東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

高校社会が暗記偏重だから、暗記用語を減らしたいって…

2017-11-29 00:11:29 | 日記
なにやら、高校社会が暗記偏重科目になっているから、扱う語数(項目数)を減らすことを検討しているんだそうですね。

例えば坂本龍馬とか武田信玄とか、いわゆる、日本のありかたを変えたのではない人物は扱わない方向にしたいんだそうです。

え~と、日本のありかたを変えたかどうかは誰が判断するんですかね?学んだ側が自分で判断すればいいんじゃないですかね?

暗記偏重だと言う側の方が、本当に必要な中身をしっかりと理解しているかどうかは怪しいものです。

社会という教科を考えたとき、知識として持っている語数は多い方がいいに決まっています。そりゃそうですよ、既知の知識が未知の知識と組み合わさって初めて新しい思考が可能になるのです。

暗記偏重になるから減らしましょうってのは、「これから未知の知識に出会う高校生の可能性を摘み取る」かもしれないということに気付かないんでしょうか?

もっと言えば今までの社会が、暗記偏重でどのような弊害が出ているのかをきちんとしたデータをもとにして論じているのかすら甚だ疑問です。

これまでの高校生が学び積み上げた知識を、これからの高校生から奪う権利が私達大人にあるのか?

そんなことまで考えました。

私は少なくとも、私程度が持っている知識や、指導するべきと考える中身はきちんと子どもたちに伝えていきますよ。これからも。

それこそが、子どもたちの前に立つ大人としての責務であると考えています。

小難しいことを書きましたが、別に優秀な先生アピールじゃないですよ。

ではお休みなさい。
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スマホって素晴らしい‼️

2017-11-28 16:44:17 | 日記
このブログ、先週にスマートフォンのアプリがあり、スマートフォンから記事をアップできることを知りました。

いやあ便利ですね。最近タスクが立て込んで、プランがペンディングされることがよくあったので、スマートフォンからアップできるのはありがたいですよ。

これで、立て込んでいたタスクをフィックスして、プランニングできるのでいいですね。

って、無理やりカタカナ言葉を使うと読みにくいですね。次回からは普通に戻りますね。

スマートフォンからアップできて嬉しかったんですよ。
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秋の生徒募集について

2017-11-27 14:37:01 | そろばんに関する中身
今月末をもちまして、いったんご入学の受付を停止いたします。

12月からは、在校生のご兄弟・ご姉妹及びお知り合いの方の優先入学に切り替わります。

ただし、今月末までにお申し込みをいただいた場合は12月も1月も御入学いただけます。

一般の募集再開は2月を予定いたしております。それまでに定員となりました場合はご入学をお受けできなくなる場合もごさいます。

ご入学をご検討いただいております場合はぜひ今月中に一度ご連絡いただきますようお願い申し上げます。

教室見学・体験授業は、ただいま検定試験前ですので、最短で来週となります。

詳しくはお問い合わせをお願いいたします。
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ちびっ子そろばん競技大会終わる

2017-11-24 23:50:37 | そろばんに関する中身
 23日の祝日に東大阪珠算協会と東大阪商工会議所の主催で、標記大会が開催されました。

 石切教場から2名が、瓢箪山教場から2名がそれぞれ参加しました。

 それぞれが始めての競技大会でした。石切教場のE君は満点で同点決勝まで進みましたが、惜しくも優勝は逃してしまいました。それでも本番の場で満点は立派です。Y君はいやいや参加したのですが終わった後の感想「そんなにいやじゃなかったよ。っていうかわりとおもしろかった」とのことでした。成績もなかなかよいものでした。

 瓢箪山教場の2名は満点まであと一歩でしたが、惜しくも満点には届きませんでした。それでも満点に近い成績を出してくれました。そして勝てなかったことが悔しかったのか「来年も行きたい!」ですと。そうですね。2年生なので来年もう一回参加できますよ。頑張って練習してください。

 私自身は中学生の定期試験前の補講があり、会場には行けませんでしたが、みんな頑張っていたよと弟先生から伝え聞きました。

 みなさん頑張ってくれてありがとうね!!!
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試験前の指導をしていて思うこと

2017-11-24 15:03:55 | 学習・塾に関する中身
 今は中学校の定期試験前ということで、お勉強に振れた中身が続きますがご容赦くださいね。

 さて、昨日は中学1年生の授業をしました。なにやら授業のスピードがおかしく、「空間図形の用語だけ」を今回の試験範囲に含むようで、授業時間数1時間で空間図形に関する用語を教えたとのことでした。

 当然私も追いかけで教えたのですが、この単元では日本語の理解ができていないと数学としての概念の理解が難しい中身がいくつかでてきます。

 たとえば「垂直」ですね。2本の直線(半直線でも線分でもかまいませんが)が直角に交わることを「垂直」といい、直線Aと直線Bが垂直に交わるとき、直線Aを直線Bの垂線といい、直線Bを直線Aの垂線というわけです。
 「垂線」を考えるときには「どちらが主体」であるかをきちんと理解できなければいけません。また、「垂直」というのは2本の直線が交わるときの概念であるので「関係」を示す言葉ですから、「角度が垂直」とは絶対に表しません。

 このような日本語での表現をしっかりとおさえなければいけないのに
 生徒「そんなこと説明されてないよ」私「…」。
 さらに、円の接線においては、「交わる」ときは「交点」だけど、「接する」ときは「接点」と関係によって用語が変わるからね。ただし「円と直線の交点が1つのとき、その点を接点という」という説明のときは、途中まで接点のことを交点と表現しても問題はないよ。という説明をしたときには

 生徒同士「こんな説明された?」「ううん。これ接点な。ほんでこれ接線な。で終わったよな」「そうやったで、せんせ~」

 え~と、そんなに駆け足ですすまなきゃいけなくなるような時間配分っておかしくないですか? 確か私が教育実習をしたころは「年間授業計画」って、教科書と指導書、そして実際の過去のある中学校の年間行事予定表を見ながら作成する授業がありましたね。そして「法定伝染病での学級閉鎖や、気象警報による休校。それから地域で犯罪が起こった場合には臨時休校があったりするから、3~4時間は余裕を持って作成しなさい」なんて指導していただいた記憶があります。

 実際に非常勤講師をしたときは、各定期試験ごとに最低1時間は余裕ができるように、年間計画をたてた記憶があります。

 実際の学校現場では、はるかに生徒対応や保護者対応が難しくなっているとはいえ、授業時間数が想定より大幅に減るとか、行事の予定が大幅に変更になることは見たことがないので、年間予定をきちんと組んでおけばこのような事態はないはずなんですがねえ…。

 これでは「塾という外部教育機関に通うか通わないか」で、あまりにも学力格差が大きくなってしまうじゃないか! と一人腹立たしい思いを抱きながら、少なくとも目の前の教え子たちには全力投球するしかないなあ(いつでもしてますけどね)と、改めて思った試験前でした。

 どうして試験前に試験範囲が授業できていないのかですか? 私は学校の進度を把握して、なるべく丁寧に説明することを心がけています。週2回・4時間半で5教科を指導するとそんなに先取り授業はできないんですよ。だから試験前に宇宙戦艦ヤマトの「ワープ!」みたいな進まれ方をすると、どうしても対応が後手に回ってしまいます。それでも学校の授業よりは多少余裕を持って進んでいるんですけどねえ…
 もう少しあわてないですむように、私も授業の進め方をもう少し考えないといけませんね。
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