東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

夏の授業が始まりました

2014-07-26 10:12:00 | そろばんに関する中身
 新しく挑戦するお友達を迎えての夏休みが始まりました。と同時時に、「夏休みチャレンジ」も始まりました。

 5年生2名が早くも1枚目の暗誦をクリアしました。音速の速さでしたね。とにかくこの二人の頑張りはすごいものがあります。絶対にあきらめないというか、くらいついてくるというか…。とにかく先生を信じてついてきてくれる様子は本当にうれしい限りです。

 そしてこの二人を見ている同じ時間帯の生徒にも何人か変化の兆しが見えてきました。とにかく「ライバルがいる」という環境は本当に子供たちを伸ばします。

 そういえば、今この教室の中学生のお勉強を見てくれている大学生の二人も、小学2年生のときからずっとよきライバルでした。素直で指導はスポンジのように吸収し、こちらの指示・指摘は聞き入れてくれていました。中学2年生の夏休みで、ともに私の手からは離れましたが、それぞれがよき結果を出して今に至ります。

 「ライバルとともに」学ぶ環境と言うのはとても大事です。お互いを「敵視」して蹴落とそうとするのではなく、お互いを認め合い、切磋琢磨できる仲間として競い合う。それは伸びるために最高の環境と言えるでしょう。

 この夏休みにそろばん学習をスタートしたお友達も、トライアルに挑戦するお友達も、みんな仲間がいました。見に来てくださった保護者の皆様は、先にそろばん学習を始めている子供たちの能力にびっくりされていたようでした。ところが、「努力すること」を体得すると、この環境が普通なんですよね。

 とはいえ、それでも毎回のように叱られている生徒もいることは事実です。いかにして楽をするか。いかにしてこの苦痛の時間が早く過ぎてくれるか。だけを考えて我慢している生徒は、なんて人生の時間を無駄にしているんだろうと思います。

 そんな無駄は少しでもなくしてほしいからこそ、毎日のように叱り続けているんですが、なかなか心の奥まで届いてくれません。早く、ほかのメンバーと同じように「努力することが当たり前」という感覚を身に付けてほしいと思います。

 そして、この夏からそろばん学習のスタートを切ったお友達には、ぜひとも一日も早く「努力することが当たり前」という感覚を身に付けてほしいと思います。

 この夏休み。遊びほうけてしまったお友達とは、一線を画す伸びをぜひともみなさんに見せてほしいと思います。

先生は絶対に
あきらめませんからね!
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しばらくの間、入学体験授業はおやすみをいただきます

2014-07-24 00:13:21 | そろばんに関する中身
 明日7月24日より夏のそろばんトライアル教室がスタートいたします。

 瓢箪山教場は、月・水・金コース、火・木コースともに、3名ずつのお申し込みと、この期間に1名の正式入学をお受けいたしました。 

 石切教場は募集定員の4名を早々にお申込みいただき、さらにこの期間に2名の正式入学をお受けいたしました。そのため、締め切りを待たずして募集を終了いたしました。

 ただ今は、新しい挑戦者のみなさんとともに頑張る夏休みと言うことで、通常の入学のお申し込みと、それに伴う体験授業は夏休み終了までいったんお休みをいただきます。

 夏のそろばんトライアル教室修了後、席数に余裕のある場合のみ、新規ご入学の受付を再開させていただきます。その際は教場ニュース・本ブログでご案内をいたしますので、よろしくお願いいたします。

 さて、昨日より当教室名物「夏休みチャレンジ」を開始いたしました。各学年ごとに用意した暗誦教材を、先生の前でしっかりと暗誦しきっていただきます。特に6年生は日本国憲法前文にチャレンジです。毎回先生を感動と涙の嵐に巻き込む壮大なチャレンジになっています(ちょっと盛りすぎ?)。

 でもね、本当に暗誦しきった後の子供たちは、少しずつ変わるんですよ。特に6年生はね。というわけで


先生は絶対に
あきらめませんからね!
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夏のそろばんトライアル教室のお知らせ~7月19日現在~

