東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

ちびっこ大会終わる~チョッと考えることも含めて~

2016-11-27 23:54:42 | そろばんに関する中身
 ここ数回、演技委員(MC)を担当させていただいていましたが、諸般の事情により演技委員を降りました。

 われわれ珠算人は、一国一城の主です。お互いに金銭授受で雇用された関係ではありません。だからこそ、お互いの信頼関係こそが最も大事だと思います。その信頼関係を断ち切ることをされた場合、またはその信頼関係を裏切る行動をされた場合、なかなかにその矛を収めることは難しいと思います。

 私はそんなんにできた人間ではありません。でもお預かりした生徒のことを第一に考えますし、たとえライバル教室の生徒であっても、私の直接の生徒ではなくても、やはり競技大会で出会ったすべての生徒を愛おしいと思います。

 そのすべての生徒の純粋な努力に対して、大人が自分の都合で立ち回ることは、私はよろしくないことだと思います。そして、子供たちが頑張る場所は、子供たちの愚直な頑張りが正当に評価される場でなければいけないと思います。

 そんな場を提供してくださる先生には、もちろんできる限りの協力をしますし、私は連盟行事においてはまず、生徒が楽しくそして真剣に頑張れば報われる場の提供を続けたいと考えています。

 今回演技委員を降りたのは、こんな想いが私の中にあったからで、これを書いている現在でも消化しきれていません。このままではよくないことは理解しているんですが…

 さて、ちびっこ大会について書きますね。

 今回、私は不在でしたが弟先生は会場にいました。そして私どもの教室からは2名がちびっこ競技大会にチャレンジしました。残念ながら結果は練習を超えることはできなかったけれども、上には上がいるといい経験になったと思います。

 読み上げ競技に四苦八苦したこと、これからのそろばんで確実に生きてくるでしょう。ちびっこ大会に出てくる選手は本当にレベルが高いんですよ。珠算3級合格レベルの選手ならたくさんいます。これは本当に3年生としてはすごい能力です。
 ちなみに珠算3級に合格するには、小数点の計算をこなさねばなりません。かけざんならかける数とかけられる数の合計が7ケタになるものを20問。わりざんなら、割る数と答えの合計が7ケタになるものを20問。見取り算は6ケタ10行を1問として、たしざんが6問。引き算が4問。各種目100点満点で300点満点。これを制限時間30分で8割以上の正解で合格となります。

 ちなみに、学校ではわりざんのあまりの計算を習っているのが標準の3年生ですから、ずいぶんとレベルの高い中身を頑張っていることがお分かり頂けると思います。

 私の経験則で言えば、小学4年生で3級、5年生で2級、6年生で1級というレベルを超える生徒は、あきらかに能力が数ランク上にあると感じますし、結果も伴っています。というペースを上回る成長を遂げている生徒ばかりが集まるちびっこ大会は、本当に生徒のレベルが高いんです。

 そんな大会に出場しながらも、互角以上に戦ってきた私どもの教室の生徒たちはもちろん誇りですし、そんな2人に追い付け追い越せで頑張っているすべての生徒もまた誇りです。

 子供たちを大人の都合で振り回すことなく、常に頑張ったことが報われる環境を作っていきたい、子供たちの愚直な努力がきちんと正当に評価される場を提供していきたいと、このブログを書きながら改めて思いました。

 
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秋の生徒募集について~11月19日追記~

2016-11-20 00:15:22 | そろばんに関する中身
 ただ今秋の生徒募集を実施中です(といっても年中入学はお受けしております)

 石切・瓢箪山の各教室の掲示板に募集についてのポスターを貼りました。お近くの方はぜひ一度ご覧くださいませ。

 さて、肝心の募集ですが

<瓢箪山教場>

 ※月・水・金コース
  ◎現在1年生の学年は募集停止です。が、先日2年生に上がる際に火・木コースに変更する場合も無理ですかとお問い合わせがありました。
   そのご希望にはあと2名お答えできます。
  
  ◎現在2~4年生はまだ席数に余裕があります。

 ※火・木コース
  ◎現在1年生は、通常は2年生になるまでお受けしておりません。ただし、現状で
   ひらがな・カタカナの読み書き、10までのたしざん・ひきざんができており、70分のそろばん学習をこなせる力があると体験授業で
   判断させていただいた場合は、火・木コースでもお受けいたします。

