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東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

そろばん学習者の進学先(大学)

2024-03-21 16:00:00 | そろばん学習者の進学先
 そろばん学習者の進学先として、報告に来てくれた生徒、および現在も通学中の生徒に限定して公開します。
(報告に来ていない生徒については掲載していません、H15~R4年度入試までの集計です)

※ 複数受験していて、合格している場合でも、最終進学先のみを書いています。

 珠算1級合格以上

<国公立大学>
 京都大学(大学院)  大阪大学  大阪府立大学  京都教育大学  奈良教育大学  京都府立大学 大阪教育大学 神戸大学

<私立大学>
 関西大学  同志社大学  立命館大学  関西学院大学  関西外国語大学  大阪産業大学  大阪商業大学  甲南大学 
 龍谷大学  近畿大学  畿央大学

 珠算2級合格

<国公立大学>
 大阪市立大学

<私立大学>
 大阪体育大学  姫路獨協大学  甲南大学  龍谷大学  摂南大学  畿央大学

 珠算3級合格
<国公立大学>
   

<私立大学>
 関西大学  同志社大学  関西学院大学  近畿大学  桃山学院大学 関西外国語大学 立命館大学  畿央大学
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塾の今年度が終わりました

2024-03-20 11:00:00 | 学習・塾に関する中身

 昨日の大阪府公立高校入試合格発表をもって、当教室の今年度がすべて終了しました。

3月14日には、今年度の中3たちと一日卒業おめでとう遠足を行いました。

おひるごはん→スポッチャ→焼肉食べ放題→教室でまったりとおしゃべり

と先生は疲れ果てましたが、生徒たちの楽しんでいる姿を見ているとまあ最後まで笑顔でいることができるものです。そして最後に「合格発表の日は何があっても30分以内に連絡してください」と伝えました。

 

 結果に関わらず、全員が30分以内に連絡してくれました。今年度は桜を咲かせることができなかった生徒がいましたが、その生徒の保護者の方から「挑戦のステージに立てたことが良かったです」とお言葉をいただきました。私自身も悔しいけれども背中を押したこと自体に後悔はありません。お預けいただけるならばこれからも全力で関わりますとお答えしました。保護者の方からはお願いしますとお返事をいただきました。とてもありがたいことです。

 私自身は、生徒の希望を尊重します。受験誘導はしません。メリットとデメリット、現状とこれまでの生徒の伸び具合や進路などを個人が特定されない範囲で実例を交えてお伝えします。最終的に本人とご家庭のご判断に従います。

 こう「不合格で人生が決まるわけじゃない」と腹を決めてから12年目の高校入試が終わりました。なかなか全員が第一志望に合格とはいかないものです。それが入試と言えば入試なんですが、、、

 

 私は新しい年度もまた、全員が涙を流さずに済むように(うれし涙はOK!)うるさい先生で居続けるわけです!!!

 

~志望校に合格したすべての皆さんへ~

 合格おめでとうございます!。ただし、それは「次のステージへ進む権利を望みどおりに得た」というだけのことです。人生はこれからの方が明らかに長いのです。調子に乗ることなく、できること・しなければいけないことを確実に!

 

~残念ながら桜が咲かなかったすべての皆さんへ~

 不合格というのは「その学校への入学を『その日1日の結果を見れば』認められない」というだけのことです。翌日にもう一度入試をすれば結果が変わる生徒はたくさんいるのです。しかしながら結果は結果です。次のステージで「次は希望を叶える」という気持ちを持ってください。あなたの周りにはその気持ちを支えてくれる大人がたくさんいます!

 

入試の後でいつも伝えていることがあります。

あなたの人生=今までの人生+これからの人生

です。今までの人生は変えることができないけれど、これからの人生はあなたの行動次第でいくらでも変えることができます。どうか「おかれた場所で綺麗に咲く」ことを突き詰めてください。必ずや大輪の素晴らしい花が咲きます。その種はみなさんの中に必ずあるのですから!

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大阪府公立高校入試合格発表

2024-03-19 10:36:01 | 日記
本日は大阪府公立高校入試合格発表でした。

当教室からは7名が挑戦し、6名に🌸が咲きました。

悩んだ生徒に背中を押したことを後悔はしていませんが、もっと何かできることは無かったかと自問自答しているところです。

自分自身の非力さに無力感を感じています。結局、指導する立場からは結果が全てなので…。
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勉強と相性が良いもの

2024-03-10 12:00:00 | 日記

 私ははるか昔、約25年前に中学校で先生をしていたことがあります。まずは「心の教室相談員」から入り、理科の非常勤講師をすることになりました。詳細は書きませんが、そこで見たのは小学校低学年内容が身についていない生徒たちでした。

 中3の夏休み以降、高校に行きたいと勉強した結果、小学校内容は取り返していくことができていたので、能力的に大きな問題があった生徒ばかりではありませんでした。

 そんな経験があったので、私は「もっと基礎的なことをしっかりと身につけてもらう。そんな教育をしたい」と思うようになりました。小学校教諭の免許を持っていなかったので、そろばん教室の先生をすることを決断して今に至ります。

 そろばんというものは、基本的には努力が如実に結果に結びつきます。そして検定試験に限って言えば、他人と勝負する必要がありません。競技大会での上位を目指すことになれば、ライバルとの勝負の側面が出てきます。そして全員が栄を得ることは事実上不可能です。でも検定試験であれば、全員が合格するということが理論上は可能です。つまり「どうせ頑張ったって無理やもん」という言い訳が通じないのです。

 そろばん学習を小学校低学年から行うということの意味はここにあると思っています。努力すること、そしてその努力を努力と思うことなく自然にできるようにすること。ここに大きな意味があると思っています。

 さて、私の教室は学習塾を併設しています。原則として生徒はそろばん学習をしている生徒に限定しています。というか、「そろばん学習を勉強にいかにして役立てるか」という視点を持って指導しています。だからこそそろばん学習をしている(していた)生徒に限定しているわけです。

 例えばそろばん式暗算はそろばんを頭に浮かべ、その映像を操作して計算します。これが小学校時代に鍛えられれば、数学の空間図形を考える力や、英単語を記憶する力。地理では地図帳を脳内に描く力など、脳内を画用紙のように使う力が育つことが期待できます。実際に生徒を見てみると、暗算の級位と学力には大きな相関関係があります。

 こうした能力を伸ばすためには、指導者がその教具・教材の特性をしっかりと知っている必要があります。そして「ある程度の努力を通して結果を得ることの『楽しさ』を経験してもらう」ことを意識している必要もあります。苦行にする必要もないですし、「楽しい」を強調する必要もないわけです。

 

 最近、カードゲームやボードゲームといった「とっつきやすさ」を前面に押し出した学習塾が増えてきているように思います。小学生の間にそうした思考力を鍛える。このこと自体に悪い側面は無いと思います。しかしながら、この楽しさが常に勉強に含まれているとなってしまうと、中学以降の勉強においてしんどい面を乗り越えることを苦痛にしか感じなくなってしまうのではないか?なんてことを思っています。

 あくまでも勉強とゲーミング思考は切り離して考えたほうがいいのかなと思っているんです。そういう意味ではやはり手習いと言われる習い事(そろばんを筆頭にお習字やお琴・三味線などの楽器、華道や茶道といった「道」など)は、勉強との相性が比較的いいのではないかと考えている。そんなお話でした。

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