東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

皆さん気にしておられるんですね

2018-03-31 23:15:48 | 日記
 先日、非常に腹立たしいコメントが届きました。私自身はまだまだ未熟な指導者ですから、私のことはいくら批判して頂いても結構ですが、教え子を悪く言われるのは我慢がなりませんでした。

 そこで、今までの実績について単年度では示さない形で公開をしました。この実績はそろばんを通して身に付いた基本的な学習習慣と信頼関係に基づいた、教え子たちのたゆまぬ努力によって得られたものです。指導者の力なんて大したものではありませんが「共に頑張った」ということだけは自信を持って言えます。

 そしてこの記事の閲覧数が恐ろしい数になっています。1日あたりの閲覧数としてはブログ開設をしてから約6年で過去最高の数値です(1日で230PVでした)。みなさん気にしておられたんですね。

 私は点数や偏差値で輪切りにすることも、志望校を強引に変更させることもしません。普段のお勉強はどんなに効率が悪くても、過去問に頼ることはしませんし、予想問題も作りません(試験範囲を網羅したプリントなら作成はします)。

 この実績は、そんな私を信じてたゆまぬ努力を積み重ねてくれた教え子が積み重ねてくれたものです。教え子たちの努力の結晶なんですね。

 この実績の公表は「教え子たちのたゆまぬ努力は誰にも批判される筋合いはない!」ということをお伝えしたいだけです。大手の進学塾に行かなくとも、効率を追い求めるお勉強をしなくとも、過去問やプリントに頼らなくても、試験前暗記5時間マラソンをしなくても、愚直な努力を正しくきちんとすれば、それなりの結果は伴うのです。

 そしてこの実績の公表にあたり、ひとつ大切なことが抜け落ちていました。今年の3年生(10名)までは、定期考査で400点を上回ると進学塾へ行くことをお勧めしていました(現にほとんどの生徒が進学塾へ転塾しました)。成績に関係なく最後まで指導をしたのは今年の卒業生が初めてです。

 私は、現在の成績にあまり興味がありません。どうすれば教え子が自分の力で前へ進もうとするのか、その力を引き出すことに全力を注いでいます。そしてその内なる力が出てくればあとは勝手に子供たちが伸びてくれるのです。その結果のひとつがこの実績です。
 そろばんでたゆまぬ努力をして進路を勝ち取った生徒は、報告に来てくれた生徒について「そろばん学習者の進学先」として以前から公表しています。

 私は小さい頃から、大切な大切なお子様をお預けいただいた皆様に、できる範囲でできることを粛々とこれからもさせていただくだけです。改めまして、大切な大切なお子様をお預けいただいております保護者の皆様方には感謝申し上げます。ありがとうございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校生ってすごいですね

2018-03-30 22:55:50 | 学習・塾に関する中身
 この春も、私のお教室でそろばんもお勉強も頑張り、高校生活を満喫した教え子たちのうれしいしらせが届きました。現在の生徒の兄姉で進路の相談に乗ったりした間接的な教え子もまたいい結果を持ち帰ってきました。関関同立や近畿大学(薬学や農学)、国立大(さすがに特定されるので旧帝大ではないとだけ、偏差値で言えば60オーバーくらいですね)だったり。就職組みも保育士や看護師なんかもいたりして、それぞれがいい選択をしているなあと思います。

 さて、私がしたことですか。相談を聞いてその決断を後押ししたくらいじゃないですかね。わざわざ塾の高校部門に行かずとも、自主学習の後押しをして、3年生の間は予備校なりで技術や情報を学んできただけで、上記の結果を勝ち取っていますね。いやあびっくりです。

 高校受験が終わるや否や、その塾の高校部門で学習を始めることもなく、そういう意識を植え付けられることもなく、自分自身の判断と力で上記の進路を勝ち取って報告に来てくれた教え子たち(そしてその兄姉さん)は素晴らしいと思いますよ。