  ◎現在2~4年生は席数に余裕があります。

 ※両コース共通です
  
  ◎現在5年生以上は原則としてお断りをしておりますが、
   ・4年生以下の兄弟・姉妹と同時入学される場合
   ・引っ越ししてきた方で、前に住んでいたところでそろばん学習をしており、こちらでも継続してそろばん学習を希望される場合
   は、お受け出来る場合がございます。

 入学に際しては、必ず保護者様同伴での体験授業をお願いしております。お仕事が忙しく平日の授業時間での体験が難しい場合は、別途体験授業を設定させていただきますので、お問い合わせください。

 ★瓢箪山教場では、私立中学へ通学中の生徒さんは一律に入学をお断りしております。ご了承ください。

<石切教場>

 ◎1部(16:10~17:20)のクラスで2名程度の生徒を募集しております(学年制限はありません)

 ◎2部以降は原則としてクラス指定制のためお受けしておりませんが、瓢箪山教場同様引っ越しされてきた方につきましてはお受けできる場合がございますのでご相談ください。

 それぞれの教室の授業内容は、カテゴリーからそれぞれの教室を選択していただければご覧いただけます。

 それほどたくさんの人数の募集ではありませんが、先着順で受け付けをさせていただきます。ご希望の方はお早目のお問い合わせをオススメします。よろしくお願いいたします。


★ 11月19日追記

 瓢箪山教場は1名ご入学いただきました。よって、月・水・金コース1年生はあと1名(ただし、次年度から火・木コースに変更していただける方に限ります)となりました。
 2~4年生は合計で3名程度の募集です。

 火・木コースは2~4年生で4名程度の募集です。


 石切教場も1名のご入学が確定しましたので、残席は2名となっております。
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全国展開するお教室との違い

2016-11-17 23:59:39 | そろばんに関する中身
 最近はそろばん教室でも、全国展開をされる法人が複数出てきました。別に否定はしません。

 全国展開されているお教室の最大のメリットは、「全国どこでも、保証された水準の授業が提供される」ことに尽きると思います。

 教材も、指導法も、競技大会も、すべてにスケールメリットが発揮されます。とても私のような小さな個人教室では敵いません。

 でも、逆に「小さな個人の教室」だからできるきめ細やかさと柔軟性があります。

 いいと思ったことはやる! これができるのが個人の教室の最大の強みです。

 一定のマニュアルがあるチェーン展開されているお教室の場合は、「均質化された中身」が最大のウリです。

 逆に言えば、「〇〇教室だけ、△△をやってるよ」という事態はできるだけないようにしなければいけません。

 でも、個人のお教室は、そのお教室の数だけやり方がると想っていただいていいかと思います。

 私の教室では、そろばん教室の枠を超えた指導をしていると思っています。

 私が目指すのは「現代の寺子屋」です。本当に子供たちに身に付けてほしい基礎基本に徹底的にこだわります。

 もちろん、その中身は私の独りよがりなので、社会で必要とされる本質からずれている可能性もあります。

 そんな「とがった」部分も含めて、個人の教室の良さだと想っていただければ幸いです。

 というわけで、とがった先生のとがったそろばん教室で学びたい生徒の皆さんを募集しております。

 (なんと、2つの記事連続で生徒募集につながる、かつてない展開…)

 なんでそんなに募集するの? 生徒が少ないの? 

 決して少なくはないんですよ。 経営危機ではないですよ。 単純に春にズドンと新入生に来ていただいて以来

 トンと新しい出会いがなくて(とはいえ、体験授業を今月は2件受けていただきました)、ちょっと教室に風が欲しいんです。

 とはいえ、瓢箪山教場は、両コース合計で8名程度、石切教場は3名程度の募集なので、殺到すれば(ないでしょうが)定員です。

 瓢箪山教場は、体験に来ていただいた方が入学されると、途端に定員が現実味を帯びます。

 石切教場は、もともとの募集人数がわずかです。

 どちらの教場も先着順で締め切ります。興味をお持ちの方がおられましたら、まずはお問い合わせくださいね。

 
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最近の一連の記事について想うところ~非公開希望のコメントに対して~

2016-11-17 00:21:13 | 日記
 ここいくつか、記事を連投しました。

 単純に私が読んでいて、立腹したことについて書きました。私は、自分で主張する中身にはなるべく自己矛盾がないように書いています。ブログを読んでいただいているみなさんにお伝えしたいこと。それは、ウソ偽りない、指導者としての想いです。

 残念ながら、私は未熟な先生です。ここ数年お付き合いさせていただいている某塾の先生なんて、私は足元にも及ばないくらい高い能力をお持ちです。そろばんの先生でも、いったい何歩先へ行かれてるんだろう? と思うくらいすごい先生が何人もおられます。

