなくて、子供というのはそういうものです。
 そしてそろばんの指導を通して様々なことを伝えていくわけです。その過程では泣かせることもありますし、叱り飛ばすこともあります。それは「正しくない行動を、当たり前にやらない人間になってほしい」「学習するときには出来るまで・覚えるまでやるという姿勢を持ってほしい」という確固たる指導の信念があるからです。
 しかしながら、何でも叱ればいいというものではありません。やさしく諭し、何度も伝え、信頼関係を築きながら「叱っても大丈夫」という気持ちを持ってはじめて叱ることができるのです。そして叱るときに指導者側に打算があってはいけません。とにかく本気で生徒のことを想わねばなりません。

 そうして、努力することを当たり前だと、上を目指すことが当たり前だと、努力しなければ結果は出ないということをきちんと理解してくれた生徒と共に歩むのです。

 この過程で子どもたちの「成長の瞬間」に直面するのはよくあることです。今まで出来なかったことができる。検定試験で合格する。もちろん素晴らしいことです。でもこうした成長は子どもたちは(経験回数の多い少ないはあるにせよ)必ず経験するものです。

 私が心から嬉しいと感じる成長はといえば、例えば「玄関にあった郵便物をわざわざ持ってきてくれる」とか、「鉛筆がこのごろきちんと削られているようになってきた」とか、「ご挨拶が相手の顔を見てできるようになってきた」とか。毎週複数回顔を合わせるからこそ分かる、こうしたことなんです。

 こうした成長を善しとするには、普段からそうした事柄にも注意していなければならないものです。そろばんの先生を始めた頃は意識しないとできないものでしたが、最近はあまり意識しないで自然体でできるようになってきました。純粋に子どもたちの成長そのものを喜ぶ気持ちが大きいのかもしれません。

 「教育」とは「教え(おしえ)育む(はぐくむ)」と訓読みできます。最近の教育は「おしえる」ことに主機を置きすぎて、「はぐくむ」ことが軽んじられてはいないだろうか?そんなことを考えるようになりました。

 SNSでよくトラブルが起こります。ニュースどころか事件化するものまであります。そこに至る前に止めることができる。こうしたことをおかしいと「当たり前に」思うことができる。これこそが「教育」の根っこの部分だと思うのです。

 私はそろばんの指導を通して、「教え(おしえ)育む(はぐくむ)」の両立をいつも考えています。教えるべきはきちんと教え、「あなたのことはいつもきちんと見ているよ」と言葉と態度で伝える。

 小中学校の先生とは違って、お付き合いの長い生徒だと今年で最長16年、一番長いご家庭とのご縁は19年になりました。これだけ長い間成長を見守ることができるのは、この立場ならではの特権だと思っています。

 こうして「帰る場所がある」と理解してくれた生徒は、これまでのところその生徒ごとに自分のやりたいことを見つけ、その道を自分で見つけてきて、努力を積み重ねなんとかしています。その過程で相談に来てくれたり、時には助けを求めてきます。そして結果を報告に来てくれます。偏差値とか点数にはあまり拘りがないのは、教え子が「私の指導の答え」をそれぞれに教えてくれた結果の積み重ねなんです。

 この積み重ねの集大成として生徒が掴み取った結果とその歩みが、私の教育の答えの「1つの側面」であると思っています。

 
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変えるということ

2023-02-12 09:00:00 | 日記
 基本的に人間というのは変化を嫌うものです。とはえい日進月歩世界は進化していきますから、変化を拒絶することは難しいものです。

 私は教育分野において、拙速に指導内容・方法を変化させるべきではないと考えています。

 「これからの指導はこうあるべきです」とか、「これまでの指導では成果が出にくいのです」とか、「さらにより良い指導を追求した結果こうなります」とか。
 え?これまでのどこがダメで、変更する方法のどこが良くて、そしてどのような効果が期待できるのか?少なくともシミュレーション上では成果の方が大きいと考えられるならその根拠は?

 そういうものを示すことなく美辞麗句が並んでいると、私は言葉を失います。少なくとも今まで「それまでのやり方」で学んだ生徒は被害者じゃないですかね?

 もちろん、新しい知見をもとにこれまでのやり方を検証して、ダメなものは辞める・より良きものは取り入れる。これを否定しているわけではありません。
 目新しいから飛びついてみた。生徒が集まらないから手を替え品を替えで改悪になっている。そんな状態になっては良くないと思うのです。

 そろばんそのものは昔も今も変わり映えするものではありません。ただその指導方法はずいぶんと変わりました。そういう変化は必要だと思いますが、伝えるべきことが伝わらなくなる変化は良くない。そんなことを新年度の方針を考えるにあたって思いました。
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本日は大阪府私立高校の入試日ですね

2023-02-10 13:22:32 | 日記

 私の教室からは本日の舞台に5名が挑戦します。

 

 私は雇われ講師時代を含めて27年間塾の仕事に関わっていますが、一度も入試応援という者をしたことがありません。それは入試という者が当たり前の日々の延長上にあると考えているからです。

 今日受験に立ち向かったメンバーは中学進学時に未曾有の出来事に襲われました。それまでの当たり前は一変してしまいました。常時マスクを着用することになりました。違う小学校出身で同じクラスにならなければ、素顔を知らないまま卒業することもあります。食事の際にもしゃべることを取り上げられました。消毒液があちこちに設置されました。濃厚接触者になれば一定期間登校できなくなりました。リモート授業をいきなり進められました。

 大人でもたいへんな思いをするのに、子供たちはどれほどたいへんな気持ちだったでしょうか。見た目は明るくしてくれているけれど内面は、、、。私自身はガイドラインを守りながら少しでも「日常」を取り戻すことを最重要と考えてこれまでやってきました。

 少しでも当たり前の日々を感じてほしい。教室ではマスクと換気以外はいつも通りを続けました。

 そして今日、生徒たちは受験の舞台へと向かってくれました。私は今日も「当たり前の日々」を過ごしています。ただ少しだけの気持ちを込めましたが。

 

 約3年間続いてきた「当たり前では無い」日々は、どうやら春から当たり前に戻り始めるようです。高校生活の始まりとともに失った3年間を全力で取り戻してほしい。そのためにも各自が「行きたい!」と感じた高校に入学を認められてほしい。心からそう願います。

 

 大人の都合に振り回された生徒たち。今からでも思い切り大人を振り回してほしいと思います。私も精一杯振り回されようと思っています。遠慮なんてしなくていいです。

 私の教室の生徒だけで無く、この3年間を乗り越えたすべての子供たちに、一人でも多くの桜が咲きますように。もしものことがあっても、周りの大人たちの中に君たちの味方は必ずいます。目一杯頼って甘えてください。

 

 すべての子供たちが輝く日でありますように。そう願っています!

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