2014-07-20 18:54:59 | そろばんに関する中身
 今年は当教室(瓢箪山・石切)ともに、標記教室を実施いたします。

 実施期間:7月24日(木)~8月27日(水)まで(ただし、8月11日~15日はお盆休みのため休校。また8月6日~8日は各教室夏祭りを順次実施しますので、授業はお休みとなります:トライアル参加者は夏祭りに参加できます)

※ 各教室の通常授業については、カテゴリーの各教室をクリックしていただくと、紹介ページへジャンプします。

 すべてのお申し込みは7月23日(水)の授業終了時を持ちまして終了させていただきます。通常の入学受付も夏休み終了までいったんお休みさせていただきます。
 入学をご検討の方はお急ぎいただくか、秋の募集(ただし、残席のない学年については募集のない場合もあります)までお待ちください。

 瓢箪山教場(7月19日現在)
 ○ 年長さん・1年生(3名程度) 月・水・金曜日  13:00~14:00  参加費用¥7120(残席あと1名です)
 ○ 2・3年生   (2名程度) 月・水・金曜日  14:00~15:10  参加費用¥7120(定員のため締め切りました)
 ○ 2・3年生   (4名程度)   火・木曜日  14:00~15:10  参加費用¥6040(残席あと1名です)

 石切教場(7月8日現在)
 ○ 年長さん~3年生(4名程度) 月・水・金曜日  16:10~17:20  参加費用¥7120(定員のため締め切りました)

 7月8日現在、石切教場はお申し込みの受付を締め切りました。
 瓢箪山教場は、残席わずかです。ご希望の方はお早目のお申し込みをお待ちしています。


 さて、どうして夏休みにこのような教室を実施するのか。それは「そろばんという特性」を考慮するからです。そろばんはもちろん、計算訓練を含めたお稽古ごとは「反復訓練」が重要です。夏休みはなんとかその片鱗を実感できるだけの期間が確保できるというのが大きな理由です。
 そしてもうひとつ。「超暗算力」ともいわれる「そろばん式暗算」は「概ね10歳前後までに始めることが高い伸びを示す」と、脳科学の研究から証明されています。
 「そろばん式暗算」はたとえば「ゴースト暗算」が10分できれば合格としている計算問題(2桁×1桁30題)の量を、制限時間4分でクリアしてしまいます。(2桁×2桁30題も、制限時間は4分です。)
 ちなみに、珠算学習開始2年程度で、このような(2桁×1桁30題)計算能力は習い始めた生徒の8割強が身に付けてしまいます。

 「夏休み」に「3年生以下」の子供たちが始める習い事として、そろばんは完全にこの要素を満たしています。そして、こうして身に付けた計算能力は、数年間きちんと学習を続けると概ね一生ものと言われています。
 まずは基礎基本の能力を高いレベルで身に付けて、高学年の学習に立ち向かっていく。その準備段階の脳力開発ツールとして、そろばん学習はすべての要素を備えています。

 というわけで、この夏挑戦してみようという皆様のご参加お待ちしています。
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間もなく夏休みチャレンジスタートです

2014-07-16 00:17:00 | そろばんに関する中身
 夏休みチャレンジの意義はブログ右側カテゴリー「夏休みチャレンジ」をクリックして過去ログをお読みください。

 この課題は、ぜひご家庭でお子様と一緒にチャレンジしていただければと思っています。「家庭で学習を普通にできる環境」が「当たり前のこととして」身に付くと、中学・高校と進んでいくうえでとてつもなく有利な力になります。

 昨今の塾は「自習室」が充実しています。逆に言えば、家庭で勉強に励むことが難しいのかもしれません。テレビ・ネット・スマホ・ゲーム…。子供たちを快楽の海におぼれさせるツールがあふれています。だからこそ、こうした快楽の海を自力で泳ぎ切る力を少しでも身に付けてほしいのです。

 今年も夏休みチャレンジは、各学年2枚を用意します。1枚目は全員強制の宿題です。2枚目は任意での挑戦とします。でもせっかくの夏休み。長期休業中はたくさんのチャレンジができるはずです。たくさん遊んで、たくさん学んで、たくさんの本と出会って…。心も体も成長する夏にしてほしいと思います!。
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全力投球

2014-07-07 00:23:53 | 日記
 当教室は、チラシを入れることが極端に少ないんです。(というか入れることができません。お金が…)

 みなさん、チラシっていかほどのお値段かご存知ですか?。たとえばB4サイズを新聞に折り込むと1枚当たり約3円かかります(定価です)。両面フルカラーで5万枚印刷すると私の知ってる範囲で一番安い印刷屋さんで1枚当たり4円弱です。ってことは折り込みで多少値引きがあっても1枚当たり約6円かかるんですよ。5万枚折り込むとなると…。え~私には無理です!

