東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

先生にもいろいろな方がいますよね

2017-03-30 14:16:55 | 日記
 そろばんの先生を始めるにあたって特にこれといった資格は必要ありません。各地にある珠算団体への入会時に資格を必要とする(珠算1級程度のそろばんの力ですね)場合はありますが、いわゆる教員免許状(国家資格)を必要とする珠算団体は聞いたことがありません。

 というわけで、そろばんの先生は(語弊を恐れずに言えば)誰でもなれてしまうのです。だから最近は学習塾にそろばん教室を併設するという教室が増えてきました。こういう教室は必ずチェーン展開をしていくわけです。

 普通に考えればなかなか教室を増やしていくことに比例して先生の数もまた増えていくわけです。学校の先生を考えてみればお分かりいただけると思いますが、「教員免許という国家資格」を持つ学校の先生でさえ、教員としての資質に疑問符をつけざるを得ない方が少なくありません。

 学校という場では様々な子供たちが場を同じにして学びをします。そのために、先生には様々な子供たちの問題に対して対処できるための知識を身につけてもらう必要があります。そしてその最低限の能力の担保が「教員免許」であると思うのです。その「教員免許」を所持する先生ですら、最低限の能力が担保されているかどうかすら怪しい先生がいるわけですよ。
 ということは、「国家資格」を必要としないそろばんの先生の場合はどうやって最低限の能力を担保するのかというお話なんですが、私はそれこそ「その先生個人と会ってみて信頼できるかどうかを判断するしかない」と思っています。

 大手のそろばん教室さんだと、社内資格として「珠算教師認定試験」のような資格を認定し、研修をすることで、指導の質を担保しようとしていいるところが複数あります。もちろん、ないよりはいいですし、この制度によって指導の質がある程度担保されることは良いことだと思います。
 しかし残念ながら、こうした社内資格を取得したとしても「子供たちの前に立つ教育者」としての指導の質までは担保されないと感じます。なぜか? 毎年のようにそういう教室から、私どもの教室や、仲良くさせて頂いている個人のそろばん教室へと転籍してくる子供たちがいます。そしてそういう子供たちの大半が「前の先生はできる子ばっかり相手する」「何回も間違うと怒るねん」と訴えてきます。

 誤解のないようにお願いしたいのですが、もちろん大手さんの指導者の中にも素晴らしい方はおられるでしょうし(聞いたことがなにのでいますとは断言しません)、個人でそろばんの先生をされている方の中に、指導者として疑問符をつけざるを得ない方もまたいます(これは私の知っている限りでいますので、断言できます)

 学習塾の先生ももちろん同様だと思います。だからこそ大切なことは「保護者の皆様が信用してお子様を預けることができるか」という視点で先生を見ていただきたいと思います。

 私は常に「大切なお子様をお預けいただいた」という気持ちをいつも持つことを心がけているということだけは間違いなく断言できます。お子様を全員伸ばしていますか? と問われると自信はありません。自信を持って言えるのは「全員の個性や特性をできる限り把握して、全員が今の力よりも少しでも伸びるように考えて指導しています」ということだけです。

 こんな先生でよろしければ、春からそろばん始めてみませんか?(←おおっと、この流れで宣伝とは…)

 石切教場は現在入学をお持ちいただいている状態です(入学予約をお受けしている状態です。最短で6月スタートになります)

 瓢箪山教場は、月・水・金コースは新年長さん・1・3・4年生を募集中です(新2年生は定員のため募集停止です)。火・木コースは新1~4年生を募集中です。どちらのコースも3名程度の空きがあります。

 お問い合わせ・体験授業は随時受付中です。よろしくお願いいたします!
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おはようございます。行ってきます!

2017-03-29 06:29:30 | 日記
 本日は、無事志望高校合格を果たした中学3年生(う~ん、高校1年生?)と、合格おめでとう遠足に行ってきます。

 これから出発です。瓢箪山に帰ってくるのは22時くらいかな…。

 43歳の体やいかに?

 今日までブログ更新してなかったやないかい!

 と叱られそうですが、なんやかんやと忙しかったんです。春休みでも遊んでるわけではないんですよね…。

 まっ、行ってきます!
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中学進学にあたって

2017-03-21 23:46:07 | 日記
 私の教室にも、もちろん中学進学を迎える6年生がたくさんいます。

 中学進学を機にしてそろばんを卒業する生徒もいますし、目標の級位を取得するまで頑張る生徒もいます。あるいは、こそっと隠れてやっているお勉強指導を始める生徒もいます。

 中学進学というのは、子供たちにとって非常に大きな出来事です。教科ごとに先生が変わり、クラブ活動もある。お勉強も大変になる…。自分が兄弟の一番上の場合はとにかく身近な情報源がないので必要以上に不安になっている場合もあります。

 しかしながら、子供たちの順応性はとても高いのでほとんどの心配は杞憂に終わります。でも、中学進学にあたって最も大事なことがあるのです。それは「必要以上に不安を煽らない」ことです。

 「中学になったら、勉強いっぱいせなあかんねんで」← 間違いです。中学になっても勉強しなきゃいけないんです。小学生の間にその習慣がついていないものがいきなり中学生になってお勉強ができるようになるわけがないんです。

 「中学なったらすぐに塾に行かなあかんよ」← 半分間違い・半分正解です。お子様を信頼して預けることができる塾であればどうぞ始めてください。でも「とりあえず」はやめたほうがいいと思います。それよりもまず、確実に毎日お勉強する環境と持久力を育ててあげてほしいと思います。

 「クラブしてたらクタクタになって何もできなくなるよ」← ちょっとだけ正解です。最初の2週間はキツイですね。ふらふらです。でもGWを過ぎる頃には体も心も慣れてきますよ。

 確実にいえることは「中学生になったからといって、何かが急にできるようになるわけではなく、あくまで小学生の時の延長線上に中学生活がある」ということです。中学入学で伸びる生徒は、小学生生活でその伸びる片鱗を例外なく見せています。

 えっ? 今まできちんとしてなかった。いまからじゃ遅い? だ・か・ら 子供たちには脅威の順応性があります。たった今からきちんと「いいことはいい。だめなものはだめ」を徹底してください。最初が肝心です。まずは春休みの過ごし方から考えましょう。

 本当に必要ですか? ゲーム・タブレット・スマホ・個人用のテレビ・ipod…。きちんとルールを決めて、機械に時間を使われる子供ではなく、機械と時間を使いこなす子供にしてください。そうすれば自ずとお子様の向く方向は良いものになりますよ。

 私は変わらず「いいことはいい! ダメなものはダメ!」を貫き通す大人であり指導者であり続けます!
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ただいま懇談期間ですが、本当にすいません

2017-03-19 22:55:17 | 日記
 昨日土曜日・本日日曜日と、ともに1件ずつメモした日付を1週間間違えていまして、懇談の時間に遅れたり、日にちを変更して頂いたりしました。本当に申し訳ございません。忙しいとか、そういう問題ではなく、信義に反することであるにも関わらず、ご対応いただきましてありがとうございます。

 ブログにこんなこと書いたらマイナスしかない? そうですね。でも間違いなく大人としてしてはいけないことを、一度ならず二度までも(あっ、同じ方に続けてではないですよ)このような失敗をしたことは、隠せない事実ですので。普段偉そうな物言いをしておりますので、失敗についてもきちんとありのままを書きます。

 次の記事で、懇談期間でいろいろとお話をいただいたことについて書きます。
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お疲れ様でした

2017-03-18 00:09:11 | 学習・塾に関する中身
 本日の公立高校合格発表の結果を持って、現在3年生の全てが終了となりました。お疲れ様でした。

 私の教室の生徒は全員合格を果たしました。ここ4年間、毎年必ずレベルを上げて受験する生徒がいますので、涙を飲む可能性が決して低くはない受験が続いていますが、今のところ4年間不合格者は出ていません。

 これはあくまで「たまたま」です。私の教室の生徒が合格をしている裏には、努力した結果が報われずに涙を飲んでいる生徒がいるはずです。

 今日の不合格もまた「たまたま」です。たった一日の試験で絶対にみなさんの値打ちなんかは決まりません。その努力はこれからの人生において、決して無駄ではなかったと断言できます。

 そして、たった一日の結果で自分の値打ちを決めないで欲しいと思います。あなたの値打ちは、これからのあなたの行動でいくらでも付加価値がついていきます。今日から3年先を見据えた行動に切り替えてください。

 そして、今日合格を勝ち取ったみなさんにはまずは「おめでとう」そして「お疲れ様」でした。そして今から次のステージへ向けて努力を始めてくださいね。これからが次のステージの始まりです。

 私の教室の現3年生へ

 おめでとう! そしてお疲れ様でした。この学年は人数も少なめで、変則的な授業をしましたが、よく頑張ってくれたと思います。特に最後の追い込みはなかなか見ていて「やるな!」と思いました。教室も狭く、たくさんの不便をかけたと思いますが、本当によくついてきてくれたと思います。心の底から感謝しています。ありがとう! 困ったときはいつでもきてください。私はずっとここにいます(のつもりです)

 石切教場卒業生で、今日までずっとつながってくれたメンバー・保護者の皆様へ

 卒業後もずっと先生の下へと来てくれて本当にありがとう。お勉強を指導したわけではないけれども、ずっと先生の下へきてくれたこと、うれしく思います。そして卒業後も来てくれることは、何より先生自身の自慢です。本当にありがとう! そして天王寺高校への合格。ほんとうにおめでとう。5年生の終わりに、天王寺に合格できるという予言を、現実のものにしてくれたこと、そのたゆまぬ努力に敬意を表します! そしてあとの2人も、ともに進路について悩めたことを誇りに思います。
 保護者の皆様には、私のところへ訪問することに、快く送り出していただいたことに感謝いたします。お子様に関わり続けることができたこと。本当に感謝しております。


 さて、新3年生の諸君。いよいよ成績に関係なく最後まで預かることに腹を決めた(伸びても進学塾への転籍を勧めないという意味です)最初の学年である君たちが、いよいよ受験のステージに向かいます。先生もこの1年間は君たちを徹底的に鍛えていきますからね。覚悟してくださいね。


 最後になりましたが、瓢箪山教場現3年生の保護者の皆様。そろばんの先生であるがゆえに、決して十分な指導ができたとは思っていませんが、できる限りの指導をしたと思っています。最後までともに歩ませていただいたことに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
コメント (2)
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