東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

先生との相性

2018-08-26 14:20:26 | 日記
 は、子供たちの学力のみならず、一生を左右するんだということを本当に痛感しています。

 先生が嫌いになると、まずもって授業をきちんと聞きません。そうするともちろん分かりませんから、余計嫌いになってしまうんですね。そしてさらにその先生の授業を聞かなくなるという悪循環にはまってしまいます。

 私は、昔から学力が低いと言われる生徒を教えることが好きです。実際に地を這うような成績の生徒が、平均程度まで一緒に頑張って上がったという経験をたくさんしています。こうした生徒にしたこと。それはとことんまで生徒の言い分を聞くということ。そして簡単なことからとにかくできるまでやらせるということ。この2つです。

 とにかく生徒からの信頼を勝ち得ないことには話を聞いてはくれません。聞いてくれるようになれば、できそうでできないことをまずはできるまで徹底的にやらせます。そしてできることを少しずつ増やしていくのです。そうすることで、子供たちは少しずつ自信を取り戻していきます。

 そして、学力が低い生徒に共通していること。それは「先生は私のことを嫌いやと思っている」と生徒の側が思っていることです。その原因は、ほとんどの場合「学校の先生はかしこい子しか相手にせ~へんもん」と子供の側が思っていることです。
 だから子供たちは「ど~せやったってできへんし」と思い込むのです。そんな子供たちを嫌というほどたくさん見てきました。そしてそんな子供たちに、「あなたのことを大切に思う大人はちゃんといるよ」という想いを全力で伝えてきました。そしてこちらの想いが伝わると、子供たちはゆっくりと、しかし各日に変化を始めます。その歩みは決して早いものではありません。高校入試の時点ではそんなに学力的な変化が起こっていない場合もあります。でも、変化をした生徒は確実に前を向いて進路を決断してくれます。その姿は誇らしいものですし、私の自慢でもあります。

 本来先生との相性というものは、「その先生の想いの伝え方が合うか合わないか」」のはずなんですが、学校の先生の中には、そもそもそうした想いを持たずに教壇に立っている先生が本当に増えてきたと感じています。だから、お勉強をすることが、学校に行くことが苦痛だという生徒の割合もゆっくり増えているように感じます。

 もちろん、私と相性が合っていない生徒もいるでしょう。小学生の間にそろばん教室を辞める生徒がいるということはそのことの裏返しでもあります。でも私は少なくとも全ての生徒に「あなたのことが大切だ」と伝えていることは自信を持っていえます。

 それでも、上手く伝わらないときに「相性が悪い」ということになるんだと思います。

 生徒の言い分など聞かずに、自分自身の思い込みが全て正しいと、生徒の心を壊そうとする先生が私のすぐそばの中学校に複数います。そんな先生は「生徒との相性」以前に「学校の先生という仕事との相性」が悪いわけですから、早急に教育現場から去って欲しいものです。

 私はできる限りたくさんの生徒と相性が良くなるように頑張り続けたいと思います。
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8月27日(月)より

2018-08-26 12:12:00 | そろばんに関する中身
 瓢箪山教場・石切教場ともに、完全に通常授業に戻ります。

 なお、体験のお申込受付は、検定試験が近いこともありまして9月3日(月)より再開いたします。

 それまでもお問い合わせはお受けしておりますので、体験授業を希望される方はお気軽にお問い合わせください。
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増床

2018-08-16 11:56:21 | 日記
 って、やっぱりお金儲けなんですかね。

 残念ながら、私の場合は「そろばんの先生」からスタートして、保護者の皆様に「子供のお勉強も見て欲しい」というご希望をいただいてから塾指導を始めたと言う経緯がありますので、始める前から決まっていたわけではないのですよねえ。
 つまり、このたびの増床(新教室)の完成をもって、やっと「やりたいこととやれること」が釣り合ったというわけなんですよね。だから今までは本当に教え子たちに申し訳ないと自身が思う環境で頑張ってもらったわけです。
 教え子が出してくれた結果を見るにつけ「環境はあくまで1つの要因」と思う自分と「もっと環境を整えることができれば…」と思う自分が、ずうっと葛藤を繰り返していました。

 今夏より、やっと自分の思う形での指導がスタートしたわけですが、生徒たちはなんというかこの環境をフルに生かしていないなあと感じたりしています。多分今までの先輩たちをみながら「自分自身でできることはする」という姿勢がある程度身に付いているのやも知れませんね。

 で、私自身は定員を超えて募集するつもりはありません。それは私自身の能力の限界による部分が大きいのです。今回の新教室によって、「受け入れ可能人数」が増えたことは事実です。しかし「物理的な受け入れ可能人数」が増えたのであって「私自身の受け入れ可能人数」が増えたわけではありません。むしろ今後加齢による体力の衰えと共に減っていく可能性もあります。

 「定員」を謳いながら、入塾希望者が来るたびに自分のやり方に合う・合わないを判断して、合う生徒が増えるとシレっト教室を増設する。もちろん講師を手当てするわけでもなく「誰が指導してもできるカリキュラムです」なんて言って、全員を自分で指導するわけでもない。そんな教室にはなりたくないですね。

 私は、私が責任を持って指導できる人数をお預かりします。もし、受け入れ人数が大幅に増えたときは、「私と同じような想いを持って、少なくとも私と同じ(多分私以上の)力量を持った指導者が、私の教室の生徒を教えてくれる」ときですね。それまでは、現状の定員が増えることはないですし、定員と言った学年の生徒を受け入れることもないと思います(まあ、人間としてどうしても断れないときはありますが)。

 「増床」を儲けるため以外の目的で行う人もいるし、誠実なふりをしながら儲けだけを考えて増床する人もいるというお話でした。
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お盆休みのお知らせ

2018-08-13 09:04:46 | 日記
 本日(14日)より18日の土曜日まで、瓢箪山・石切教場ともにお盆休みとなります。

 お問い合わせなどはお受けできるようにしておりますが、発信者番号は通知でお願いいたします。

 なお、昨日のブログがうまく上がっていなかったため、日付は昨日ですが先ほど上がりました。
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教室の快適さ

2018-08-12 13:21:14 | 学習・塾に関する中身


狭い教室で、長時間のお勉強は無理でしょうね。私の教室では、塾指導専用の教室を増設するまで、このことが悩みの種でした。
奈良のTetsu塾の栗本先生もこのようなことを仰っています

そろばんがない日には、そろばん指導の場所でお勉強するので広いのですが、塾の授業をするスペースは180㎝の幅の机に3人で座ってもらっていたので、窮屈で申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

さて、写真は新教室の授業をする部屋を指導する席から撮影したものです。

長年の懸念材料であった問題点をようやく解決できました。生徒たちに聞いても概ね快適にお勉強ができているようです。

今日はお盆休み前のお勉強大会です。夏休みの宿題の分からないところを頑張ったり、私からの課題を頑張ったり、お休みした授業内容を追い付いたりと、それぞれに思い思いの学習をしています。

なんと、この新教室には台所があり、冷蔵庫の使用が自由です。さらにダイニングテーブルもありますから、お弁当を食べたり、軽食をとったり、飲み物を飲んだりもできます。

少しでも快適な環境で、全力でお勉強に取り組んでほしいものです。
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