 相手が大阪府の中学生であろうが、日本全国の高校生であろうが、高校受験に立ち向かう中で身に付けた強さは大学受験でも通用するわけですよ。教え子から東大生は出てませんよ(東京へ進学する必然性を私は感じていませんが。ちなみに教え子に京大生はいたりしますよ)。でもね、関関同立以上の「難関大学」といわれるところへは、実は結構たくさん進学しているんですよね。それはなぜでしょうか?
 教え子たち曰く「せんせ~に、わからんことをわからんままにするなって言われてたやん。あれを意識するだけでぜんぜん違ったかな。結局やらなあかんときにやれたのは大きいと思うよ」というのが、教え子の総意でしたね。

 さて、この時期「高校部門」についての煽りが多いかと思います。私も卒業生が試験前にピンチやから助けて!と言えば、できる範囲でお手伝いをしますが、その程度ですよ。そして基本的にその程度のことにはお金は発生しませんよ(それでもレギュラーで来たいという生徒には、できる範囲をそろばんのお月謝で来てもらってます)。
 まあ、それなりのお代金をいただいて高校部門を煽る塾は、中学生のときにろくな指導(自分自身では学習できないように育てたり、効率を追い求める学習をさせたり、丸暗記で乗り切らせたり、過去問や予想問題で「自分で考える経験を奪う指導」だったり)しかしていない塾であると言うことを公言しているように見えますね。
 目的意識がすごく高くて、外部の生徒は一切募集せずに一緒に難関を目指そう!なんて塾さんならありですよ、まだ。

 あっ、教え子が困っていたら助けたくなるのが個人塾の先生ですから、自分の専門教科を教えたり、自立の手助けをする程度の指導であれば構わないと思いますよ(現に私もしていますしね。むしろ卒業と同時にさよならという考えの方とは一生お話が合わないと思います)

 結局は、本人の意識が先へ向くような指導をしっかりとしておけば、助けが必要ならば助けを求めることができるし、専門的な知識が必要だと思えば塾なり予備校なりに通うし、自分に足りないことを補う行動ができるということですね。

 合格・就職おめでとう! わが子に幸多からんことを!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい教え子と保護者の皆様に恵まれました

2018-03-30 18:00:48 | 学習・塾に関する中身


今年の中学3年生が突然訪ねてきました。全員揃って。
この写真は二人の生徒がお土産といってくれたものですが、行き先もいった日にちも違うのに、お土産がかぶるというミラクルです。どれだけ仲がいいのやら❗



そして、この写真は私への全員からのプレゼントです。今年の結果を私が受け止めるまで時間がかかるだろうと考えて、昨日まで待っていたそうです。
このメッセージ、希望が叶わなかった生徒も叶った生徒も、私の生徒で良かったんですって❗
これ、多分いや絶対に一生の宝物です。教える仕事を選んでかれこれ20年が過ぎました。今までも良い生徒と保護者の皆様に恵まれていましたが、ほとんどの生徒が希望を叶えていたので、希望が叶わなかった結果と向き合って初めて本当の意味で、私が恵まれていることに気付いたのかもしれません。

私自身が強くなかったんだということを、これでもかと思い知りました。大人が、いや私が思うよりもこどもたちはずっと強いんだということもまた教えてもらいました。

これからも、教え子たちにいつでも先生で良かったと言ってもらえるように、まっすぐ前を向いて進もうと決意を新たに、頑張ります‼️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

授業料ってどうやって決めるの?

2018-03-29 00:16:33 | 日記
私のお教室はそろばん週あたり3回で7120円(税込)、週あたり2回で6040(税込)です。

この他、教材費が別途かかります。ここの考え方は以前のブログに書きました。また検定試験の受験料や各種大会等の参加費は実費をいただきます。

 (お勉強につきましてはここでは公表はしません。そろばんの生徒に原則として限定していますので。もし現在そろばん学習中の保護者の方でお知りになりたい方がおられましたら、懇談をお申込ください。チラシを入れる必要がないこと。募集に労力を使わないくていいことから、幾分お安くなっています。)

 さて、このお月謝はどうやって決めたかと言いますと、まず18年前に教室を開くとき(大師匠が体を壊されて引退される後を引き継ぎました)は、そのままのお値段(¥6500)にしました。
 このお月謝は週3回のものです。(当時は消費税は5%で、当初は税込みにしておりました)