 でも、そうした先生方に刺激を受け、自分を鼓舞しながら、自分の理想とする形を具現化するために、日夜考えています。

 しかしながら、自分のすごさを喧伝するだけならまだしも、他人を侮蔑することで、相対的に自分を高く見せようとするのはなんだか違うという気がしたんです。

 私も過去にYDKシリーズで、他の塾さんを侮蔑したことがあります。それは「子供を見ていない」という点において行ったつもりです。生徒を伸ばすのが塾の務めであるはずなのに、それを放棄したことに対して怒りました。

 最近の怒りは「自分のしていることが正しいと主張するために、結果を出している事実をさも最低かのように言うこと」に対してです。

 どちらも本来は自分以外の方々を侮蔑することはよくないことだと思います。何度も何度も自分の書いた記事を、そして尊敬する塾の先生のブログを、そして今回怒っている相手方のブログを読みました。

 で結論。自分の生徒に集中しよう!

 さて、中学3年生は受験が現実になってくる時期です。そろばんの6年生は、今後を検討する時期です。少しでもお預かりしている生徒を伸ばすこと。私の本分に全力投球! 仕切りなおします。
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読まない方がいいブログ

2016-11-12 00:18:43 | 学習・塾に関する中身
 ちょっと、最近気分が悪くなるブログを立て続けに読みましたので、そのことについて思うことを書きます。ネガティブなお話を読みたくないという方は、この記事は読み飛ばしてください。~私が尊敬する先生とあえて同じタイトルです~










 正々堂々と謝罪することには、相当の勇気が必要とされますよね。

 人生を積み重ねれば積み重ねるほどに、積み上げてきた高さを崩すことになるかもしれない事実に向き合うのは、生半可な覚悟でできることではありません。だからこそ、人前に立つということには細心の注意を払わなければいけません。

 少し前のブログで「東大論文不正」から感じたことについて書かせていただきました。私自身は十年以上積み上げてきた自分の研究の成果と、その研究の先に見えるであろう期待を、たかが学生の実験結果でいったん崩す決断をした教授に、指導をしていただきました。

 もちろん、私は今でも実験結果に間違いはなかったと考えています。でも、学生の実験結果です。今にして思えばよく受け入れてくださったなと思います。もちろん、実験手順は何度も何度も確認されましたし、生のデータも一つ一つ丁寧に確認されました。私も教授の苦悩は理解できているつもりでしたが、目の前の結果からは逃げたくはありませんでした。

 この場合は、別に教授の積み上げて研究が間違いであったわけではないですが、「君のデータがおかしい!」と、否定することは可能だったわけです。でも教授はそうはなさいませんでした。結果に一緒に真摯に向き合い、そのデータから考察するに足る妥当な結論を支持していただきました。

 つまり、私を指導していただいた教授は、自分の考えを否定するデータを受け入れ、積み上げたものを一度崩されたわけです。それは間違いを正々堂々と謝罪することに、等しい重さがあると今でも思っています。
 そして私は、こうしたまっすぐな考えを持った教授に指導していただいたことを、今でも誇りに思っています。本当に素晴らしい恩師に出会えたと感謝しています。

 でも、正々堂々と謝罪することを恐れるあまりに、それまでの自分の主張を「なかったこと」にしてしまう方が私の近くにいることに驚きました。そしてその方はご自身のブログで、ご自身の指導の素晴らしさを喧伝する一方で、私や、私と同じ考え(その先生の言葉をお借りするならば、「教育に対するまっすぐな考え方」の先生)を、ご自身のブログ上で間接的に非難されていました。

 私も、私が尊敬する同じ考えの先生方も、ブログ上で名指しせずにその考えに対する意見を述べました。それからすでに数日が経過しましたが、私や、私が尊敬する先生を攻撃したその方は、のほほんとご自身のブログを当たり障りもない内容で更新されています。

 自分で発信した内容には責任が伴います。IDが拒否されたり、アクセス不可で触れなくなったりする、なかなか都合の良いホームページがあるようですが(もし、IDが拒否されたり、アクセスが不可になったとしても、ネット上にはそのホームページは最終更新時の姿で残っているはずなんですがねえ、だってアクセスできないんでしょ? なぜホームページごと消えてしまうのかな?)、私はそんな姑息な真似はせず、誤りがあれば正々堂々と謝罪したいと思います。 
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