 よって、教室に来てくださっている生徒の皆さんに向けて、塾内のお便りにチラシを同封することがほとんどです。今回の夏のトライアル教室も、折り込み配布はしません。なぜか?答えは簡単です。お月謝の値上げを出来る限りしたくないからです。そして費用に余裕があるときは、教室環境の整備や、生徒の皆さんへの還元に使いたいんです。

 でも、新しい生徒のみなさんにも来てほしいので、たま~に折り込みチラシをすることもあります。その時は清水の舞台ではなく、スカイツリーの展望台から飛び降りるくらいの気持ちです。

 でも、折り込みチラシをさせていただいても、実はそれほどお問い合わせをいただくことはないんです。結局、今通っていただいている皆様のご紹介で来ていただくことが入学生8割以上を占めています。じゃあ、折り込みチラシ無駄やないかい!と言われそうですが、決して反応が0ではありません。私どもの教室を知らない方々へのアピールもたまにはしておかないと、不安になります。

 とはいえ、やはりご紹介(口コミというやつですね)をいただくということは、私どもの教室を信頼していただいているということなので、これが一番うれしいことなんです。

 この瓢箪山地区には自転車で10分で行ける範囲に私の知る限りそろばん教室が7つ、学習塾が26あります。その中でたくさんの方にご支持をいただいていることはありがたい限りです。

 それでも、私はこの14年やり方を変えてはいません。子供たちに対して全力投球しています。時には保護者の皆様にお叱りを受け、行き過ぎた点を修正させていただきながら今日まで子供たちに接してきました。その気持ちはこれからも変えることはありません。

 私は、この言葉を生徒に発した時に、指導者を辞めようと心に決めている言葉があります。「こんな問題もでけへんの?」という言葉です。子供たちは分からない事柄に対して「わかろう」という気持ちを持って挑んできます。一度や二度の説明ではなかなか腑に落ちないものです。時には10回・20回と同じことを繰り返してやっと体得する場合もあります。「わかろうとしてるのにわからない」のは、決して本人のせいではないと考えます。そう、指導者が未熟なんです。だから子供たちが何とかわかるようにと、手を変え品を変え説明をします。

 そうやって、私は子供たちに説明の仕方を教えてもらい、説明の技術が少しずつ良くなってきたと思います。(でもまだまだですが…)

 ただし、子供たちが「わかろうとしていない」時は、本気で叱ります。そこが「全力投球」なんですね。今も、毎日の課題(といっても10分もかからないんですが…)をいかにしてさぼるかにエネルギーを注いでいる生徒が何人かいます。ほかの生徒たちも「また叱られてる」という顔をしているときもあります。でもね、そこで指導者があきらめたら終わりなんですよ。「絶対いつかできるようになるはず」と信じているからこそ、本気で叱って、そしてこう言うんです。「キミがもう先生嫌や!辞めるって言うまで先生は絶対あきらめへんからな!」

 また、明日からも、こどもたちが「さぼることをあきらめてくれる」まで、指導する側は「あきらめずに」子供たちに全力投球してきたいと思います。

 そして、こうして子供たちに全力投球することで、皆様に信用していただけると信じています。

 ある程度のチラシは必要だと思いますよ。でも、毎週のようにたくさんのチラシを入れて、バスを走らせて、内装にお金をかけて…。お月謝のうち何割がこんな費用に使われているんでしょうか?。この費用の何割かを子供たちに全力投球すれば…。と思います。

 子供に全力投球する私以外の教室は3つ前のブログでご紹介しています。興味のある方は、私のブログとそちらのブログの過去ログを読んでみてください。多分どちらも「あほちゃうか…」と思われるでしょうね(笑)。
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