 そして3年後に火・木コースを開講し5年後の現在の教室へ移転する際に授業料や入学金などを整理しました。

 入学金(¥5000+消費税)
   :各種登録費用(保険・珠算団体など)や、入学に関してかかった費用(ご入学案内・体験授業)を頂戴するものです

 入学時諸費用(¥3000+消費税)
   :入学時学用品一式・初期教材一式、お手紙・通知表の作成など、そろばん学習の開始にあたって必要な費用を頂戴するものです。

 お月謝(週3回は¥6600+消費税、週2回は¥5600+消費税)
   :配布するお手紙やプリントの作成費用、保険料、その他在籍することで等分にかかる費用として1人当たり¥3600+消費税。そして週当たり¥1000+消費税を授業料として頂戴するものです。

 教材費・各種行事参加費用(都度実費を徴収)
   :以前のブログにも書きましたが、授業料に含んでしまうと進む生徒ほど得をすることになるのは不公平なので、お月謝を抑えて実費を頂戴する形にしました。進みが早くても、じっくり進んでも、私が手をかける力は同じです。個性を把握して指導することに努めています。

 それぞれの費用にきちんと意味合いがあります。消費税はお預かりするものですので、きちんといただくことにさせていただきました。

 それにしても、入学金が1万円以上っていったいどういう費用なんでしょうかね? 単純に「無料!!」にしたときのインパクトが大きいからですかね? どうせ頂戴しなくてもいい費用だから、払ってくれたらラッキー!くらいな感じで設定してるんですかね?
 あっ! 学習塾は仕方ないですよ。教室の設備に結構な投資が必要ですからね。奈良のTetsu塾のお教室を見ると、教材や辞書の類だけで相当な投資をされていますから、ある程度は入学金をいただかないと設備の拡充はできないように感じます。

 さて、私のお教室のお月謝の設定にないもの、お分かりになりますか? それはですね「広告宣伝費」です。厳密に言えばこのブログを書くための電気代やパソコンの減価償却費、そして数年に1度させていただくチラシ代金など、まったく0ではないですが、さすがにお月謝に組み込むほどの費用ではありません。この「広告宣伝費」、特に大手のお教室だといったいお月謝の何割を占めているんでしょうね?
 大手学習塾さんは、まあ毎週毎週よくあれだけのチラシを投入できるものですよね。日本各地にあるプリント式のお教室とか、みんな100点を目指すお教室なんかも、春・秋に集中的に広告宣伝されていますよね。

 あの費用、いくらになるんでしょうね?そしてそのお金は授業料に含まれているんですよね。

 そして「入学金無料」「初月授業料無料」「講習会費無料」「授業料1年間無料(これはさすがに…)」などでお値段をひいた分も広告宣伝費もいったいどこで回収しているんでしょうね?

 そんな観点からお月謝を見ていただくと、個人のお教室は案外適正料金だと思いますよ。

 というわけで、私のお教室のお月謝の決め方でした。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先日の折込チラシのとおり、入学説明会を実施します! ※瓢箪山教場のみの実施です‼️~3月24日午後現在~

2018-03-25 18:10:07 | そろばんに関する中身
 先日3月20日に新聞折込チラシを配布させていただきました。

 新聞をお取りではない方々のために、開催予定日時を掲載しておきますね。

3月24日(土)
※お申込は3月23日(金)中で締め切らせていただきます。

10:00~10:40
11:00~11:40


3月25日(日)午前分
※お申込は3月24日(土)中で締め切らせていただきます。

10:00~10:40
11:00~11:40


3月25日(日)午後分
※お申込は3月25日(日)午前中で締め切らせていただきます。

15:00~15:40
16:00~16:40
17:00~17:40


3月30日(金)
※お申込は3月29日(木)中で締め切らせていただきます。

15:00~15:40
16:00~16:40
17:00~17:40


 各日各回ともに1つの枠につき1組様限定とさせていただいております。ただしお知り合いの方同士でご一緒の説明会をご希望の場合は、そのようにさせていただきますので、お問い合わせ・お申込の際にお伝えください。

 また、随時体験授業を行っておりますが、3月28日(水)より春休みをいただきますので、体験授業の最終は3月26日(月)・27日(火)となります。こちらもご希望の方はお問い合わせをお待ちしております。

 ※ お問い合わせの歳は「発信者番号通知」でお願いいたします。非通知設定のお電話はお取りできませんのでよろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする